Voice　echoesコミュのなぜなにえこーず。vol.4

とうとうライブ本番が明後日と迫りました！
明日はdasLied卒業ライブのリハーサルなので、実質今日が最後の練習でした。
本番は上手くいかなくとも、皆さんに少しでも楽しんでいただけたら、何か伝えることができたらいいなーと考えています。

さて、第三回は、うちのでぱちゃんによる自己紹介でした！

「Rajatonの曲はイメージしやすく、感情や表情を曲に乗せやすいと感じています。」

良いこといいますねー。伊達に2年アカペラやってないですね。
僕はエコーズが一番大事にしなければいけないことは曲に「思い」を込めることだと考えています。
曲の作るメロディーとそれが見せる風景が作り出す「世界」。
その世界にある「思い」を伝えることが歌なんじゃないかな、と思います。

さて、本日は曲紹介第二弾です。
僕らは今までも書いたようにRajatonの曲を中心として歌っているのですが、たまに違うグループの歌を歌うこともあります。
今日、ご紹介するのは、Vox OneやらTRY-TONEやら現代のアカペラに大きな影響を与えたグループであるThe Singers Unlimitedの曲で、
「Try to Remember」
です！

……と思ったら、動画がないだと…。
…興味があれば探してみてください。
もしくは、僕らのライブに聴きにくればいいですね！
あ、でも、明日のセトリには入っていない←ネタバレ
一応、紹介はしますー。



Try to remember the kind of September
When life was young and oh so mellow

Try to remember the kind of September
When grass was green and grain was yellow

Try to remember the kind of September
When you were a tender　and callow fellow

Try to remember and if you remember
Then follow, follow, follow…

Try to remember when life was so tender
that no one wept except the willow

Try to remember when life was so tender
When love was an ember about to billow

Try to remember and if you remember
Then follow… follow…

Deep in December it's nice to remember
Although you know the snow will follow

And follow… follow…



なんというか、甘酸っぱい詩です。
過ぎ去ってしまった青春。忘れえぬ故郷。
胸に沁みる懐かしいメロディーに泣いてしまいそうになる自分は老けているのでしょうか？←

さて、詩をパッと見ても分かると思うのですが、すべての行で韻が踏まれています。
とくに、個人的には意味も含め第五連が見事だな、と思います。
とはいえ、韻が見事に踏まれるというのは歌う側からすると、歌詞を忘れるリスクが高まるということでもあります。困りものです。

ところで、この曲は楽譜上はSSATBBとなっているのですが、S1のS2の動きは変わりません。
また、BとBの動きもところどころ重なるので、音は4〜5枚で推移することとなります。
なので、エコーズにしては音は比較的柔らかい和音が多いかなと思います。
ただ、数が少ないだけで和音自体は結構難しいです。

エコーズでは尺を短くして歌っていますが、フルで歌う場合、正直これだけ難しい音の動きで2段階にかけて、転調するなんて悪夢でしかありません。
けれども、決まったときは実に胸に迫る和音だと思うので、いつかチャレンジしたいものです。

さて、次回以降の予定です。
第5回：メンバー紹介?：けんた、こと、高橋健太
番外編：ライブを終えて。皆さんからのライブの感想トピ
第6回：曲紹介?：「A Poison Tree」
第7回：メンバー紹介?：あいちゃん、こと、吉岡歩惟
第8回：曲紹介?：「Un-Wishing Well」

ぜひ、お楽しみくださいませ。