まさにＫＡＺＵだね★コミュの浪花のことは夢のまた夢２００８

１２月２３日　ＡＭ８：３０
私は東京駅で下堂興業代表取締役社長・下堂バイヤーと落合博満の後、
浪花へと旅立ちました。

もちろん暮れの大一番、賞金王決定戦を堪能するためです。

途中のことは省略しますが、９Ｒぐらいに住之江入り。
これで実に４度目の住之江。
３年前の出遅れも含めてですが、
やはり入場してすぐに１マークを眺望できるあの感覚は何にも変えがたい！

さあ今年の賞金王。
飛ぶ鳥が青い星を抜けて、はるか彼方の銀河まで突き抜けるほどの勢いを
誇る銀河系四天王の一角・井口佳典が大本命の一戦ですが・・・・

忘れちゃいけません！
世間は皆１２Ｒに注目していますが（そりゃメインは１２Ｒですが）
第１０Ｒ賞金王シリーズ戦のことを！
知る人ぞ知る、もとい、
狂う人ぞ狂うとはこのこと！
１号艇　浪花の大巨人、浪花のスタローンとはこの人
田中信一郎
６号艇　浪花の闘魂、ガッツポン倉谷とはこの人
倉谷和信

巨人と闘魂との世紀の大一番。
年末のダイナマイトなんて目じゃありません！
これがほんまのダイナマイト！
これを見ずして競艇が語れるか！

俺はこの一戦で頭が一杯で前日は寝れなかったんだぞ！

予想
○１ハリウッドスター
消２笠原
△３中島飛行機
消４山口
▲５浩二
◎６カズ倉谷　

買目
６−流−流
１−６＝３
１−６＝５

わくわくしながら本番を待っていると
ついにその時がきました！

ターンタタタッタタタターン・・・♪

発走と同時に進入争い

世間の馴れ合い新聞は
『倉谷は動いても２コースまで
１号艇が同支部のスタローンじゃインに入らないよ〜』
的な書き方でしたが
これが浪花の闘魂。カズは１コースを取りに来ました！
予想外の展開にスタローンは慌てて強引にイン取り
場内騒然

おそらくスタローンは後で進入違反取られたでしょう。
そうしてまでもなんとしてもインを死守したスタローンと
自分が勝つために執念でインを取りにいったカズ倉谷・・

『これが見れただけでもう俺は満足や〜』

いざスタートとなると両者とも８０Ｍぐらいの起こし
誰がどう見ても危険な状況

３の中島飛行機がフルダッシュから攻めてくる！
両者共倒れかと思った瞬間、
スタローンが脅威のスタート（コンマ０１）と
脅威の伸び返しで中島飛行機をブロック
見事逃げ返しました。
バックでは３と４との争いでカズ倉谷は苦しい位置・・

しかしホームで３と４がぴったり併走状態。
来ーる♪きっと来る〜♪

２周１マーク４の山口少々飛ぶ
カズ倉谷は円熟の差し残りターンで差を縮め、
２周２マークで山口が波の外を回ったところを
渾身の差し！大時計前でついに山口にひっかけました。

やっぱり来た〜♪

『和信！和信！』

３周１マーク
カズ倉谷は山口の攻めを押さえてのハリマイ！
山口撃沈

『よっしゃあ！和信や！！！』
諸手を突き上げてのガッツポーズ

ゴール
優勝　田中信一郎

観客『しんいちろーう！』
小生『かずのぶ！』

観客『あんた最高やわ〜』
小生『かずのぶ！！』

観客『来年は賞金王やぞ！！』
小生『かずのぶ！！！』

と、ひたすら周りお構いなしに和信コールを連発した私でありますが
見事的中。
番組、進入、レース・・どれをとっても今年一番のレースでした。
ありがとうカズ倉谷！！

さてここに来る前に梅田で景気付けにケーキを食べたのが良かったでしょうか
次のレースも的中させ、いよいよ賞金王へ。
シリーズ戦もあって私の中では余興でした。

当然本命は瓜生正義
イー・アル・サン・スー・ウーリュー・正義！！
世間の馴れ合い新聞はこぞって井口か松井か
そりゃそうですよ。そりゃ９９パーセント井口が逃げますよ。
そんなわかりきったようなことを一面に出してもね〜

しかしそんな中、デイリースポーツだけは
『瓜生正義でアタックチャンス！』
と、博多華丸を打ち出してのＫＹ戦略。
こんな粋な新聞を買わずして何になる？
当然、その新聞は記念に買いました。

予想
５−流−流
１−５−流
２４５箱

レースはご存知の通り
井口のイン逃げ
ハメノ谷のハメ差しで１−４−６

特急田中３号の予想通りでしたね〜


さて毎年恒例で優勝者インタビューを見に行ったんですが
いつも以上の人だかりで全く見えず・・
和田明子が登場するとあって浪花の客はそれが目当てというのもあったようです。
井口に優勝カップや賞金など順順に儀式がとり行われるなかで

隣の客１『まだあるんかいな〜　もう井口はええやろ〜』
隣の客２『あのヘルメット全然似合ってないな〜　はよアキコ出せや〜』
隣の客１『ほんまやで。倉谷にあげたったらええねん。』

至極、同感です。


完