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お話の間 2nd Editionコミュの【リレー小説】無題

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ではスタート

コメント(19)

けたたましい目覚ましの音によって冷や水を浴びたように飛び起きると、窓からは雨の音が聞こえ、空模様は薄暗いことがカーテン越しからでも伺えた。
傍らで喚く目覚まし時計のアラームを殴るように停め、まずはシャワーを浴びようと立ち上がると、テーブルに見覚えのないホールケーキくらいの白い無地の箱が置いてあることに気がついた。
なんと、その箱の中から小さい手の平に乗るぐらいの人が入っていました。あまりにも驚いた空魔人はムーンウォークで後ずさり、台所でガクガク震え、どうしていか解らなくなったら空魔人は携帯電話でトドを召喚した…
召喚されたトドは-やれやれ-といったていでこちらを眺めた。
「君は疲れてるんだ、幻覚でも見たんだろう」
その目には憐憫の情すら垣間見えた。
確かに空魔人は疲れていたが、幻覚とは思えないリアルさがさっきの白い箱にはあった。
空魔人はさっと踵を返し再び白い箱の場所へと向かった…すると
箱は姿を消していた。
トドがいうようにあれは幻覚だったのだろうか?

ふと視線を足元に落とすと今度は見知らぬ携帯電話が開いた状態で落ちていた。
無意識に拾い上げようとした瞬間、部屋の違和感に気がついた。

ほんの少し前まで薄暗くはあったが、今は夕方のような淡い日差しが部屋に差し込んでいる。

突如床に置いてある携帯電話に着信が入る。
その着信音はWindowsのエラー音が断続的に再生されたような生理的に受け付けられない嫌なメロディ。
ディスプレイには『非通知』となっている。

出るべきだろうか?
鳴り響く携帯を前に立ちすくむ空魔人、そのとき「ぴんぽ〜ん!」とチャイムが鳴り響く。
だれかと思い、覗き穴をそっと見る空魔人そこには誰もいない…。
その間も鳴り止むことない携帯、どんどん高鳴る心臓の鼓動を抑え、もう一度覗き込むやはりいない!!
さすがに怖くなってきた……恐怖心が色々な想像をかきたたせる……。
ただ、このままでは何も進まないと思った空魔人は声をかけてみる「はい、どちら様ですか」なんの返事も無い……。
少し、パニックに陥っていた空魔人はここで思い切った行動に出ようとするその行動とは…
まず全裸になり、ケツを激しく叩きながら「ソーレソレソレお祭りじゃーい!」と叫んでみる。

社会的にかなり危険な賭けではあった、しかしこの方法は古来より自身を奮い立たせるとともに相手への威嚇ともなる手法であり、これをやることで手打ちとなった侍もいたほどである。
しかし反応はない…鳴り響くチャイムと携帯電話…
その時ふと、空魔人は昨日起こった出来事を思い出した。
全裸で
カバディを超ハイテンションで熱演しているぼっつ!とその横で爆肉鋼体によって120%になっているサモの姿。サモは筋肉を抑えられなくなったオリバのように膨張し、ビルすら飲み込まんとしていた。

そうか、俺はあのまま酔い潰れたのか…。
それではこのチャイムは彼等なのだろうか?

もう一度玄関の覗き穴から外を見るとそこには
なんということでしょう(改築ビフォーアフター風)覗き穴の先にはトドの仲間のマンモーがいるではないですか…。
ちょうど、パトロールの帰りに立ち寄ったみたいだ。
今までの経緯をマンモーに話すとマンモーは危機的状況下で空魔人の行動が観たかったとの事、それなのに沈黙が続き出てこないので痺れを切らしたらしく、姿を現したとのこと。
そうとも知らずに、中で奇怪な行動を取った空魔人に驚いたようだ……。
取り合えず、空魔人は服を着た。
だが、その着た服装で……
空魔人はマンモーの怒りを買うことになる。全額キャッシュで!!
咄嗟に魔人が着たのはミリタリー柄の襟首のヨレたTシャツだった。

『貴様その柄が何を意味するのか知って着ているのかァーッッ!!』

マンモーは戦争を知らない子供達がファッションで迷彩を纏う事に激しい嫌悪感を抱いていた。

叫びながら魔人に躍りかかろうとするマンモーの踝に、手の平くらいの小さな人が噛み付いた。

『何をするだァー!?』

転げ回るマンモー。

『知るがいい、ザ・スランの力がまさに世界を支配するということを…』

馬鹿な…。
小さくなりながらも尋常ではない戦力を感じさせる夏姉が、被弾してマスターグレードのアッガイぐらいに小さくなったリアルマンモーの前でオーガ立ちしていた。

『野郎…面白くなってきやがったぜ…』
帽子に手を置きジョジョ立ちのマンモーとエフッエフッとニタニタ笑う夏姉。
李家の骨肉の闘いが今始まろうとしていた。
そこに第三勢力であるトドもげひゃひゃひゃ、げひゃひゃひゃと言いながらその李家戦争(家族ケンカ)に参加すようだ。
空魔人の戦力では全くはがたたない…そこでこの戦争(家族ケンカ)を止めるには空魔人がこの三勢力を超えなくてはならない。
空魔人は修業をする事にした…カ〇ン塔で猫神に鍛練してもらおうとカ〇ン塔に向かうその道中…
空魔人『おれが思う たしかなことは、陳老師!
テメーのツラを次みた瞬間、オレはたぶん…プッツンするだろうということだけだぜ…きやがれ』
空魔人は敢えて地面を見ず、空を見上げていた。
空までカ○ンの搭が続いている。

陳老師『若造が…未だ武術のイロハすら知らぬ分際で囀りおるわ…』

クスクス笑う陳老師の妖気が収束し、殺意の波動と化した!

空魔人『ここの瓦礫のひとつとなれ!列蹴紅球波!』
先手を取ったのは空魔人。作り上げた霊気を相手に蹴り飛ばす荒業であり、高速のエネルギーとなって陳老師を襲う。

陳老師『ムハハ砕け散れィ!反動蹴速迅砲!』

その霊気を何事もなく蹴り返す。そのエネルギーは数倍の威力となって空魔人に跳ね返ってきた。

−しまったやられ−

空魔人は体勢を崩したままでガードできない。

着弾したエネルギー弾により大規模な爆発が起こり、周囲は粉塵に包まれた。

陳老師『アホウが…ワシに勝てると思い上がるとはのぅ…うぐわッ!?』

粉塵から一筋の光が放たれ、陳老師の肩を貫いた。

陳老師『UGYAAAAAH!きっ、貴様は…!!』

粉塵が晴れだし、白目を剥いて気絶した空魔人を抱えながら現れたのは意外な人物であった。

苦々しい表情と大粒の汗を浮かべその人物を睨みつける陳老師。
陳老師『生きて…おったのか…!』
鼻にツンと刺激臭を感じ、空魔人の混濁した意識は現実に引き戻された。
自分に何が起こったのか、そしてその事態からどれほどの時間か経ったのかも判らない…が、パチパチと燃え盛る焚火に照らし出された男の顔を見ることによって反射的に跳び起きた。
構える空魔人に男は低い声で『動クナ』と制した。

空魔人は戦慄した。
目の前にいる男には見覚えがある。
忘れたくても拭い去ることの出来ぬ過去。
あのクレイジー・スランが実弟である空魔人を置き去りにしてまで逃げ出したカレーマンであった。
(事実空魔人は夕方公園で姉と遊んでいたらアパートから出てきたおっさんに『君達カレー食べないか』とカレーを持って迫られ、早足で公園を去る姉を追ったが蹴躓いて派手に転び、振り向きもしない姉に置き去りにされた過去を持つ。記憶にあるカレーマンは両手にカレーを持っていたように思えたが、現実的に考えてカレー両手に持って追えるものだろうか。幼かったため記憶はあやふやだが、姉に見捨てられたという感情だけは確かに覚えている!)

『何の真似だァーッ!?』
大声を張り上げるが、虚勢であることは自身で判っていた。

カレーマン…もといカンダタは胡座をかきながらゆっくりと焚火に当てられた鍋を掻き回している。その鍋がカレーであることはもはや疑いようがないくらい周囲は濃厚な香辛料の香りに包まれていた。

カンダタ『…ワタシヲ覚エテイルノカネ』
空魔人『ああ…あの時のカレーマンだろう?一体何故俺達にカレーを喰わせようとしたんだ?』

カンダタはニヤリと口元を歪ませ、胸元から一葉の写真を取り出した。

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