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LXDE LXQtコミュのLubuntu vs Xubuntu

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(この記事は以前僕がmixiのXubuntuコミュニティに書いたものを一部編集したものです。)

ハッカーを志しているひとにとっては「限られた資源でいかに生産するか」という美意識があるのではないでしょうか。

そこでXubuntuというのが候補に上がります。これはUbuntuの使いやすさ・トラブルシューティングのしやすさに、Xfceの信頼性と使いやすさ、そして軽快さを加えた完成度の高いdistroと言えるでしょう(いまでもLinux初心者にとって一番使いやすいのはXubuntuではないかと個人的に思います。)

しかしXubuntuはその単純さゆえ、1年使っていてなんか飽きました。そこで徐々に人気になってきているLubuntuに移行したという経緯があります。

LubuntuとXubuntuを比べることによって、LXDEの魅力や問題点がわかるのではないでしょうか。

【*buntuからLubuntuへの以降方法】
apt-get install lubuntu-desktop

【LXDEのありがちな誤解】
□ 誤解 1:LXDEはダサい
デフォルトの黒光りしているグラデーションが個人的にイケてなく見えますが、"Appearance"のテーマでXfceのようなフツーの外観に変えられます(『オタクっぽくて嫌だー!もっとファンシーなのがイイ!!』という方。AppleやKDEの上でVimなんかを使うときの違和感も考えましょう。)

□ 誤解 2:LXDEは台湾生まれなので中国語ができるのが望ましい
作者PCManは台湾人ですが、LXDEやLubuntuのコミュニティは英語でも盛んです。ということで、僕のように中国語ができなくてもまず問題ありません。

□ 誤解 3:LXDEは不安定
後述するようにXubuntuと比べるとLubuntuはやや開発途上な感は否めませんが、少なくとも「不安定」という言葉は当てはまりません。LXDEの根本であるOpenBoxは非常に安定しています。またLXDEに付いているアプリ(LXPanel, LX Terminal, などなど)もとても安定しています。

□ LXDEのいいところ
1 速い
起動時間(BIOS起動〜無線LAN接続)
Xubuntu Lucid: 1:02
Xubuntu Maverick: 1:09
Lubuntu Maverick: 1:05 => 0:57(11.26更新)

メモリ消費量(起動直後)
Xubuntu Lucid: 335 MB, 105 MB
Xubuntu Maverick: 380 MB, 130 MB
Lubuntu Maverick: 347 MB, 91 MB => 280 MB, 84 MB(11.26更新)

2 ソフトが小さい (不等号はプログラムの大きさ。◎はおすすめ)
Nautilus >> Thunar > ◎PCman FM(タブやプレビューがいい)
Gnome Terminal >> ◎Xfce4-terminal > ○LXterminal(タブ周りの操作が甘い)
GDM > ◎LXDM
GRandR > ◎LX RandR

□ LXDEのだめなところ
1 問題が多い & めんどい
USBメモリが自動認識できなかったり、デフォルトではノートPCを閉じてもサスペンドにならなかったり。少なくとも最初の設定で結構時間と労力が要ります。それからOpenBoxベースなので、割と上級者向けです。たとえば「Emacs key bindingにしたい」と思ったときも、GUIソフトでかんんたん設定、というわけにはいきません(その分HDを食いませんが。)

2 若干機能が省略されている
顕著に感じるものを挙げると、「タブをドラッグドロップで移動」や「タブに名前をつける」ようなことがLXPanelやLXTerminalではできません。

□ 結論 □
LubuntuはMaverickになってから完成度がとても上がったと言えます。まだ開発途上な感がするのは否めませんが、これからますます完成度が上がれば、LXDEはますます注目されることになるでしょう。v11.10やv12.04あたりにはXubuntuと遜色ないほどの出来になっているのではないでしょうか。

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