ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

障害者の自立・交流・防災コミュの名古屋地下鉄広告問題「赤ちゃんの指、5本ずつありますか?」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
情報です。ゆっくり読んでみてください。
◆概要
特定非営利活動法人名古屋NGO センター及び独立行政法人国際協力機構中部国際センターの共催により実施した「地域NGOの広報力を高める研修」において、研修プログラムの一環として作成し、2010 年10 月から11 月まで名古屋市営地下鉄鶴舞線に掲載した6種類の広告のうち、劣化ウラン弾や放射能汚染の影響の深刻さを伝える目的で制作した広告のキャッチコピーに対して、複数の団体および個人の方から抗議が行われる。
◆広告コピー
「赤ちゃんの指、5 本ずつありますか?」「出産時、日本では「先生、男の子ですか?女の子ですか?」と聞きますよね。地球上のいくつかの地域では、おかあさんはこう聞くのです。「指は揃っていますか?」。それらの地域の多くは放射能や化学兵器などで汚染された大地を持っています。傷ついた子どもたちやおかあさんを救うため、あなたにもできることがあります。」
◆抗議を行った団体・個人
・斎藤亮人 名古屋市議会議員 ・先天性四肢障害児父母の会 ・愛知県重度障害者団体連絡協議会 ・障害者権利条約批准・インクルーシブ教育推進ネットワーク・インクルネット愛知
◆抗議内容(報告書)
・「キャッチ・コピーの表現は、「奇形児は生まれて来ない方がよい」即ち、「障害がある子は生まれないで」という連想をさせ、障害者の感情を逆撫でするもの。このような表現が新聞記事や地下鉄広告になることは、不適切でかつ障害者に対する配慮を欠く行為だと考え、怒りを覚える。」・「広告を見た人々が、障害者・児を「悪い結果」の象徴ととらえかねない。障害者・児への差別を助長する。障害者・児、ことに「奇形児」への恐怖、これから出産する女性の不安をあおるものであり、障害者・児およびその家族に対する連帯感が感じられない。」

コメント(3)

(情報)続きです。「この広告を制作したのは、劣化ウラン弾による残留放射能の影響を受けているイラクで医療支援に携わる団体と、チェルノブイリ原発事故による放射能汚染地域で住民の保健・生活改善の活動に携わる団体です。
二つの団体が日本の市民の関心を引きつける広告を制作した背景にあったのは、今現在、残留放射能の影響で多くの被害が出ている現状を早く何とかしたい、できるだけ多くの人々に現状を知ってもらいたいという焦りと、この現状の背後にある核開発や核兵器の問題に対して、私たち日本人にも責任があるという思いでした。
制作団体の関係者は、活動地域の人為的な障がいを受けた人々と日常的に接し、障がい者の方々への強い共感をもって支援活動に取り組んできました。広告を制作する際にも言葉の使い方には気を使っていました。関係者の一人は、障がい児を持った知人に文案を見せて感想を聞くなど、表現に不適切な点はないかを慎重に検討しました。しかし、効果のある表現、インパクトのある表現を追求して言葉を研ぎ澄ます作業に没頭する中で「障がい者の方々への思いは頭から抜け落ちてしまった」と、聞き取りの中でこの関係者は述懐しました。
実は今回の問題と同じ問題が20年前にも起きています。チェルノブイリ原発事故をきっかけに原子力発電に反対する活動に取り組んだ団体が、現地の状況を伝え、原子力発電の危険性を訴えるために、人為的障がいを前面に出した広報を行なったのです。これに対して、障がい者の方々から「障がいのある子は生まれない方がいいということか」との抗議の声が上がりました。このときの団体と、今回の広告制作に携わった団体とはつながりがあります。20年前の経験が団体内で十分継承されないまま、再び同じ事が繰り返されました。当時の経験が、当該団体のみならず国際協力に携わる団体の間で共有し、継承する取り組みが行われてこなかったことも、今回の事態を招いた要因です。
ひろさんへ、言葉は信頼であって、信頼を築くのは時間を要するけど、信頼をなくすのは一瞬ですね。寡黙になってしまいます。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

障害者の自立・交流・防災 更新情報

障害者の自立・交流・防災のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング