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今日の一本・至福の一店 コミュのピノキチの今日の1本(キム クロフォード ピノノワール マールボロ 2004 )

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マイミクしんさんご推薦のピノです。

2000円台で入手できるコスト・パフォーマンスが非常に高い逸品です。

居酒屋「天狗」を代表する赤ワイン(ピノ・ノワール)です。和食にも良く合います。もちろん洋食にも、守備範囲が広いです。

キム・クロフォード氏は「NATIONAL LIQUORLAND ROYAL EASTER WINE SHOW」という国際ワイン大会でニュージーランド初の快挙となる2年連続【Winemaker of the Year】を獲得した若き天才醸造家。

スペクテイター誌も「1996年の設立以降、絶え間なく素晴らしい価格のソーヴィニヨン・ブランを生み出し続けている」と言うように、ここまで評価が高いのに2000円ちょっとで手に入ることが信じられません。

味わいに反するその安さの秘密を明かしますと、

 ・高級な低収量の葡萄は手積みで収穫
 ・安い大量生産向きの葡萄は機械で収穫
と考えるのが普通なんですが、キム・クロフォードでは低収量の高級な葡萄を機械で収穫するという発想の逆転を用いたんです。

味わいは葡萄の素質を生かして高く保持しつつ、コストは機械を使うことで大幅に下げる。なるほどの盲点。当然手積みより機械収穫のほうが味わいが落ちてしまうことは間違いありませんが、そこは4つの地域からの葡萄を用いた絶妙なブレンドと2年連続ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー受賞の卓越した醸造技術でカバー。

味わいが落ちると言ってもこれだけの美味しさを誇り、抜群の評価を受けているわけで、さらに決定的な安さが加われば誰も文句は無いですよね^ ^ ;

まず何も知らずにグラスに注げば、その透き通った透明感ある淡い色合いに100%騙されるでしょう。この色なら誰でも軽めの涼しげなピノを連想するからです。ところが飲んでみると、「こんなはずじゃあ・・・」 事態は一転。口に含めばこの色合いの一体どこに隠れていたんだ!?と思えるほどの妖艶さ。あまりのギャップにクラクラしながらもその感触を味わうと、こんどはその妖艶さの中から上品さが現われてくるんです。

この色っぽさと知性的な両極端の見事な表現。これこそが第3のピノノワールたる由縁!息をつく暇もなくやってくるクローヴやスミレ、美しいレッドベリーのきらびやかな酸味。誘惑されたかと思うと一転、上品な甘酸っぱい複雑な旨みが溢れだし、正気に戻されたのも束の間、感動の渦に引き込まれます。

それは長年待ち焦がれた運命の人との出会いのよう。

ワインにストラクチャーを与えるために微量に加えられたメルローはさらに飲む者を魅了し、滑らかな舌触りの「ウットリ感」と、引き締まった味わいの奥深さへの「驚き」が果てなく交互に続きます。

これはワインというよりも、もはや【媚薬】!?そんな感動のピノ、絶対に、絶対に体験してください。これはおそらく皆様のNZピノのイメージに新たな境地を切り開く1本だと思います。最高っ!

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