ヴォルフガング・プライス(Wolfgang Preiss, 1910年2月27日-2002年11月27日)は、ドイツの俳優。
ドイツ・バイエルンのニュルンベルク生まれ。1932年にミュンヘンで初舞台を踏み、多くの劇場に出演。40年代からは映画にも出演し、第二次世界大戦によって中断した時期をはさんで、50年代から映画出演を本格化させた。60年代からはドイツ映画のみならずアメリカ映画やフランス映画などの海外作品にも積極的に出演し、生涯で100本以上のドイツ内外の映画に出演した。
とりわけ戦争映画ではヴェテランのドイツ野戦将校の役を演じる際の卓抜な演技力がドイツ国内のみならず海外でも高い評価を受け、ヴォルフガング・ブライスが出演するだけでドイツ側の場面が引き締まると評された。
個性ある性格俳優でもあり、最後の映画出演は1996年の『Aire libre(原題)』の老アレキサンダー・フォン・フンボルトの役。
主な出演作
●「誰が祖国を売ったか」(1954)[ホール少佐]
●「暗殺計画7.20」(1955)[フォン・シュタウヘンベルク大佐]
●「鮫と小魚」(1957)[リュトケ海軍大尉]
●「壮烈第六軍!最後の戦線」(1958)[リンクマン少佐]
●「激戦モンテ・カッシーノ」(1958)[ムンクラー]
●「怪人マブゼ博士」(1960)[マブゼ]
●「史上最大の作戦」(1962)[ペムゼル少将]
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●「大列車作戦」(1964)[ヘーレン少佐]
●「脱走特急」(1966)[フォン・クレメント少佐]
●「パリは燃えているか?」(1966)[エーベルナッハ大尉]
●「脱走山脈」(1968)[フォン・ハラーSS大佐]
●「アンツィオ大作戦」(1968)[ケッセルリンク空軍元帥]
●「激戦地」(1969)[アッカーマン大佐]
●「ロンメル軍団を叩け」(1971)[ロンメル元帥]
●「遠すぎた橋」(1977)[フォン・ルントシュテット元帥]
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