仮定の医学コミュの変な名前症候群～診断のためのガイドライン2005　抗生労働省研究班～

近年増加する変な名前のちびっこに対応すべく抗生労働省は変な名前症候群研究班を組織し暫定的診断基準を提示することで一般臨床医に広く疾患概念を浸透させる動きがある。以下にそのガイドラインの一部を転載する。

変な名前症候群診断のためのガイドライン2005(抗労省変な名前症候群研究班)

概念：変な名前とは、どうがんばってもカタカナっぽい響きの名前で、漢字もどうみても当て字としか思えないようなものを使用した名前のことである。本疾患では夜更かしは必発である。一見変な名前に聞こえても児の夜更かしがなければ本疾患からは除外せざるをえない。なお、本疾患の病態には親の車遺伝子WAGONRの関与が示唆されている。

診断基準
大基準：
?名前が当て字である
?響きが異邦人
?夜10時過ぎまで起きていることが週に3日以上ある
?平成生まれ
?同胞にも本症の発症をみる
小基準：
?親がミニバン
?親がジャージあるいはパジャマでジャスコで買い物する
?両親ともに喫煙者である
?母親の着メロが浜崎あゆみである

※大基準2つ以上で本症と診断する。
※大基準1つ以上かつ小基準3つ以上で本症の疑いとし厳重に経過観察を行う。

なお、診断基準には含めないが、両親の浮気、ジャパニーズヒップホップ、子連れで居酒屋は予後を悪化させる因子とされており初診時の詳しい問診が大切である。
本症は我が国固有の疾患であり大規模スタディがなされていない。現在のところ有効な治療法は発見されておらず、名前をつける際にもう一度よく考えるなどの予防が大切である。

抗労省ではより多くの症例報告を募っている。