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☆カープ妄想広場☆コミュの【コメ】最速の男

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―第1話―


広島カープには、俊足の男が揃っている。

秋季キャンプに入り、野村監督はせっかくの俊足を今後の試合運びに活かせれば、と思い、盗塁成功率を上げるため、あるトレーニングメニューを取り入れようとしていた。


監督はある日の練習後、俊足の選手達をグラウンドに集めた。

梵「一体、何が始まるんですかね?」

木村「ああ…。なんか嫌な予感がするが…。」

赤松「今季は盗塁率が悪かったからな…。」

丸「またしごかれるんすかねあせあせ(飛び散る汗)

中東「…冷や汗

東出「頑張ろうぜ…。」

天谷「早く帰って『サザエさん』観たいんすけど…。」


野村監督「おう、待たせたな。皆に集まってもらったのは他でもない。お前達は、我がカープ選りすぐりの俊足選手だ。しかし、今季は1つのアウトに慎重になりすぎて、盗塁率を上げられず、チャンスメイクが上手くいかなかった。もちろん、得点圏での打率も響いてはいたのだが…。」

野村監督「よって、打撃もそうだが、もっとお前達の俊足を鍛え、盗塁の成功率を上げるトレーニングを行うことにした。それによりセーフティバントや振り逃げによる出塁率が上がる。つまり、チャンスメイクの成功率を上げる。」


梵「監督…、それで俺達は何をすればいいんですか?」

野村監督「うむ。お前達には、俊足振りを競い合ってもらう。最速の男には、来季の年俸5%上乗せしようとオーナーが話していた。」


赤松「マジですか!?すげえ!!!」

東出「テンション上がるなうれしい顔


野村監督「しかし、惜しくも最速の男になれなかった場合は、帰広日にここ日南から宮崎空港まで走って行ってもらう。」


丸「えええげっそりげっそりげっそり殺す気ですかあせあせ(飛び散る汗)

木村「…。」

東出「マジかよ…たらーっ(汗)

赤松「なに、1番になればいいだけの話だ…。」

天谷「『サザエさんじゃんけん』に勝ちたかったんすけど…。」


野村監督「ああ、もう1人、このレースに参加してもらうヤツがいる。昨年のルーキー堂林だ。」


木村「!?何故…。」

丸「堂林はあまり俊足という感じではなかったけど…。」


野村監督「きてくれ。」


監督がスッと片手を挙げ、一同が後ろを振り向くと、そこには白馬に乗った堂林がたたずんでいた。




選手一同「えええええええげっそりげっそりげっそり


堂林「…よろしくお願いします…。」


野村監督「この馬は、名をファルシオンというそうだ。プリンスに良く似合っているだろう」


一同(…この監督、アホだ…。)


梵「…てか、堂林だけ乗馬ってどうなんですか!?ハンデありすぎでしょう!!」

野村監督「堂林は、自分がたとえ最速の男になっても、年俸アップは辞退するそうだ。」

一同(当たり前田のクラッカー…やな。)


最速の男は誰!?

俊足選手達の運命は!??



第2話に続く。

コメント(29)

―第2話―


野村監督「最速の男を決める方法だが、練習後にここ天福球場から東光寺球場まで走りを競ってもらう。タイムは計らんが、とにかく、1番勝利が多かった奴が優勝。」

梵「東光寺球場までか…。結構離れているな。」

赤松「走りの速さというよりスタミナと忍耐力が必要なようだ…。」

野村監督「今日はこれにて解散。明日から早速始めてくれ。それでは諸君、健闘を祈る。ところで堂林、ホテルまで送ってくれないか?」

堂林「…はい…。」

野村監督は軽やかにファルシオンに飛び乗り、そのまま馬に乗って堂林と一緒にその場を後にした。


一同「…。」


なんでこんなことに…。一同は途方に暮れた。

天谷「おつかれっした!!」

天谷は宿舎へ一目散に駆けて行った。


東出「あいつ、サザエさんじゃんけん何勝何敗なん?」

梵「さあ…。そんなことより、堂林に勝てるのか?俺達…。」

赤松「相手は馬だからな…。スタミナもあるだろうし。」

その時、一同の背後から1人の男が声をかけた。

前田智「お前ら…、アキレス腱は大事にしろよ。」

丸「あああっ!!前田様!!」

中東「親分!!」

東出「おやっさん!!」

木村「前田さん…。」

赤松「組長!!」

梵「えと…、うす!!」

前田智「いくらなんでも、このトレーニングはハードすぎる。足のケアは怠るなよ。でなければ、俺みたいになるぞ…。」


前田智徳は元々走攻守揃った選手だったが、アキレス腱断裂のため、選手生命の危機を幾度となく経験してきた。

前田の魂のこもったアドバイスに一同は感動した。


丸「ああ…。前田様の直々のアドバイスが聞けるなんて、俺、カープに入ってよかったっす泣き顔揺れるハート

前田智「丸…。頑張れよ。将来、俺の背番号を受け継ぐのはお前かもしれんからな。」

丸「はい!!!」

前田智「じゃあ、俺は帰る。堂林、送ってくれ。」

堂林「はい。」

なんと一同の背後に堂林がいた。


梵「えええげっそり戻り早っ!!!」


前田はなかなか馬に乗り込めなかったが、堂林のエスコートにより乗り込むことができた。


そして2人はその場所を後にした…。

一同「…堂林って、何者?」


いよいよ、明日から最速の男を勝ち取るため、俊足の男達の戦いが始まる!!!


第3話へ続く。
―第3話―


キャンプ練習後に天福球場から東光寺球場まで俊足を競い合うことになった、カープを代表する俊足メンバーと堂林だったが…。

健闘もむなしく、俊足メンバーは堂林に全敗していた…。


赤松「ゲホッ、ゲホッ!!やっぱ、馬と戦うのは無理があるよな…。」

中東「ハア、ハア…。…もう、明日で終わりっすよ。完全に俺ら、空港まで走らされるの確定じゃないっすか…。」

東出「…ぜえ、ぜえ、あ〜あ、5%アップ期待しとったのに。」

木村「けど、赤松はさすがに速いな〜。ほとんど2位から落ちてないじゃん。」

赤松「木村さんも大健闘やん。天谷も速い。」

天谷「自分、裸足っすから。」

梵「丸、大丈夫か?今日はビリやったけど。」

丸「皆さん速いっすねあせあせ俺なんか顔デカイから空気抵抗ハンパないし…って大きなお世話っすげっそりむかっ(怒り)

梵「1人自虐ボケつっこみかよげっそり

木村「…しかし…、もはや何のために走るのかわからなくなってきたな…。」


重い空気が、一同を包んでいた…。


丸「…いや、俺達は、カープのために走ってるんすよ!!」

赤松「…丸…!!」

中東「そうだ、俺達はチームのために、カープの勝利のために走ってるんだ!!」

木村「ああ…!!そうだな!!あまりのきつさのために、大切なことを忘れるところだった。」

東出「このまま堂林に負けっぱなしには終われねえな!!」


堂林「すみません、お先に失礼します。おつかれっした。」

赤松「…堂林、明日こそは勝つからな!!」


堂林は一同にぺこりと挨拶すると、帰路につこうとした。


その時、球場外で出待ちをしていた女性ファンの集団から黄色い声援が飛び、もみくちゃにされそうになった。

堂林はそのままファンを振りきり、白馬で走っていった。


一同「…ぜってーーーー負けんむかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)


はたして、俊足メンバー達は、堂林に勝つことができるのか!?



第4話へ続く。
―第4話―


いよいよ、今日が最後の勝負。

俊足メンバーはいつもと顔つきが違った。

今日こそはやってやる…!!俊足の俺達の意地にかけて、たとえ白馬に乗っている堂林であっても、決して負けるわけにはいかない!!とメンバーの誰もが強く思った。


梵「今日こそは勝つ!!」

木村「もちろんだ。俺達のプライドにかけて!!」

堂林「頑張ってください。(棒読み)」

東出「てめえ…、俺達をナメてやがるな。」

赤松「そうやってすかしていられるのも今のうちだ。」

野村監督「では、お前ら、準備はできたか?」

一同「うす!!」


野村監督「用意…。」


スタート!!!


一斉にスタートを切ったが、やはりいつものように堂林がすぐに集団を抜け出した!!

梵「くそ…、やっぱ速ええあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

その時、中東が転んだ!!!

梵「大丈夫か!?」

中東「梵さん…、お、俺…、もうダメっす…。俺に構わず行ってください…。」

梵「中東ーーーーー!!!」

中東「俺、カープに入って、良かった…。」

梵「中東…、お前の頑張りは無駄にしないぞ。」


その時、梵を風より速く抜き去ったのは…。


木村「お先!!」

梵「木村!!お前、それ卑怯じゃねえか!?」

木村はトラックの荷台にロープで腰を縛り、車の走る力で走っていた。

木村「相手は馬に乗ってんだ…。卑怯もクソもあるか!!」


しかし、トラックはスピード違反で覆面パトカーに停められた。

木村「くそっ!!こんな時に…!!」

梵「木村…。」


しばらくして、梵を抜き去ったのは…。


お魚くわえたドラ猫を追っかけて裸足で駆けてく陽気な…天谷!!

天谷「ははは〜待て待て〜!!」

梵「天谷!!こんなときでもサザエさんのことを…。てかドラ猫速ええ!!!」


丸「梵さん…、俺、足の速くなる秘孔をついに見つけたっすよ!!」

梵「何!?お前北斗の拳の観すぎじゃねえか!?」

丸「大丈夫っす。まあみててくださいウインク

丸はおもむろに秘孔をついた!!

しかし…。

丸「あああっ!!間違って顔がでかくなる秘孔をついてしまったーーーげっそりげっそりげっそり

梵「お前それ1番やっちゃいかんだろーーーげっそり!!!」

丸「顔の空気抵抗がはんぱねえっす…。梵さん…、俺に構わず行ってください…。」

梵「丸ーーーーーーー!!!」



はたして、俊足メンバーの運命は!?



最終話へ続く。
―最終話―


俊足メンバーは、必死に堂林を追っていたが、差は開いていく一方だった。


東出「梵、乗れ!!」

梵「東出…!!」

東出がハーレーに乗って現れた!!

梵「お前、もはや走ってねえじゃんげっそり

東出「だって、相手は馬だぜ?まともに相手できっこねえじゃん。」

梵「お前なあ…。俺は自分の足でヤツを追う。先に行っててくれ。」

東出「いいのか?」

梵「ああ…。ところで、赤松は?いつも俺達の中ではほとんどトップだったあいつがいないんだけど。」

東出「ああ、あいつは赤忍者だからな。空から追ったほうがいいとか言って、『忍法ムササビの術!!』って叫びながら後ろのほうで風呂敷広げてたぜ。」

梵「忍者ハットリかよ…。(せっかく忍法使うんだったら、せめて速いのにしてくれ…。)」


しばらく走っていると、水場で堂林とファルシオンが立ち止まっていた。


どうやら、ファルシオンが水を飲んでいるらしい。

梵「今だ!!」

梵はすごい速さであっという間に堂林を抜き去った!!

梵「ははは、やったぜ!!」

堂林「さて、そろそろ行くか。」

堂林はゆっくりファルシオンに乗り込んだ。

堂林「ハイヤー!!」

梵と堂林の差がどんどん縮まっていく!!

梵「えええげっそりもうきた!!速ええあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

堂林「梵さん、お先っす。」

梵「ちきしょー、このまま抜かれてたまるか!!」


そのとき、ファルシオンの背中から大きな翼が生え、大空へと大きく羽ばたいた!!


梵「…とっ………、飛んだアアアアアげっそりげっそりげっそり


白馬に乗った堂林は、そのまま上空へと飛び去っていった。


梵「…はあ、…はあ、…こんなのありかよ…。」


梵はその場に立ち尽くした。

梵「今回は俺達の完敗だ。けど、春のキャンプでは絶対に負けねえ!!首を洗って待っていろ、堂林!!」


その頃、堂林は…。


堂林「あああっ!!この馬、飛んでるーーーーーげっそりげっそりげっそり



最速の男 ―完―
> [●∪●]ワシィィィさん

ありがとうございますウッシッシ

いつの間にか梵がツッコミにまわってましたうれしい顔あまやんと丸ちゃんのキャラは自分でも気に入ってます指でOK
梵ちゃんの快足っぷりがまた見たいですね
赤松・梵でかき回して欲しいです
> D&Aさん

ですねexclamation ×2

もちろん大砲に育ってもらうことも大切やけど、盗塁しまくってチャンスメイクしたり、足で点を稼いだり、守備でも魅せてほしいですね指でOK
―最速の男・2012年春―


○第1話


今年もキャンプの季節がやってきた。

昨年秋キャンプ時のカープを代表する俊足メンバーは、今年も集められた。


梵「…また、やるのか…。」

赤松「大丈夫、今年は勝てる。優勝するなら、馬ぐらい追い越せなくてはな。」

東出「ああ、しんど…。」

中東「このままやられっぱなしじゃいられないっすね。」

木村「そうだな。」

丸「今年こそは!!」

天谷「マジでサザエさん観れないんすけど…。」


その時、監督が一同の前に現れた。


一同「うす!!」

野村監督「おう。集まったな。お前らを集めたのにはわけがある。また今年も昨年同様、練習後に俊足を競ってもらう。」

梵「監督、堂林の姿が見えませんが…。」

野村監督「ああ、今年はヤツは参加させん。このメンバーで競ってもらう。やはり馬と競うのは少々ハンデが大きすぎたからな。」

東出「よっしゃ!!それなら負けねえよ!!」

赤松「俺も!!」

野村監督「あと、最速の男には開幕戦の1番を任せる。今年は年俸の件はなしだ。」

中東「俺絶対頑張ります!!」

野村監督「ところで、今年のカープのテーマは?」

天谷「来週のサザエさんは…。」

木村「『破天荒』っすね。」

野村監督「そうだ。そこで、皆を奮い立たせるために、こんなものを用意した。ちょっと、後ろを見てくれ。」




監督に言われるまま、一同が振り返ると、そこには一頭のチーターがたたずんでいた…。




一同「ええええええええげっそりげっそりげっそり


野村監督「皆、食われるなよウインク

監督はそう言うと、颯爽と車に乗り込んだ。


一同は一目散に逃げ出した!!


梵「監督のアホーーーーー!!!」

赤松「監督なのにアホーーーーーー!!!」

東出「監督でしかもアホーーーーー!!!」



俊足メンバーの運命は!?



第2話へ続く。
天谷は一軍メンバーと練習一緒にいられるかな????
私がチーターならカピバラさんに狙いつけますね
> [●∪●]ワシィィィさん

天谷のサザエさんにかける情熱は常人のそれとは桁違いですウッシッシま、実際のあまやんはどうかわかりませんが、やっぱ天然チックなあまやんにはこのような役が似合う指でOK

咳き込みすぎて肺炎を起こさぬよう…あせあせ
> D&Aさん

確かにカピバラさん(今村君)なら肉付き良くて美味しそうわーい(嬉しい顔)揺れるハート捕まえやすそうやしウッシッシ
○第2話


俊足メンバーはチーターから一目散に逃げ出していた…。

梵「監督アホすぎやろーーーげっそりげっそりげっそりマジ死ぬ!!!」

丸「でも、なんでこんなところにチーターが…。」

チーターはメンバーに向かって全速力で追いかけてきた!!

中東「梵さん…俺、チーターのことを調べてみたんす。」

梵「何!?お前、よくそんな時間あったな。」

中東「チーター=[学名:Acinonyx jubatus]

哺乳(ほにゅう)綱食肉目ネコ科の動物。アフリカのサハラ砂漠と熱帯降雨林を除く全域から小アジアを経てインド北部まで分布し、サバンナや荒れ地に生息する。体長1.2〜1.5メートル、尾長60〜80センチメートル、体重45〜90キログラム。体は灰色から褐色で、黒色の小斑紋(はんもん)を密に散布する。つめは鋭くなく、鞘(さや)に引っ込めることができない。普通は雌雄の1対か雌と成長した子の家族で生活するが、3〜4頭の雄だけのハンティンググループや、雌を探す雄グループも観察されている。雌だけの群れは知られていない。昼行性で、狩りは朝と夕方に行う。獲物は小形ないし中形の有蹄(ゆうてい)類で、インドではブラックバックやアキシスジカ、アフリカではガゼル、イボイノシシ、シマウマである。ねらった獲物に身をかがめて接近し、それから急に突進して追いすがり、獲物を殺す。地上でもっとも速く走る動物といわれ、走り始めて2秒後には時速72キロメートルに加速することができ、最高時速は113キロメートルである
。」


梵「秒速約30mとか、アホやろーーーーーげっそりげっそりげっそり新幹線くらいしか張り合えねえだろ!!!」

赤松「馬の方がよかった泣き顔


…と思ったら、メンバーを追い越し、前方に向かって走り去っていった。


木村「!?た、助かった…。」


しかし、前方になんと今村が歩いており、その後ろにカピバラの群れがついて来ていた。

梵「今村ーーー、後ろ!!!」

今村「…!?」

丸「ダメだ、間に合わない!!!」


チーターは今村とカピバラに飛びかかった!!


…と、次の瞬間、栗原が今村とカピバラを突き飛ばした!!


栗原「怪我はないか?今村…。」

今村「栗原さん…。ありがとうございます!!」

しかし、すかさずチーターは栗原に襲いかかってきた!!

栗原「!!」

今村「あぶない!!」


…と、次の瞬間、前田智徳が栗原を突き飛ばした!!

前田智「…ふう、危ないところだったな。」

栗原「前田さん…!!」


しかし、チーターは今度は前田に襲いかかってきた!!


…と、次の瞬間、丸が前田を突き飛ばした!!

前田智「丸…!!」

丸「…危ない所でしたね。」


しかし、さらにチーターは丸に襲いかかってきた!!


…と、次の瞬間、スライリーが丸を突き飛ばした!!

丸「スライリー!!」

スライリー「…このくらいしか出番がないからな。」

梵「スライリー…、しゃべっちゃダメだろ。」


しかし、チーターはスライリーでさえも襲いかかってきた!!


…と、次の瞬間、近くの池の鯉がスライリーを突き飛ばした!!


梵「えええええげっそりげっそりげっそり

鯉「パクパクパク」

スライリー「ありがとう、鯉。助かったよ。」

東出「さすが鯉…。自球団のマスコットはしっかり守ってくれるんだな。」

梵「…なんでもありかよ…。」


しかし、チーターは鯉に襲いかかってきた!!


さすがに鯉までは誰も庇おうとせず、チーターはそのまま鯉を咥えて走り出した!!



そのチーターを、ものすごい速さで追いかける男がいた。



天谷「ドラ猫ーーーーーーーー!!!!!」



梵「ちがーーーーーーーうげっそり



第3話へ続く。
> [●∪●]ワシィィィさん

前田様の一言にニヤケる…なんとなく分かる気がしますウッシッシ

スライリーは自分的にはニヒルで渋い声のイメージで書いてましたわーい(嬉しい顔)実際に声聴いてみたいですね電球

あまやんはやはり大オチ担当…。本当に重宝します指でOK
> ちきさん

あまやんはもはやボケの殿堂入りですねウッシッシ
○第3話


チーターの恐怖から切り抜けることができた俊足メンバーたちだったが…。

梵「やばいな…このままでは一般ピープルが犠牲になるぞ。」

東出「そうだな。追いかけるか…。」

赤松「でも、追いかけたところで俺らに何ができる?チーターに太刀打ちできるのか!?」

丸「…まあ、車に乗ってれば襲われることはないっすよね。なんとか車で追い払うことができたら…。」

木村「とにかく見過ごしにはできんな。追いかけよう。」

メンバーは車に乗り、チーターの走っていった後を追いかけた。


しばらくすると…。


丸「いた!!チーターいましたよ!!」

中東「どこだ!?」

丸「ほら!!あそこ、あそこ…って、監督が追いかけられてるげっそり

梵「マジで!?」

丸「監督ーーーーーーー!!」

野村監督は必死に走って逃げていた。

しかし、すぐにチーターに追いつかれた。

丸「危ない!!…って監督がチーターに巴投げを…。」

梵「えええげっそり

丸「あああっ、でもチーターは全然堪えないどころか逆にブチ切れて監督に襲いかかって…。」

赤松「監督、やばいっすよ!!」

丸「危ない!!…って今度はバック宙で逃れたーーーーー!!」

梵「すげえな…。」

丸「あああっ、まだチーターが追いかけてくる!!監督、こっち来てくださーーーい!!!」

東出「このドラマの結末はどうなるんだよ…!!」

丸「監督ーーーーー!!足噛まれてます…って、監督の足が取れたーーーーーげっそり

梵「えええええげっそりげっそりげっそり

丸「…と思ったら、足が生えてきたーーーーー!!どうもさっきの足はフェイクだったようです!!」

東出「こんなときにフェイクの足とか、特撮でもやらんぞ。」

丸「あああっ!!その足も噛まれたーーーーー!!ああっ、でも、監督笑ってます。」

中東「今度の足もフェイクか…。さすが監督…!!」

丸「あああっ!!よく見ると監督涙目だーーーーー!!今度は本当の足のようです!!」

梵「だと思ったよげっそり

丸「監督、こちらを向いてにこやかに親指立ててます!!俺たちに心配かけまいと…!!」

梵「監督アホやろーーーーーげっそりかっこつけとる場合かーーーーー!!!!!」



はたして、野村監督の運命は!?



第4話へ続く。
>いりこ姫さん

丸ちゃんの体当たり現場中継ですね映画

アナウンサー「再び現場を呼んでみましょう、現場の丸さ〜ん
       その後、監督とチータに変化はありましたでしょうか??」

って言いたくなりました。
> [●∪●]ワシィィィさん

現役のころの野村監督は走攻守揃った選手だったとのことで、もしかしたらバック宙くらいできるかも…と思いました電球

親指立てるのはそのシーンを思い浮かべながら書いてましたウッシッシ

楽しみにしていただけて嬉しいですexclamation ×2あまやんは次回出演予定電球お楽しみにうれしい顔
> ちきさん

ぜひ言っちゃってくださいうれしい顔

丸ちゃんはこーゆー役がけっこう似合いますよね〜わーい(嬉しい顔)
○第4話


チーターとの攻防の末、自分の足を噛まれ続けている野村監督。

梵「どうなるんだ…。このままじゃ監督死ぬぞ!」

丸「ああっ!!あれは…!!!」

野村監督とチーターの後方から、1人の男がものすごい速さで走ってきた!!


天谷「ドラ猫ーーーーー!!!!!」


野村監督「天谷!!ちょうどよかった…。2人でこいつをやっつけないか!?」

梵「天谷、気をつけろ!!」

天谷「…ドラ猫は?」

野村監督「…は?」

天谷「監督、この辺でお魚くわえたドラ猫みませんでした?」

野村監督「そんなもんみたこともない…。それより、助けてくれ…。」

天谷「ああっげっそりなんすかそれ!!チーターに足噛まれてるじゃないすか!!」

梵「気づくの遅えげっそり!!!」

野村監督「ああ…。もうかれこれ30分ほど噛まれ続けている…。今ちょうど視界がぼやけてきたところだ。」

天谷「監督…。俺、どうすればいいんすか?監督が噛まれ続けているのを、ただ指を咥えて見ていろと言うんですか!?」

野村監督「そんなこと一言も言ってねえ!!早く何とかしてくれーーー!!!」


天谷「わかりました!!ムツゴロウさん呼んできます!!」

野村監督「レスキュー呼べーーー!!!待てオラーーーーーむかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)

天谷はものすごい速さで走り去っていった…。


東出「…逃げたな。」

丸「…逃げましたね…。」

梵「…いや、奴のことだ。もしかしたら数日後に本当にムツゴロウさん背負ってくるかもしれん…。」

木村「…てか、もうぼちぼち監督やべえぞ…。俺たちも見てねえでレスキュー呼ばねえか?」

梵「ああ…。そういえば俺らが呼べばいいだけの話だな。」

丸「あっ、あれは…!!!」


丸が指差した先には、白馬に乗った堂林がたたずんでいた!!


最終話へ続く。
> [●∪●]ワシィィィさん

監督<サザエさんなあまやんウッシッシ

しかし30分噛まれ続けても強じんな精神力で持ちこたえる監督…。そしてその監督をもてあそぶあまやん…。あまやんのくだりは自分でもハマってます。
○第5話


堂林「監督、大丈夫ですか!?」

野村監督「堂林、逃げろ!!」

チーターは堂林に襲いかかってきた!!

梵「堂林ーーーーー!!!」


その時、何者かがチーター目がけて網を投げてきた!!

チーターは身動きが取れなくなり、そのまま大人しくなった。


堂林「たける…!!」

今村「しょうた!!大丈夫か!?」

堂林「お前…、よく投網なんて持ってたな。」

今村「俺んちいりこ工場だから…。お前のピンチだと思っていてもたってもいられなくなって急いで持ってきた。お前は、俺の大切な親友だからな。」

堂林「たける…!!」

今村「俺がエースでお前が4番。近い将来、絶対実現させような!!」

堂林「ああ。ありがとう、たける。」

チーター「ゴロゴロ…。」

堂林「…?」

今村「お前、チーターにも気に入られたみたいだな。よし、網を外してやろう。」

野村監督「…。」

堂林「一緒に来るか?」

堂林が歩くと、チーターは黙って後ろからついてきた。

その後ろから白馬と今村がついて行った。

すると今村の後ろからカピバラの群れが歩いてついてきた。

そして、その後ろからお魚くわえたドラ猫がついてきた。

さらにその後ろから、ムツゴロウさんを背負った天谷がついてきた。

梵「天谷はええ!!」


一同は群れをなし、地平線の向こうへ歩いて行った…。


梵「どんな絵だよ…。」


野村監督「てかさ…。誰か病院へ連れて行ってくれ…。」



チーター編 ―完―
> [●∪●]ワシィィィさん

最後の動物王国シーンは実は最初から考えてましたウッシッシあまやんはさすがにハマりすぎですね…。彼の今後の活躍を考えるのが楽しみですグッド(上向き矢印)

もちろん、実際の試合でも頑張ってほしいものですが…あせあせ

堂林君は開幕戦プロ初安打よかったですね目がハートそして、前田様のタイムリーも拝めて幸せでした揺れるハート

これからもサードの定位置を守りつつ、打率3割目指して頑張ってほしいですね指でOK

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