セデック・バレコミュの新年の始まり２度目の正月？

　さて2011年も始まり早いものでもう一ヶ月が過ぎましたが皆様はいかが
お過ごしでしょうか？中華圏では旧暦の正月を家族で過ごします。
今年は２月２日が旧暦の１月１日にあたり、それに伴い一般的な会社は
一週間ほど、学校等は地域などによっても違いますがおよそひと月の休みに入ります。

セデック・バレの製作チームも１月３０日から２月の８日までほとんどの人が
お休みを取っていました。そこは悲しいいかな日本人スタッフ。旧正月に休む
習慣がないためついつい仕事をしてしまいます。

今年の台北は国際花博の関係等で例年に比べたくさんの人が台北に残ったり、
南部から旧正月の休みを利用して観光に来ていたいたようです。

肝心の１月１日ですが台湾は基本的に元旦のみお休みで次の日から仕事をするのが
一般的です。多くの場所でカウントダウンライブや花火の打ち上げが行われ、
旧正月には日本の年越しと同じように家族であつまり食事をし、麻雀をしたり、
テレビを見たりと俗にいう”寝正月”的な過ごし方をする方が多いようです。

日本も大分海外の風習を取り入れ、クリスマス、バレンタインデーなど様々な
イベントがありますが台湾は旧来からの伝統的な行事が日本に比べるとより色濃く
残っているようです。「一年に正月を二度過ごす」という日本人にはなじみの薄い
行事ですが旧暦の一月はランタンフェスティバルなど様々な行事が行われています。

機会があればそういった色濃い中華圏の伝統的な行事を見に台北を訪れてみて下さい。

台湾では年の始めに「新年快樂！（シンネンクァイラ）」と言います。
今年二度目の「明けましておめでとうございます」になりますが、今年一年が
皆様にとって良い年になりますように！