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転職支援 英会話教室コミュの10.A−1 この連載を読めばしゃべれるようになる みなさんは、すでに相当の英語力を身に付けている

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 「連載を読んだだけでしゃべれるようになるなんて、本当なの?」と思うかもしれません。ご心配には及びません。その理由は今までの英語学習法と決定的に違うからです。学ぶというより、今、自分の中にある英語力を掘り起こす、と言った方が近いのです。

これまでの学習法と決定的に違う

 この連載は、読者のみなさんが英語をしゃべれるようになるようを一気に導くものです。「連載を読み終えた瞬間からぺらぺらしゃべれるようになるのか?」と聞かれたら、それは違います。ある程度の努力をしていただかないといけません。でも、その努力がこれまでの英語学習法と違って「最低限」で「楽」なのです。話す力を身につけるのにそれほど時間はかかりません。

 「そんなことは信じられないよ。」と思う方がいらっしゃるでしょう。「これまで多くの英語学習方法が、長い年月の間、紹介されてきた。自分はそれを試してきた。でもうまくなれなかった。おまえの新しい方法だって、『誇大広告』にすぎないんじゃないか」と思うかもしれません。英語学習には長い歴史があるから、今さら画期的な方法があるはずがない、という疑問がわくのは当然です。

 そうした「疑い深い」人の方が物事の上達が速いでしょう。何事も自分で考えて判断する、納得してから先に進む、という態度は、英語だけでなく、あらゆることにおいて、秀でるのに大事ではないでしょうか。

ぼくは英語を好きになったことがない

 これまでに紹介されてきた方法とこれからぼくがお話しする方法には決定的な違いが一つあります。それは「ぼくが今まで英語を好きになったことがない」ということです。

 人に物を教える教師という職業には、もともとその科目が得意な人が就きます。学生時代のぼくの得意は数学でした。もし教師になるなら数学しかあり得なかったでしょう。ぼくは学年でトップクラスの成績で、難問をガンガン解きました。皆がぼくの元に解き方を教えてほしいとやって来ました。

 当時ぼくが思っていたことは、「どうしてこんな簡単な問題が分からないんだろう。なぜ数学が嫌いなんだろう」ということでした。数学ができる人間には、数学が分からない人の苦しさは全く理解できないのです。今思えば、ぼくが教師になっても、数学嫌いを好きにすることができなかったでしょう。

 英語上達法を説いてきた人たちは、ほとんどすべての人が「英語命」というくらいに好きだったのでしょう。この方々の英語力は非常に高いでしょうが、「英語ができないつらさ」は分からないのです。

 ぼくの苦手科目は英語。英語ができないつらさ、劣等感は人一倍分かっているつもりです。ぼくには数学の才能はあったかもしれませんが、語学の才能はまるでなかったのです。

海外で、ファンドマネージャとして働くことを目指す

 ぼくの本職は株式投資。ファンドマネージャという仕事を長年やって来ました。米国系、欧州系の金融機関で長く働き、中近東でも働きました。仕事は、日英のどちらの言葉でも同じようにできるようになりました。投資に関する英語の本を何冊か邦訳しましたこともあります。日本人のビジネスマンとしては英語のうまい部類に入っていると自負しています。

 しかし、ここに至るまでの道のりは平たんではありませんでした。

 高校生のときに株式投資に出会い、「この世にこんなに楽しいことがあるのか」と思いました。株式投資を生涯の仕事にしようと思い、勉強を続け、投資の本場ウオール街に行って研鑽を積もうと思いました。ウオール街に知り合いがいるわけでもないので、まずはそこに最も近い場所にある学校(ビジネス・スクール)に入学しようと思ったのです。ビジネス・スクールは主に投資を教えるところで、ウオール街に近ければ、実績のある実務者が学校に来て相場を教えているに違いないと思いました。

 ぼくの目標は定まりました。しかし、ここで大きな難関がありました。海外留学に不可欠の力――英語力がまるで足りなかったのです。相場について上達する前に、まず英語から始めなくてはなりません。遠い道のりでした。

 24歳のときに目標を決め、この瞬間から英語の勉強に力を入れました。けれども、嫌いなことを続けることは、ぼくにとってとても苦痛でした。株をやっているときはあんなに楽しく、いくらやっても飽きないのに。これと比較して、英語を勉強するときは、いたくみじめな気持ちになりました。

 ぼくは
(1) どうしてこんなにも英語が嫌いなんだろう。
(2) がんばっているのに、どうして英語ができるようにならないんだろう。
(3) そうした中でも「英語の力が伸びた」と感じる瞬間があった。あれは、どういう時だったのだろう。
 を考えました。

2010年10月22日(金)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20101015/216661/

 実力を伸ばすには(3)だけを考えればよかったのですが、自分が英語ができない引け目と折り合いを付けていくには、(1)と(2)を掘り下げる必要がありました。

英語嫌いのぼくがどうしてペラペラになれたのか

 やり方を考えたおかげで、英語アレルギーが減り勉強がはかどるようになりました。留学に最低限必要な実力を身につけるのに3年かかりました。でも、もし漫然とやっていたら5年たっても力が付かなかったでしょう。

 留学前に1カ月間の特訓コースを受講したところ、最終日に「海外でサバイバル(生き残り)できる英語力あり」と認定されました。この認定を受けたのは、30人の受講生の中でたったの2人。ぼくと過去に2年間の留学を済ませていた女性の2人だけでした。

 この結果を聞いて、英検1級を既に取得していた短大生は先生に喰ってかかっていました。日本人はこういう場合、人前では先生に抗議しないでしょう。彼女は留学を控えて必死だったのです。英検2級程度の人(ぼくのこと)より、自分の方が文句なく英語ができると言い出しました。

 先生は
 「皆どう思う?」
 と生徒に問いかけました。そこは日本人同士ですから、明確な賛成や反対が出てくるわけはありません。ただ、教室の雰囲気は「そりゃ、先生の言ってる通りだよ」というものでした。先生だけでなく他の生徒もぼくのカタコト英語に軍配を上げたようでした。

 カタコト英語でも英検1級に勝てるのです。今思えば、ぼくは銅メダル英語の域に達していたのでした(「英検1級にも勝てる銅メダル英語とはどういうものか」については後日説明します)。

 ただし、先生からサバイバルの英語力を認定してもらったものの、ぼくはこの後、海外で英語の失敗を繰り返しました。そうした体験を通して、編み出していった方法が、これからみなさんに紹介していく学習方法です。

「本当は相当の英語力がある」ことを気づいていないだけ

 銅メダル英語をどうやって実現していくかについての方法はこれからじっくりお話ししていきます。その前に、読者のみなさんに理解いただきたいことがあります。それは、みなさんは「相当なレベルの英語力が既に身に付けている」ということです。自分を低く評価してはいけません。

 「そんなことないよ。全然しゃべれないんだから」と思うかもしれません。曇った鏡は磨けばすぐに光るようになります。同じように、皆さんも曇った英語の力をちょっと磨けば輝くようになるのです。

 高校で学んだことを思い出してみましょう。例えば、数学では三角関数、古典では柿本人麻呂、化学ではイオン化傾向、世界史ではアケメネス朝ペルシャなどを学びました。これらの名称を聞くと、「そう言えば、そんなことも習ったなあ」と思い出す程度でしょう。これらの知識は、その専門分野に進んだ人以外は社会に出てから全く使うことのない知識だからです。

 つまり、高校というところは、そこまで高度な知識体系を教えているところなのです。同じように考えれば、英語にしてもその教育内容は決して低いものではないはずです。

 三角関数にしろ、柿本人麻呂にしろ、高校を離れて何年もすると、再び思い出すには時間がかかります。しかし、いったん習っているので、全く初めからやるのと違い、少し手ほどきを受ければ習熟できます。英語も同じです。

「高校では英語を勉強した記憶が全くない」とか「卒業して数十年もたった」という人もいるでしょう。それでも大丈夫。実はこの連載は高卒レベルは要求していません。中学の英語がちゃんとできれば日常会話は問題なくできるのです。

 銅メダル英語は当然のことながら、金メダル英語、銀メダル英語にはかないません(「金メダル英語」「銅メダル英語」についても次回以降、説明します)。ただ忘れてほしくないことは、オリンピックを見れば分かるように、銅でもメダルはメダルです。銅メダルでもメダルを取れれば相当の実力だということです。現在曇っている英語力をブラシュアップするだけでメダルレベルの語学力に到達できるところがこの連載のミソなのです。

今日のポイント
・ これまでの英語学習法は英語大好き人間が考えた方法だ。この連載では、英語嫌いな人が嫌いなまま上達する方法を提示する。
・ 読者のみなさんはすでに相当の英語力を持っている。それを引き出せば、しゃべれるようになる。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20101015/216661/?P=2

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