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高橋新吉コミュの自己紹介

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 一応、このコミュを立ち上げました。スリンであります。

 私が高橋新吉を知ったのは辻潤の作品からであります。
 例の「ダダイスト新吉の詩」前書き佐藤春夫 後書き辻潤 辻がこの詩集の金をせしめていたとか何とか・・・それをボヤイタ新吉の文章をどこかで読んだ気がするが、おぼろげな記憶である。
 
 私が、このあたりの詩人やらを好んだのは今から10年ほど前の学生のころの話であり。再読すると、印象がおぼろげに変わる。まあ、最近はもっぱら音の世界に埋没しているので、このような言葉の世界に生きている人たちには、私の文は甘っちょろく感じるかもしれないがご勘弁願いたい。
 よろしくお願いします。

コメント(25)

初めまして。
中原中也が影響を受けた詩人として
高橋新吉を知りました。

皿皿皿皿
ひたいにみみず這う情熱

など。
情報をいただくだけになってしまうかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。
 中原中也が、「ダダイスト新吉の詩」に影響を受けたのは有名ですね。中也の「山羊の歌」あたりを読むと何となく匂いを感じます。確か思潮社あたりから、高橋新吉詩集は今でも手に入ると思います。中也自身が、この「ダダイスト新吉の詩」の影響を受けたといっていると聞いたことがありますので、参考がてらお手元に一冊もたれてもいいのではないかと思います。

 私は、ここで新吉の詩を紹介するというスタンスよりも新吉の詩をどう感じどう読むか、そういったところで語り合っていきたいです。正誤なき鑑賞の世界と言うものでありたい。そう思っています。
 というのが、彼の詩集「高橋新吉の詩集」あたりになりますと、「5億年」と言うキーワードが出てきます。これは、皿と並んで有名な「留守」という詩だけが有名になっているようですが、この詩集の第一の詩に「留守」の世界を限りなく広げる一言が入っていたりするのです。ある意味で詩は、音楽のごとく自由に解釈し楽しんでいいと思いますし、様々な楽しみ方を分かち合えればと思うのです。それは、べートーベンを聞かずしてベートーベンを語るよりも、ベートーベンを聞きベートーベンを語り合った方が面白いというのと同じです。
 
 皿と言う詩は、いずれ私も引きずり出そうと思っていましたが、この詩の生活の倦怠感、彼の詩の生活感というのは、ダダだ何だというイメージを越えたところで深く言葉と繋がっている。この詩から、彼のとった奇行ともとれる行動に一つの線が見え、その当時の作家の奇行が、単なる上っ面から来るものでなく、

 はた目には甚だ滑稽に思われるかもしれんが、患者自身にとっては極めて深刻な体経で「死線」を突破したようなかんじがしているのである。   辻潤 天狗になった頃の話より

 このような意識であったかもしれないと思わせる手引きともなります。このような意識が現代にもあるようにおもいます。おそらく、医学の発達により「死線」を突破せぬようにコントロールはされているかもしれませんが。
 
 確かにいいものはいつの時代もいいものかもしれません。ただ、今だこそこの時代を見つめなおしてもいいと思います。
 私は、明らかにこの時代の金持ち、貧乏人といった2極の構図が、今人々の意識に現れつつあるとも思われます。変なもんで彼らの時代の意識に少なからず徐々に似てきているような気がするのです。
 そう言う点で彼らが生きた過去から今を見るという一種のメガネにはなりうると思っています。ますます、彼らの心の核である叫びが、卑猥な言葉であろうと我々現代人にも響くような環境になってきているように思います。再び戦争へと行くとまでは思いませんが何か彼らの知から今にいかせる物はないか、そんな欲張ったものが私にはあります。

 その一方、無知と健康が幸福にもっとも必要な条件かもしれないとも思います。いや、健忘と健康でしょうか・・・

 とりとめもなくかいてしまいましたが、今後ともよろしくお願いします。
 

 
 
うちにある「ダダイスト新吉の詩」は袋とじになっていて読めない部分が……。切るのはなんだかもったいなくて、読めないでいました。
おっしゃるとおり思潮社の現代詩文庫で手に入れたほうがよさそうですね!
 袋とじ??新吉のヌードでもはいってるのかな?
大正12年に発行された初版本なんです。
辻潤の検印があります。
以前神田の古本屋で手に入れました。
切るのもったいないでしょう〜?
 なるほど、それはもったいないな。新吉のヌードでなくよかった^^
新吉って意外とやさ男顔だったんですね。↑
顔写真をコミュトップに入れたら、
興味を引く人(特に女性など)、
気がつく人もいるかもしれません。
今実質的にはsulingさんとmokekekの2人で、
寂しいですよね〜。
もう少し鮮明な写真を撮りましょうか?

それはそうと、皿皿皿皿……の最後の部分のフレーズが、
とても気に入っていたのに思い出せないでいます。
確か、
「白米色のエプロンで 皿をふくな」
だったかと。たぶん。
テンポと意味の微妙さが好きです。
 写真トップに使ってよろしいか?
 ちなみに「倦怠」(皿の詩)の最後は 
 
 人生を水に溶かせ
 冷めたシチューの鍋に
 退屈(怠屈)が浮く
 皿を割れ
 皿を割れば
 倦怠の響が出る

 です。この詩については新吉自身によるコメントのある文章があります。「私と詩」という自作の詩とそれにちょっとしたコメントが書いてある文章です。
 それによると、現毎日新聞の社員食堂賄いの皿洗いバイトの時に作った詩のようです。そのころの詩ってのは、結構「ダダイスト新吉の詩」にあります。
 その詩たちは厨房のグロテスクさとでもいえるのかな・・・
 彼の言うダダと言うのが単に奇抜さのみで無く、生活の倦怠や退屈、それに不平不満、さらには美しさなどの内なる感じを抉り出してるのが新吉の詩の好きな部分の一つです。まあ、辻潤にしても、どこか生活臭いのが好きです。
 社会や政治にすぐに飛びつかない所がいい。
 最近のフリーターが読めばかなりリアルに言葉が響きそうですね。
 
そうですね。新吉の言葉に対する考え方と言うのは面白いですね。言葉を使う「詩」にたいして言葉で語れぬ嘆きを書き,ダダー禅というものを示唆するあたり、いずれ、彼の「無意味」と言う詩についても考えたいと思っています。彼自身の詩に対する考えも少ない資料から考えてみたいと思います。

 そうですよねー。彼の小説は私も全くよんだことがないのです。10年ほど前まで古本屋で新吉全集を見かけましたが、私には高額で手が出せず指を咥えてみていたのを覚えています。
 

 このコミュの方々で新吉の色んな面白い面を発見できたらと思います。高橋新吉論は学者に任し、正誤なき感想文の塊で高橋新吉に花をそえれたらと思います。ダダ、禅のある種の個人主義にのとっていってもおもしろいのではないでしょうか^^
 
持っている「ダダイスト新吉の詩」をよく調べてみたら、S45年に名著刊行会から出された「稀観詩集復刻叢書」シリーズのものでした。
さすがに初版本そのものが残っていたらすんごい高いでしょうからね。
写真は限られたコミュニティーなので掲載しても大丈夫なのではないでしょうか。
一応アップしておきますね。
さてさて、「読める本」を手に入れて、感想が生まれたら、またお邪魔いたします。
それでは!
 早速使わせてもらいます。ありがとうございます。そうですね。感想を語り合いましょう^^
>08さん

はじめまして。
私も中也経由で新吉を知りました。
よろしくお願いします。
といっても、まだ感想は書いたことないのですが。
(そして、すみません、出家の件につきましては、
私はわかりません……。)
 08さん はじめましてー
 私は辻潤から高橋新吉を知りました。新吉は、比較的早い時期から、佛教特に禅と言うものに関心があったようです。辻などもダダと禅については色々発言をしています。
 「私のダダは,佛教の擬装したものであつた」(海の中より)
 20歳の時と27歳の時に寺で過ごしたとも書いてあります。
 出家といえるかどうかは分かりませんが、ダダをすぐにやめたのは佛教の影響だといってもいいと思います。影響という面ではかなり早い時期から佛教の人だとおもいます。
 
 まあ、あといずれ誰かが高橋新吉と父親のようなことも述べてくれたらなーなどと思います。色んな側面を、みんなで考察していけたらと思います。今後ともよろしくおねがいします。
 
 
はじめまして

宮沢賢治から辻潤へそして新吉へ経由

酒を飲むのが大好きで酒代を稼ぐために仕事をしているような365日です
ただ生きているだけでいい
存在なんて屁みたいなもんだ

30までには詩を出版します

よろしくお願いします
おいどんさん

 宮沢賢治ー辻潤、面白い流れですね。最初に賢治の才能を見出したのは辻潤だという人もいますね。そして新吉も辻潤の編の「ダダイスト新吉の詩」で名をはせた。そうおもうと、まあ微妙な解釈だけど教科書にのる人、詩壇から少しアウトローな位置のひと、そして、一部のマニアに愛好される人、あるいみ文学のおもしろい姿を感じます。

 屁みたいなもんですよねー。できる限り、匂いがきつく長くにおう作品を作りたいものですね。僕もお酒が好きです。肉体労働の後の一杯はバッカスとじゃれあうような感じで至福の時間であります。

 詩など載せていただいてもうれしいです。どうぞ、たのしんでくださいね。よろしくお願いします。
 
 
 
 隠れダツさん

 卒論ですかー。いっちょダダ風に書いて評価されるくらい粋な学際世界ならいいですがね。論文、書けたら、このコミュにのせてくださいねーー。
 今後ともよろしく。

 
はじめまして

香川県に住む新吉ファンですが
地元の八幡浜には記念館らしきものは
なさそうなんですが、

もっと近くに住んでおられる方がいらしたあ
地元の新吉情報とか知りたいと思っています。

新吉リスペクトをタイトルにした海外のジャズLPがあると
聞いたことがありますが(ご存知の方おられたら教えてください)
晩年の作品も好きです
ぴかぴか(新しい)
めろりんさん
 
 そういえば新吉って、四国の生まれですよね。
 海外での翻訳などもあるようですね。
 Zenpoem ビート詩の周辺の人達には影響があったかもですね。僕には、八幡浜のことと、音楽のことは分かりませんがーー。音楽のほうはアンテナをはりめぐらしてみます!
 色々、書き込んでくださいねーーー。よろしくー。
鰻亭すりんさん

 はじめまして!ほっとした顔
アンテナありがとうございます!

中也→新吉→辻潤 と 最終的に辻潤に詳しくなっておりますが
同じ四国出身として、新吉の研究も深めていきたいと思います。

こちらこそ、音楽つながりということで、
どうぞよろしくお願いしまするんるん
 めろりんさん
 中也を新吉は高く評価しているようです。まあ、初期の詩集が新吉の影響にあるからでしょうね。
 しかし、新吉さん、賢治などにはぼろくそですね。高校生の作文呼ばわりだった気が・・・
 ただ、辻潤が賢治をかなり最初のうちから評価していたというのは注目に値します。
 けど、草野心平もなんだか、最近おもしろくって、賢治に会いに行くのに全然違う列車にのって、結局生前あえなかったとか・・・辻まことは草野心平には世話になっていたようで、火の車の店でギターを弾く写真はとっても美しかった。
 なんだか、おおらかなそんな文人たちの気質に僕は、ほっとします。

 
  四国いいなー。香川でライブしたいです!奈良でライブしたいときは、おっしゃってください。
鰻亭すりんさん

 新吉、賢治、草野心平、気になる名前がいっぱい出てきてわくわくしますね。
ほんと、おおらかな文士たちの愉快なエピソードほっとしますね。
玉川信明 編著『日本番外地の群像』(社会思想社)なんか写真を眺めているだけで、可笑しいです。

香川でライブ、ぜひぜひ。「モヤイでGO!」というコミュで施設(慰問)やイベントなどのライブを出入り自由で演奏できますので都合があえばぜひ実現して下さいわーい(嬉しい顔)
奈良でもお世話になります(笑)!

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