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きれいなこころコミュの第2話 高校生?

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澄音はセンター試験の当日、宮川から受け取った手紙を目の前に置いてひたすら祈っていた

今のこたつのには、澄音とおばあちゃんがいた

「澄音ちゃんや、何でそんなに手を合わせているだに?
仏様がみえるだに?」

澄音はおばあちゃんの言葉でハッと気付き

「あ、これはその…先輩が試験中だから 上手くいくよう祈ってるの」

おばあちゃんは澄音の顔をゆっくり見ていった
「そうかぇ、そうかぇ…フォッフォッフォッ 澄音ちゃんは優しい子だにねぇ」

カチカチカチカチ…

時計の音がやけにうるさく感じた

そして
時間は過ぎていった

夕方、試験が終わっただろう時間帯に
澄音は宮川からの手紙を読むことにした


澄音へ

この一年間一緒にいてくれて有り難う。
いつも勉強頑張っている澄音をみて励まされていました。
俺は、浪人して地元に残ったことで澄音のいい所沢山見つけられたし、他にも色々な発見があったよ。
俺が行きたい大学は
大阪のある薬学部なんだ。
一応その大学の工学部も受ける予定で、そこは去年も受かってるから、薬学部が落ちたらそっちにする予定です。
あと、ひとつだけ…澄音に謝らないといけないことがあります。
実は俺、やっぱり前の彼女が忘れられないんだ。
…ごめん。
それに、関西方面じゃかなり遠距離だから会うのも大変だし…
だから、澄音もこんな俺じゃなくてもっと素敵な人と一緒になって下さい。
澄音の事は大切過ぎて手が出せなかった。
いや、綺麗事ばかり並べて嫌な奴だと思うかもしれないけど
澄音には幸せになって欲しいよ。
残りの高校時代を充実させたものにして下さい。
お元気で。

宮川翔太


澄音は読み終わって、意識が茫然となり
魂が身体から抜けていくような感覚に陥った

おばあちゃんは澄音の姿をみて
「澄音ちゃんや、しっかりするだに 大丈夫かに?」
と声をかけてきた

澄音がまともな意識を取り戻すのには
30分くらいかかった

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