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Yua's factoryコミュのFinal Destiny 2-24

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「ん…ぁ」
「…」
「そこ…もっと」
「…シェリル」
「ぁぁ…気持ちいい」
「うう…」

うつ伏せに寝るシェリルに跨がり、ニコルはシェリルの腰を揉む。

「ん〜そこ良い」
「シェリルたんわざと?」
「たん言うな。何がよ?黙ってマッサージしなさい」

色気のある甘い声で喘ぐシェリルにニコルは動揺を隠せない。



洞窟爆破事件から6ヶ月経った。
ニコルと行動を共にし、何百匹ものモンスターを倒して、やっとニコルは一定レベルを超え力を付けた。
モンスターとの実戦以外にも私の戦闘トレーニングを受けたニコルはグングンとその才能を開花させ、その力は目を見張るものがあった。
最早ここに滞在している必要は無い。
魔王を倒す日はもうすぐそこまで来ている。

私達は魔王城周辺の荒廃し無人化した町に足を踏み入れた。
その中の一軒家に入ると比較的荒れが少なく、多少埃が被ったものの生活用品らしい物が見つかった。
ポーション(体力回復薬)やエーテル(魔力回復薬)、エリクサー(体力魔力全回復薬)等の備品も倉庫の中に豊富にあり、装備は充実していった。
ここを拠点とし、新たにレベル向上に向けて私達はトレーニングと実戦に明け暮れる。
傷付いては仮宿のベッドで癒やし、モンスターに挑む。
実戦の中、野草や動物も捕らえ鍋に入れて食したりと、食の確保もできた。

久々に人間らしい生活を送り、私もニコルも心身共にストレスから解放されていった。
その緩みで必然とお互い笑みが漏れることも多くなる。
労り、戦い、励まし、笑う。
そういった緩い環境下でのマッサージ。
私の命令でニコルは大人しく私の腰を揉む。

「シェリル」
「ん〜?」
「魔王を倒したら」
「うん」
「結婚してくれ」
「またか」

うんざりする。ニコルは相変わらず私を嫁として迎える気でいる。

「だって」
「だってじゃない。何度も言ったけど私は女を捨てた」
「だって魔王を倒したらもうシェリルは普通の女の子だろ」
「違うね」
「何でよ」
「お前は私の裸を見ただろう」
「大きなおっぱいを見させていただきました。眼福眼福」
「貴様はそういうところしか見てないのか!」
「そこが肝要です」
「この変態め!…私の体には無数の消えない傷がある。お前の言う普通の女の子には無い傷がな」
「俺もあるよ?」
「男であれば問題ないだろう。私はだから…」
「…シェリル」

そう。
私は女を捨てたんだ。
今更何を…。







Final Destiny 2-25 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=68877714&comm_id=5718354

コメント(7)

ゆあさんには「ベルセルク」も読んでもらいたいw
長いけどw
(今、36巻かそこら出ている)
> だんぞうさん

ベルセルクは全巻持ってます!(゜∇゜)
> ゆあさん

ニコルが他人とは思えない・・w
> めぃさん

つまりバカでエロですね?

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