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災害援助ボランティアコミュの仏教の僧侶

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仏教の僧侶のひとこと「牧師になるべきかもしれない」

ティム・コールは、宣教師の子供として日本で育った。ティムがCRASHの現地調査で、100人の避難所となった女川の寺院を訪ねたときのことである。その寺院の僧侶は援助を受けることに躊躇をしていたが、話をするうちに僧侶がなんとティムと同じ幼稚園を卒園していたことが分かった。

僧侶の妻は、ティムとチームのメンバーがキリスト教の牧師であることを知り、夫にこう言った。「いいお説教のやり方を教えていただくといいんじゃないかしら。」

毎週興味を引く説教を準備することの大変さを聞いたあと、チームのひとりがこう提案した。「聖書を素材にしてみたらどうでしょうか」僧侶は、それはおもしろい提案だと思ったようだ。

こうしてティムのチームと寺院の人たちとのあいだに絆ができ始め、チームは食料と上着を提供することができ、その他の必要についても把握ができた。ティムは、ある人がスポーツバッグを必要としているようだったので、自分のバッグを提供した。寺院の人たちは、特にゴム長靴を必要としていたようだった。

その次に女川に向かうとき、コールはゴム長靴とスポーツバッグをたくさん用意した。妻のケイティも手作りパンとクッキーを何箱も用意して配った。ちょうど配っている最中に僧侶の妻が来て自己紹介をした。

以下はケイティの弁である。

私とティムが軽井沢で出会ったことを話すと、僧侶の妻は身を乗り出してきました。祖父母がクリスチャンで、彼女は恵みシャレー(クリスチャン宿泊施設)で開かれたサマーキャンプに参加したことがあるそうで、軽井沢での素晴らしい思い出がたくさんあるそうです。もちろん、それから次から次へとあふれるように会話が続き、いろいろなことを話しました。その中で彼女はこんな風に言ったのです。「聖書をもう一度読んでみようかしら」

普通の5人家族ではなく、80人以上を家族として世話をするのは大変かどうか聞いてみました。彼女は笑って言いました。「いいえ。その反対です。夫が願っていたことが実現したんですから」。彼女は、人がもっと寺院に来てくれるようにプログラムをやってみたいと夫が希望していたことを話してくれました。もちろん、それが地震や津波で可能になるとは、彼も思ってもいなかったそうですが。冗談めかして彼は言ったそうです。「牧師になるべきかもしれないな」と。神様が女川で何をしようとしているのか、気になって仕方がないのです。神様は、この寺院に避難する小さな人人々の群れを救いに導いていらっしゃるのかもしれません。このことがそうなるとよいのにと私は思います。

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