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地球と未来・グローバル・コミュコミュのWikiLeaks

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12月7日、WikiLeaks の創設者ジュリアン・アサンジがロンドンで捕まりました。8月14日にストックホルムで講演を行った際に、二人の女性が彼と出会い、性的暴行を受けたという事件で手配されていたのに対し、彼はロンドンの警察に自ら乗り込んだのです。この件について彼は罪を認めていないから自首ではありません。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1431593&media_id=52

スウェーデン警察が彼に逮捕状を発したのは8月の事。だけどつい最近まで大掛かりな捜査は行っていませんでした。例のアメリカ政府の機密文書が公開されてオバマ政権が動いたから、と容易に想像が出来ます。

逮捕される数日前にWikiLeaks への募金が断たれたのも、アメリカ政府の圧力だと言われています。ピーター・キングという米国議員がアサンジをスパイ罪で処罰しろと公言しました。

http://www.politico.com/news/stories/1110/45667.html

それに対して世界的に知られる学者・著者のノーム・チョムスキーがDemocracy Now! に出演し、馬鹿げた事だと一蹴したのです。政府は国民の代表であり、国民の為に存在すべきものである・・しかし政治家は国民に知られたくないような情報を操り、むしろ我々を欺く、とチョムスキーは言います。

「アメリカ政府は、イランが中東の脅威となっていると言い続けている。しかしアラブの一般市民の80%は、イスラエルが中東の脅威だと考え、さらに77%がアメリカが脅威だと言っている。そしてイランが脅威と考えているのはわずか10%。さらに6割近くのアラブ市民が、イランが核ミサイルを持つ事によって中東の軍事均衡が保たれ、それを歓迎すると言っているらしい。しかしアメリカのメディアはそんな事は報道しない。」

チョムスキーは、アメリカ政府は反民主主義なのだと主張しているのです。

WikiLeaks には世界中に大勢の支援者がいる。アサンジの逮捕(現在は仮釈放)によって、むしろ支援者の数は増えるのではないでしょうか。 彼がロンドンで捕まったのはスウェーデンで起きたレイプ事件に対する罪が理由です。多くの人はアサンジがはめられたと感じているはず。

WikiLeaks の問題と政治の力について考えていきます。

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12月16日【ワシントン時事】
米首都ワシントンのホワイトハウス前で16日、アフガニスタン戦争に反対する抗議活動が行われ、CNNテレビによると、警官の指示に従わなかったとして約130人が逮捕された。逮捕者には1970年の国防総省機密文書漏えい事件で知られるダニエル・エルズバーグ氏も含まれる。

ホワイトハウスでは、オバマ大統領が、アフガン戦略検証結果に関する記者会見を行っていた。

抗議活動は、退役軍人団体や女性団体などがアフガン戦争反対と内部告発サイト「ウィキリークス」支援を訴える目的で主催。雪が降る中、数百人が「戦争をやめろ」と気勢を上げた。 

コメント(17)

自国防衛のためなら他国をも思い通りにしてしまうやり方。いつか破綻すると思います。
>逮捕者には1970年の国防総省機密文書漏えい事件で知られるダニエル・エルズバーグ氏も含まれる。

正確にはこの事件は1971年に起こっています。上記の記事は【ワシントン時事】の貼り付けですが、1970年「代」とすべき誤植かと思われます。このエルズバーグも特筆すべき人物で、ベトナム戦争の実態を暴く国防総省機密文書「ペンタゴン・ペーパー」漏えい事件だけではなく、核兵器廃絶の為の運動もしています。

ダニエル・エルスバーグが核時代を個人史的に回顧する連載、『米国の人類を破滅させる凶器』の第1弾の和訳がこちらに掲載されています。

http://www.tup-bulletin.org/modules/contents/index.php?content_id=859

〜国防総省、並びに国務省、そしてホワイトハウスのために、核戦力の指揮統制と核戦争計画および核危機問題を研究し、顧問を務めた6年間の重要な出来事を詳述することになる。さらにベトナム戦争問題に没頭していた途中の11年をはさんで、エルスバーグが主に核政策について研究と活動を続けてきた34年間についても語る〜

=以下抜粋=

>ホワイトハウスの一室で私に手渡されたのは、いくつかの数字と線が書かれた一枚の紙だった。冒頭に「最高機密」、その下に「大統領以外極秘」とあった。

>全面(核)戦争計画が計画通りに実行された際に、ソビエト連邦と中国における死亡者数はいかほどになるか・・彼らの回答はグラフで示されていた。

>最少死者数は、グラフの左端の2億7500万人である。グラフの右端は、6カ月後で3億2500万人だ。統合参謀本部の予測した、主にソ連と中国を狙った米国による先制攻撃で生じる総死亡者数は、おおよそ6億人だった。

>グラフが描かれた一枚の紙を手にしたときに考えたことを覚えている。この紙きれは存在するべきではない、と思った。決して存在してはいけなかったはずだ。米国にも、他のどこにも、絶対に。かつて人間の手によって存在した計画のどれをも超える邪悪が描かれていた。これが指し示していることは、決して地球上にあってはならない、決して現実であってはならない。


今年の6月17日にDemocracy Now! で放映された WikiLeaks特集にもエルスバーグは出演して、アメリカ政府批判を述べています。来年の4月に80歳になるエルスバーグは、未だに反政府デモに参加して逮捕されているのです(逮捕歴80回とか)。

話を WikiLeaks に戻しますが、今晩にNHK-BSで特集番組があります。

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BS特集 (BS1)「機密情報は誰のものか〜ウィキリークスを追う〜」
12月29日(水) 午後9:00〜9:50 
アメリカ政府の機密を次々と暴露しているウィキリークスの創設者のジュリアン・アサンジ代表への単独インタビューを通して、謎に包まれたその実態を明らかにする。
残念ながら見逃してしまいました。でもきっと再放送するでしょう。
今、朝日ニュースターでやっている討論番組「闘え!山里ジャーナル」でもWikiLeaks の事が取り上げられています。この中で荻上チキ(メールマガジン「αシノドス」編集長)という人が鋭い視点で、WikiLeaks 並びにインターネット社会の新メディアの在り方について語っています。レギュラー解説員の朝日新聞系の人たちがのんびりと議論している中、萩上氏は今はこういう時代なんだと早口で主張していて、なかなか興味深いです。

そのαシノドスについて調べたら月額 525円で月2回配信しているメールマガジンだそうです。

「闘え!山里ジャーナル」に関しては明日、元旦の早朝5時から再放送します。萩上氏の話だけでもWikiLeaks の実態とその役割が見えてくるので、お勧めですよ。

BSの特集に関してですが、アサンジが逮捕される前に独占インタビューを試みていて、彼自身の言葉でWikiLeaks の意義が語られています。また厳重なセキュリティーで守られた核シェルター内にあるサーバールームにもカメラが入り、その実態が見れます。そうした貴重な映像は見れますが、客観的な事実を確認するためには、「闘え!山里ジャーナル」における萩上氏の説明が役に立つでしょう。
ジャーナリスト、ジョン・ピルジャー(John Pilger)によって制作された『The War You Don't See』というドキュメンタリー映画が、昨年12月にイギリスで封切りとなりました。ピルジャーはオーストラリア生まれの国際ジャーナリストで、戦争報道に対して英国でジャーナリストに贈られる最高の栄誉「ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー」を2度受賞等数々の功績を残しています。

最近ではジュリアン・アサンジを支持し、彼の保釈保証人になると申し出ました。映画の中でアサンジのインタビューも見れます。以下はそのインタビューの映像ですが、そのうち削除される可能性もあります。



「大量の軍機密情報と内部文書が示すのは、拡散する軍産複合体の姿である。この巨大化してゆく組織は秘密主義を貫き、どんどん制御が効かなくなっている。これは組織のトップ達が仕組んだ緻密な共謀ではなく、無数の当事者達の私利私欲が作り出す大きなムーブメントだ(ジュリアン・アサンジ)」

「アサンジは映画で、内部告発者を褒め称え、彼らは大量殺戮に反対を唱えた世界大戦時の兵役拒否者と同等の勇敢な人たちだと言っている。マニング上等兵らは真の英雄だ。また私はワシントンに行き、国防次官補にインタビューをした。メディア活動の統括を行ってきたブライアン・ウィットマンである。私はアサンジが捕まらないよう、インタビューの中で念を押した。しかし彼はその保証はできない、と言った(ジョン・ピルジャー)」

またピルジャーはアサンジが逮捕されるきっかけとなった被害者女性の訴えをスウェーデンで読んだ、と言います。そこには犯罪性を示唆するものはなく、証拠もなく、その女性自身が訴えを退けたとの事です。

ピーター・キング議員はWikiLeaks をテロ組織として認定すべきだと言い、FOXニュースのボブ・ベックルはアサンジを非合法的に暗殺するべきだ、と言い放ちました。

それに対しピルジャーは言います。

「アメリカの特権階級には常識を知っている人たちと狂った連中がいる。頭はイカレているが、パワーを持っている。そして世界には2つの巨大な勢力がある。一つはそのアメリカ。そしてもう一つは最近、目を覚ました国際世論である。」
>Mr chaosさん、

>Assange批判は、大抵が法的又は論理的根拠に基づいていない・・
>支持派の意見としては、いくらでも挙がる。

ジョン・ピルジャーが語っている、「狂った権力者が中心になって動かしているアメリカという巨大なパワー」そしてそれに立ち向かう「目を覚ました国際世論」(上記投稿参照)がこの分類に当てはまりますね。アメリカを中心とした資本主義の裕福な階級層が WikiLeaks を否定し、ネットを通じて得られる情報で覚醒した世論が WikiLeaks を支持する・・・。

「The War You Don't See」でもCollateral Murderの映像が見れるようですね。こうした事実を目の前にした我々が、どう考え、どう行動するか・・。21世紀と言う時代は、その決断が個々に必要な時代である、とも言えるのではないでしょうか。
何が真実なのか?見極めは受け手の我々の見識にかかっている気がする。その見識を育てるのが教育。国主導の教育では都合のいいように洗脳されてるのも同じ。教育を国から一般人の手に戻さないと 真実を見極める力は育てられない。
日本では先週放送された Democracy Now! のWikiLeaks 特集ですが、本国では昨年の12月31日、大晦日に放映されました。昨年7月と9月の2度に渡って行ったジュリアン・アサンジへのインタビューのダイジェストです。このトピックのNo.2で触れた6月に放映されたの内容とはまた違ったものです。Democracy Now! にはダニエル・エルズバーグもよく登場しますが、今回も彼が登場し、アサンジ擁護の発言を繰り返していました。

イラクで起こった民間人無差別射撃映像をの(Collateral Murder)をリークしたブラッドリー・マニングはクウェートで収監されていて、彼の為にWikiLeaks は5万ドルの弁護士費用を用意した、アサンジは言っていました。

最新情報によると彼は現在、アメリカ・ヴァージニア州クアンティコの海兵隊収容所に移されているようです。マニングを支援する人たちも多く、ウェブサイトも立ち上げられています。

http://www.bradleymanning.org/

このサイトでは3月20日にマニングの解放を求めるデモが行われると言う事です。また前日19日は、ワシントンDCで戦争に抗議するデモも予定されているそうです。

またオンライン署名運動も行っています。寄付も募っていますが、アメリカの銀行から小切手を発行しなくてはならないようです。私は寄付はしないで署名だけしました。SIGN THE PETITION というボタンを押し、右側の Add your name という項目から 「Or, sign with no postage donation.」というボタンを押して、寄付をしなくてもオンライン署名ができます。メールアドレスを記入し、そのアドレスに送られてくるメールにあるリンク先を訪問する必要がありますが、とても簡単です。

この「Bradley Manning Support Network Advisory Board」のメンバーにはダニエル・エルズバーグやマイケル・ムーアの名前も挙げられています。WikiLeaks は法律にのっとり、情報提供者の名前を特定する事はしないため、ここではアサンジの名前はないようです。

http://democracynow.jp/video/20101231-1
エジプトの革命含め今や自署ではなくサイトに署名する時代なのですね。しかし、これだと 成りすまし への対策はどうするのでしょうか?
Maki さん、

>成りすまし への対策はどうするのでしょうか?

インターネット署名はもはや一般化しています。個人でもそうしたサイトに登録して世界中から署名を集める事が出来ます。

「成りすまし」というのは署名者自体が誰かに成りすまして署名をする、という事でしょうか?それなら問題はないです。Eメールアドレスを登録して、更にクリックして支持を伝えるわけですから、街頭署名よりも効力はあるかもしれません。街頭署名なら適当な名前と住所を書けますし、一人で何人もになりすまして、署名できてしまいます。

もちろんEメールアドレスをいくつも使って、一人で何回も署名する事も可能ですが(そもそも署名の効力には、そうしたケースも考慮されていると思います)。

「成りすまし」という意味が署名を収集する側の詐欺行為を差すなら、これは自分で判断するしかないです。この場合、マニングを支援するこの団体が「成りすまし」で、自分の個人情報が何らかの違法な使われ方をする、という可能性を指摘しているのなら、これは自分で判断してください。これだけ多くの熱心な支持者がいて、著名人の連名があるし、それだけでも信用できるはずです。またドメインの登録情報は誰でも簡単に調べられます。

また情報が途中で関係ない第3者に見られるのでは?という心配なら、残念ながらそれは回避できません。ネット利用者の多くはそれについて語らないけど、私たちがネット上で配信する情報は無防備です。メールは簡単に第3者に読まれてしまいます。

実際にアメリカの政府は世界中に飛び交うメールに検索をかけ、assasinate とか bomb などのキーワードがメールに含まれていないか、チェックする機関を持っています。かつては個人情報は保護されていましたが、アメリカ政府はテロ防止という名目で誰のメールでも傍受する事が出来るのです。

インターネットは元々、アメリカの軍事開発事業であり、それを利用し続ける我々はそうしたリスクを覚悟しなければならないのです。

だからこそ、WikiLeaks のような機関が必要なのであり、それを潰そうとするアメリカ政府の思惑も見えてきます。
10.で紹介したブラッドリー・マニング署名運動の件ですが、アメリカからこのような手紙が送られてきました。

http://www.jc-i.jp/temp/Bradley_Manning.pdf

2月現在で115,000ドル(950万円ほど)集まったそうです。結構な額だと思うのですが、まだまだ募金は募っているようです。4月に渡米するのでその時に小切手を送ろうと思いました。

CNNでも繰り返し伝えているリビア情勢ですが、WikiLeaks を通して様々な事実が暴露されています。

・マライア・キャリー、ビヨンセ、アッシャー等の歌手が高額なギャラをもらって、カダフィ族のためにプライベートのコンサートを開いていた。

http://jp.reuters.com/article/wtEntertainmentNews/idJPJAPAN-19820020110304?feedType=RSS&feedName=wtEntertainmentNews

・アメリカのリビア駐在大使、ジーン・クレッツがアメリカ政府に「カダフィの健康状態は悪く、ウクライナ人の看護婦が着き添わないと何一つ出来ない」という不正確な情報を流していた。クレッツは時期に解雇されるという噂である。

・名門大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのハワード・デイビス学長が、カダフィからの寄付金受け入れをめぐって辞任を表明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110304-00000001-wsj-bus_all

リビア投資庁は320億ドルもの資金を保有しており、複数の米銀でそれぞれ最大5億ドルの資産を管理している。

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-19707720110224

これらの情報が WikiLeaks から発信されましたが、そのリークによって困る人たちもいるわけです。今更ですがビヨンセなどは、そのギャラをハイチ大地震の被災者支援に寄付すると言い出しましたが、イメージダウンは避けられないところ。

カダフィ一族がどのようにオイルマネーで世界を翻弄していたか、分かってきますね。
>4月に渡米するのでその時に小切手を送ろうと思いました。

上記の投稿が3月5日でしたが、その1ヵ月後の4月6日からアメリカに9日間、行ってました。最初にLAに行き、チェッキング・アカウントを作ったので、小切手で募金を郵送する計画でした。ところがその2日後、ボストンでノートパソコンを盗まれてしまい、予定が狂ってしまったのです。大震災犠牲者に送る募金活動をしていたところ、募金は警察の介入で中止させられ、場所を移動しようと思ったところで盗難に気がつきました。

そんなこんなでブラッドリー・マニング運動には募金してないままです。

ウィキリークスですが、5月4日の朝日新聞でこんな事が暴露されました。

http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030472.html

〜米軍グアム移転費水増し 日本の負担軽減装う 流出公電〜

『公電によると、ロードマップ作成時に日米の負担額を決める際、米側が「実際は必要ではない」軍用道路の建設費10億ドルを再編費用に盛りこんだ。08年の交渉では米側が軍用道路を盛りこんだのは、総額を増やすことで日本側の負担比率を相対的に低く見せることが目的だったと説明し、日本政府もその点を了承した。

92億ドルだった総額を10億ドル増やすことで、3分の2だった日本側の負担比率が60%を切るように操作していたことになる。06年当時は負担割合をめぐって日米間で激しい駆け引きが行われており、日本側が受け入れやすくするための措置だったとみられる。実際には軍用道路も含めて、グアム移転全体が進んでいない。

移転対象の海兵隊員8千人と家族9千人についても、公電は「日本での政治的効果を上げるため」実数を水増しした、と記した。沖縄の海兵隊は1万8千人が定数で、うち8千人が移転するというのが公式説明だった。だが公電によると、実際には沖縄の海兵隊は06年時点で「1万3千人水準」だった』

アメリカ政府ならこうした情報操作は当たり前にやっているだろう、と思うので特に驚きはしませんが・・・。
この記事読みました。さもありなん というところですね。
ノーベル平和賞の受賞者が発表され、ライベリアの二人の女性が受賞した事が話題になっています。結局、最終的には選考から漏れたにせよ、WikiLeaksのアサンジと「Collateral Murder」をリークしたマニングもノーベル賞候補になっていました。

http://www.deathandtaxesmag.com/145977/bradley-manning-and-julian-assange-both-nominated-for-nobel-peace-prize/#1
イギリスのガーディアン紙の投票ではマニングが受賞するべき、という声が一番だったそうです。しかし彼は未だに釈放されず、収監されたままなのです。
11月29日にブラッドリー・マニングが法廷で証言しました。もう2年半ほど、囚われている彼が公に登場したのは初の出来事でした。デモクラシー・ナウが詳細を伝えています。

以下、引用

内部告発サイト「ウィキリークス」に数十万点の機密文書を漏洩したとして告発された米陸軍上等兵ブラッドリー・マニングが2010年5月の逮捕以来初めて証言しました。

29日の公判前手続きでマニングは、逮捕後にクウェートで収監された間に経験した感情的動揺について「このまま死ぬんだと思ったことを思い出します。監獄の中で死ぬんだと思いました」と証言しました。証言の一環として、マニングはその後収監されたバージニア州カンティコの独房と同じサイズの150cm×180cmのチョーク描きの四角の中に足を踏み入れ、扉にある小さな窓からどう首を傾げて外光が差し込んでいる所を見ていたかを再現しました。

22件の罪状のうち最も重い罪で有罪とされればマニングは終身刑の可能性があります。公判は2月に始まる予定です。罪状の一部を有罪と認めれば最大で16年の禁固刑にするとの司法取引も提示されています。

「注目すべきはそんなことを経験しながらも彼がいまも驚くべき威厳をもって行動していることです」とマニングの登場した法廷に立ち会ったマイケル・ラトナーは言います。「とはいえ、このような状況の監禁は──もちろん当局はブラッドリー・マニングに怒っていたのでしょうが、自殺防止や自傷予防の監視下に置かれるべき精神状態にはないにもかかわらず、彼はいまも非人間的な環境に置かれ続けているのです。考えてもみてください──彼らは何かの理由で彼を降参させようとしているのです。

弁護人のデイビッド・クームズによれば、それによってマニングからジュリアン・アサンジとウィキリークスに不利な証言を引き出そうという魂胆です」。ラトナーは憲法上の権利センターの名誉会長でジュリアン・アサンジとウィキリークスの弁護人でもあります。

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また以下のリンクでマニングの本を書いたデンヴァー・ニックスのインタビューが聞けます。マニングが受けた仕打ちと彼の人生について詳細がわかる、とても貴重な証言です。


http://democracynow.jp/video/20120608-2

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