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FreeTheChildrenJapanコミュのカナダからこんにちは。Me To We Day!レポート より‏

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みなさんへ、

とっても寒いトロントから事務局の中島早苗です。
今朝は気温4度ぐらいでした。

Me To We Day!イベントに松田有穂ちゃんと二人で参加してきました。
リンコーン・コロシアムという大きな会場でのイベントには、朝8時から
カナダの小中高生たちがいっぱい集まっていました。

なんと、イベントに集まった参加者は8,000人!
600の学校から子どもたちが集まってきました。
平日の金曜日に朝から午後2時半までのNGO主催のイベントに、これほど大勢集ま
るとは日本では考えられませんが、クラス単位で先生同伴でたくさんの子どもた
ちが「子どもたちが世界を変える!」という気持ちで集まってきていました。

このイベントに参加するまでに、参加者の中高生は、世界の貧困の中にいる子ど
もたちについて学んできています。(それらの情報もすべて、FTCJの姉妹団体の
Me To Weから提供されて、学校の先生からワークショップを受けてから来ていま
す。)
だから、「自分に何ができるか」をみつけるために、今日は楽しみにしてやって
きた、とある参加者の子どもは言っていました。

今日のイベントのプログラムは9時半スタート、午後の2時半終了予定です。

イベントが開始するまでしばらく時間がありましたが、中高生に人気のあるノリ
のいい音楽が会場いっぱいに流れて、それにあわせて子どもたちは踊ったり、叫
んだり、ウェーブをつくったりと朝からハイテンションでした。

そして、イベントプログラムがスタートする9時半までには、会場が子どもたち
でいっぱいになり、参加者のボルテージも最高潮になりました。

会場は楕円型のドーム会場で舞台には大型3つのスクリーンが用意されて、Me
To Weのロゴが画面に流れていました。

客入れの音楽がなりやみ、会場が暗くなるといよいよイベントがスタート。
最初の登場はアフリカンドラムとダンスによるパフォーマンスグループ。
そして、B系ダンスパフォーマンスグループが登場して、会場を盛り上げました。

「Are you ready to change the world? It is YOUR world! It is OUR world!」
と、司会者の威勢の良い掛け声で、司会者二人が登場すると、参加者の子どもた
ちは「Yeah!!!!」と興奮しながら答えました。

この二人の司会者は、一人はユニセフの親善大使をしている若いカナダでは有名
な方で、もうひとりの女性もNGOにかかわって活動しているそうです。

その後、スポンサーが紹介され、ナショナルバンクが一番の大きな寄付者として
あいさつをして、いくつものスポンサーが紹介された後、
「みんな、クレイグとマークの登場です!」と司会者がいうと、会場が揺れるほ
どの大きな絶叫で包まれました。

クレイグとマーク(クレイグのお兄さんで、FTCなどの設立からのメンバーで役
員)はそれぞれ簡単なあいさつとスピーチをしました。

「今日はみんな、きてくれて本当にありがとう!
 8000人もの仲間が集まってくれたなんて、本当にすごいことだ。
 世界を変えようと子どもたちがこんなにも集まっているところは見たことがな
 いし、きみたちが真剣なのもとてもうれしい。

今、世界では、貧しくて5歳までに死んでしまう子どもが1000万人もいる。
そして、いまだ10億人以上が安全な水を、8億5000万人以上が十分な食糧を得る
ことができていない。

ぼくがシエラレオネ(西アフリカの小さな国)に行ったとき、紛争で腕や足を切
られてしまった子どもたちにたくさんあった。この国では、11年間もダイヤモン
ドの利権争いで戦争状況となり、たくさんの残虐行為が行われ、未だに多くの人
々が苦しみ続けています。戦いは国民全体に大きな傷を残し、ほとんどの地域が
打撃を受け、たくさんの学校が破壊された。この紛争では約1万人もの子どもが
兵士として闘わされた。子どもたちはそんな状況でも必死に生き、学校に行きた
い、という希望を話してくれた。

そして、今までFTCは子どもの力でたくさんの学校の再建を実現することができ
た。

去年のMe To We Dayでは、7500人もの子どもたちがここに集い、その後、世界
を変えるために、世界を子どもたちの手で変えるために、50校もの学校がFTCの
プロジェクトとして建設されました。

今年は、100校の学校を建てることに挑戦しよう。

世界のかこkな状況をぼくたちで変えていこう!
きみも、きみも、きみも、世界を変えられるんだ。

We generation!(わたしたちの世代は、わたしたちで)」

ふたりからのメッセージの後、エクアドルで支援活動をした経験を持つ若者が
登場して体験をシェアしました。

その後、世界的に有名な女優「ミア・ファロー」さんが登場しました。
彼女は、アフリカのダルフール紛争の現状を写真付きで話してくれました。
現地を訪問したそうです。

ダルフールは、スーダンという国の西側の地域です。近年は2003年から反スーダ
ン政府勢力と、スーダン政府に軍や政府の支援を受けたアラブ系武装勢力(ジャ
ンジャウィード)との戦いによってはじまったもので、その後、ジャンジャウィー
ドによってアラブ系ではない人々や村への大規模な虐殺や村の破壊が行われ、多
くの人が亡くなりました。

今でも国を追われ難民キャンプで生活している人々がたくさんいることを話しま
した。武装勢力にレイプされた女性の話や、目の前で家族を殺された体験を持つ
こどもたちのことを話しました。

「紛争のない世界をつくることができるのは、あなたたちです。」
とミア・ファローさんは話しました。

次に、アフリカのコンゴ民主共和国出身(旧ザイール)で、第二次コンゴ戦争に
巻き込まれ家族を失い、少年兵としても戦うことを強要され、そんな現状から命
からがら逃げ、今はカナダのFTCのスピーカーとして働くミッシェル・チクワニ
ンさんが登場しました。

ミッシェルさんの話は、まるで映画の中のように激動のものでした。

第二次コンゴ戦争は、鉱山の利権争いもからんで1998年にはじまり、隣国のウガ
ンダやルワンダ、アンゴラなど5カ国もを巻き込み発展した戦争で、今だに国は
不安定な状況にあるとされています。

「ぼくのお父さんは戦争で拷問されて殺された。戦争では380万人もの人々が殺
されたんだ。そして、僕自身、武装勢力につかまって、虐待を受けた。
人を殺せ!殺せ!殺せ!と言われ続け、でも、怖くなって、ジャングルに隠れて
を走って逃げ続けた。

父を殺した戦争や、武装グループはにくいけど、復讐をしても何の解決にもなら
ない。僕は、その後難民キャンプにたどり着くことができて、カナダにやってこ
れた。こうして、自分の体験を話して君たちとよりよい世界を作っていけること
は本当に幸せだ。」

ミッシェルさんが話し終わると、会場からは拍手がおき、しばらくなりやみませ
んでした。

ミッシェルさんの紹介ページはFTCウェブで読めます。
http://www.freethechildren.com/whatwedo/domestic/bookaspeaker/pdf/michel_page.pdf

まだまだ、スピーチやプログラムは続きますが、長くなるのでこのへんでやめま
す。
プログラムの内容は以下の通りでした。

ではまた。

なかじまさなえ
***


Schedule of the Day
Updated Thu. Oct. 16 2008 3:35 PM ET


The National Me to We Day celebration will be streamed here live starting at 9:25am ET on Oct. 17, 2008.

Anticipated Schedule of Events -- subject to change.

9:25 a.m. - 9:30 a.m. Energizer: Ngoma

9:30 a.m. - 9:40 a.m. Energizer: Twisted Ankles

9:40 a.m. - 9:45 a.m. Welcome from National Me to We hosts Ben Mulroney and Tanya Kim

9:45 a.m. - 10:00 a.m. Craig Kielburger and Marc Kielburger on National Me to We Day and the Me to We Philosophy

10:00 a.m. - 10:10 a.m. Cast members from Degrassi: The Next Generation on Ecuador - The impact and experience

10:10 a.m. - 10:20 a.m. Mia Farrow on crisis in Darfur

10:20 a.m. - 10:25 a.m. Hannah Endicott-Douglas, introducing Michel Chikwanine

10:25 a.m. - 10:35 a.m. Michel Chikwanine on war-affected children

10:35 a.m. - 10:45 a.m. Musical performance by Crash Parallel

10:45 a.m. - 10:50 a.m. Former Prime Minister John Turner on youth initiatives

10:50 a.m. - 11:05 a.m. Justin Trudeau on sustainable development

11:05 a.m. - 11:15 a.m. Musical performance by Louise Kent

11:15 a.m. - 12:15 p.m. Lunch: DJ Dopey

12:15 p.m. - 12:25 p.m. Musical performance by Sarah McLachlan

12:25 p.m. - 12:30 p.m. Sol Guy on making change and 4Real

12:30 p.m. - 12:35 p.m. Dalton McGuinty on taking action at home

12:35 p.m. - 12:40 p.m. Farley Flex, introducing Spencer West

12:40 p.m. - 12:50 p.m. Spencer West on overcoming obstacles

12:50 p.m. - 12:55 p.m. Energizer: The Canadian Tenors

12:55 p.m. - 1:05 p.m. Jessi Cruickshank on India - poverty, child labour and women's rights

1:05 p.m. - 1:15 p.m. Musical performance by Theo Tams

1:15 p.m. - 1:30 p.m. Nate Berkus on how youth can change the world

1:30 p.m. - 1:45 p.m. Craig Kielburger and Marc Kielburger on education and the power youth have to make a difference

以上

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