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Fx&株のお勉強コミュの経済ニュースからわかること

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昨日の日経平均のニュースから

内閣府は28日、「世界経済の潮流」という報告書を公表し、リーマンショックで2009年にいったん縮小した世界経済の不均衡が10年に再び拡大したことを示した。世界最大の赤字国の米国は10年の経常収支が 4702億ドルの赤字で09年より約920億ドル赤字が拡大。最大の黒字国の中国は3054億ドルの黒字で同90億ドルほど増えた。

 世界経済全体の11年の実質成長率は3%前半になると予測。東日本大 震災については「アジア経済に与えるマクロ的な影響は限定的」と指摘した。

ただ原発事故などの影響が長期化すると、世界経済の下振れ要因 になるとの見方も示した。
 そのほかのリスクでは食料・資源高を挙げた。電力不足の問題を抱える 日本は「エネルギー価格の上昇が続くことを大前提」として、自然エネルギーの普及を進める必要があると提言した。

                日本経済新聞 5月29日 
   
     
 世界経済の現状について内閣府がまとめたこの報告書を読むと、海外 経済の変化から日本が取り残されている状況が見えてくる。

 このレポートの概要版を見ると日本の交易条件が再び悪化していることが見える。
( http://bit.ly/mkOD81 の5ページ目 )

 交易条件とは国際貿易における商品の交換比率のことで、貿易利益の 指標として用いられる。

 貿易立国の日本としては、交易条件が改善することが日本の発展に繋がる。

 なのになぜ交易条件が悪化するのか。

 円高が原因ではない。円高は交易条件の改善に寄与するからだ。

 昨年度の輸出額は68兆円でうち5割の34兆円がドル建てで、これは円高だと受け取りが減ってマイナスになる。

 輸入額は62兆円だが7割の44兆円がドル建てで、円高だと支払額が減る。

 輸出入を合わせると10兆円ほどネットのドル支払いが多く、1割の円高は日本にとって1兆円の為替利益になる。

 こんな良い環境なのに交易条件が悪化するのは、輸入に占める第1次産品(農作物、食料、鉱産物、燃料)の割合が高く、これらの高価格によって、円高差益を越えるドル建ての請求書が来たことが1つ。

 一方の輸出の半分以上がアジア向けの機械や部品。
 これらは、アジアの製造業企業の工場に納品されて、その工場で完成品を組み立てて世界中に輸出される。

 工場が儲かるためには、「商いの利は仕入れにあり」の原則に沿って、部品も機械も安く仕入れ、安い製造コストで作る必要がある。

 昨今は中国のように賃金を上げる圧力が強かったり、ドル安で輸出代金が減るから、機械や部品の仕入れ価格をより下げねばならない。

 この状況は、日本からの輸出で円高に沿って減少した分、輸出価格を上げるどころか、下げざるを得ないある事を示す。

 貿易による日本経済の立ち直りを図るなら、現状の部品や機械のように価格値上げがしずらい品目を輸出するのではなく、他で買えない品ゆえ に値上げも可能な完成品を円建てで輸出することだ。

 生き延びるためには自らを変化させなければいけない。これが、長い歴史を途絶えさせなかった老舗の共通する家訓のようです。

コメント(2)

日本経済新聞 5月30日より

 2008年の金融危機で売り上げが急減し、社債などの調達市場も一時機能不全に陥りました。

日本企業の財務は「守り」の姿勢を再び強め、手元資金の比率は上昇傾向を見せていました。

震災で企業活動が混乱したとき、手元資金が平時より厚かったことは不幸中の幸いといえます。

 全産業の手元資金は現在、75兆円に積み上がっています。
                     
     
★さて、質問です。

 年収7百万円の家計と年収15百万円の家計のどちらが金融資産(貯蓄)を多く持っているだろうか?

 政府の家計統計でみれば収入が多い人の金融資産は多いです。

 しかし、私が数多くの人の家計の投資の見直しをしてきた結論は異なります。

 年収が多い人の金融資産額の少なさに驚く事が多いし、年収が少ないのに多額の金融資産を築き上げた人が多いという事実もあります。

 政府統計も、年収と年齢対比の金融資産蓄積率を計算すると、年収が多い人は、生活費に回す分が多くて貯蓄にあまり回していない事が分かります。

 年収が多い利益率の高い人は、多く使っても、また稼げるさと楽観的に思う人が多いし生活水準を下げる事に抵抗があるという人間心理もあるので貯蓄に多くを回さない。

 一方で、7百万円と言う日本の家計の平均年収程度稼ぐ人は、収入が増える可能性よりも収入減や失職の恐れを心配し、いざという時のために貯蓄をしておこうとしがちなので金融資産が結構積み上がる。

 企業も同じ。景気が長く低迷して売上げが上がらず、利益もかつかつの企業が多い状況を考えて、普通の企業も儲かる企業も利益を配当等で社外流出させるよりも、もしものために内部留保として溜め込む。

 日本企業の純利益率は1〜2%と海外企業に比べてダントツに低いので内部留保の積み上げにも時間がかかるため、より一層溜め込む。

 海外の大きな多国籍企業は利益率が高いので、また稼げるさと、配当を多く支払うことが多い。すると、高配当と高利益率で株価は上昇しやすいので大きな時価総額になる。すると多額の資金が必要な企業買収でもたやすくできてしまう。
 
★さて、次の質問です。

 手元に大きな額の資金を持っている人と、資金があまり無い人が投資する。
 どちらの投資の利回りが高くなりますか? 

 大きな資金をもっていると、1つの投資をした後でも残る金額が多いので安心して投資が出来る。

 その安心は、投資対象の調査を甘くすることに繋がりがちで、低い利回りの投資でも「今のまま預金で持つより良い投資だ」とも考える。

 結果として投資に失敗する事が多い。

 一方で、資金が少ない人は、足りない分を他より調達することもあるし失敗すれば蓄えがゼロになるので背水の気持ちになる。

 よって、失敗の確率を減らそうと必死で投資対象を精査し、成功させるために必死に動く。結果として、成功し高利回りになる確率が高い。

 Easy money, easy go. なんですね。


■重要なのは、現在保有の資産以外にも、生活費の中から蓄えて投資に回す金額を増やすことが重要ですね。

 これは、資産を殖やすことに直接繋がるだけではありません。

 苦労して節約したお金だからこそ、その投資先に対する監視の目が厳しくなり、上記のように結果的に利回りが高くなるからだと思います。
昨日の日経新聞に世界最大の資産運用会社のブラックロックCEOへのインタビューが掲載されていました。

それによると、

「多くの投資家が日本の先行きに弱気だが、我々は強気だ。

金融面と財政面でさらなる刺激策が必要。その結果、円相場は今より安くなる。

 
  日本のリーダーが強いリーダーシップを確立して将来像を示せば、

お金は株式に向かい日本はよりよい将来を築ける」


 世界最大の運用会社が日本株に強気とは、うれしい発言です♪

日本株に投資をしてくれると、株価は上がりまね。


また、金融面と財政面で刺激策を投じてくれると円安に好転。

円安になると、輸出企業は企業業績がよくなります。
早く刺激してほしいですね。。。


世界経済の見通しについては、

「欧州の周辺国の財政問題は根深く、欧州には弱気で、米国には強気だ。
ドルは安過ぎる、と考えている」

やっぱり為替(FX)、今のうちに買っておいてもいいかもしれません。


日本には強いリーダーシップを発揮できる人がいないため、なかなか思うとおりにことは
運ばないのですが、日本の復興への回復については、高評価をして頂いているようです。

かつてのリーマンショック後も、皆が投資に対して不安を感じていたなかなか買いに
回らなかったのですが、そんな中でも積極的に買っていた人はかなり利益を出していました。

人と同じことをしていてはなかなかうまくいきません。

株への投資もFXも今のうちがいいかも知れませんよ〜('-^*)/



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