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教育ファシリテーションコミュの授業におけるファシリテーション

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学校の授業においてファシリテーションを活用するとしたら、どのような活用法があるでしょうか?

実際に学校現場でこのようにやっているという事例、ファシリテーターとしてこのようにやっていることは学校の授業にうまく活用できるのではないかという提案などを教えてもらえませんか?

コメント(5)

失礼して、古いトピを上げさせていただきます。

ファシリテーターではありませんが、高校での、生徒が自発的に関わっていく授業(英語)の取り組みを紹介します。

「チャンク・リレー・リーディング・タイム・トライアル」と呼んでいます。

教科書の長文をチャンク(意味のかたまり)に区切ったプリントを渡して、チャンクごとに生徒が次々と読んでいきます。それをストップウォッチで計ります。
恥ずかしながら、あまり英語が得意でない生徒たちなので、つかえたり、読み違えて読み直したり、前の子の読む声をきちんとリレーできなくて間があいたりするので、最初はけっこう時間がかかります。

それから生徒たちに「何秒短くできるか」を自己申告させて、目標タイムを設定します。例えば、1回目は44秒かかった英文について、一人一人が「0.5秒」とか「1秒」とか申告するのに合わせて、「目標36秒」が決まったりするわけです。

もちろん、目標はクリアできる時もあれば、できない時もあるのだけど、失敗する度に、生徒たちは「作戦会議」を開きます。普段の一斉読みではごまかしているところを他の子に尋ねたり、リレーがうまくいかなかった子たちは大きな声と聞き取る姿勢を注意し合ったりします。

何度かチャレンジするうちに、目標タイムをクリアするのだけど、たいていここで、「もっと短くできます」と、生徒からの声が上がります。最大でスピードアップした時は、1回目44秒→最終チャレンジ16秒(自分が早口で読んで13秒の長文)ということがありました。

何度も音読に取り組ませる分、授業時間をだいぶ割くことになるのですが、生徒の授業への自我関与性も高まり、また生徒がお互いに協力する意識も生まれるので、普段のだらけた雰囲気とは異なり、その後の授業時間は生徒がしっかりと進度を稼いでくれます。

と、こんなもので、「授業におけるファシリテーション」の例になるでしょうか?

> ちゃまりんさん、
古いトピをあげてくださってありがとうございます。
管理人のノリです。

チームで取り組むことと他のチームと競うことが、
単に個人的にスキルを磨く以上の効果が
あるんじゃないかなぁと感じました。
協力と適度な競争は達成感や意欲に結びつきやすいようですね。

あと僕も『共同作業』という視点は
人間関係を深めていく点でも注目していて、
ファシリテーションでも肝だなぁと思っています。
教育において人間関係作りといった面での学びも
見逃せないところですよね。

一度、ちゃまりんさんの授業を見に行ってみたいなぁと感じました。
> #2ノリさん、

僕の実践にコメントいただき、ありがとうございます。
今日は、所属する学会(新英語教育研究会)の県支部月例会で、この「チャンク・リレー・リーディング・タイム・トライアル」のワークショップを行ってきました。
最初は「何やらせるんだ?」と思っていた様子の参加者が、「なるほど!使える!!」となった時の反応が嬉しかったです。いただいたコメントも、ノリさんのものと通ずるものがありました。

> 一度、ちゃまりんさんの授業を見に行ってみたいなぁと感じました。

同じ北関東ですし、機会がありましたら、ぜひどうぞ。
(教育ファシリテーションの視点を、校内の他の先生たちにも持って欲しいという僕の狙いもあるので、ご来校いただけることは、僕にとっても追い風になります)
上越教育大学の西川純教授が提唱している『学び合い』が、教育ファシリテーションと近い概念のように思います。

全校を上げて取り組んでいる学校が既に20校近くあるようです。

『学び合い』実践者ブログリンク集
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/
西川教授のウェブサイト
http://www.iamjun.com/
西川教授のブログ
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/
『学び合い』メーリングリスト(全国18都道府県のイベントや勉強会の情報がたくさん載っています)
http://www.mag2.com/m/0000270912.htm


高校国語で、国語表現を担当しています。
ファシリテーションの手法を積極的に取り入れていこうと、教材化をさぐっています。
これまでに試した手法をひとつ紹介しますね。

■フィッシュボウル■
? 二つのグループに分かれる。
? 一つのグループが内側になり、もう一つのBグループが外側になって、二重の円を作る。
? 内側のAグループが討議を行い、外側のBグループがその様子を観察する。
? 前もって示した討議のテーマに沿って話し合いを行う。
? 時間は10〜20分。
? 自分たちのグループの特徴や傾向について、自分たち自身が、どう感じ、どう認識しているかを討議しあう。
? 外側のグループは、討議の様子をよく観察する。
*メンバーの発言内容よりも、話し合っている時のグループの雰囲気やメンバーの態度、行動に注させる。
? Aグループの討議が終了したら、内側と外側のグループが入れ替わる。
? 今度は、Bグループが討議し、Aグループがこれを傾聴する。
? Bグループのテーマにそって話し合いをする。
? 時間は同じく10〜20分。
*Aグループは、途中で反論したり、意見を言ったりすることはできない。謙虚に受け止め、自分たちのグループを見直す姿勢を大切にさせる。

生徒たちは話し合いに参加する機会はあっても、客観的に会議を観察する機会は少ないと思われます。
指摘を受けての振り返りで、話し合いにおける全体と自分の関わりを内省する姿勢が見られたので、この手法はとても効果的でした。

ワークシートもあります。
よろしければお分けしますよ。

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