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Tanz bitte,Hermann!*コミュの3ヶ月前の伝言

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「悲しい、ことを、言おうか、」
神様がいなくなったからね、と、あなたはカレンダーをビリビリ破りとりながら言った。
それは日付が変わることを知らせた合図だった。くれぐれもわたしの目には。

あなたはわたしが寝てるベッドのとなりに潜り込んで、息を深く吸った。
わたしはおとなしくこれから話してくれる寝る前のお伽噺にわくわくしていた。

ねえ、きみは、


あなたは上目遣いに言った。

ねえきみは、


まるで玩具を取り上げられた子どもみたいに言った。

「きみはぼくをみて切なくなったりすることはないのかい」
「きみはぼくの背中やにおいや仕草に胸がきゅんと苦しくなったりしないのかい」
「ぼくはね、あるよ」
その言葉は闇に吸い込まれて消えた。

あなたが泣いていたのは無視した。

「ぼくはきみの仕草に胸が痛い」
「ぼくはいつもきみを探してる」
「ぼくはきみの言葉が宝石なのを知ってる」
「ぼくはきみを見てるのが辛いよ」
「ぼくは死にそうだ」

神様がいなくなったからね、

ほんとうはあなたもわたしも
全部「ほんとう」に、なりたいのだけど、


神様なんて、きっとわたしやあなたみたいなもんだから、

わたしはおとなしく瞼を閉じた。

「おやすみなさい、10月が、ずっと、続けばいいね。」


ぎゅっと握った右手と、左手は、明日には離れてるよ。

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