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クマともコミュのきょうのクマたち 

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クローバー2012.6.4
 きょうから、県の臨時職員の方々3名が、八幡平クマ牧場のクマのお世話に来てくれます。地元、鹿角市の30代から60代の男性です。奥山に棲むクマを感じながら暮らしている地域の方々なので、こころ強いです。

 男のエゾハルゼミたちが恋歌の大合唱です。牧場の裏手は春の精気いっぱいにのびゆく木々。雪どけ水は、どこまでも澄んでいます。

 きょうのお世話係は、県職員が4名、非常勤職員が3名、経営者の方と計8名。以前まで一日置きだったクマの食事が、毎日になります。

 午前中は、全国から県に届けられたクマへの支援フードを、クマたちが食べています。クマ専用フード、クマ専用フードに近い牛フード、犬フード、子グマにあげる粉ミルク、リンゴ、クズ米などがクマ支援に贈られています。どうもありがとうございます。

 午後からは、大館市まで病院などの残飯をもらいにゆきます。丸いペールが10個ほども満杯になる重労働です。八幡平と大館市は距離があるため、往復と、その残飯をクマごはんとしてあげることが、午後のしごとのほとんどです。

 展示場とごはんを食べる部屋は別で、移動ができるようになっています。ご飯を食べた後は水でコンクリートの床を洗い流します。

 わたしは、クマ本来のごちそうであるフキやイタドリやタケノコがいっぱい自生している地域なので、少しずつでも、クマたちが、このごちそうも食べることができるようになるといいなあと思っています。

 食べなれていないので、まだ、匂いをかいだり、かじったりしてみて、遊んでいるような感じです。きっと、なれてくれば、おいしいという顔をしてくれるような気がします。

 クマに会いにゆく日は、いつも晴れます。八幡平の山神様が、アイヌモシリから来たヒグマを神様として、敬っているのかもしれません。



 きょうは、クマの中で、名前のないクマたちに、本人に同意を得ずに名前をつけてもうしわけないのですが、呼び名を考えました。

 この牧場でつがいは一組です。牧場で長生きのようですが、残念ながら歳を知る人はいません。このつがいの子どもたちは、推定7歳、4歳、3歳、今年5月8日に確認された2歳の計11頭です(合計21頭中)。女グマにこれ以上、妊娠、出産の負担をかけたくないのですが、そのためには別々のオリに入ってもらわねばならず、どうやったらそうできるのか検討中です。

 この牧場がある地域は「八幡平(はちまんたい)」。山神様にクマたちに無事をお祈りにゆきました。樹齢が何百年かもわからないほどのミズナラの巨木である神木と、霊水がたえることなく流れていました。ミズナラも湧水も、この山のクマたちを元気に育てるいのちです。

 そこで、きょうから、この牧場でもっとも大きく威厳のあるグリズリーの男ヒグマを「はちまんたろう」と呼ぶことにしました。女ヒグマは、山神は女神であることが多いので「ひめこ」。

 このつがいの子グマで、5月8日に確認された2匹に、始めて会いました。わんぱくな子グマと、おとなしい子グマの2匹です。いま、八幡平の山々は、トチの巨木のミルク色の花々と、ムラヤキサシオなどの目の覚めるような赤紫のツツジが満開です。

 そこで、わんぱくな子グマは「つつじ」、おとなしい子グマには「とっち」(とちの花から)と呼ぶことにしました。どうぞよろしくお願いします(わたしが勝手に呼ぶのですが)。



 全国各地の方々のこころと手で、これから、もらわれないでここに残ってしまったクマであっても、八幡平の自然を生かした自然公園のような環境の中で、かぎりなく本来の野性の力をよみがえらせて、暮らしていけるようにできたらと思っています。どうか皆さん、力をかしてください。

コメント(12)

ありがとうございます。

名前、いいですね。

とくに「つつじ」と「とっち」が気に入りました芽むふっ
 もも☆RESPECT☆高江さん、ありがとうございます。この子たちはまだ赤ん坊なので、歯がはえたらフキやイタドリやタケノコ、ドングリなど、本来のヒグマの好物を好きになれるよう、野性の生命力をそこなわぬように育ってもらいたいと思います。また牧場にゆくときには、せっせとこれらのものを摘んでいきます。
2012.6.7
 2頭いっしょにオリにいれられているヒグマのあかちゃん、とっちとつつじ(わたしがそう呼んでいます)。首まわりの毛が真っ白な輪になっているおとなしいとっちの顔に傷があった(6.4)。

 今朝、経営者の方から電話があり、とっちがつつじに耳もかじられ、傷が増えたため、別々のオリに入れたとのこと。よかった。

 本来ならば、母グマのひめこといっしょに住まわしてあげたい。赤ちゃんなのに不安で、パニックになっているのだろうと思う。父グマのはちまんたろうに一部屋、母と子グマの親子に一部屋、そんなふうに移動できないのだろうか。なるべく早く牧場を訪れたい。
2012.6.8
 八幡平クマ牧場は、白神山地から八幡平につながる「緑の回廊」保護区域にあります。圧倒されるいのちの森です。どうか、こんな豊かな地にいながら、苦しみながら生きてきたクマたちを共に応援しませんか。

白神山地と緑の回廊でつながる八幡平
http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/policy/business/management/hozen/pdf/hogoiti_zen.pdf

http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/sidou/kairou.html
2012.6.12
 八幡平クマ牧場のツキノワグマは男が、ムサシ、タロ、ゴロー、女がタカコ、愛知県から来た子グマがトヨコとアイコ(性別不明)の6頭。どうか、いじめられずに、のびのび、幸せになっておくれよ。

「八幡平クマ牧場からツキノワグマ6頭の受け入れ可能、北秋田市」
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20120612o

 鹿角市の秋田八幡平クマ牧場のクマ27頭の受け入れ問題で、阿仁熊牧場を所有する北秋田市の津谷永光市長は12日の定例会見で、ツキノワグマ6頭の受け入れが可能だと判断したことを明らかにした。ヒグマについては引き続き検討。近く県に正式に回答し、具体的な協議に入りたいとしている。

 津谷市長は「阿仁熊牧場では、ツキノワグマを主体に飼育してきたノウハウがある。飼育スペースからも大丈夫だと考えた」と述べた。県の考えを聞き、秋田八幡平クマ牧場からの輸送手段の検討や、同牧場の個体管理の情報共有などが必要だとしている。

 ヒグマについては、「ツキノワグマと生態が異なり、飼育中の1頭が高齢」とした上で、クマ同士の相性やスペースの余裕などを検討し受け入れが可能かどうか早めに結論を出すとした。

 市商工観光課によると、阿仁熊牧場の飼育頭数は5月28日現在、ツキノワグマ83頭、ヒグマ1頭の計84頭。

(2012/06/12 19:51 更新)秋田さきがけ新報
2012.6.19 まだ経営者の方の弁護人と連絡がつかず、クマ牧場へゆけない日々が続いています。つらいです。クマのプロフィール、県からさらに詳しい情報をいただいたので、更新しています。きょうも、27頭のクマたちと共にいのちのある方へと歩いていけますように。
2012.6.22

  県の担当者によると、受け入れ先の希望のあるツキノワグマ6頭に関しては、残飯はやめて、クマフードを食べているようです。マイミクさんも、フードの支援をしてくださっています。どうもありがとうございます。

 男のツキノワグマと同じオリの中にいる、小柄な女グマ(劣位)のタカコも、なんとかいじめられないようにがんばっているようです。来週会えたら、励ましてきますね。

 なんとか、来週には、クマ牧場のクマに会いにいけそうです。今年生まれたヒグマの子っこには、本来なら野生のクマの大好物の山菜を食べられるように、いっぱい摘んでゆきます。
クローバー2012.6.26
 県庁担当課の許可がとれて、6月4日以来のクマ牧場に行きました。牧場内で、わたしと写真家の江川さんに同行してくれたのは、県の動物管理センター方です(誠実な方でした)。

 ごはんは、月、水、金は残飯(八幡平から大館まで回収に行っています)、火、木、土、日はクマフードほか、贈呈されたフードをクマたちは食べているとのことです。

 ツキノワグマはフードの他、阿仁クマ牧場で与えているトウモ
ロコシ圧片をあげているとのことでした。(数日前、阿仁クマ牧場の責任者に会いにいったところ、市長は受け入れを表明しているけれど、まだ牧場には何も相談はないので、クマの受け入れに関してどうするかなど、動いていないとのことでした)。

 残飯になれているため、フードを食べると下痢をするとのことでした。汚れたおしりにも、ていねいに水をかけているとのこと。大事にされており、うれしいです。

 みな、おなかいっぱい食べているので、4日に会ったときよりも、おだやかな表情をしていました。

 クマたちの飼育支援をしている人たちは、非常勤職員が3人、県庁担当課から3人、県動物管理センターから2人、この人たちがシフトで、残飯作業のない日は4人から5人、残飯作業のある日は6人で作業をしてくれています。2班にわかれ、1班は食事支援、2班は掃除や補修支援をしてくれているとのこと。

 この1月に産まれたヒグマの子どもを「とっち」(首のまわりが白いネックレスのような毛で、とちの花々がきれいだったので)と「つつじ」(レンゲツツジのように鮮やかな元気な子だったので)と、おらは呼んでいます。

 父クマと母クマが同じオリに入っています。父グマに子グマが殺されるのをさけるために(野生では、母グマひとりで子どもを育てます。近くには父グマはいません)、一頭ずつ、小さなオリに入っています。母と子グマたち、父グマは別のオリならば、母親と共に、安心してくらせる時期です。

 母グマのかわりにはなれないけれど、とっちとつつじが、元気で、かぎりなく本来のクマとして生きることができるように、支援していきたいです。摘みたてのフキを小さな折って、ふたりにあげました。

 できるだけクマたちに会う機会を増やし、クマたちのこと、こころある方々に伝えていきたいです。27頭の写真と動画を撮りました。後日、アップさせていただきます。動画のアップの仕方を知っていらっしゃる方は、じゅんに、教えてください。よろしくお願いします。
クローバー2012.7.9
 クマたちに会いに行きました。

 いまは毎日、おなかいっぱいに食べることができるので、安らいだ表情をしています。

 今年1月ごろに産まれたヒグマの子っこの「とっち」と「つつじ」(おらがそう呼んでいるのですが)は、ムクムク大きくなってきました。ごはんは、クマフードです。

 オリに一頭、頭、入れられており、もっと自由に遊ばせることができたらなあと思います。

 フキとかヨモギとか、クマ本来の好物をあげたいのですが、配水管がつまるという理由で、あまりあげることができません。

 同様に、遊具になるタイヤや丸太なども、クズが出るとだめなので、展示場に入れることができません。ほんとうに、クマの身にはまったくなっていない施設です。

 このクマ牧場の多くの子っこたちの母さんと父さんである、「姫子」と「八幡太郎」(おらがそう呼んでいるのですが)。

 初夏は、クマの発情期です。姫子は高齢のようで、八幡太郎の発情を避けています。こころ安らぐことがなさそうで、とてもつらいです。

 なんとか、一日も早く、別々のオリで暮らすことができますように。姫子にはとくに、ゆっくりと、老後を過ごしてほしいです。哀しい目をしています。

 県の担当の方々、県の非常勤で働いてくれている地元の方々がこころ温かで、頭が下がります。ありがとうございます。しかしながら、10月までしかクマの飼育予算は計上されていません。

 クマ本来の暮しを取り戻してもらうために、クマ生態系公園を創っていけたら、どんなにいいでしょう。そのためには、こころ温かな方々の応援と知恵が必要です。

 皆さん、どうぞよろしくお願いします。
> じゅんさん。伝えていただき、ありがとうです。(としか言えなくて心苦しいですが… )国の支援が必要ですね。今の「お国」があてにはならんのは分かっていますが、それでも働きかけはしなければなりません。環境省に要望します。 熊たちに会いたいな。
 ももさん、めぐり合いの季節に、白神や八幡平をご案内したいです。

 国がいのちの輪っかをそこなうことに使ってきた大事なわたしたちの税金。日本にはまだ、保護された野生動物の生態系公園はありません。だからこそ、秋田県にクマサンクチュエリを創ってゆきたいのです。所有権が現在の経営者にあるままだと、なかなか難しいことが多いです。なんとしても、このクマたちと共に生きてゆきたいです。
 2012.9
 先週、八幡平クマ牧場のクマたちに会いにゆきました。

 県の担当者、非常勤職員の地元の方々、皆さん精一杯働いてくださっています。どうもありがとうございます。

 わたしのまなざしはクマにあるので、一頭、一頭のことが、気になります。

 このクマ牧場には、3つのコンクリート展示場と、そこへ出入りできる暗い食事場があります(他の狭いオリもあります)。

 人間がつくった雪山を登って射殺されたクマたちがいた展示場に、別のクマたちが移動になりました。

 クマどうし、相性があります。暗い食事場で、おらをみつめるクマたちのことが、とても気になりました。

 本来、野生で生きるときには、たったひとりで生きてゆくクマ。それを、多頭飼いするクマ牧場では、どうしても、ひとつのオリの中に序列ができます。劣位にあるクマは、つらい立場においやられるのです。

 おらは、いつも、こういうものたちに、目がゆきます。

 今年1月に生まれたヒグマのとっちとつつじ(「クマとも」でそう呼んでいます)は、ムクムク大きくなってきました。「くまんち」さんが中心になって贈ってくださるクマフードのおかげです。

 八幡平にはクマの好きなものがいっぱいあります。これからの季節だとリンゴも。排水処理の関係で、旬の食べものをあげると配管がつまるオリもありますが、この子グマたちには、本来のクマの好物も食べさせたいです。

 もっと、じっくり、一頭、一頭のクマたちと対話したいのですが、残念ながら、面会時間がかぎられています。八幡平への往復時間のほうが長いような現実があり、とても残念です。

 ことばにするのに、とてもエネルギーのいる現実があります。

 いま、県議会では、八幡平クマ牧場のクマたちが移送される阿仁クマ牧場の設備改善費のことが話し合われています。

 それは、とても大事なことですが、その前に、このクマたちのことを、自分の子どものようにわかろうとする人たちが必要です。どんな環境で、一頭、一頭は安らかに、それぞれの個性を生かして暮してゆくことができるのか。

 施設改善は、一頭、一頭のしあわせの延長線上になければならないはずです。

 広く、クマのことを思う人たちの意見を出し合う必要があります。どうか皆さん、応援ください。

 

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