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現代中国小説読書サークルコミュの海岩『阳光像花一样绽放』

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留置所勤務の民警・劉川は、公安大学を出たばかりだが
父の死で遺された会社を継ぐことになり、上司に退職願を出したばかり。
ところが上司からある極秘任務に就くことを命じられる。
それは某銀行強盗事件で行方不明となった金の在処を知る男(単成功)を、
護送途中にわざと逃がし、最終的に奪われた金を取り戻すというものだった。
護送任務だけでよい、と引き受けた劉川だったが・・・

劉川はこの任務に関わったことをきっかけに
単成功の娘(単娟)と彼女を慕う男から逆恨みされ、数々の嫌がらせに遭う。
ついには劉川の女朋友にまで嫌がらせの手が及び、逆上した劉川は
単娟の住まいへ単身乗り込むが、もみ合いの中単娟の母、そして仲裁に
入った女性に怪我を負わせてしまう・・・

裁判の末、5年の刑期をかつての職場で囚人として過ごすことになった
劉川の、いわば“改造工程”を描いた小説。
『深牢大獄』のタイトルでドラマになっています。
阳光〜の方は別名みたいですが、こっちのタイトルの方が
好みなのでトピはこれで立てました。

コメント(8)

長い間、「民警」という言葉を「人民警察」の略語と理解していましたが、中国の弁護士に聞いたら「民事事件を担当する警察官」の略だということでした。
ちなみに「刑警」は「刑事事件を担当する警察官」、「武警」は日本の機動隊みたいなもの、「特警」はSATみたいな特殊部隊なのだそうです。

中国の刑務所の様子を描いたものとして「過年回家」という映画を観たことがあります。
囚人が覚えるべき反省の言葉を暗記させられ、反抗的ではあったものの・人間的な魅力もあった主人公が機械的に反省の言葉を発するロボットのように変質していく姿に恐怖を覚えたものです。

どうも中国の刑事ドラマなども暗いモノが多くて、アメリカや日本の刑事ドラマみたいに軽いノリの刑事がスカッと事件を解決、みたいなのは少ないですね。
青島さん:
遅レスすみません(汗)。

>反省の言葉を暗記させられ

そうそう、これ小説中に何度も出てきました。
この本の場合は刑務所暮らしの中で“人間的に成長する”んですが、
所謂『富二代』の凋落ぶりは結構悲惨でした。
公安も党の意のままというイメージがある中、軽いノリのドラマは難しいのでしょうねえ・・・
「人間的に成長する」という概念が、我々の常識と違うのかも知れないですね。
そう言えば、最近の中国では官二代のニュースが2件ありました。
1件目は某裁判長の官二代が有名作家を交通事故で殺したというもの。
2件目は恋が成就しなかった腹いせに官二代が相手の女性を焼き殺そうとしたもの。
恐ろしいニュースばかりです・・・。
なかなか面白そうですね。最近恋愛小説が続いたのでちょっと硬派な小説を読みたくなってきました。刑務所の中でどう「人間的に成長」するか、ちょっと興味あります。
ルッコラさん:
恋愛エピソードもありますよ〜
「そこまでするの・・・」とちょっと切なくなります。
あ!今更思い出したのですけど、海岩という小説家、確か「玉観音」の作者ですよね。
あの話、もう10何年も前だと思いましたけど、ドラマ化されたのを何度も見ました。
映画はイマイチでしたけど・・・。
青島さん:
そうです〜
『玉観音』は日本語訳も出ているようです。
日本語訳でてるんですね。
アマゾンで見てみます。

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