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一生勉強、そして努力 コミュの[娯楽/名言]私の経験によれば、人生の最大幸福は家庭生活の円満と職業の道楽化にある。

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[娯楽/名言]私の経験によれば、人生の最大幸福は家庭生活の円満と職業の道楽化にある。
(朝日新聞2010年2月13日、磯田道史の“この人、その言葉”より)

本多静六(1866〜1952)
本多静六(ほんだせいろく)は武蔵国河原井村(埼玉県菖蒲町)の生まれ。8人兄弟の6人目。自著によると、家は名主で田畑は12町あったが11歳で父が脳出血で死去。米つきをしながら19歳で官立の東京山林学校に。
ところが最初の試験に落第。<悲観して古井戸に投身した>が、途中で引っかかり死の刹那に「塙保己一(はなわほきいち)は盲目でありながら六百三十余巻の『群書類従』その他を著したのだ」と祖父に励まされたのを思い出し、這(は)い出す。

それから<決死的勉強>をして東京帝大の造林学の教授になり、日比谷公園などを設計。<死んだほうがましだと思う場合でも、しばらく忍耐しておれば、いつしか希望を生じ光明を認め、解決の緒が見出されて、かえって偉大な成功をもたらす>と、後年語った。
(『私の生活流儀』)

彼はまっとうな方法でサラリーマンが財産をつくる方法なるものを考案。事実、巨万の富を築き、公共に寄付。奨学金制度を作った。
<金というものは雪だるまのようなもので、はじめはほんの小さな玉でも、その中心になる玉ができるとあとは面白いように大きくなってくる>。

まず、節約して貯蓄=雪だるまの芯をつくり、貯金利子でも家賃収入でもいいから、お金がお金を生む仕組みを持てと説いた。
経済的に自立すると、仕事がお金のためでなくなり、いよいよ面白く、人一倍働ける。これが「職業の道楽化」で、家庭円満なら人生は幸福といった。
人生を改良するのはアイデアだ。
彼は手帳の利用も勧めた。「知識は小鳥のようなもので飛んできた時に捕らえてカゴに入れなければ自分のものにできない」。
彼は寝床にまで手帳を持ち込み、生涯、メモをとり続けたという。
(歴史学者・茨城大准教授 磯田道史)

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