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磐船鉄道コミュの磐船神社と国道168号

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交野市の南端、天野川の渓谷沿いにあり、「天の磐船」(あめのいわふね)とよばれる天野川を跨ぐように横たわる高さ約12メートル・長さ約12メートルの舟形巨岩を御神体としている。 本殿はなく、巨岩の前に小さな拝殿があり、南側(上流)に社務所がある。

神社の起源は不明であるが、天照国照彦天火明奇玉神饒速日尊(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと = 饒速日命)が天の磐船に乗って河内国河上の哮ヶ峯(たけるがみね)に降臨されたとの伝承がある。 交野に勢力を保っていた肩野物部氏という物部氏傍系一族の氏神であり、一族が深く関わっていたといわれている。 中世以降は、山岳信仰や住吉信仰の影響を受け、現在も境内には神仏習合の影響が色濃く残されている。

磐船神社は修行場で、有料で修業コースになっている「岩窟めぐり」ができる。天の川の上に折り重なった岩の間を這ったり、滑ったりするので安易に楽しめるコースではない。父と父の友人に同行したことがあるが、父のお友達は危険だから途中で帰りたいと言ったほどだ。しかし、帰る道は更に険しく、帰るに帰れない危険とスリルに満ちている。

神社のすぐ横を磐船街道が通っている。 かつては国道168号線の一部であり、神社付近では道路幅が狭く、すれ違い渋滞の名所だった。川幅も巨岩が跨ぐほど狭く、過去には度重なる天野川の氾濫により、社殿・宝物などの流失が続き、防災上のネックとなっていた。1997年(平成9年)に道路改良工事と河川防災工事が竣工し、磐船神社に入る手前で道路と河川がバイパスされ、道路は新磐船トンネルを、河川は天野川トンネルをくぐることとなった。神社付近は昔日の静けさを取り戻している。

国道168号線は、和歌山県新宮市を起点とし、大阪府枚方市を終点とする一般国道である。全体に道幅の狭い所が多く、大阪から奈良を縦断し紀伊半島をも縦断する幹線道路の1つであり、京阪神地区から新宮への最短ルートでもあることから、整備が急がれる国道である。

交野は桜の名所。平安時代、交野市北部から枚方市にかけての丘陵地は
「交野が原」と呼ばれ、皇室の遊猟地で桜の名所であった。

(写真は磐船神社と京阪河内森駅付近)

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