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石原莞爾平和思想研究会コミュの大東亜戦争はアジア解放戦争

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1941年、日本は、最後の最後、ギリギリまで、和平を求めていました。しかし、何が何でも戦争を日本に起こさせたかったのが、アメリカのルーズベルト大統領でした。日本は、アメリカによって開戦へと追い込まれました。それが忠実です。

ただ、「追い詰められ、仕方なかった」というのは、主体的決断を欠いています。追い詰められた日本は、決然として立ち上がった、そう自信をもって論じるべきです。大東亜戦争は、第一義として、自衛戦争であったからです。

しかし、日本は同時に、アジアの解放戦争であるという位置づけも、当初からしていました。1941年11月5日の御前会議における決定「帝国国策遂行要領」第一項には、次のように書かれています。

帝国ハ現下ノ危局ヲ打開シテ自存自衛ヲ完ウシ大東亜ノ新秩序ヲ建設スル為此ノ際対米英蘭戦争ヲ決意シ。自存自衛と同時に、「大東亜新秩序建設」が、しっかりと宣言されているのです。「東亜共栄圏構想」とか「東亜新秩序の建設」とは具体的に何を示していたのか。

1941年7月に発行された文部省数学局編『臣民の道』には、日本の任務として、次のように書かれています。

壱、 政治的には、欧米の東洋侵略によって植民地化されたアジア民族を解放し、
弐、 経済的には、欧米の搾取を根絶し、
参、 文化的には、欧米文化への追随を改めて、東洋文化を興隆すること。

日本政府と日本人は、白人列強が有色人種を、その植民地で差別し、搾取していることに、義憤を感じていました。大東亜戦争は、追い詰められて、開戦に至ったが、ひとたび戦争となった時には、日本の若者は、その大東亜戦争の大義を抱いて、戦地に向かったのだ。

その若き戦士たちの思いを、決して侮辱してはならないのです。彼らは、真実、欧米列強の白人キリスト教徒たちから、差別され、搾取されてきた有色民族を、救おうと戦ったのです。今、世界の有色人種が奴隷から解放されたのは日本人が命をかけて戦ったからなのです。

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