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「峠」司馬遼太郎ヲ観てコミュの『日本人を考える』を読み始めた。(文芸春秋)

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いろんな著名人と、司馬さんが対談したお話です。
昭和45年1月、梅原猛氏との対談を昨日読みました。私が生まれる1年前です。
「西洋が東洋に学ぶ時代」、西洋は、合理主義・キリストの絶対神に行き詰まり、東洋は仏教中心だが、形骸化している。そのとき台頭した創価学会(そのときの新興)が、東洋の古びた仏教学会を壊し、30年くらいはもつか。
織田信長の無宗教主義は、そういう意味ではすごい。。。
といった対談でした。私自身、仏教大学出身なので、お釈迦さまが亡くなってから、200年くらい経ってからやっと経典がでてきて、それはすでに本人の意図したことかどうかわからないものだったこと。(ちなみにキリスト教も本人が言ったわけではなく、あとで意味づけされた。)その宗教の中で、勝手に世襲制にして、もっともお釈迦様から遠い存在になっているお寺の存在のお話など。。さすが、司馬氏と梅原氏の対談で、興味深く読ませていただきました。
そのときの西洋は、行き詰まりの中で異常に東洋のやることに神秘的なものを感じ、真似をしようとしたようです。
今の日本人は、近代歴史的に、西洋と東洋の両方を理解している貴重な人種だとも、読み取れました。東洋と西洋の二本足で歩くことが重要だと語っていた人がこのときに既にいたのかと思うと、もっともっと書物を読むべきだと思いました。実感としてその通りだと思います。
私は、仕事では、合理的なことと精神的なことの複合を常に目指しています。相反するものなので難しいし、理解されにくいですが、共存・共生が必要な2つのことだと思います。
他のトピックも含めて、読んだ方、また、コメントをいただければと思います。

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