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コレ何?技術とモノづくりコミュの人間と道具

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人間の一般的考え方からいえば、使い方が解らないモノは当然買うことはないだろうし、ましてやそういうモノを作ろうなどという考えが起ころうなどとは思わないというのが当たり前のことでしょう。
しかし、現実を見てみると自動車は走っている(皆さん自動車がどういう原理で走るのか解りますか?)し、パソコンは当たり前に誰もが普通に使っていますね。まあ、車の運転には免許証が必要ってことがりますけど、パソコン使用には特段の資格は要りませんね。でも、これは考えてみれば大変恐ろしいことですよね。高度情報機器のイノベーションはすごい勢いで進んでいて、それらがこの世の経済を回し得ているような様相ですが、これらの高度に進んだ情報機器を素人がビジネスや教育で当たり前のように使っているわけで、でもこのことはなんとなくある特定の機能については使えてしまうから使っているというだけの話であって、無免許の人がエンジンをかけてアクセルを踏むと車が進むから運転しちゃっているということと変わるところはありませよね。自動車を止める方法を知らない人も中に入るかもしれません。
昨日、アメリカのドキュメンタリー映像を観ていましたらスリーマイル島事故の当事者インタビューで彼は、インタビュアーの何故原発建設を決定するときに民意を無視したのかという問いに対して「原子力という技術的にあまりにも複雑すぎるものを一般民間人に説明することなど意味がないと思ったし、考えたこともなかった」と実に正直に答えていました。
が、しかし、実際にスリーマイル島事故では、彼ら専門家を自認している集団が全くのお手上げ状態だったわけです。

コメント(2)

先日、森アートミュージアムへ歌川国芳展を仕方なしに観に行ってきました。仕方なしというのは国芳に対してではなく、あの醜悪な六本木ヒルズとかいうブツが見たくないということです。
歌川国芳は、昨今メディアで頻繁に取り上げられているせいか大盛況で(森美術館さすがですね)平日にもかかわらず大勢の来場者でした。
入口でメガネをリーディング用(格好つけてます。老眼鏡のことですね)に掛け替えていざ鑑賞したわけですが、国芳のデッサン力や想像力、構成力、そして反骨に改めて感心したのですが、それよりも僕を感動させたのが、当時の版から擦りまでの工程に携わった職人さんたちの仕事の凄味でした。驚くべき技術と執念 などと言ってしまいますが、当時の職人にとっては当たり前のことだったことでしょう。トニカク超弩級です。
 なんなのを見てしまうと江戸末期を頂点に(それは鎌倉かもしれませんが)文化もそれを支えている技術や気概も衰退し続けて今日に至っているとの思いが拭えませんでした。
磨きがいのあるモノ。愛用している道具は、苦労とも思わずむしろ好んで磨きますね。嘗てのフィルム・カメラなどもとにかく暇さえあれば磨いたもので、一眼レフの軍艦部分などは磨きすぎて表面の塗装が剥げて筐体そのものの真鍮の地肌が出てきちゃったりして、それはそれでまたすごく良い風合いになって、いかにも永年連れ添った相棒というような気持にすらなりますね。
ところが、これがプラスティックだったりチャチな鍍金だったりだと磨きたいという気がさっぱり起こりません。同じモノだろ〜 とおっしゃる方もおいでになるかもしれませんけど、同じじゃないですね。時間と共にますます愛着のわく道具とそうじゃないものってあるんですね。

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