ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

美容室 Ondiina オンディーナコミュのカラーについて

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
カラーについてお客様から質問がありました。

市販のカラーと美容室のカラーどっちも傷むんでしょ?


答えはぶっちゃけYESです。

ではなぜ美容室のカラーは高いのか?

お答えしたいと思います。

コメント(5)

長くなるので心してかかってください


まず、市販のカラーと美容室のカラー、何が違いますか?という問いかけに対して、「薬が違う」としか答えられないような美容室は行かない方が賢明です(笑)

サロンカラーにもメーカーが数十社あり(それ以上かも?)メーカーによって考え方も違えば、処方も違います。

サロン専用はどれも同じというわけではありません。

なので、サロンだから大丈夫!と言い切れないのが本音。


まあ。薬剤の違いをしいて挙げるとすれば、アルカリ剤の種類と過酸化水素の濃度でしょうか?

このへんは後でまた説明しますね。


というわけで、じゃあ何が違うのか?という事を説明していきます。


【違い1 薬剤の塗りわけ その1】

初めてカラーをする人は、全体にちゃんと薬剤がついてさえいれば、大概失敗はしません
しかし、2度目以降のカラーリングには「塗りわけ」が必要になります。
カラーリングには、明度と彩度を別々に考える必要がありますので、まずは「明度」の塗りわけの必要性を語りたいと思います。髪は根元から黒く生えてきますよね。

この状態で、カラー剤を全体につけてしまうと根元は明るくなったが、毛先はさらに明るくなった!

こんな状態で毛先がどんどん明るくなっていってしまいます。

なのでサロンでは、リタッチといって根元と毛先とを塗り分けるのです。

自分じゃ、まずムリです・・・。


【違い2 薬剤の塗りわけ その2】

カラー剤の成分を大まかに分けると

・アルカリ剤・・・キューティクルを開き、薬剤の浸透を促す。

・染料・・・色です。

・2剤(過酸化水素)・・・髪の中のメラニンの分解(ブリーチ力)、発色

まぁ。他にも色々入っていますが、わかりにくくなるのでざっくりと。


まずはアルカリについて

アルカリが高くなればなるほど、明るくする事ができますが、ダメージを伴います。

市販カラーでは、ニオイを抑える為に、モノエタなどの揮発性の少ないアルカリ剤を使用する事が多い

でも、ニオイが少ないという事は、毛髪内に残留しやすくなります
残留することで、徐々に髪が傷んできてしまいます。

くさいカラー=アルカリが残りにくい。

くさくないカラー=アルカリが残りやすい。

まぁ。こんなところでしょうか。


サロンカラーには、アルカリ剤の配合量を抑えた「低アルカリタイプカラー」や「微アルカリタイプカラー」があり、ダメージによって塗り分ける事が可能です。

逆に、市販カラーは高アルカリタイプのものしかありません


まぁ。低アルカリタイプのカラー剤を置いてないサロンさんも中にはありますけどね(汗)

でも、ちゃんと塗り分ける事でダメージだけでなく、色持ちも変わるんです。



【違い3 カラー調合】

全ての色は、3原色(中心は黒)を元に作られます。

たとえば、インクジェットプリンターのトナー(CMYK)シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックとありますよね。

たった、この3つの色で、どんな色彩も表現できるのです。

写真だってプリントできちゃいます。


例えば、こんな色(アッシュ系)にしたいとします。



根元から毛先まで均一な色味だった場合は、



こんな色(ブルー)を一色乗せせたらホラ!キレイなアッシュ系。



でも、こんな風に2色に分かれているものに同じ色を乗せたら



アレレ・・・こんな色になっちゃう。



こんな場合は、補色を混ぜ合わせた色をこんな風に塗り分けます。



ホラ!キレイに揃ったでしょ。




こんな風に、お客様の髪に合わせて色が作れるのがサロンカラー。


【違い4 後処理】

カラー後の髪はアルカリ性になっています。一度アルカリ性に傾いた毛髪は何もしないと本来の弱酸性の状態には戻りません。アルカリ性のままだと色持ちが悪いだけでなく、髪が徐々に傷んできてしまいます。

なので、phを戻すように処理をします。

でも、急激にphを落としちゃうとキューティクルが傷んでしまうので、段階的に。これも技術。


たまに、アルカリ除去のトリートメント千円!みたいなサロンがありますけど、意味が分からない(笑)

えっ。しなきゃいけないでしょ。って

ほっといたらダメでしょ。「開けたら閉める!」これは当たり前のこと。

あ。こんな事書いたら怒られるかな・・・(汗)。


あと、カラー後に髪に残しちゃいけないもののひとつに過酸化水素があります。

これもちゃんと処理してあげないと、どんどん髪が痛んでいってしまいます。

こういった後処理をちゃんとするかどうかも違いのひとつ。

カラー後1週間は、自宅でカラー用シャンプーを使った方が良いです。

毎日のシャンプーで、phを戻していってあげるのは、すごく効果的なんです。

色持ちもよくなりますよ。


【違い5 似合わせ】

例えば、ピンクっていう色を考えたとしても、ショッキングピンクがあったりベビーピンクやピンクベージュ・・・。しかも濃いかったり薄かったり・・・。

激しい印象になったり、柔らかく可愛い印象になったりします。

コンサルテーションで似合う色味を作り出せるのもサロンカラーの魅力。

ここは外せませんよね。


【その他】

市販のカラー剤にしろ、美容室のカラーにしろ、カラー剤には、手触りをよくする成分が含まれています。

なので、その成分が抜ける10日以降がダメージを感じやすいです。

「市販で染めたけど、そんなにいたんでないじゃ〜ん♪」

なんて言ってると、取り返しのつかないことになるかも知れません。


ということで、パブリックカラーとサロンカラーの違いを簡単にまとめてみました。

本当はもっとあるんですけど(前処理とか)

ついて来れましたか?

わからないとこは細かく説明しますので
何でもお書き込んでください。
市販をすべて把握しているわけでないですが・・・

まずないといっていいでしょう。

シャンプー解析をしているサイトです。
http://shampoo.is-mine.net/i/
モバイルでもシャンプー解析で出てくるはず。

オンディーナでも使っているシャンプーも載っていますので
http://shampoo.is-mine.net/i/shampoo2/replatinam.htm

ぜひ気になるシャンプー・使っているシャンプーを見てみてください。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

美容室 Ondiina オンディーナ 更新情報

美容室 Ondiina オンディーナのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング