実務家からみた司法試験コミュの　「刑事訴訟法の争点」２０１３年

初心者はいきなり読まないほうがいいです。教科書と百選をよんだあとでみたほうがいいでしょう。

刑事訴訟法の争点
「ジュリスト増刊
新・法律学争点シリーズ　６
発行　２０１３年１２月２０日
編集人　信国幸彦
発行人　江草貞治
発行所　株式会社有斐閣

ＩＳＳＮ　０４４８－０７９１
ＩＳＢＮ９７８－４－６４１－１１３２２－０
雑誌　６０７９７－３４

目次
はしがき　　　井上正仁・酒巻　匡
Ⅰ　総　論
１　刑事訴訟法理論の現代的意義酒巻　匡
２　刑事訴訟法判例の意義と機能龍岡資晃
３　刑事手続立法の課題甲斐行夫
４　憲法と刑事手続　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長谷部恭男
５　刑事司法分野における国際的な動きと日本の対応瀬戸　毅
６　刑事手続における国際協力山内由光
７　刑事司法との役割と限界――大規模事故・医療事故を中心に川出敏裕
８　少年事件と刑事手続廣瀬健二

Ⅱ　刑事司法制度の新たな課題
９　刑事訴訟の課題三井　誠
10　取調べの「可視化」川出敏裕
11　訴追免除制度小川佳樹
12　取引的刑事司法池田公博
13　有罪答弁制度多田辰也
14　情報技術の革新と刑事手続稻谷龍彦

Ⅲ　手続の関与者
15　被疑者・被告人の法的地位後藤　昭
16　裁判官の責務龍岡資晃
17　検察官の責務鶴田六郎
18　弁護人の責務　　　岡　慎一・神山啓史
19　公的刑事弁護制度鯰越溢弘
20　犯罪被害者の地位小木曽綾

Ⅳ　捜　査
21　強制捜査と任意捜査の区別井上正仁
22　職務質問と所持品検査小島　淳
23　自動車検問指宿　信
24　被疑者の取調べ宇藤　崇
25　別件逮捕・勾留と余罪取調べ高田昭正
26　逮捕前置主義の意義宮木康博
27　事件単位の原則水谷規男
28　一罪一勾留の原則　　　上田信太郎
29　令状主義の意義井上正仁
30　逮捕に伴う無令状捜索・差押え井上正仁
31　体液の採取上口　裕
32　強制処分の効力範囲緑　大輔
33　写真撮影長沼範良
34　通信・会話の傍受安村　勉
35　報道機関に対する捜索・差押え金子　章
36　コンピュータ犯罪と捜査池田公博
37　おとり捜査古江賴隆
38　行政調査手続と捜査笹倉宏紀
39　被疑者と弁護人の接見交通加藤克佳
40　捜査手続と準抗告田中　開

Ⅴ　公訴と訴因
41　検察官の訴追裁量渡辺咲子
42　検察審査会の役割と権限川﨑英明
43　公訴時効松田岳士
44　訴因の特定稗田雅洋
45　訴因変更の要否岩瀬　徹
46　公訴事実の同一性植村立郎
47　訴因変更の時期　　　中野目善則
48　訴因と罪数三好幹夫
49　訴因と審判の範囲田口守一

Ⅵ　公　判
50　勾留と保釈田中康郎
51　公判前整理手続今崎幸彦
52　証拠開示大澤　裕
53　公判前整理手続後の立証制限・訴因変更津村政孝
54　被告人複数の場合の公判手続村瀬　均

Ⅶ　証　拠
55　合理的疑いを超える証明原田國男
56　挙証責任と推定堀江慎司
57　被告人の黙秘と推認川出敏裕
58　類似事実による立証成瀬　剛
59　科学的証拠の証拠能力田淵浩二
60　自白の任意性とその立証杉田宗久
61　自白の信用性の評価　　　中谷雄二郎
62　自白の補強証拠宮城啓子
63　共犯者の自白松代剛枝
64　伝聞証拠の意義堀江慎司
65　写真・録音テープ・ビデオテープ鳥　伸一
66　証人審問権と伝聞例外渡辺　修
67　３２６条の意義と機能井上弘通
68　３２８条の意義笹倉宏紀
69　違法収集証拠　　　秋吉淳一郎
70　派生証拠洲見光男

Ⅷ　裁　判
71　択一的認定辻　裕教
72　量刑制度のあり方　　　小池信太郎
73　裁判の効力白取祐司
74　略式手続・即決裁判手続福島　至

Ⅸ　上訴・確定後救済手続
75　控訴審の権限と機能出田孝一
76　上告審の権限と機能池田　修
77　再審寺崎嘉博

Ⅹ　裁判員制度と刑事手続
78　裁判員制度の課題と展望椎橋隆幸
79　裁判員裁判における審理のあり方遠藤邦彦
80　裁判員裁判と鑑定安田拓人
81　裁判員制度と上訴審のあり方酒巻　匡
82　長期・複雑困難事件の取扱い平木正洋
83　裁判員裁判と刑法橋爪　隆

凡例

　装丁　島田拓史