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地球と未来・グローバル・コミュコミュの世界経済について

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2010年11月、横浜でAPECが開催されました。まずはG20について。今回、G20サミットが開催されたのはソウル。G20サミットの歴史は浅いのです。2008年にアメリカで第1回が開催されて今回が5回目。前回は今年の6月、トロントで行われたわけですが、その時は1万人規模のデモが行われ、大変な混乱を招き、500人程度の逮捕者を出しました。昨年ロンドンで行われた時には死者も出しています。今回のソウルでも数千人規模のデモはあったらしいが、全くニュースで取り上げられなかった事から判断して、随分と大人しいサミットだったようです。日本でやっても同じような結果だったでしょう。

なぜG20に抗議をする必要があるのか・・・。

世界経済危機。多くの人は不況だと言い、きちんと職を持てない人も未だに多い。近年において最悪の就職難だと言う。なんでこうなったのか?

資本主義の暴走が貧富の差をさらに拡大しています。一般労働者は無力化し、政治家に文句を言うだけで、テレビ報道で洗脳され、何もできない。一部の金持ちは自分たちの私欲を肥やし続け、力のない人たちはただ利用され続ける・・。

G20サミットは20カ国の経済相と銀行の代表が集まって、いかに金持ちが自分たちの資産をキープするか、それを話し合う会議・・・。大袈裟に言えばそういう事です。元々はカナダを含む欧米が中心になって行っていたサミットだが、自分たちに都合の良いメンバーだけを20国選択して今に至ります。いわゆる大国以外にアフリカからは南アフリカが、中東からはサウディアラビアが選ばれているが、ナイジェリアやエジプトやイランは参加できない。タイは参加していないのにインドネシアは参加している。なぜこれらの国が選考から外れたのか・・・。

そもそも誰が20国の参加メンバーを選んだのでしょうか?

カナダの蔵相(後の首相)ポール・マーティンとアメリカの財務長官候補だったラリー・サマーズです。彼らは台頭する中国やインドの経済力を恐れ、これらの国を仲間に引き入れ、欧米の経済力維持に役立てようと考えたのです。欧米以外の国がいかに経済成長をしようと、今後も欧米の力に屈するように策略をした。インド・中国という経済急進国を巻き込み、その友好国を参加させた、そういう事なのです。

だからG20サミットでは大規模な抗議デモが起こる。自分たちの利益の為に自然を破壊し、少数民族を圧迫し、国益の為に戦争を仕掛け・・・。それに黙っていられない人類の未来を危惧する人たちが集まり、非公式だが庶民サミットを開く、それがここまでのG20サミットの流れでした。1回目から4回目までアメリカ、イギリス、カナダで行われたサミットが、今回初めてアジアで行われたのです。

しかしソウルでは、それまでの4回のような抗議は起きなかった。これが意味する事・・・。

韓国もそうなのでしょうが、日本でも一般人は権力者に良いように操られて、自分たちの生活が何故、苦しいのかわからないままでしょう。欧米の若者であれば、政府や権力者のやっている事や、資産家が貧乏人を搾取している事実を知り、行動を取る。だけど日本や韓国の若者はそうした事を考えようともしない。そしてマスコミに踊らされ、尖閣問題などで大騒ぎする。尖閣諸島問題など地球規模で考えたら、余りに小さな地域問題であるが、日本中大騒ぎ。世界の経済をコントロールする力はその姿が見えず、対抗もできない。

世界経済を操る力と私たち市民。その隔たりは無くならないのでしょうか。

コメント(1)

ここまで拡大すると ただのパフォーマンスで中身のない会議ですね。

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