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磐船鉄道コミュのMorgan's Big Trains Emporium

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アメリカにいる時には、DL34 の巨大さと迫力に魅せられ、その後のコレクションとレイアウト作りに大きな影響を与えたが、駐在している間は、趣味をGゲージに絞っていた。ある時、雑誌をめくっていると、ラージスケール専門の店というコピーが目に入った。おもろい店やなと思い、場所を調べるとディズニーランドから、少し南下したところにあるらしい。家からだとロングビーチを越えて、サン・ディエゴに向かう途中だ。

あるCasual Fridayにフリーウェイ405を少し飛ばして、その店に行った。郊外の小さなモールの一角に、その店はあった。店内は結構大きいのだが、所狭しとラージスケールの模型が積み上げてある。Gゲージについては、今まで見た中で最も多い在庫を陳列してある。

ラージスケールとはOゲージ以上を指している。おもちゃ的なライオネルに始まって、GゲージからNo.1ゲージ35 まで揃っている。LGBに関しては、殆どの製品ラインを初め、サービスマニュアルやら、カタログでしか見たことの無い部品なども揃っている。他にも雑誌でしか見たことのない、小さなメーカーが生産しているキットなどまで、最高の品揃えで、隅から隅まで見ても飽きないし、こんなことやってやろうとアイデアが膨らむ。

LAに駐在し始めて半年以上経った頃、家族から自分の誕生日プレゼントにLGBでも買ったらと、嬉しいアドバイスをもらったので、いそいそと金曜日の午後にハンティントンビーチまで出かけた。カタログでも見繕っておいた、気になる車両を指しながら、
「俺の誕生日プレゼントにLGBを買ってよいという許可をワイフから貰ったので、まけてくれ。」と言うと、
「まからんけどおまけを付けたる。」
と、Oshkoshの帽子をくれた。これはアメリカの機関車の運転手がよくかぶっているものだ。帰りの、
“Happy Birthday!“
とともに。

アメリカでのLGBは流通量が違うのだろう。何しろスペースが屋内でも圧倒的に違うだけでなく、Garden Railroadという魅力的な楽しみ方があるからだ。それ故、価格は日本で購入するのに比べると半分くらいである。

帰国してから、LGBやバックマンの新製品が出ると米国出張の機会に、ハンティントンビーチまで出かけて狙いの一両を買って帰ったものだ。在庫がないと寂しい思いをするはずだが、ここMorgan’sは裏切らなかった。店主はバスケットの選手のように大柄で声のでかい奴だった。インターネットで確認すると、今でも店があるようだ。お金持ちになって、仕事でではなく、ここを訪れてみたい。

34 Diesel Locomotive、ディーゼル機関車のこと。SLは蒸機、ELは電機。
35 Gゲージと同じ45mm幅の線路を使うが、縮尺は1/29や1/32で、標準軌を再現している。レールは、品質と流通量の点から、LGBのものを使用することが多い。

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