ドキドキして読んでたのに
「こっちの勉強、……教えてあげようか？」
卓くんの震える背中がその高揚する緊張感を物語る。
白鳥紗枝(ｼﾗﾄﾘ ｻｴ)。
家庭教師のアルバイトを初めて二年経つ。
今日もアルバイトとして家庭教師の務めを果たしに、奥村卓(ｵｸﾑﾗ ｽｸﾞﾙ)の家に向かった。
しかしこの女、あまり良い噂を聞かない。それは大々的にされることもなく、ただ皆の噂でしか聞くことが出来ないのだが――――
「復習した？」
「は、はい……」
私は敢えて胸元を強調するような服を選んだ。
今日こそ卓くんを食べてやるという私の邪な想いが服に態度に表れている。
私が屈むとブラに包まれた豊満な胸が視界に入ったのだろう。卓くんは目のやり場に困ってすぐにノートに目を落とす。
「こーら。人が話してるんだから目を背けない」
「いや、……あの」
困ってる男の子は私の加虐心をくすぐる。
どうしても可愛いと思える子にしか《その気》が起きないのは私の悪い癖なのかもしれない。
卓くんは何やらもじもじしながら、それでも私の方を見ることが出来ないようで、そんな姿に胸がキュンと熱くなる。
「す・ぐ・る・くん」
彼の耳元で、私は誘うような【オンナの声】を作り囁くと体をビクッと震わせる。
反応がいちいち可愛くて食べてしまいたくなる欲求が募る。下腹部に熱が篭り、心臓が高鳴る。
まだ彼は17歳と若く、それでも《経験してる》子は経験してるだろうけど、勉強一筋のこの子にはオンナの免疫は無いだろうと容易に推測できた。
間違いなくこの子は白(童貞)だと、私の経験が告げる。
「ね、卓くん。カノジョできた？」
「で、出来ませんよそんなの」
「ふぅ〜ん、何で作んないのかな？」
「何でって……そりゃ…」
「そりゃ？……なぁに？」
私は意地悪く聞く。
俯きながら震える彼に雌の視線を向ける。
彼が私に好意を抱いてるのはありありだった。
当初、初めて私を見た真っ直ぐの彼の視線。私の脚に、胸に向けられていて、オトコ特有の雌を性の対象として見るあの野性的な視線だった。
私は最初から、彼に目で犯されていたのだ。
オンナを知らないオトコの…あの焦りや勢いに私は蕩けてしまう。その焦りや勢いをのらりくらりとかわしながら、焦らすのもまた、愉しく悦びを感じる。
百戦錬磨、百人斬りなどを気取る男どもも何人か相手したけども、どれもテクニックに偏っていて確かに巧い人もいたけど私を満足させられる男は皆無だった。小手先の技術というのは表層部分しか満たされない。見るに耐えないのがそ途中途中に見え隠れする自己満足だ。
いちいち女に「気持ちいい」か聞かなければその自信が崩れてしまうほどに脆い経験値なのか？自称百人斬りとか自信ある男に限って女の反応をいちいち気にする。
きっとそれは自信の無さから来るものなんだろうなと、行為の最中に冷めた考えを持ってしまう。
それと比べて童貞は違う。この男達は擦れてない。
がむしゃらで真っ直ぐオンナを求めて雄臭さがたっぷりある。テクニックのての字も無いけど、本やネットや動画で得た中途半端な知識を、それでも最大限に活かそうと努力をするその姿勢が堪らなく愛おしく思える。
そして現実と照らし合わせて食い違う点に怯え、翻弄され、感動して、大人のオトコになっていく過程…。
イヴに禁断の果実を勧める蛇の心境に近いかもしれない。
「女の子に興味無いの？」
私は徐々に核心に迫っていく。ゆっくり、確実に、卓くんの逃げ場を失わせるように。
「興味無い訳じゃないですけど……でも勉強もありますし」
「そうね」
そう言って私は卓くんの太ももに手を置いた。
ビクリと反応する卓くんにクスクスと笑みを浮かべてしまう。
「せ、先生……あの、勉強を……」
「こっちの勉強、……教えてあげようか？」
プルプルとチワワのように震える彼に、私の動きは大胆さを増していき……やがて私の太ももをを撫でる手は卓くんの局部へと近付いていく。
今正に、彼の股間に触れるか触れないかのところで卓くんは勢いよく立ち上がる。
しまった。興奮させ過ぎてしまった。このまま卓くんは私を床に押し倒して、乱暴に犯すのだろうと――――
「キモいんだよこのデブババァアアア！！」
「え？」
「お前よお！いくつだよぉ！」
「今年で62になります」
「ふっざけんなぁああ！勃つもんも勃たんわぁ！」
解雇されました。
最近【熟女ブーム】と聞いたんだけど、どうやら嘘だったみたいです。
本当にありがとうございました。
完
卓くんの震える背中がその高揚する緊張感を物語る。
白鳥紗枝(ｼﾗﾄﾘ ｻｴ)。
家庭教師のアルバイトを初めて二年経つ。
今日もアルバイトとして家庭教師の務めを果たしに、奥村卓(ｵｸﾑﾗ ｽｸﾞﾙ)の家に向かった。
しかしこの女、あまり良い噂を聞かない。それは大々的にされることもなく、ただ皆の噂でしか聞くことが出来ないのだが――――
「復習した？」
「は、はい……」
私は敢えて胸元を強調するような服を選んだ。
今日こそ卓くんを食べてやるという私の邪な想いが服に態度に表れている。
私が屈むとブラに包まれた豊満な胸が視界に入ったのだろう。卓くんは目のやり場に困ってすぐにノートに目を落とす。
「こーら。人が話してるんだから目を背けない」
「いや、……あの」
困ってる男の子は私の加虐心をくすぐる。
どうしても可愛いと思える子にしか《その気》が起きないのは私の悪い癖なのかもしれない。
卓くんは何やらもじもじしながら、それでも私の方を見ることが出来ないようで、そんな姿に胸がキュンと熱くなる。
「す・ぐ・る・くん」
彼の耳元で、私は誘うような【オンナの声】を作り囁くと体をビクッと震わせる。
反応がいちいち可愛くて食べてしまいたくなる欲求が募る。下腹部に熱が篭り、心臓が高鳴る。
まだ彼は17歳と若く、それでも《経験してる》子は経験してるだろうけど、勉強一筋のこの子にはオンナの免疫は無いだろうと容易に推測できた。
間違いなくこの子は白(童貞)だと、私の経験が告げる。
「ね、卓くん。カノジョできた？」
「で、出来ませんよそんなの」
「ふぅ〜ん、何で作んないのかな？」
「何でって……そりゃ…」
「そりゃ？……なぁに？」
私は意地悪く聞く。
俯きながら震える彼に雌の視線を向ける。
彼が私に好意を抱いてるのはありありだった。
当初、初めて私を見た真っ直ぐの彼の視線。私の脚に、胸に向けられていて、オトコ特有の雌を性の対象として見るあの野性的な視線だった。
私は最初から、彼に目で犯されていたのだ。
オンナを知らないオトコの…あの焦りや勢いに私は蕩けてしまう。その焦りや勢いをのらりくらりとかわしながら、焦らすのもまた、愉しく悦びを感じる。
百戦錬磨、百人斬りなどを気取る男どもも何人か相手したけども、どれもテクニックに偏っていて確かに巧い人もいたけど私を満足させられる男は皆無だった。小手先の技術というのは表層部分しか満たされない。見るに耐えないのがそ途中途中に見え隠れする自己満足だ。
いちいち女に「気持ちいい」か聞かなければその自信が崩れてしまうほどに脆い経験値なのか？自称百人斬りとか自信ある男に限って女の反応をいちいち気にする。
きっとそれは自信の無さから来るものなんだろうなと、行為の最中に冷めた考えを持ってしまう。
それと比べて童貞は違う。この男達は擦れてない。
がむしゃらで真っ直ぐオンナを求めて雄臭さがたっぷりある。テクニックのての字も無いけど、本やネットや動画で得た中途半端な知識を、それでも最大限に活かそうと努力をするその姿勢が堪らなく愛おしく思える。
そして現実と照らし合わせて食い違う点に怯え、翻弄され、感動して、大人のオトコになっていく過程…。
イヴに禁断の果実を勧める蛇の心境に近いかもしれない。
「女の子に興味無いの？」
私は徐々に核心に迫っていく。ゆっくり、確実に、卓くんの逃げ場を失わせるように。
「興味無い訳じゃないですけど……でも勉強もありますし」
「そうね」
そう言って私は卓くんの太ももに手を置いた。
ビクリと反応する卓くんにクスクスと笑みを浮かべてしまう。
「せ、先生……あの、勉強を……」
「こっちの勉強、……教えてあげようか？」
プルプルとチワワのように震える彼に、私の動きは大胆さを増していき……やがて私の太ももをを撫でる手は卓くんの局部へと近付いていく。
今正に、彼の股間に触れるか触れないかのところで卓くんは勢いよく立ち上がる。
しまった。興奮させ過ぎてしまった。このまま卓くんは私を床に押し倒して、乱暴に犯すのだろうと――――
「キモいんだよこのデブババァアアア！！」
「え？」
「お前よお！いくつだよぉ！」
「今年で62になります」
「ふっざけんなぁああ！勃つもんも勃たんわぁ！」
解雇されました。
最近【熟女ブーム】と聞いたんだけど、どうやら嘘だったみたいです。
本当にありがとうございました。
完
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コメント(31)
上のニュースの内容
↓
＜痴漢容疑＞高齢女性被害、４６歳男逮捕 愛知県警3074
2013年05月17日 13:32 提供:毎日新聞
７０代女性に痴漢行為をしたとして愛知県警津島署は１７日、同県西尾市西幡豆町山副、無職、小島洋幸容疑者（４６）を県迷惑行為防止条例違反（痴漢）の疑いで逮捕したと発表した。容疑を認め、「高齢女性を狙った痴漢を１０件ぐらいやった」と話しているという。被害届も出ており同署は裏付け捜査を進める。
容疑は１５日午後２時ごろ、同県あま市の路上で７０代の無職女性に背後から近づき、体を触るなどしたとしている。
同署によると、被害女性が１１０番し、駆け付けた署員が近くにいた小島容疑者を見つけたという。調べに対し、小島容疑者は「約１０年前に高齢女性が出演するアダルトビデオを見て、熟女に興味を持ち始めた」と話しているという。【黒尾透】
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＜痴漢容疑＞高齢女性被害、４６歳男逮捕 愛知県警3074
2013年05月17日 13:32 提供:毎日新聞
７０代女性に痴漢行為をしたとして愛知県警津島署は１７日、同県西尾市西幡豆町山副、無職、小島洋幸容疑者（４６）を県迷惑行為防止条例違反（痴漢）の疑いで逮捕したと発表した。容疑を認め、「高齢女性を狙った痴漢を１０件ぐらいやった」と話しているという。被害届も出ており同署は裏付け捜査を進める。
容疑は１５日午後２時ごろ、同県あま市の路上で７０代の無職女性に背後から近づき、体を触るなどしたとしている。
同署によると、被害女性が１１０番し、駆け付けた署員が近くにいた小島容疑者を見つけたという。調べに対し、小島容疑者は「約１０年前に高齢女性が出演するアダルトビデオを見て、熟女に興味を持ち始めた」と話しているという。【黒尾透】
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