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一生勉強、そして努力 コミュの[娯楽/恋愛上手の心理学]男が料理上手な女性が好きなわけ

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[娯楽/恋愛上手の心理学]男が料理上手な女性が好きなわけ
 (女性におこられそうですが)

男性同士で話していて、一人が「新しい恋人ができた」と言うと、もう一人が「彼女、料理はうまいの?」と聞くことがある。逆に、女性同士が話していて、恋人ができたという話になると、やはり「もう、手料理はつくってあげたの?」という話題になるものだ。

じっさいのところ、この「料理をつくる」という行為は、恋愛のなかでは重要な意味をもつ。男性は「おいしい手料理を毎日食べたい」という欲求が満たされ、女性は「好きな人のために料理をつくってあげたい」という欲求が満たされると、その満足が相手へのさらに強い好意、つまり深い愛情につながっていく。

現実に、手料理によって、こうしたお互いの欲求が満たされると、二人の意識は「結婚」へと向かうことが多くなる。だからこそ、友人に新しい恋人ができたと聞いたときには、男女とも、「料理」をめぐる話題が登場するのだろう。

心理学には「社会的交換」という言葉がある。手料理をめぐる男女の関係のように、人は自分の欲求を満足させてくれる人を好きになるという意味である。

ドライな言い方をすれば、人が人とつき合うのは、自分の欲求が満たされるという見返りを期待するからといえる。
その場合の欲求とは「誰かと一緒にいたい」というものから、「高級ブランド品を手に入れたい」といった物欲、さらに肉体的な欲求も含まれる。
逆にいえば、そういったお互いの欲求が満たされなくなると、二人のつき合いには、やがて終わりが近づくことになる。

[娯楽/恋愛上手な心理学]気分がいいと、一緒にいる人を好きになる。

ある会社員が、憧れの彼女からデートの約束を取り付けた。大喜びの彼は、共通の趣味であるクラシック音楽のコンサートのチケットを用意。お気に入りのレストランに予約を入れ、万全の体勢を整えて、その日を心待ちにしていた。
デート当日、期待通りにコンサートは最高の盛り上がり、憧れの女性も、彼の隣でうっとりと演奏に酔っている。他の聴衆も大いに感動したようで、演奏予定を終了しても、アンコールを求める拍手が鳴り止まなかった。ところが、何度もアンコールが繰り返されるうち、終演時間は大幅に遅れてしまった。
コンサート会場から、あわててタクシーを拾い、予約してあったレストランへ駆けつける。しかし、すでにラストオーダーの時間は過ぎ、予約はキャンセルになっていた。
予定が狂って、彼の頭の中はもう真っ白。デートの経験が乏しいため、他に雰囲気のいいお店も知らない。しかたなく、ターミナル駅まで戻ることにしたが、パニック状態の彼は、タクシーに乗ることも思いつかない。
駅まで15分の道のりを歩くことにしたが、入りこんだのが、なんとラブホテル街。彼女は急に寡黙になり、彼との距離をとり始める。駅についたときには「今日は、これで」と別れるしかなかった。
心理学に「好意の強化感情の法則」というのがある。人は、気分がいいときには、一緒にいる相手に対して好意をもちやすくなるが、反対に、むしゃくしゃしたり、落ち込んでいると、相手を低く評価し、嫌悪感を抱きやすいのだ。
くだんの会社員は、初デートの4時間ほどで、その両方をそっくりそのまま体験したのだった。
心理学者のメイと八ミルトンは、女子学生に、好きな音楽を聴かせながら、男性の写真の魅力度を判定してもらった。すると、嫌いな音楽を聴きながら判定したときよりも、男性の魅力度はずっと高く評価されたという。
また、メイらは、温度調節や雑音に気を配り、快適な部屋で判定させたほうが、暑苦しく、居心地の悪い部屋で判定するよりも、魅力度が高くなることも明らかにしている。
これも、好意の強化感情の法則の一つの実証といえる。

[娯楽/恋愛上手な心理学]口説くなら、落ち込んでいるときがチャンス

志望大学の受験に失敗し、予備校に通っている間に、カップルが誕生することがある。なかには、勉強よりも恋愛に夢中になってしまうカップルがいるが、反対に、一緒に図書館に通ったり、励ましあいながら大学受験をめざすカップルもいる。

今の高校生には、人生最初の挫折が、大学受験の失敗という人が増えている。心理学者によれば、浪人生活中にカップルが誕生しやすいのは、志望校に落ちて、プライドが深く傷つくことが、強く影響しているという。
じっさい、受験に失敗して気持ちが落ち込んでいる時期に、励ましあったり、ほめあったりしているうちに、カップルになるケースが多いようだ。
心理学的にも、人は落ち込んでいるときのほうが、自分を高く評価してくれる人に好感をもちやすくなる傾向があるといわれる。
ウォルスターという心理学者が、こんな実験をしている。

何人かの女子学生に、まず心理テストを受けてもらい、次のテストのため、学生ホールで待っているように指示する。そして、その間に、同じようにテスト待ちしている男子学生に話かけさせた。その男子学生は、実験について多少話した後、自分のことについて話、さらにその女子学生に好意を持っているから、次の週末にデートしないかと誘う。

そうこうしているうちに、研究者が現れ、女子学生たちに、心理テストの結果を知らせる。その後、女子学生たちに、話かけた男子学生に対する評価を聞くと、心理テストの結果のよかったグループの女子学生は、話かけた男子生徒に対して、あまり好意を抱かなかったのに比べ、テスト結果が悪かったグループの女子学生のほうは、おおむね好意がもてると答えたという。
つまり、一時的に自己評価を低め、自己嫌悪に陥ったグループの女子学生のほうが、男子学生に対して好意をもったというわけだ。

[娯楽/恋愛上手な心理学]親しくなりたいときは自分のプライベートをさらけ出せ

80年代までは、アイドル歌手やタレントは、スキャンダルが明るみに出れば、人気の急降下を覚悟しなければならなかった。そのため、昔のアイドルは、結婚どころか、恋愛もご法度だった。

芸能人として、スキャンダルを初めてプラス材料として利用したのは、松田聖子だといわれる。結婚を約束していた郷ひろみとの破局会見で、「今度生まれてきたら、一緒になろうね」と約束したと涙を流したのもつかの間、神田正輝とのハネムーンから帰って、「子づくりに励んできた」と発言。大きな話題になった。

スキャンダルに見舞われた、あるいは結婚したアイドルは、人気が衰えるという芸能界の常識をくつがえしたばかりでなく、むしろ結婚、妊娠、出産、離婚、再婚、娘のデビューと、プライバシーをとことん公開することで、世間の注目を集め、人気を維持し続けた。
彼女以前の日本の芸能界では、「私生活は、秘してこそ華」という考えが支配的だったといえる。しかし、いまではアイドルがブログで私生活を公開するなど、プライベートとタレント活動をリンクさせる人が増えている。そして、そうしたタレントが、同世代のファンを中心に、「親しみを感じる」と高い人気を誇っている。
そういう意味では、芸能界も、この20年ほどの間に、建前社会から、本音社会に変わってきたといえるだろう。
じっさい、一般社会では昔から、プライベートな部分まで包み隠さず話す人のほうが人気があるものだ。プライベートなことを明かされると、それだけ信頼されていると感じ、相手に好意をもちやすくなるからだ。隠しごとの少ない、あっけらかんとしたタイプのほうが、人から好かれやすいのである。
だから、人と親しくなるためには、初対面のときでも、自分の出身地や家族の話など、自分のプライバシーにそれとなくふれると効果的といえる。

[娯楽/恋愛上手な心理学]好意を示し続けると、相手にも好かれる可能性大

「好きな人のタイプは?」と問われたとき、「私のことを好きになってくれる人」と答える人がいる。
恋愛に積極的な人からみると「受け身的な考え方」と思うかもしれないが、心理学では「人は、自分のことを好きになってくれる人を好きになる」というのは、人間心理の基本法則とされ、「好意の返報性」と呼ばれている。
たとえば、自分が幼かった頃、どんな人を好きだったか思い出してほしい。
近所の人、親戚の人、幼稚園の先生など、さまざまな人が思い浮かぶだろうが、自分が好きだった人に共通しているのは、自分に対してやさしく、ほめてくれたり、「いい子だ」と可愛がってくれた人ではないだろうか。
一方、怖い人や乱暴な人、いつも叱られたり、「ダメだ、ダメだ」と言われ続けた人は、子ども心に嫌いと思い、避けようとしていたのではないだろうか。
幼児のときほど、人間関係に利害がからまないから、こういった傾向はストレートに現れる。
もう少し成長すると、人の行動を「好意」と感じる幅が広くなっていく。
ストレートにやさしくしてもらったり、「好きだ」と言われることの他に、困ったときに助けてもらったり、自分の行動や考えを指示してくれたときなどへ幅が広がり、関係性は複雑になっていく。それでも、「好意の返報性」が働くことに変わりはない。

「娯楽/恋愛上手な心理学」不安なときほど恋人がほしくなる!?

その昔、アイドル歌手が「夏は心のカギを甘くするわ、ご用心」と歌ったことがある。確かに夏には、ちょっと危ない遊びをしてみたいと思わせる雰囲気があるものだ。

一方、秋は、ひと時のアバンチュールより、ステディな「恋人」が欲しくなる季節ではないだろうか。心理学的には、秋になると人恋しくなるのは、人の気持ちが不安になるからと説明される。
心理学者のシャッターが行った実験に、次のようなものがある。
62人の女子大生を2つのグループに分け、電気ショックを用いた実験に参加してもらった。そして、Aグループには、電気ショックを与えると、あとに傷が残ることはないが、かなりの苦痛を感じると話した。
一方、Bグループには、電気ショックといっても苦痛はなく、くすぐったい程度のものだと説明した。
その後、実験準備のため、しばらく控え室で待っててほしいと告げてから、被験者一人ずつに、「実験を待っている間、個室に一人でいたいか、それとも大部屋で他の人たちと一緒にいたいか」と尋ねた。
すると、かなりの苦痛を感じると話し、不安感を与えたAグループは、32人中20人が大部屋を希望したのに比べ、不安を与えなかったBグループで、大部屋を希望したのは、30人中わずか2人だった。
さらに、実験を待つのは、同じ実験に参加している人と一緒がいいか、無関係な人たちと一緒がいいかを尋ねたところ、両グループとも、ほとんどの人が同じ実験に参加する人たちと一緒に待ちたいと答えた。
この結果から、人は、不安なときには、お互いに慰め合ったり、不安をやわらげたりすることができる仲間を求めることが見てとれる。
じっさい、秋の気配に心が不安になると、ふと恋人が欲しいと思うように、生活の中でも、人は不安なときほど、人との接触や人のぬくもりをより強く求めるというわけだ。
心理学では、こうした心理を「人は、不安を感じたり、自信を失ったときほど、『親和動機』が高まる」と説明している。

[娯楽/恋愛上手な心理学]くどくときは薄暗い場所で

おしゃれなレストランバーやダイニングバーは、照明を落とし、店内を暗くしているものだ。オジサンたちが通うクラブやスナックにも、明るい店はないものだ。親密度を高めるために、明るい場所よりも、暗い空間のほうが効果的なのである。
心理学の実験でも約3×3.6メートルという狭い部屋に、男女3人ずつを1時間閉じ込め、その間の行動を観察すると、明るい部屋と暗い部屋では、その男女の行動がまったく違っていたという。
明るい部屋の男女は、お互いに離れたところに座ったままで、席の移動もなく、会話もあたりさわりのないものだった。ところが、暗い部屋の男女は、最初こそ離れて座っていたが、そのうち席を近づける人たちが現れ、親しく話しをし始めたという。
つまり、暗い空間のほうが心のガードがゆるみやすく、一気に親密感が増すというわkである。相手と親しくなりたいと思えば、明るい店よりも暗い店を選ぶほうが、成功の確率は高い。

[娯楽/恋愛上手な心理学]「優秀だけどちょっとドジ」これがモテの王道だ

アメリカのメジャーリーガーたちの間でも、「サダハル・オー」の名はWBCの優勝監督というまえに、日本の偉大なホームランバッター、あるいは美しいフラミンゴ打法(一本足打法)の強打者として知られている。
ところが、「シゲオ・ナガシマを知っているか?」と聞いても、たいていの選手は「それは、誰だ?」と聞き返すはずである。
メジャーリーガーは、日本のプロ野球選手を記録でしか知らない。世界でもっとも多くのホームランを打った王さんしか知らないのだ。
しかし、日本では二人の現役時代を知らない若い人にも、長嶋さんのほうが圧倒的に人気がある。二人は、現役時代から「記録の王、記憶の長嶋」といわれ、長嶋さんのほうが人気が高かったが、その大きな理由は、せっかくホームランを打ったのに、ベースを踏み忘れたり、長男の一茂クンをグラウンドに連れて行きながら、忘れて一人だけ帰ってくるなど、さまざまな逸話を残しているように、長嶋さんの方が失敗が多いことを指摘できそうだ。
現実に、人は優秀なだけでは、それほど人気が上がらないもので、優秀なうえに少々ドジなところがある人のほうが、人気はずっと高くなる。
これは、次のような実験でも証明されている。
アメリカの大学で、男女の学生たちに、4人のフットボール選手のビデオを見てもらった。登場する4人の選手のうち、二人は優秀で、二人は平凡な選手。それぞれのプレーシーンを見た後、選手たちが一人ずつ自己紹介をした。
そのとき、優秀な選手と平凡な選手一人ずつが、コーヒーをこぼすなどのドジをしてっみせた。
こうして、4人の選手を「優秀な選手」「優秀だが、ドジな選手」「平凡な選手」「平凡だが、ドジな選手」の4タイプに分け、この中から、学生たちにいちばん魅力を感じた選手を一人答えてもらったのである。

結果は、もっとも人気が高かったのは、「優秀だが、ドジな選手」。以下、「優秀な選手」「平凡な選手」「平凡でドジな選手」という順だった。
そういえば、イチローの所属するシアトル・マリナーズでも、イチローと同じぐらいファンの声援が大きかったのは、強打者だが、小太りで足が遅く、走り方がユーモラスな指名打者のエドガー・マルチネスだった。そのどこかドジな雰囲気が大きな人気を集めたというわけである。

[娯楽/恋愛上手な心理学]女性は自分に足りないものを補ってくれる人を好きになる

かつて、有名な美人女優が、ある大作家に「あなたと私が結婚したら、すばらしい容姿と頭脳に恵まれた子どもができると思いませんか?」と結婚を申し込んだ。
すると、大作家は、「申し出はありがたいが、僕の容姿と君の頭脳に似た子どもができたら、最悪だね」と断ったという。
このエピソードは、心理学の「補完性の原理」を説明するものとして、よく引き合いに出される。
「補完性の原理」とは、人には自分の欠陥を補ってくれる人を恋人にしたいと思う心理傾向があることである。
じっさい、この美人女優の欲求ほど明快でなくとも、恋人に自分にないものを求める傾向は、だれにでもあるだろう。男女の恋愛に限らず、同性同士の友情関係でも、この補完性の原理はよく見受けられる。
お互いに補い合えるものがあれば、いい関係を保てるだけではなく、自分がより大きな存在になったような自信や満足感を、同時に手に入れることができるからだ。
ただし、こういう関係は、一方の能力が優れているだけでは、長続きしにくい。
能力的に劣っているほうが、優れているほうに対してコンプレックスを抱くからである。そのため、補完性の原理で結ばれた友情は、「勉強ではかなわないが、スポーツでは負けない」など、双方が何か誇れる才能や技術をもっていないと、いい関係を長く保つのは難しい。

[娯楽/恋愛上手な心理学]なんだかんだ言っても、結局は顔!?

「美人は得」ということは、心理学実験でも証明されている。アメリカの大学では、次のような実験が行われた。
男子学生を3つのグループに分けてから、強盗についての記事を読んでもらい、その容疑者に、どの程度の服役期間が適当であるかを尋ねた。3つのグループは、次のように分けられた。
(A)容疑者の写真として、非常に魅力的な女性の写真を添えた。(B)容疑者として、さえない女性の写真を添えた。(C)容疑者の写真は添えなかった。
その結果、男子学生たちが下した“判決”は、平均で、Aグループが2.8年だったのに対して、Bグループが5.2年、Cグループが5.1年だった。
つまり、同じ罪を犯しても、魅力的な女性に対する刑期は、約半分で十分という、“判決”が下されたのだ。
これは、男性を被験者にした実験だが、女性もほうも美形を好むことはいうまでもないだろう。近年、美形の韓流スターたちが、オバサマたちから異常な人気を集めたことも、女性も美しい人を好む証明になるだろう。

[娯楽/恋愛上手な心理学]モテる男、モテる女のタイプベスト5はこれ

自民党総裁選への出馬を決意したとき、スーツをイタリアの高級ブランドにし、メガネも流行のタイプに変えた人がいた。その姿を見て、「外見だけが変わってもなあ」と思った人もいただろうが、確かに人に好かれるためには、まず外見を変えるのが一つの方法ではある。
見た目のイメージを変えると、周りの対応だけでなく、自分も変化することがあるのだ。
しかし、外見から変えるにしろ、内面を変えるにしろ、もっとも大切なのは、どういう人物に変化したいかという目標設定にあるといえる。
その目標がなければ、いくら外見を変えたところで、結局は元の木阿弥である。
日本の心理学者の研究で、男性と女性は、それぞれどんなタイプの異性に好意を持つかを調べたものがある。
それによると、男性の好まれるタイプの順位は、
●静かな、クールな、自制心の強い、知的な男性
●清潔な、洗練された、スマートな男性
●情熱的な、たくましい、積極的な、仕事やスポーツに打ち込む、エネルギッシュな男性
●社交的な、明るい、健康な、イキイキしている、素直な、あっさりした男性
●まじめで、寛大な、誠実な、やさしい男性

という結果だった。とはいえ、お笑い系の人が、いきなり第一位のクールで、静かなタイプを目指すのは、無理がある。
まず、自分はどのタイプにあてはまるかを考え、その方向に沿って、自分を磨く努力をする「イメージ管理」が必要といえる。
一方、女性の順位は、
●洗練された、スマートな、神秘的な、静かな、知的な女性
●セクシーな、情熱的な、積極的な、社交的な女性
●初々しい、清潔な、素直な、思いやりのある、やさしい女性
●イキイキとした、健康的な、明るい女性
●誠実な、まじめな、自制心の強い女性
●あっさりとした、おおらかな、聞き上手な女性
という結果がでている。

[娯楽/恋愛上手な心理学]遠距離恋愛が成就しない至極もっともな理由

「人見知り」という言葉がある。
とくに、幼児は初めて見る人に、警戒心や恐怖心から、拒絶反応を示すことがよくある。ところが、同じ空間にいしばらくいて、だんだん顔を見慣れてくると、笑顔を見せるようになる。そして、2〜3時間後には、まとわりつくぐらいなついていたりする。
心理学では、こういう心の動きを「熟知性の法則」、あるいは「親近性の法則」と呼んでいる。
営業マンでも、飛び込みで訪れた家庭では、なかなか玄関のドアを開けてもらえないが、何度も足を運ぶうち、声や顔を覚えてもらい、少しずつ話しを聞いてもらえるようになるものだ。
幼児の例も営業マンのケースも、人には、何度も接触しているうちに親しみを覚えるという心理傾向があることを示している。
幼なじみ同士の結婚や職場結婚も、この熟知性の法則の典型例といえる。幼なじみ同士は、小さい頃からよく知っているという安心感と親しみが、やがて恋愛感情に発展したものだし、職場結婚は、毎日顔を合わせ、苦労や喜びをともにすることで、お互いをよく知り、それが恋愛感情へとつながっていく。
要するに、距離的に近いほど、相手を知るチャンスに恵まれ、気心しれた間柄になりやすいというわけだ。
反対に、遠距離恋愛が長続きしないのは、熟知性が失われるため。遠く離れて生活しているうちに、お互いに知らない出来事や話題がどんどん増えていく。
それが熟知性を損ない、愛情をしだいに薄れさせていくのだ。
最初のうちは、毎日のように電話やメールをしていても、やがて3日に1度、1週間に1度になって、途絶えがちになる。遠距離恋愛は、たいていそうして破綻していく。

[娯楽/恋愛上手な心理学]初デートは何が何でも遅刻するな!

第一印象がどれだけ大きなイメージを与えるかについて、アメリカでこんな実験が行われた。アッシュとケリーという心理学者が、学生たちに「今日から、新しい先生が来る」と前置きして、その先生についての紹介文を配布した。そのプリントには、
「フランク氏は、マサチューセッツ工科大学の社会科学部の卒業生である。他の大学で3学期間、心理学を教えていたが、この大学で講義をするのは初めてである。彼は26歳で、既婚。彼を知る人は、どちらかというと、温かくて、勤勉で、批判力に優れ、決断力があると言っている」
と書かれていた。

ただ、このプリントを配るとき、半数の学生には「温かくて、勤勉で」というところを「冷たくて、勤勉で」に変えていた。
こうして、新しい先生に対する学生たちの評価を調べると「温かくて、勤勉で」と書かれたプリントを受け取った学生たちは、おおむね好評だったのに対して、事前に「冷たくて、勤勉で」というプリントを読んだ学生たちの評価は、かなり厳しいものになった。
つまり、人が他人を評価さうるとき、第一印象がそれほどに大きな影響力をもつということだ。
心理学では、これを「初頭効果の法則」と呼んでいるが、じっさい、男女の間でも、ビジネスの世界でも、第一印象がよいと、その人に好意をもつ確率はグッと高くなる。

要するに、第一印象さえうまく演出できれば、自分のイメージを能力以上にうまくつくりあげることができるというわけだ。
しかし、その反対に、最初の印象が悪ければ、そのイメージはなかなかぬぐえない。初めての待ち合わせで遅刻したばかりに、それ以降、遅刻しないように気をつけていても、数ヶ月後、たまたま電車が遅れただけなのに、彼女から「また、遅刻ね」と責められることになるわけだ。

[娯楽/恋愛上手な心理学]新しい彼女ができたら、友人と三人で会え

新しい彼女とつき合い始めると、自分の友人に会わせたがる男性がいる。もちろん、彼女を見せびらかすためという人もいるだろうが、ある男性は「他にも目的があるんですよ」とその理由を教えてくれた。
その目的とは、つき合い始めのカップルは、男性側の湯人と三人で会うと、親しみがグッと増すからだ。
なるほど、そう言われてみると、彼女にとって初対面の友人に会えば、一対二の関係になる。しかも、相手が、初対面だけに、彼女は自然と彼氏に頼ろうとする。それまで「私」と「あなた」の関係だったのが、「私たち」の関係になって、さらに親しみが強くなるというわけだ。
これは、何もカップルに限った話しではないだろう。たとえば、ビジネスの場でも、「私とあなたで、なんとかしましょう」というより、「私たちでなんとかしましょう」というほうが、一体感は大きくなる。
しかも、相手に必要とされているという気持ちになれば、相手への好意も強くなるものだ。
「私たち」という一人称複数形には、人と人との結びつきを強める魔法の効果があるといえそうだ。

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