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TRPG シナリオ公開コミュのエンゼルギア2nd シナリオ

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レギュレーションは、クイックスタートか、初期作成キャラクターを前提。基本ルールブック及び、GF追加データの使用を可としています。

何回かコンベンションで回したシナリオで、自分的に成仏させられたと感じましたので、公開いたします。



コメント(9)

●シナリオタイトル
 『神の意思、人の意志』

●今回予告

 迫り来る天使兵の脅威に立ち向かう最後の砦、瑞穂基地。
 だがその基地も今日は普段とは別種の緊張感を漂わせている。
 ヤシマ帝室摂政、暫定帝位継承者・梓宮佐奈子内親王殿下――
 現ヤシマ体制下において実質上権威的頂点の視察を迎えることとなったからだ。

 権威と権力には陰謀がセットで付いてくる。
 伏魔殿に姫来たりし時、演ぜられるはいかなる劇か。

 エンゼルギア 2nd Edition
 『神の意思、人の意志』

 ――試しのときはきた。ここに、汝の存在を証明せよ。
 
●ハンドアウト
 ◆PC1
  クイックスタート・運命の子
  コンストラクション・ギアドライバー
  推奨ナビゲーター・八坂 凍
  ダーザイン・佐奈子からの好奇心

  面白い目をしているな――
  閲兵式典に参加していた君は姫からそう言われる。
  相手はこの国では現人神とも云われる人だ。
  興味を持たれるのは喜ぶべきことなのだろうが…。
 
 ◆PC2
  クイックスタート・世界を変えるもの
  コンストラクション・ギアドライバー
  推奨ナビゲーター・草薙 伊音
  ダーザイン・佐奈子からの信頼
  
  殿下の護衛をしろ――
  ヴィヴリオ大佐からの命令はいつも単純明快だ。
  だがその遂行にはいつも困難がつきまとう。
  護衛対象はこの国一番のVIP。
  今回の任務もただでは済みそうに無い。
 
 ◆PC3
  クイックスタート・煉獄の指揮官
  コンストラクション・オフィーツィア
  ダーザイン・佐奈子からの疑惑

  姫の御付を頼みます――
  今回の視察は殿下ご自身の意志によるものだ。
  しかしよりにもよっての最前線基地。
  しかも様々な部隊の寄り合い所帯ともいうべき場所。
  尋常では終わりそうも無い。
  ヤシマ軍部の最高指揮官からの頼みとあれば、断ることもできないが。
  
 ◆PC4
  クイックスタート・大空の騎士
  コンストラクション・ソルジャー
  ダーザイン・佐奈子からの感心

  久しぶりだな――
  電話から聞こえるのは懐かしい戦友の声。
  聞けば向こうも今は子供のお守りをやらされているらしい。
  その子供が今度視察に来るらしいのだが。
  これ以上ガキの面倒は御免被りたいのが正直なところだ。
シナリオの基本的流れとしては、PC達の所属する瑞穂基地に、ヤシマの最高権威者である摂政の姫が視察に訪れ、それに絡む陰謀劇が展開されます。

摂政の姫である梓宮佐奈子内親王殿下は、黒の天使核の持ち主であり、瑞穂基地を訪れたのはシュネルギアのドライバーになる為。
その理由は、シュネルギアというヤシマの最大戦力を手に入れ、自身の手駒である近衛師団を基地に引き入れ、これを占拠する。
それにより天使に対抗する力を奪い、同時に自身に反抗する勢力を制圧し、合衆国に対する全面降伏を行うということ。
だがこの計画は合衆国の陰謀により仕組まれたものであり、またヤシマ軍部の最高指揮官である維馬篭大将も知るところであった。
というもの。

このシナリオのキモは摂政の姫である佐奈子殿下。

この姫は元々は帝室の一族の中でも地位の高い存在ではなく、軍に対する戦意高揚策のため軍人としての教育を受けていたのですが、帝都へのミサイル着弾により、帝室一族の大半が死亡したことにより急遽帝位継承者となった存在です(ちなみに伊音とは幼年学校時代のルームメイト)。

国のため軍人としての教育を受け、家族を失い、現人神に祭り上げられた、誇り高く、強く、心優しい少女。
彼女は新たな近従となった近衛師団の士官より、黒の天使核の存在及びクーデター計画を知らされ、これに協力することを選びます。

さてPCはこの少女にどう絡むのか?という感じ。
シナリオの裏の流れ

近衛師団はこの時点で、帝都へのミサイル着弾により壊滅しています。
PC4の戦友として登場する陣内大尉は、新たな帝位継承者となった佐奈子殿下を護衛するために急遽再編された近衛師団の指揮官です。
この大尉は過去の戦場での体験から、合衆国に対する全面降伏を考えており、合衆国エージェントと接触、近衛師団の人員も同志で固めています。

この動きは維馬篭大将も知るところであり、情報部からの情報も掴んでいるのですが、彼はクーデターをあえて起こさせ、自身に敵対する勢力の一掃を図るためこの件は放置することを選びます。

ヴィブリオ大佐はこの件について知るところではありません。
今回は対処に腐心する事になります。
◇オープニングフェイズ
●シーン1 PC2
 伊音と共にヴィヴリオから佐奈子の護衛を命ぜられる場面。
 佐奈子の地位、重要性が伝えられる。
 (基本的にヤシマ帝室は大日本帝国憲法下での天皇家を想定しています。最高権威者と位置付けられていますが、実際的権力はありません)
 伊音の家のことも伝え、それゆえの命令であることも告げる。
 「なにしろ相手はヤシマの権威的トップだ、もしものことがあってはならん」
 「草薙の家は代々帝室の警護を任ぜられてきた家系だ、ただ見られるというのも落ち着かないだろう」
 「向こうからも名指しで要請があった、一応私からも命令として警護に任じておく」
 司令室を出た後、伊音から佐奈子の素性を伝えておく。
 「佐奈子…殿下は私とは幼年学校の同期であった」
 「気さくなお方ではあるが、くれぐれも失礼の無いようにな」
 (ミサイル着弾の為急遽帝位継承権となったこと、幼年学校の同期であること等)
 シーンエンド

●シーン2 PC4
 陣内大尉からの電話で視察の件が伝えられる。
 近況(現在近衛師団指揮官である事)を伝えた後、視察の件を伝え、佐奈子が感心していることを伝える。
 「最近は俺も子供のお守りだ」
 「近衛といっても敗残兵の寄せ集めだがね」
 「お前のことをいたく感心なさっておられてな、せいぜい法螺話を聞かせてやってくれ」
 (陣内大尉は視察には同行しません。佐奈子がシュネルギアパイロットとなってから登場します)
 よろしく頼むと伝え、シーンエンド

●シーン3 PC3
 シーンは輸送機の中から。
 直ぐに回想シーンに移り、佐奈子による瑞穂基地視察に伴い、維馬篭から佐奈子の御付きを命ぜられる。
 「姫様のわがままにも困ったものです」
 「貴方には申し訳ありませんが、せいぜい姫様のわがままに付き合ってあげて下さい」
 「当日は私も同行しますが、色々と折衝もありましてね」
 「頼みましたよ、くれぐれも私を失望させないように」
 輸送機内にシーンは戻り、隣に座る佐奈子から疑惑を向けられる
 「お主は維馬篭の犬か?それともわらわの首に付ける鈴か?」
 「わらわはあの男が嫌いじゃ、あの目を見ると底冷えがする」
 「あ奴は他人を道具としてしか見ておらぬ、だが道具の扱いが上手いのも事実」
 「道具となるをよしとするなら何も言わぬ」
 輸送機の到着を告げシーンエンド

●シーン4 PC1
 瑞穂基地では観閲式典が行われている。
 とにかく暑い中で待たされ立たされていることを印象付ける。
 (隣で立っている凍は汗一つかいていない)
 間も無く基地に輸送機が到着する(輸送機型超大型重爆撃機富嶽)
 佐奈子が維馬篭と共に降り立ち、ヴィヴリオ大佐とハルトマン大佐が出迎える。
 PC1の前で立ち止まるり話し掛ける。
 「お主、随分と若いな、わらわと同じくらいか?所属はどこじゃ、名はなんと申す?」
 「そうか、お主があの…なるほどな」
 「しかし面白い目をしているな、初めて見る類じゃ」
 (ここで言う“目”とはあくまで概念的なもの。運命に立ち向かうPC達の目に希望の光を見たとかそんな意味です)
 適当なところで維間篭を介入させてシーンエンド
◇ミドルフェイズ
●シーン5 PCALL
 シュネルギア部隊の視察が行われる。
 ヴィヴリオ、ハルトマン、維馬篭は退場。PC3に佐奈子を任せる。
 全PCと交流する。PC2、PC4、PC1の順で挨拶(名前を聞いてないことでPC3も絡めてよし)
 シュネルギアに興味を持ち、乗せてもらえるように頼む(PC3も巻き込むこと)
 PC達が拒否するようであれば維馬篭とヴィブリオを登場させて、命令として許可する。(維馬篭は佐奈子のシュネルギア搭乗を望んでいます。ヴィブリオもヤシマ帝室がG3の有力スポンサーであることから、渋々ながらも許可を与える)
 了承した時点でシーンエンド

●シーン6 PC1、2(3,4)
 佐奈子をシュネルギアに乗せて基地上空を飛行する。
 基本的にPC2の後席に搭乗する。PC1はもしもの時の為にシュネルギアに搭乗した状態での登場、PC3、4も付き添いでの登場が可能(ホルテンに搭乗等でも可)
 シュネルギアで飛ぶことに対する驚きを表す、伊音が居ないことも冷やかす。
 適当なところでシュネルギアのコントロールを奪う(佐奈子殿下はアペルギアの操縦経験が有り。シュネルギアの情報も事前に調べられる範囲で調べてあるとする)
 華麗な機動を行い周囲をあわてさせてシーンエンド

●シーン7 PC3、4
 佐奈子が黒の天使核保有者であることが判明し、善後策を検討する
 維馬篭の賛成を伝えて話を進める
 ヴィヴリオはPC3に疑惑を向けPC4に丸投げ
 「いやいや、最高の士気高揚策ではありませんか」
 (PC3に)「せいぜいG3には媚を売っておくことです」
 「どこでかで拾ってきたような子供よりいいでしょう」
 「専用機等も用意しなければいけませんね」
 維馬篭はPC3、4を残し退室
 適当にヴィヴリオと会話を行わせ、異論無ければシーンエンド

●シーン8 PCALL※事情通ロールを行わせ、3以上の成功数を出した者のみ登場
 佐奈子の加入&現在置かれている状況を伝える
 羽村軍医からの噂話という形でPCに情報を与える
 佐奈子は元来帝位継承権者として見られるほどの存在でもなかったが、先ごろの帝都に対するミサイル着弾により、急遽暫定帝位継承者となった。
 現状では帝及び帝都内の帝族は“お隠れあそばされている”状況。
 佐奈子は現在14歳。15歳の成人と共に正式に帝位継承権者となり帝となる。
 それまでに他の帝族と婚姻すれば、その帝族が帝となる。
 民間人と婚姻すれば帝族の身分より離れる。(帝となった後は婚姻しても女帝のまま。現英国女王のような存在)
 以上を前提として伝え、維馬篭は佐奈子の即位に反対する立場であることを伝える。
 
●シーン9 PC1、2(3,4)
 訓練により佐奈子の適正が出る。
 基本的にナビゲーターとしては誰とでも相性は悪くない、ドライバーとしても軍人として訓練を受けていた事により優秀(ナビ補正としては、肉体+2 感覚+2 聖霊+1くらいと想定)
 PC1,2及びナビゲーターが集合している場所に佐奈子を登場させて、上記事実を伝え、運用の柔軟化、戦死者が出ても問題ない事を伝える(前提として他公式NPCは現時点で存在しない事とする)
 誰と組んでも問題ない事から、パートナーの取り合いをあおる。
 「なるほど。わらわが正規ナビゲーターになる為には、いずれかと仲良くなればよいのか?」
 「まあ、わらわがドライバーとなっておぬしらを補欠に回すこともできるのだろうがな」
 ある程度じゃれあいを行った後シーンエンド

●シーン10 PC4
 陣内を登場させて佐奈子が話を聞きたがっていることを伝える。
 陣内は佐奈子がシュネルギアに搭乗する事となったため、瑞穂基地に近衛師団第302保安中隊200名を率いて駐屯することとなる。
 OPでの話を踏まえ、佐奈子はPC4に歴戦の兵士としての話を聞きたがる。
 最初は適当な武勇伝をせがみ、戦い続ける理由を問いただす
 「どうしておぬしは戦い続けるのじゃ?体を機械の身にやつしてまで戦い続けるのはなぜじゃ」
 話が聞けた時点でシーンエンド

●シーン11 PC3(1、2、4)
 佐奈子が前線部隊の督戦に赴くシーン。チュートリアル戦闘を入れてもよい
 適当に演説を行った後、佐奈子には自らの役割を自嘲的に話させる。
 「現人神と祭り上げられてもこれではまるで死神じゃな」
 PC3には目の話しを向ける。
 「気付いておるか?お主の目も変わってきておる」
 「今は道具の目はしておらん、人の目じゃ」
 何か答えた時点でシーンエンド

※この辺でシーンを入れるかどうか尋ねる
 次のシーンからメインキャラが決まることを伝えてダーザイン操作を行わせる
●シーン12 PCALL※
 現時点で佐奈子からのダーザインが一番高いPCに、陣内が佐奈子殿下とデートをしてくれるように依頼をする(シナリオの流れ的にGMが一番適当であると判断したPCを指名してもよい)
 以後このPCをメインPCとして扱う。
 必要なものを調達させる事を示唆しシーンエンド(陣内が用意するとしてもよい)
 その他のPCにはデート中の監視及び護衛の依頼。(陣内は殿下の不在を糊塗しなければならないため無理であるとする)
 基本的にギャグシーンぽく演出し、PC全員がデートイベントに出る事を怪しまれないようにするのがポイント。
 同じく調達を示唆した後シーンエンド

●シーン13 PCALL
 佐奈子とのデートイベント。各PCには自由に行動させる。
 デートプランに関しても原則PCに任せる。
 範囲のみ瑞穂市内に限定。
 もし尾行を行うのなら感知での対決判定。
 (このデートイベントの間に基地がクーデター部隊制圧される。基地に残ることを選択したPCが居た場合は柔軟に対処する)
 デートの最中に佐奈子は映画の話しをする(帝都の祝日という題名。ローマの休日と基本同じような映画であるが、主人公は新聞記者ではなく軍人。ラストは駆け落ちであるところが相違)
 デートの締めは公園で行い、敬称略で名を呼んでくれるよう願う
「子供のころ家族で見た映画のようであるな。さすがにわらわは、連れて逃げよとは申さぬが」
「今はもう、わらわをただ名前で呼ぶ人はおらぬ」
「ただ名を呼ぶ事が罪とはいかなる法じゃ」(不敬罪となる)
 賊が現れ佐奈子及びPCを拉致した時点でシーンエンド
 (佐奈子を上手く動かして、スムースな拉致を心がける。帝族の意志であるとして、伊音を動かしても良い)

●シーン14 PC3、4
 瑞穂基地、ヴィヴリオ司令室にて。
 PC3、4が収監される。
 先にヴィヴリオ大佐とハルトマン大佐が収監されている。
 陣内がクーデターを起こしたこと、佐奈子専用のシュネルギア“ムラマサ”が搬入されていた事を伝える。
 適当に状況を伝えて、今は何もできることがないことを伝えシーンエンド

●シーン15 PC1、2
 営倉にて佐奈子と対話。
 佐奈子の考え、覚悟を話す。
 PCを自陣営に誘う。
 どちらの答えを出すにしてもPCたちは囚われのままシーンエンド
 「わらわは合衆国への全面降伏を考えている」
 「そのためには民の希望となるシュネルギアと瑞穂基地は邪魔な存在」
 「おぬしらに基地におられては制圧の邪魔となったのでな。あのような茶番を弄させてもらった」
 「わらわの力とならぬか?反抗する者も多く居ようからな」


●シーン16 PCALL
 反撃が始まりPC達が救出される
 PC3、4側は隙をついてハルトマン大佐が反撃、羽村軍医達が救出に現れる。
 PC1、2については凍、伊音が救出に来る。その際に交流シーンも交える
 最終的にシュネルギアハンガーで落ち合わせ、陣内と佐奈子の姿を見せシーンエンド

◇クライマックスフェイズ
●シーン17 PCALL
 冒頭で陣内にクーデターを起こした訳を話させる。
 そのまま天使化した陣内が佐奈子を抱えシュネルギアを奪取する。
 シュネルギア奪取後は佐奈子のみに喋らせる。
 適当な時点で戦闘突入、佐奈子のアガペーを600として計算(各シーンでダイスを振って算出しておいても可)
 天使化の判定基準とする。

●シーン18 PCALL
 クライマックスの戦闘シーン。
 シーン13のシーンキャラクターをメインに進める。
 戦闘時佐奈子のアガペーが666に達していれば悲劇的エンド。(佐奈子は特技を使うことによりアガペーが上昇する)
 佐奈子を殺させる。
 天使化させることなく戦闘に勝利したとしても、佐奈子は殺してくれと願う。
 PCが強く拒否すれば、ヴィヴリオ、他PCを出させて、ヴィブリオから救う策があることを伝える。
 「わらわは大逆の罪を犯した身じゃ。極刑は避けえぬ」
 「維馬篭の手を帝族の血で汚してやるのも一興なのじゃがな」
 「やはり結末ぐらいは自らで選びたい」
 「選ぶ事ができなかったわらわの最後の願いじゃ」
 (PCが拒否する)
 「ではどうするというのじゃ?かの映画のごとく連れて逃げるとでも申すのか?」
 シーンエンド

◇エンディングフェイズ
●各PCのエンディング
 PC1は維馬篭による凍の再調整の示唆
 凍は各シーンにおいて、多少感情の感じられる行動をとらせておく。
 事件解決後基地を訪れた維馬篭に再調整を考えさせる。
 「ほう、なかなか面白い反応を示すようになりましたね。これは再調整が必要かもしれません」
 「まあ、これも発達と見るべきかもしれませんし、今しばらくは預けます」
 「くれぐれも私のオモチャに傷をつけないように…」
 凍の反応はPCのダーザインレベルに応じて多少変化させる。

 PC2は伊音とリバイバル上映の帝都の祝日を観ての伊音の感想。
 「この映画は私には納得がいかない。なぜ最後に駆け落ちするのだ?」
 「その身に責を負う者は逃げてはならぬ」(伊音は本家ローマの休日を観て納得するタイプ)
 「私は逃げぬ。どのような運命でも立ち向かってみせる」
 伊音とのダーザインレベルに応じて、反応に多少変化を持たせる。
 
 PC3は維馬篭からの誘い
 「いやはや大規模な人事異動がありましてね。色々と忙しかったですよ」
 「クーデター?何のことですか」
 「あなたには苦労させましたからね。今なら良いポストがご用意できますよ」
 他基地でのクーデターは事前に防がれている。瑞穂基地でも対天使戦闘が行われた事となっている。
 
 PC4は羽村からのネタばらし
 「今回の件は無かったことになるみたいだね。他の基地では大規模な人事異動が行われてたらしいよ」
 「ここだけの話だけど、陣内は以前から合衆国のエージェントと接触があったらしい」
 「この情報は情報部もつかんでいたらしいんだけど、ある時点からもみ消されていた」
 「さて今回の件で一番得をしたのは誰なんだろうね」
 羽村自身の今回の事件への関与は、曖昧に濁す。
 
 基本的に2→4→3→1の優先で行う。
 ラストにはメインキャラとなったPCに、以下のエンディングを上記のエンディングに替えて行う。

 佐奈子は、戦死として扱われ、ヴィヴリオから戦災孤児として保護した者がいる事を伝えられる。
 「梓宮佐奈子内親王殿下は先に瑞穂基地において行われた対天使戦闘において壮烈に散華なされた。違うか?」
 「我々はその際に一人の戦災孤児を保護した。そうだな?」
 ヴィヴリオの指示により佐奈子が部屋に入ってくる。
 「名も知らぬ戦災孤児だ。名前を聞くといい」
 適当にPCと佐奈子のシーンを演出しシーンエンド
ボスキャラデータ

■天使化したムラマサ
◆データ
種別:天使(中級)
【肉体】16 (回避)3 (白兵)4
【感覚】16 (射撃)4
【理知】10
【聖霊】15 (意志力)3
行動値:12 HP:200
移動力:500/5000
◆攻撃
 《20?ガトリングライフル》:射撃(オリジナル武器)
 射程:1500?    攻撃力:+15
 対象:単体       判定値:15
 ※1500メートル以内からの攻撃にリポスト可能
 ※追加弾倉と給弾装置付き

 《カタナ》:白兵
 射程:至近      攻撃力:+13
 対象:単体      判定値:16

◆天使特技      ◆キャラ特技
 《瞬間移動》 【ハードシールド】2
 《疾風怒濤》 【反応射撃】3
 《一斉行動》       【ブルズアイ】5
 《BS耐性》   【カウンター】なし
 《復活》 【捨身撃】4
 《奇跡》×5        【バレットストーム】6
 《神罰》×3 【気合一閃】5
 《ケルン?》  【威嚇射撃】5
(特技名の後ろは使用時のアガペー上昇数値)

基本的に天使として扱います。
マインドクラッシュ等の特技に対しても天使として対応してください。
データも適当なのでそれなりにいじって下さい。
他は、3ターン以内くらいに倒される事を想定して、状況に応じた雑魚敵と組ませて戦わせると良いかと思います。
あとがき

ぶっちゃけて言えばヒロインをPC間で取り合え、というようなシナリオです。
なので佐奈子殿下にどれだけPCが食らい付いてくれるかがキモですね。

細かい疑問点等あれば、メッセ頂ければお答えします。

もし遊んで下さった方がおられれば、感想等頂ければ幸いです。

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