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一生勉強、そして努力 コミュの第一印象をよくするための心理テクニック

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□ 第一印象は最初の90秒で決まる

大手ハンバーガーチェーンの接客マニュアルでは、お客を待たせるのは約30秒以内と定められている。「お客様、少々お待ちください」と告げてから、30秒以内に商品を用意する。
心理学的に言っても、普通の人がじっと待ったり、注意を持続できるのは、わずか30秒とされている。
この心理は、ファーストフード店でハンバーガーを買うときだけでなく、誰かと初めて会ったときにも当てはまる。初対面で、相手が一方的に話す場合、聞き手が注意力を持続できるのは、せいぜい30秒。
たとえば、営業マンが、飛び込みで訊ねたときは、30秒以内に用件をひとまず伝え終えるか、よほど魅力的な話をしないと、応対しているほうはイライラしはじめる。
また、初めて会った同士が会話を交わす場合は、最初の90秒が勝負といわれる。
お互いに話をするだけ、時間はのびるが、それでも90秒が限度。その短い時間にお互いの第一印象はほぼ決定する。
そのため、外見を少なくとも悪印象を与えない程度には整えておかなければ、挽回することは不可能に近い。さらに90秒以内に、相手に好印象を与えるためには、話し方や話題も、事前にある程度準備しておくことが必要になる。

□ 「アイ・コンタクト」「微笑む」「身を乗り出す」がカギ

「アイ・コンタクト」という言葉が、一般的に使われるようになったのは、1993年頃からのこと。当時サッカー日本代表選手のオフト監督が、ラモスやカズといった代表選手たちに「アイ・コンタクト」の重要性を説いたことが、一つのきっかけになった。
この場合の「アイ・コンタクト」とは、自分から相手に視線を合わせ、相手の注意を引き、またお互いに視線を合わせて、コミュニケーションを図るといった意味である。
初めて人と会うときも、「アイ・コンタクト」は第一印象をよくするための秘訣となる。「アイ・コンタクト」「微笑む」「身を乗り出す」の三つが、第一印象をよくする重要なカギとなるのだ。
具体的には、初対面のときには、まず「親しくなりたい」という気持ちを込めて、相手の目をまっすぐに見る。そして、相手がそれに気づいたら、にっこり微笑む。
自分から先に微笑むことで、相手に対する好意を伝えるのである。さらに、相手の方へ、上体を傾け、身を乗り出すようにすることで、お近づきになりたいという意思をしっかり伝えられる。
もちろん、相手がのぞけるほど、身を乗り出すと逆効果になるが、「アイ・コンタクト」「微笑む」「身を乗り出す」の順番で、徐々に心理的に“接近”すれば、言葉を交わす前に、気持ちを通わすことができて、第一印象は格段によくなる。

□ 瞳を大きく見せると、いい人に見られる

「瞳が大きい方が、相手に与える印象はいい」といえば、「私は生まれつき目が細いが、どうすればいいんだろう?」という人もいるだろう。しかし、顔の造作としての目の大きさは、それほど大きな問題ではない。じっさい、こんな実験結果がでている。
男性に、同じ女性の顔写真を何枚か見せて、どのような印象をもったか質問すると、「この人がもっとも好ましい」と答えたのは、同一人物の写真の中でも、瞳をとくに大きく写した写真だった。
「なんとなく感じがよい」とか、「やさしそう」「明るい感じ」「自分と気が合いそう」など、ポジティブな回答が増えることになった。
それに比べて、髪型や化粧を少し変えた程度なのに瞳を小さく写した写真は、「暗い感じ」「陰気な感じがする」「冷たそう」と、評判はよくなかった。
つまり、同一人物でも、瞳を大きくするだけで、相手に与える印象が大きくアップした。のである。確かに「瞳がらんらんと輝く」「目を見開く」と言った言葉があるように、イキイキしているときの瞳は、大きく見開かれているものである。
逆にいえば、ふだんから意識して瞳を大きくしていれば、相手に好印象を与えられるということになる。女性のメイクでは、「目力(めじから)」という言葉があふれるように、目の見せ方が大きなポイントになるが、人に好かれるにはメイク以前に、意識的に瞳を大きく見せる表情をつくることが重要になってくる。

□ 背筋を伸ばすには腰を伸ばすこと

日本の学校では、立居振舞いについてほとんど指導しない。「姿勢を正しなさい」「背筋を伸ばしなさい」とは言われても、具体的に指導されることはめったにない。
かといって、家庭で指導されることも少ないため、各企業の社員研修では、まず立居振舞いから教えなければならなくなる。
そこでも、「背筋をピンと伸ばすこと」が第一歩になるのだが、最近はいくら習っても、背筋をきれいに伸ばせない人が増えてきている。
「背筋を伸ばせ」と言われたとき、背中の上のほうだけ伸ばそうとする人が多いのだ。背中の上のほうだけを伸ばすと、胸が前に出て、背中が反りやすくなる。
おまけに「胸を張れ」とも言われることから、胸が反って、アゴの上がった妙なカッコウになってしまうのだ。
「腰の後ろ側をピンと伸ばす」つもりにならないと、背中全体をきれいに伸ばすことはできない。日本は「腰文化」といわれるように、腰にポイントを置くと、立居振舞いはずっと美しくなる。背筋は、腰からピンと伸ばし、腰から折って礼をする。そのほうが体もよほどラクに動かせるものだ。

□ 視線は相手の顔全体にフォーカスするといい

子どもの頃から、人と話すときは、相手の目をまっすぐ見るようにと、言われたものだ。日本では昔から、「相手の目を見る」ことが、人と話すときの態度の基本になってきた。
しかし、現実に相手の目をずっと見つめていると、相手のほうが目をそらしたり、困ったような表情をすることがある。
とくに最近は、相手の目を見つめ続けること、見つめられることがストレスになるという人が増えている。そこで、就職活動の面接本などでは、面接官の目ではなく、額あたりを見るとよいとアドバイスされている。
視線を相手の額から肩までの間に置くと書いてある本もある。といっても、視線をあちこち動かすと、落ち着きのない人と思われかねない。むしろ、相手の顔全体を眺める感じというほうが、わかりやすいだろう。
そうすれば、どこか一点を見つめることで起きる違和感は生じないし、相手の顔から目をそらすことも避けられる。相手に視線で不快感を与えることがなくなるのだ。
ただし、その場合も、ホクロや顔の傷、薄くなった頭髪など、相手が気にしていると思われるとことは避ける必要がある。相手が気にするところを見つめていると、「なんだ、こいつは」と印象を悪くしかねない。

□ 顔のゆがみに注意する

厳密にいえば、人の顔は左右対称ではない。目の大きさも左右では微妙に違うし、口角の角度も左右で違うものだ。しかも、歳をとってくると、その左右の違いはより大きくなる。左目尻が右目尻よりも上がっていたり、鼻が左へ曲がっていたり、また右の口角が左より上がっている人もいる。こうした顔のゆがみは、相手に与える印象を大きく左右することになる。
赤ちゃんや子どもの多くが、パッと見ただけで、「あー、可愛い」と思えるのは、それだけ顔のゆがみが少ないためでもある。最近は、小さい頃からストレスを感じるせいか、小・中学生でも、顔のゆがんでいる子が現れ、そういう子どもの表情は、どこか可愛げが乏しく見えるものだ。顔は左右対称か、それに近い表情のほうが、相手に与える印象はずっとよくなるのだ。
一度、自分の顔をゆっくり眺めてみては、いかがだろうか。鏡で見てわかりづらければ、顔のアップの写真に定規をあててみると、自分の顔のゆがみがよくわかる。
ただし、少しぐらい顔がゆがんでいても、悩む必要はない。顔のわずかなゆがみの原因は、顔の筋肉が収縮したため。
一日に20分〜30分、顔の筋肉をマッサージしたり、口を大きく開けたり、唇をとがらせたりして筋肉を動かせば、しだいにゆがみは取れていく。
現代のような強いストレス社会では、日々の確認と努力で、顔のゆがみを矯正することも必要になっている。

□ 初対面のときは、とにかく相手の名前を呼ぶ

大手企業の社員には、会社を辞めた後、個人としていかに無力だったかを知って落ち込む人が少なくない。それまでは、ちやほやしてくれていた人たちが、急に振り向いてもくれなくなるからだ。いちばんショックなのは、退職後、久しぶりに出会ったとき、会社名は覚えていてくれても、名前を忘れられていることだという。
そうかと思えば、横浜のレストランに、一度でも訪れた客の名前はすべて覚えているという女主人がいる。二度目に行くと「○○さん、いらっしゃいませ」と迎えてくれる。
おかげで、そのレストランには固定客が多く、いつも盛況だ。
日本人は、個人より組織のほうを優先する傾向があるが、誰でも心の奥には、個人として認められたいという気持ちがひそんでいる。お互いに名前で呼び合う、親近感が高まるのも、その心理のなせるところだ。
とくに、初対面のときは、まず相手の名前をしっかり覚えたい。そして、会話の中で「○○さん、どうですか?」と聞けば、相手に多少は好感をもたれるはずである。

□ 相手との“共通点”の探し方

初対面のとき、出身地の話題は会話をはずませるきっかけになる。出身地が同じであれば、話しはどんどんはずむだろうし、行ったことがあったり、親戚が住んでいるというだけでも、なんとなく親しみを感じるものだ。
共通の話題で盛り上がれば、その後も話しがしやすくなるもの。出身地は、話題の“共通点”を見つけるのに、かっこうのテーマといえる。
また、相手が、日焼けしていれば、「どこに行かれたのですか?」と訊ねてみてもいい。
「妙高高原へスキーに行ってきました」と相手が答えれば、スキーの話題で会話を続ければいいし、「妙高高原」の話しをしてもいい。
もし、話題が広がらなければ、食べ物の話題にもっていけばいい。食べ物に興味のない人はまずいないから、共通の話題が見つかりやすいものだ。

□ アメリカ人はほめ上手

アメリカ人は、他人に対してよく「グッジョブ」と声をかける。訳すと「いい仕事だったよ」。
たとえば、メジャーリーグでは、セカンドゴロで二塁ランナーを三塁に進めると、アウトになっても、ベンチの選手から「グッジョブ」と歓声で迎えられる。
アメリカ人は、とにかくお互いをよくほめ合う。ビジネスの世界でも、ちょっとした仕事をしただけで、周囲から「グッジョブ」の声がかかるのだ。まして、初対面のさい、ちょっとした意見でも言おうものなら、「あなたはすばらしい意見の持ち主だ」と絶賛されることになる。
とにかく、相手をほめて、場の雰囲気を明るくする。これも、激しい競争社会ならではの知恵と言えそうだが、これはむろん日本の社会にも応用可能だ。まず、ほめ言葉をかければ、相手は気分がよくなり、打ち解けやすくなるものだ。
初対面の相手なら、名刺交換をした瞬間、一言ほめればいいだろう。名刺に工夫がしてあれば、それをほめ、名前を話題にして「立派なお名前で」とほめてもいい。
相手をほめることに、お金はかからない。それで商談がスムーズにすすめば、こんなに安い投資はない。

□ 自己紹介の仕方はいくらでも工夫できる

「日本一」と書いて「やまと・はじめ」という名前だったり、阪神タイガースの星野仙一元監督と同姓同名だったりすると、名刺を渡した瞬間から、その話題で大いに盛り上がるだろう。
じっさい、いわゆる珍名さんや有名人と同姓同名の人たちは、それを初対面の相手と打ち解けるための武器にしているものだ。
といえば、「自分は平凡な名前だから」という人がいるだろうが、工夫次第で、どんな名前でも、ユーモラスに紹介することはできる。
たとえば、生命保険会社のトップセールスウーマンだった飯塚禎子さんは、名刺を渡すとき、「いいづかてい子と申しますが、てい子のていは、しめす偏に貞で、貞操を示します」と話していたと言う。
女性が、そんな話しをすると、聞いている男性は思わずニヤッとする。それだけで空気がやわらかくなって、会話がはずんだという。
たとえ、平凡な名前であっても、漢字の意味や名前の由来、名前で困ったり、恥ずかしい思いをしたときのエピソードを添えるだけで、上手な出会いを演出することができるはずだ。

□ いい「はい」は結構むずかしい

居酒屋には、お客が注文すると、店員が「喜んで〜」と答えるところがある。たとえば、「すいませ〜ん、生ビール3つ」と頼むと、「喜んで〜」とはずんだ声が返ってくる。
それはそれで気分のいいものだが、あくまで酒の入った居酒屋での話し。まさか、ビジネスの現場で、初対面の相手に向かって、「喜んで〜」と返事するわけにはいかない。そこは、「はい」としっかり返事したいが、同じ「はい」という返事でも、相手に好印象を与えるには、それなりのコツがいる。
そのコツは、「は」にやや力を入れて強く発音し、「い」の発音を軽く上げるように発声することである。
「はい」という返事で大切なのは、「は」と「い」のバランスで、「は」と「い」の間に音引きが入ったり、「い」が下がったりすると、間が抜けたような印象になる。
一方、「は」を強く、「い」を軽く上げて発音すると、明るく前向きな印象を与えられるはずだ。ただし、「よし、明日から『はい』の発音を変えるぞ」と思った人は、その前にじっさいに声を出して、「これで大丈夫」と思えるまで練習しておいたほうがいい。不器用な人は、かえって調子はずれの「はい」になって顰蹙(ひんしゅく)を買う危険がある。

□ 先手必勝のあいさつでイニシアチブをとれる

会社で上司や同僚に会ったときはもちろん、初対面のときでも、相手を見つければ、あいさつはこちらから先にするほうがいい。
相手より先に、「おはようございます」「こんにちは」とあいさつすれば、それだけで印象がよくなるし、機先も制しやすい。つまり、その後の展開をこちらのペースで進めやすくなる。
もともと、「挨拶」の「挨」は「ひらく」という意味。「拶」は、「せまる、はさみつける」という意味である。つまり、「挨拶」は、「心を開いて、相手に迫ること」。
初対面の人にも、はっきりと大きな声であいさつし、胸襟(きょうきん)を開いて相手に迫れば、その場の空気を支配しやすくなる。

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