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綺麗になることコミュの「ミネラル」を忘れていませんか?栄養学者が注意喚起

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「ミネラル」を忘れていませんか

−−栄養学者が注意喚起

アメリカの栄養学者が、「ミネラルは栄養の宝庫。もっともっと上手に取ろう。」と呼びかけている。
 その一人、カリフォルニア大学デ−ビス校の栄養学者、ジュディス・スタ−ン教授は、「食事の時に、とかく忘れがちなのがミネラルのこと。ミネラル分は、適正体重の維持から病気の予防まで、幅広く、すばらしい効用が期待できる栄養分。ス−パ−マ−ケットを漫然と歩くのでなく、豊かな鉱脈を探し当てるつもりで、ミネラルのことを考えながら、食品を選ぼう。」と、説いている。
 最近、米農務省の研究者が、銅(copper)が免疫機能アップに効果があることを示す研究成果を、「臨床栄養学雑誌」(American Journal of Clinical Nutrition)に発表して、注目された。
 スタ−ン教授によると、その他、カリウムに血圧を下げる働き、マグネシウムが糖尿病の予防に役立つこと、亜鉛が免疫機能向上に優れていること、など、ミネラルをめぐる新しい情報が次々と伝えられている。
 同教授は、「最近亜鉛がとくに好まれているようだ。それは結構だが、取りすぎはよくない。摂取のバランスが大事だ。そのためにも、ミネラルは、サプリメントの錠剤で取るのも結構だが、なるべく野菜や果物など食べ物から取るようにしたい。」と注意している。
 同教授は、最新の情報を含めて、各ミネラルの特徴を以下のようにまとめている。

[カルシウム(calcium )]
 体にあまねく存在しているミネラルで、骨や歯の骨格であり、これを丈夫にする。血管の健康維持にも重要な働きをしており、その他、ホルモンの生産、神経伝達にも欠かせない。
 最近の研究によって、カルシウムは、体重のコントロ−ル、血圧の適正維持、大腸がんの再発防止、にも重要な役割を果たしていることがわかってきた。多くのアメリカ人はカルシウム不足に陥っている。
 カルシウムがとくに必要なのは20歳以下の子どもで、1日1300ミリグラム(コップ4杯の牛乳)のカルシウム摂取が必要。51歳以上は1日1200ミリグラム、50歳以下の大人は1000ミリグラムが必要。
 カルシウムの多い食品は、乳製品、サケ缶など骨の多い魚、カルシウムを強化したジュ−ス、豆乳など、ホウレンソウなど濃緑の野菜。

[銅(copper)]
 銅の摂取が少ないと免疫機能が低下し、骨が弱くなる。摂取が過剰になると心臓病の引き金にもなるから気をつける。19歳以上の大人では、銅の摂取は1日900マイクログラムが目安。この量はレンチル豆のス−プでコップ1杯、あるいは、カシュ−ナッツ1オンス(28グラム)に相当する。銅の多い食品は、カキ(oyster)、カニ(crab)、貝類、レバ−(肝臓)、ア−モンドなどナッツ類、レンチル豆、キノコ類、チョコレ−トなど。

[鉄分(iron)]
 鉄分は、血液が酸素を運ぶのに欠かせない成分であることはご承知の通り。また、鉄分が欠乏すると、体内でたんぱく質ができなくなり、重要な生化学的反応が起きなくなる。免疫システムを強化し、成長、生殖のためにも鉄分が必要であるため、鉄分はとくに妊婦に必要。妊婦は1日27ミリグラムの鉄分が必要で、これは、レ−ズンブランのシリアルなら、コップ5杯分に相当する。
 また、妊娠可能年齢の女性は、鉄分が1日18ミリグラム必要。しかし、19歳以上の男性と閉経後の女性では、鉄分必要量は少なく、1日8ミリグラム(豆腐なら一丁の4分の3)でいい。
 鉄分の多い食品には、牛肉、鶏肉の黒っぽい部分、カキ、レ−ズンブラン、プル−ン、一般に豆類、とくに大豆、ホウレンソウ。ビタミンCが鉄分の吸収を助けるので、朝、レ−ズンブランのシリアルを食べるときは、オレンジジュ−スを飲むといい。

[マグネシウム(magnesium )]
 筋肉、骨、神経の健全な維持と、心臓の鼓動を正常に保つために不可欠な微量栄養分。最新の研究によると、マグネシウムは片頭痛、ぜんそく、糖尿病の予防と治療に有効であることがわかった。とくに、19歳以上の男性に必要で、1日400ミリグラムは取りたい。これは、ア−モンドなら1オンス(28グラム)、玄米茶わん1杯分、繊維質を強化したシリアルならボ−ル1杯位に相当する。マグネシウムが豊富な食品は、ブランシリアル、ナッツ類、緑色野菜、とくにホウレンソウ。

[カリウム(potassium )]
 体のすべての細胞が正常に働くために必要な栄養素。特に、血圧のコント−ルに重要な働きをしている。カリウムが不足すると疲労、筋肉のけいれん、腸にガスがたまる、最悪の場合は不整脈で命が危なくなる。最新の研究によると、カリウムは脳卒中、骨粗しょう(鬆)症、じん臓結石の予防に有効であることがわかってきた。14歳以上は毎日5グラムのカリウムを摂取するように。カリウムが豊富な食品は、果物、とくにバナナ、オレンジ、野菜、とくにポテト、ナッツ類。

 [亜鉛(zinc)]
 亜鉛は、いろいろな酵素の重要な成分であり、たんぱく質の生産、細胞間の情報伝達に欠かせない。とくに、感染予防、脳の機能、生殖機能に重要な働きをする。亜鉛が不足すると、発疹ができ、思春期が遅れ、聴力障害、食欲減退、夜盲症、重度の下痢などが起きる。
 最新の研究によると、亜鉛は、普通感冒、糖尿病、黄班変性の治療、エイズ患者の免疫機能向上にも有効であることがわかった。1日の所要量は、19歳以上の男性で11ミリグラム、女性は8ミリグラム。しかし、1日の摂取量は40ミリグラムを超えてはならない。亜鉛の過剰摂取が長期間続くと、毒性をもたらし、銅の吸収を妨げ、下痢や吐き気が起きる。亜鉛が豊富な食品は、貝類、牛肉、ナッツ類、豆類、全粒の穀物。





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