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手脳研コミュの3月例会報告

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2011年3月26日 手脳研@高嶋先生宅

○出席者
藤岡先生、小川先生(娘さん):今年1年予定・小川先生(お母さん):今年年少予定・織田先生:?・溝田先生:今年6年生予定・前田先生:?・大岡先生:?・濱崎:特別支援予定

1.はじめに 藤岡先生より
卒業生に送る最後のメッセージがとても心に残った。
卒業生を見送るにあたり、反省はいいが、後悔はよくない
(陰山先生)

2.高嶋先生より
3月の最後にあたり、どんな学年を担任しているかを期待している。

3年生以上の先生には毛筆指導をしっかりとしてほしい。
準備をして実際に書く時間が減ってしまう。
それで指導が不十分になっている。

学校で毛筆の指導要領以前のことを指導すると塾に負けないくらいの学力がつく。
なぜ塾や公文に負けるのか?
負ける先生は、派遣社員で言えばくび.

手脳研の人はABCで言う、Aランクの人になるための教育技術を身につけてほしい。

陰山先生が言ったことに対してたくさんの校長会の先生が反発するが、それ以外の解決方法がないのに文句ばかり言う人がたくさんいる。
百マスの批判、書き方の批判をするならそれ以外の教育技術・教材を開発して提案しなければならない。

管理職というのは実力もないのに言うことだけは言う。

3.3年生以上は毛筆を
毛筆書道の先生にも負けないという技術をもってほしい。

毛筆書道
線の書き方を教えないといけない。
筆を立てさえすれば線は十分に細い筆で書ける。
こういう線ではじめなさいという教材がある。

(教材紹介)

これらの教材を使って徹底的に筆を立てるということを教えたい。
これをしたからはじめて今度は一本線の筆書きにうつる。

順序よくやらないと書き方はうまくならない。

4.家庭の協力は絶大 
いかに学校の先生は家庭の保護者を巻き込んで協力してもらわない限りは不可能。
保護者を巻き込まなければ感情的になる。子どもにあたらざるをえない。

高嶋先生は幼稚園の保護者には学校に行っては無理難題を言わない。
最近は文句を言うときはみんなで学校に来る。
他の保護者もくるとみんなで文句を言う。

こういう現状に学校は置かれている。

5.消しゴムを33個積んだ年長の子
私の教室に大正区のほうから年長の子どもがくる。

年長でははしをやっている。
みんな20個くらい積むのが限度。
そのお母さんの子どもはお父さんがのめりこんでくれた。
毎日お父さんと競争しているとのこと。
さすがに子どもはうまい。

子どもははしで33個積んだ。

33個積む時は床にする。
家族全員ではしを教えるという姿勢がいい。

手脳研で全国大会をしたい。
コンクールを塾でやっている。

魚よりひよこのほうが安定している。
魚は0.○ミリ安定している。

6.高嶋式の持ち方ワンポイントレッスン

親指の先が人差し指の第一関節の部分に重なる

第一関節のところにきているとかなり力がいらない。
指の稼働範囲が極めて広くなる。

戦前の先生の話 33人中、30人は正しく持てていた。
戦前の子どもは 30人中ほとんどが正しくもてていない。
昔は正しくもてていたのではなく、子どもは昔から正しくもてていない。
そのころの子どもが先生になっているから今の先生が持てないのは当たり前。

7.教育技術について
部会で鉛筆の持ち方について提案。
知ったかぶりする先生が多い。
また、「鉛筆ばかりやっていることはできない」という言葉をよく聞く。

ではなぜ自分は鉛筆にのめり込んだのか?

高嶋先生にのめりこんだのは鉛筆ではなかった。

生活を充実させるための取り組みという観点がポイント。

詩の指導
詩を書いてみなさい。・・・指示

繰り返しその言葉を使う
連をわける
5、7、5で
逆さにする

表現を教える。

そこまで自分自身が深くおりていかないと伝えられるものも人に伝えられない。

こうやればもっとうまくできるんだという自分たちの研究・研鑽が必要である。

書くというのを国語の授業でやっているというよりはくらしである。

子どもに伝えたいということよりも学級経営、信頼感、子どもと楽しむという視点が必要である。

通信を読む・読んだ後に感想をのせる。
これも技術の一つだが、生活に密着した技術を伝えていかないといけない。

これまで培ってきた日本の教育の知恵というものが高嶋先生の根底に流れている。
覚えること、鉛筆を持つこと、一つ一つの教育活動の根底に教育思想があると思っている。

手脳研でも子どもたちに指導技術を使って、うわべの知識だけではなく、伝えたいものをしっかりともって、もっと深いものを伝えていかないといけないし、伝えていける先生でないといけない。

くらしの中で自分の必要なものを獲得していってほしい

という思いがある。



8.高嶋先生
作文を書かせるとカナのうまい子をまずひろいだす。
カタカナのうまい子は漢字もさすがにうまい。

鉛筆とはしの持ち方だけでも60種類ある。
それ以外の持ち方もある。

次の課題にどんどん発展していかないといけない。

今更ながら
「なぜ正しく持たないといけませんか?」」
という方に正しく認識してもらわないといけない。

9.脳科学とのリンク
久保田先生の本は何回もたくさん読んでいる。
日本人の使っている、はしとえんぴつをもっと研究してほしい。
課題(えんぴつとおはしの持ち方)があるのは日本人だけ。
たとえば文字だけみても、漢字・カタカナ・ひらがな・アルファベットと多くの文字をもっているのも日本人。はしをもっているのも日本人。
これだけの文化もあるのにえんぴつとはしを持っている間の頭の働きを分析してほしい。

川島先生の持ち方はひどい。
しかも高嶋先生が持ち方を直してくださいと言ったとき、「今更治らない」といった。
これは科学者の言う言葉ではない。

久保田先生の持ち方はどうか?

祖父母の世代は「見て習え」の世代だから正しいんじゃないか?(藤岡)

子どもには最低30分は字を書いてもらう。
字は添削してもらわないと直せない。
手を見て悪いと思わないから直らない。

「手本をみたか?」と言われないようにしなければならない。


子どもが学びたいということ「もっと知りたい」「学びたい」というものをもっと生み出さないといけない。

強制という感覚をもってしてはいけない。
「楽しみ」がないといけない。

10.子どもの間の差別
子どもは、1年生は特に他の子に対して「あほ」「ばか」と言っている。
このことを教師はわかっていないといけない。
子どもはその基準を算数では決めない。
国語で決める。
ひらがなが書けるかどうか?
この1点だけで決める。
こういった子どもの間の差別的なことをなくして、救ってあげないといけない。

〜高嶋先生の語り〜
みんなは字が書けない子をあほ・ばかと読んでいる。
書けない子は普通。
書ける子はただ教えてもらってないだけ。
書けない子が教えてもらったらすぐおいぬくと思う。

そうなったときにあほ・ばかと言われるのは君たちやで。
あほ・ばかと言うもんじゃない。

11・自己紹介

教材紹介
前田先生 美文字トレーニング
遅くなりましたが、送ります。若干手直しお願いします。

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