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けろよん闘病日記(乳がん)コミュの18.手術当日

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10/13 8:30 ナースお迎え

手術は朝一番に行われることになった。
当日は禁飲食。
6時に目が覚めて、歯を磨き、顔を洗ったが
時間がまだあったのでグレイズアナトミーを見て待った。

丁度見終わったころ、相方の母が来てくれた。
とても心強い。

ナースより「前日のカンファレンスにて
やはり位置をきっちりとさせるために、手術前にマンモを撮り、
マーカーをつけることになりました」と告げられた。

8時までに手術着に着替えてくださいとのことだったので
真っ白な手術着を着て、シャワーキャップのような
キャップをかぶって待つ。

しばらくすると相方と妹夫妻、ケイトが来てくれた。
手術室に行く=ストレッチャーでみんなに見送られる。
ちょっとドラマの見過ぎか?
ところが、今回はナースに連れられてエレベータでマンモグラフィの部屋に行き
撮影をした。

そこには何人かのインターンらしい若い医者と
レントゲン技師、志賀先生、執刀医の池田先生がいて
みんなで位置確認をしていた。

「ここだ」と思われるところに注射された。
前日、志賀先生が油性ペンでつけられた場所だった。

そしてもう一度撮影をし、マーカー部に間違いがないか
確認をした。

その後、自分の足で手術室に向かった。

手術室と書かれたドアが開くと広い廊下を挟んで
たくさんの手術室があった。
各入口の脇にはドラマで見る「手洗い場」があり
ちょっと興奮した。

自分の手術が行われる部屋に案内されて
高い天井からつるされる無影灯を見て
まるで自分が主人公になったような気にさえなった。

なぜか手術台には自分で上り、寝転んだ。

少し怖くなってきた。
目の前に棒が立てられて、手術しているところが
見えないようになった。

心電図、血圧計がセッティングされて
右手に点滴の針がさされた。

ナースがあわただしくなってきて
手術の開始が近いことを察知した。

自動ドアが開くと、消毒をされた池田先生と若い先生が
入ってこられた。
何度も何度も私の左乳房に消毒をされて
「痛いですよ」と麻酔注射が何本も打たれた。
麻酔注射があまりに痛くて麻酔注射の麻酔が欲しいと思った。

「点滴にうとうとする薬が入っているので、眠くなったら寝てください」と
言われた。
いよいよ始まる・・・。

うとうとしている場合ではない・・・。

「メス」という先生の声を聞く。
本当にそう言うんだと感激。
先生と若い先生の会話に聞き耳を立てる。

部分麻酔なので様子がわかる。
胸を切られているのに、なぜか脇がつる気がする。
胸の筋が脇につながっているのを確認した。

痛みはなかったが、感覚は伝わった。
縫合が終わって、術後の手当てが行われていた。
圧迫されているような感覚。
そして、先生から切り取った病変を見せられた。

大き目の紀州梅の梅干しくらい。
皮と、黄色い脂肪の塊だった。
少し黒ずんだイカ墨のような感じの液体があった。

「やはり黒ずんでいるんですね」って言うと
「これは先ほどつけたマーカーですよ」って言われた。
なるほど・・・。

後処理を終えて、手術の終わりを告げられて、またまた自力で起き上がり、
車いすで病室に戻ることになった。
うとうとする薬がやっと効いてきたようで
立ち上がろうとした時フラッとした。
若い先生がナースに
「しっかり支えてないと・・・」って小さく怒鳴り、
支えられて車いすに座った。

これまた憧れのストレッチャーではなかった。

あまりに早く帰ってきたので相方達はドトールに行っていて
術後の話を聞けなかったようだ。

病室に戻ると急激に眠くなり、
眠りに就いた。

病室を出て、戻ってきたのは2時間だった。
実質、手術時間は30分ほどだったように思う。

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