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きれいなこころコミュの第3話 大学生活?

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大井はコーラをがぶがぶ飲み、フレンチクルーラーを二個パクリと平らげた

澄音は大井の食べっぷりに少々驚いた

「大井くん、お腹空いてたんだね」
「あぁ、ゴメン 無心に食べちゃってたよ」

大井は笑いながら窓の外をみた

外は人が沢山歩いていた

「大学生活ってこんなもんなんだね」

大井はそう言うとマルボロのメンソールを一本箱から取り出し火を付けた

「大学生活ってさぁ週末はこうして飲み会して 平日は授業とバイトの往復… 何だか平和だよなぁ ずっと大学生なら楽だわって思っちゃうよ」

大井は笑いながら窓の外の人波を見ていた

澄音は大井のタバコの先を見つめていた
ジリジリと赤い光が燃えている部分に見とれていた

それに気付いた大井は空かさず一本箱からタバコを取り出し
「澄音ちゃんも吸う?」
と言ってきた

澄音はタバコを受け取った
大井がライターの火を付け澄音の方に向けた
「あ、私吸ったことないの」
澄音は焦ってタバコを返そうとした
しかし大井は
「口に加えてタバコの先が火に付いたらちょっと吸ってみて」

澄音はタバコを加え、大井のライターの火が先に近づいたら
思いっきり吸ってみた

澄音は涙ぐみ、げほげほと咳込んだ

「澄音ちゃん、全く吸ったことなかったんだね 偉い子いい子ちゃんだったんだね」
大井はくすっと笑った

「もう一回」

澄音はもう一度火を付けて貰ってタバコを見よう見真似だが吸ってみた

大井はちょっと心配そうな顔で澄音を見つめていた
「大丈夫…?」

澄音は笑顔で答えた
「うん大丈夫 タバコなかなかイケるね」

窓の外は昼に近づいてきたので、人波が多くなって来た

澄音はタバコを吸いながら外を見つめた

一瞬、群集の中の孤独を感じた

澄音の目の前にいるのは、昨日知り合ったばかりの男

昨日の沙奈が連れて来るまでは赤の他人だった

きっと二日前に、この人混みの中を歩いていても大井とはすれ違っていた

今後自分の人生の中で、今外を歩いている人間と一人でも関わりを持つ事はあるのだろうか…

そんなことを考えた

「澄音ちゃん?」

大井が窓際を見つめる澄音に声をかけた

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