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イムコの修理小屋。コミュのパンピングマシーン養成講座。

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えー、まえにウチの掲示板に書き綴った8割根性論のこの企画…。パソコンに掲示板の写しが保管してあったので、アップしてみました。
ほとんど当時の掲示板のままだから、多少意味不明なとこもありますが…、よかったら読んでみてください。
ほんで、感想なんかもいただけると、ほしののテンションは上がってたぶん、続編書き出します。

言っとくけど、くそ長いです。?〜?まであります。
では、どうぞ。

コメント(33)

パンピングマシーン養成講座  投稿者: ほしの(県大4回)  投稿日: 5月28日(土)03時35分4秒
はい、さっき思いついて勝手に始めることにしました。
内容は、まぁウィンド講座なんすけど…ただこれはあくまでほしの理論なので忠実に実行してしまった場合、おいらみたく漕ぐしか能が無い人間になりかねないので、まぁ参考程度に読んでみてください。それなりに役に立つこと言っていこうと思うので…

そんな訳で、第一回のテーマは「脚を鍛えよう」です。
ウィンドするのに最初のうちはどうしても上半身、特に腕の力に頼りがちになります。パンピングするのにも腕力が一番必要だと思うかもしれません。
それなのに「なんであし?」と思うかも知れませんが、脚を鍛えることはパンピングはもちろん、プレーニングや吹きを乗る上でも極めて重要だとほしのは考えます。
その理由を事細かに説明するととても長くなるので、キーワードのみで。
?ヒール ?ボードトリム ?蹴り込み ?踏ん張り ?アンダー ?漕ぎ ?送り出し ?衝撃の緩衝 etc…
まぁ、これら全部?のボードトリムに含まれるとも言えるんですけど…
セイルパワーをボード伝える、波を切り裂く、微妙なラフとベアを行う…これらは脚の力によるものです。

で、ウィンドに必要な脚力をつけるためにはどうすればよいか…
今年から始めたランニングは効果的だと思います、体力も付くしね。でも、それだったら車とか原チャ使わずにチャリで浜まで来いよ…と個人的には思います(=▽=)
で、チャリも漕ぎ方なんですけど、多分みんなは座ってペダルを土踏まずで踏んで漕いでると思うけど、トレーニングにしたいならペダルはつま先で立ちこぎしてください。
何でかって言ったらボードトリムは殆どつま先でやってるようなもんです。このつま先の感覚と筋力を付けることが有効だと思います。他にも「ヒール歩き」だとか、バランスボールもおススメです。特にバランスボールは体全体のバランス感覚を養えるのでこれで鍛えると沈しそうになった時の踏ん張りレベルがかなり上がります。ほんとに。
まぁ、とりあえずチャリトレからやったらいいと思いますぜ。浜に行くだけでもトレーニングになるし、あとダイエットにも…。体中の筋肉の3分の2は脚にあるので、大きい筋肉を鍛えることは効率的に代謝を上げるので効果的です。またそのため脚を使いこなせればそれだけ大きな力を使えるということにもなります。
ちびっ子なほしのが自分よりもでかい人に漕ぎ負けないのは全身で漕いでいるからではないかと最近思います。

長くなりました。ウザイ投稿失礼m(__)m
不定期で続けていこうかと思ってます。感想、リクエスト、ブーイングもお待ちしております。
さて、寝よ。
あ、やっぱりあまりにも長いので、一日おきくらいで小出しにしていきます。コメントくれるとうれしいな。
パンピングマシーン養成講座?  投稿者: ほしの(県大4回)  投稿日: 5月31日(火)02時37分20秒
こんばんは。来月のバイトは月収15万円コースが見えてきたほしのです。

なにげに学連NTのK松氏も読んでいるらしい当講座。
第2回目のテーマは「腕力」です。
前回は脚を「鍛えろー」とか言っといてなんだ!と思うかもしんないっすけど、やっぱりブームをつかんでセイルトリム、パンピングを行う腕はやはり気になるトコロ。
では早速…
ウィンドをしていたら誰しも聞いたことがあり、なったことのあるはずの症状「腕パン」。ブームの握りっぱなしで握力を駆使した結果前腕部(肘より先)の筋肉がパンパンに張ったようになり握力が衰えることですね。
特にハーネスが使えない一回生や、上回生でも微風で漕ぎ続けているときになりやすいわけで、こうなってくると上手くブームをつかみ続けることが出来ずセイリングに支障をきたします。漕げなくなってくるのがその代表例っすね。正にパンピングの宿敵なわけです。
けれど、私ほしのの場合は2回の夏くらいからこの症状が現れなくなり、今では全くといっていいほど腕パンになりません。レース後もちょびっと前腕が張っているように感じるだけで、それよりも背中とか腰、手のひら(コレは練習不足のためですが…)が痛くなります。「あれだけ漕いでて腕パンにならないんですか?」と訊かれたりしますが、はい。なりません。
ちょっと昔話でほしのは高校の時剣道をしていて二刀流に憧れた時期がありました。大学に行ったら二刀流やろうと考え、そのためには強靭な腕力が必要と思い、2キロくらいの特製竹刀を片手で振り回すという、今思うとムチャなトレーニングをしていました。そのお陰か、前腕はかなり太くなり、握力もちびっ子な割りに左右両手50キロを超えました(成人男子の平均が40キロとかだからそこそこある方ですかね)
そんなほしのでも一回生のときはムチャクチャ腕パンになりました。レースの後はまともに物を掴めないくらいに。それでも毎日毎日微風の松原で漕ぎ続け、レースで全漕ぎを目標に練習していたらいつの間にか腕パンにならない腕が出来上がっていました。

何が言いたいかっていうと、腕パンにならないようにするためには日ごろから自分の限界まで腕をいぢめ続けることが一番有効ってことです。楽すると鈍るよ。
あと、「ドライは腕が締め付けられて腕パンになる」という人がいますけど、実際はただの思い込みな気がします。体格に合ったドライならばそんなに極度に腕を締め付けることも無いと思いますし、私の場合は上腕を締め付けるシーガルの方が血行が悪くなりそうで嫌いです。ドン微のプレ新で優勝した時も、バッチリドライで漕ぎまくってましたし…。
まぁ、とりあえず漕げってことですね(笑)

あー、こんなん書いてていいんかな…いっか。
次はもうちょいマトモなこと書こ。
↑冬場、グローブつけたりしてると腕パン、なります。あれは、普段指先でグリップしてるところ、グローブつけると指先が滑るため、グリップしにくくなって、普段使っていない筋肉に負担がかかるからなるのではないかと考えます。
だから、これも鍛えれば克服できるんじゃないかと…。
パンピングマシーン養成講座特別編 〜スッチーで勝つために〜  投稿者: ほしの(県大4回)  投稿日: 6月 3日(金)04時20分6秒
こんばんは。さっき極楽からの帰宅中に2回、警察に停められたほしのです(ここ2週間で4回目…もう慣れた)

さて、来週琵琶湖カップ、そしてその次は我らがホーム松原で行われるスッチーですね!去年は2位以下独占、団体は県大のダントツ優勝とゆー結果だったし、今年は完全制覇でも狙ってほしいなぁ…なんて勝手な期待を膨らませつつあります。
でも実際のところ、去年以上の成績をだせるのか…あるいは、中〜下位層の身内は順位を上げられるのか、不安もあります。

そんな子達へ、お節介アドバイス。
パンプマシン講座特別編「スッチーで勝つためにやるべきこと」
?スタートダッシュの練習(フルパンのレベルを上げる)
?マーク回航の練習(タイトな回航、回航後誰よりも上らせる)
?漕ぎ切る気力体力、手の皮を養う

とりあえずこの3っつかな。これらをやる意味と詳しい練習方法は、まず自分で考えてみてその上で先輩か、浜に現れるほしのに直接訊いてみてください。
特にやるべきはマーク回航!完璧にこなせば団子状態になる中間層ならば一上で5人、一下で5人、更に二上で5人合わせて15人くらいはまくれます。大げさではなくほんとに。中間層にはそれ程上手いヤツはいないだろうし。でそれを4レースやればワンカットありで45pのマイナスで40番台から10番台にまで上がります。
微風は艇速に圧倒的な差が出るものではないから、いかにミスを無くすか、つまり当たり前のことを着実にこなせばおのずと順位は上がります。…ふつうはね。

ただ、フツウじゃないヤツも結構いたりするんで、確実に勝つためには当たり前のことプラスどれだけ漕ぐかでしょ。それがスッチー。下一ポート一本ってくらい下有利な海面でうっかり上スタートしてしまってもフィニッシュ10位とかもやりゃあ出来るわけで、被せられても気合で下突破も可能なわけで、どれだけ諦めずに漕げるかじゃないかな。

というわけで課題出しときます
「黄ブイ→4本マストまで全漕ぎ2周」それが出来たら「フルパンで2周」
スッチーで上回を喰うなんて言ってる子はそのくらいやってみてください。
風が無くて萎えるの禁止。漕げ。
以上がんばってください。
パンピングマシーン養成講座?  
投稿者: ほしの(県大4回)  投稿日: 6月 8日(水)01時07分14秒
こんばんは!一回生から朝練要請にテンション上がってるほしのです。

なんと、あのD志社OBの竹内さんまで読んでくださり、ご感想まで頂いてしまった当講座。…恐縮です(^^;)
そんな感じで第三回、今回のテーマはほしのが一番よく訊かれる
「なんであんなに漕げるのか?」です。
このテーマは語ること沢山あるんで3回くらいに分けます。

では早速第一章、「技術面」から。
毎度言ってるように、ウィンドの選手の中ではほしのはちびっ子な方です。身長164cm体重55〜58?(満腹度により変化)です。そんなちっこい体で、一般的にデカイ人が有利と言われるドン微〜微風域(ただしホントの0m/sは苦手)を得意とするのか…
それはパンピングパワーと漕ぎ量が秀でているからではないかと自己分析します。
このちっこい体でデカイ選手に負けないパワーを生み出すために意識していることは「全身で漕ぐ」こと。単純に腕力だけなら負けますがそれプラス脚力と体重を活かして反動を使って漕いでいます。だから、第一回で「脚鍛えろ」と言ったわけで。
だから、ほしののパンピングは腕ではなく、背中(後背筋)と脚(大腿筋)で漕いでるといえます。大きいパワーを生むためには大きい筋肉を使うこと。

余談↓
ほしのは最近下の子に教える時に、パンピングの強度をレベル分けして教えています。使い分けや練習を教え易くするためです。以下に簡単に基準を述べます(ただし、完全にほしのの独断と偏見による基準です)

レベル1:やる気のない時、流して乗ってる時の漕ぎ。今の時期の1回生のパンピングくらいかな。

レベル2:長く続けられる漕ぎ。周りを見ながら漕ぐ余力を残した漕ぎ。2回生のパンピングくらい。

レベル3:試合用、本気漕ぎ。1レースなんとか漕ぎきれるくらいの強度。2〜3回生のスタートダッシュ時くらい。

レベル4:本当の全力。渾身の漕ぎ。スタートダッシュ、下突破、下マーク回航直後などに使用。連続使用は1〜2分が限界。コレだけ漕ぐヤツはあんましいない。ほしのの場合、コレをやるともれなくキモイと言われる…。VIPの方々の本気漕ぎくらい。

判断材料として音とテンポ。
1「ぱん…ぱん…」2「パァン、パァン」3「バンバンバン…」4は表現が難しいけど「ビシャン!」とか「ビャン!」とかそんな感じ。古いセイルだったら破けます。

こんな感じ。更にパンピング、ウーチング、リーチパンピングと漕ぎ方を3つに分類して更に更に海面、風速、振れ、対人などの状況に合わせて使い分けます。
もう一回言っておくけど、この話はほしのの独断と偏見によるものなので他の方には通じないと思ってください。
パンピングマシーン養成講座?  
投稿者: ほしの(県大4回)  投稿日: 6月14日(火)03時24分10秒
ふっちゃま(神大、前関西支部ちょ)が教育実習でおっくんの妹さんに遭遇したらしい。

こんばんは、ちょっと久しぶり(?)の当講座、社会人になられた○谷さんから「勉強になるわー」との感想を頂きました。…普通の銀行員の方には要らない知識かと思いますが、あざすm(__)m

今回は前回に引き続き「なぜあれだけ漕げるのか?」の第2章、
「体力面」についてです。

まず、参考までにほしののスタミナは、1500m走のベストタイムが5分フラット、滋賀大駅伝アンカーで6人抜き、ってなかんじです。
多分、スタミナはある方だと思いますが、それよりも重要なのは「回復力」な気がします。微風1レース漕ぎきった後はかなり疲れていますが、5〜10分後には呼吸も整い、しんどさもほとんど残っていないです。ただ4本くらいやると無理になってきますけど。
それと、前にも述べた「腕パンにならない」ってヤツですが、厳密に言うとウソです。腕パン、なります。ただ、ほしのの場合一瞬で回復します。だから漕ぎ続けられます。どのくらいかっていうと大体、30秒〜1分漕いでてしびれてきたなーと思ったら順手から逆手へ持ち替えます。この間約0.3秒。これでマスト手は回復し、セイル手は一瞬放してブンブンと2回振ると回復します。この間約0.5秒。こんなかんじです。

あと意識しているのは「呼吸法」
完全に独学の我流ですが、コレを意識してやるだけで体力の回復具合はかなり変わってくる気がします。細かいやり方はおいといて、とにかく息を「吸う」より「吐く」ことを意識します。やってみるとわかるんですけど、息を吸うのと吐くのでは吸う動作の方が楽なんです。で、新しい空気を取り込むためには肺の中の古い空気を押し出してやらねばなりません。吐き出した後は勝手に吸い込みます。あ、あと腹式呼吸でやることね。ほしのは昔トランペッターだった時期があり、その頃に身につけました。

ちなみに、ほしのは基本的にペース配分とかは考えていません。漕げる時に漕げるだけ漕ぐ。疲れたらパンピングレベルを落として回復を待ち、また漕ぎ始める。ここぞ!ってときには底力を発揮、レベル4発動(ただし連続使用後の反動大)。そんな感じで、微風は基本全漕ぎです。
久しぶりに読み返してみて思うけど、夏にはこんなことを平然と思ってたんだなぁ…って。
今やってできるのか?って感じる部分があるってことは、やっぱりパンピングに関しては鈍ってきてるんかな…?
パンピングマシーン養成講座?  
投稿者: ほしの(県大4回)  投稿日: 6月15日(水)00時49分19秒
さてさて、スッチーが迫ってきたので勝手に進めている当講座も早足で講義していきたいと思います。カ○タタ君は「結局根性論じゃないっすかー」と言って読みとばしてるとです…ぐすん。

ま、それはおいといて、第五回!
連続テーマ「なぜあれだけ漕げるのか」最終章は、「精神面」についてです。

結論から言うと根性論です。
けど、どれだけ良い技術や体力を持っていてもそれを最大限に発揮するためにメンタルの強さは欠かせません。逆に、失敗してしまっても気持ちの切り替えをし、最後まで諦めなければ結果は確実に良くなりますし、何より次に繋がります。失敗してもそこから学ぶこと。
ほしのの思い出深い失敗談の一つは去年の琵琶湖カップでスタートに間に合わず4分遅れ(Sぎりぎり)のケツスタートをした時、開き直って「どこまでまくれるだろうチャレンジ」を開始。微風だったのでとりあえず漕ぎました。そしたらメンズ74人中、33位まで追い上げました。「漕げばまくれる」微風に対する自信の一つになったレースです。最初から諦めてたらそれこそ何の役にも立たないレースで終わっていたでしょう。

レース中、ほしのはとにかく自分を追い込んで漕いでいます。しんどくなってきたら、「レース後腕が動かなくなってもいいから今は動け!!」とか「手の皮が破れて血が出ようが筋肉の作動に支障はない」とかそういうことを自分に言い聞かせて体にムチ打って漕いでます。だからスゴイ顔して漕いでると思います。
それに応援してくれるみんなのことや、走ったら一緒に喜んでくれる仲間のことを考えて「勝ちたい」「負けたくない」「だから漕げ!!」って言い聞かせます。ほんとに苦しいときはパンピング3回に一回くらいそれを心の中で念じてます。一レースあたり大体2000〜3000回くらいは漕いでるので、一レースに千回「負けたくない!!」って心の中で叫んでるわけです。
これが、ほしのが漕げる一番の理由です。
「心技体」って言葉があるでしょ?技よりも体よりもまず頭にあるのは「心」。何よりもまずは気持ちじゃないかと思います。おまけで剣道には「気剣体」の一致というのがあります。これも最初は「気=心」ですね。

はい、MAXキモイ投稿でした。
でも、今のワカモノに必要なのはそういう根性論な気がする今日この頃…
22歳、実年齢もおっさんに近づいてきたほしのでした。
パンピングマシーン養成講座?  
投稿者: ほしの(県大4回)  投稿日: 6月16日(木)11時28分40秒
さて、前回までは根性論全開だったので、今回はちょっと理論的に、テーマは「セッティング」です。

まずは一般論から、66の場合トップの長さを変えられます。トップを短くするとマストの上の方を使うのでセイルは軟らかく、逆に長くするとマストのしたの方を使うので硬くなります。ここでの硬い軟らかいはパンピングした時の感触です。
で、何が変わるかというと、軟らかいセイルは漕ぎやすいので回数漕げます。硬いセイルは漕ぐのにパワーがいるけど、一回のセイルパワーも大きくなるらしいです。吹いた時には軟らかいのはセイルがツイストして風が流れやすくなるので軽く乗れて、硬いと扱うのにパワーがいるけどトップスピードが上がるという説があります。

ほしのは体が小さいので回数漕ぐ方セッティングにしています。細かいデータを上げると、微風はトップの長さ16cmダウンは0番でアウトは穴が8っつ見えるとこです。

ちなみに去年スッチー惜しくも2位の前県大キャプのセッティングはほしののものとはまったくの別物でした。セイルが深すぎて漕ぎにくかった。彼は身長180近くあり、腕力も恐らく当時の現役最強(コテツとどっちが強いのか?)だったので、体格がほしのとは段違いでした。でも、彼の次3位はほしのでした。つまり、自分に合ったセッティングを見付けるのが一番です。
体格、筋力、体力、レーススタイルに合ったセイルを作ること。面倒でも色々試すことが大切です。

P.S
なんか、意見アドバイスあればどなたでもお願いしますm(_ _)m
パンピングマシーン養成講座?  
投稿者: ほしの(県大4回)  投稿日: 6月18日(土)03時54分42秒

さて、スッチーまでにはある程度完結させようと思っていた当講座。大会直前のテーマは「底力」です。先に言っとくけど、ただの根性論じゃないよー。

ほしのの底力は前に言ってたレベル4の漕ぎのことです。この4の漕ぎをする時にはほしのはあることをしています。それが今回のネック。
それは何かというと「発声」、つまり叫んでるわけですね。
いちおう根拠はあります。発声をしながら運動をしたほうが最大筋力が上がるらしいです。その他にも集中力を高める効果もあると思います。剣道なんかまさにそれっす。
去年のインカレ予選くらいから下りの漕ぎのときに発声しながら漕いでいましたが、最近は上りでも発声しています。そうするとホントに力が出て自分のMAXパワーで漕げるんです。下突破のときとかやります。微風なら被せられても抜け出す自信あります。それくらいのパワーが出せます。

ただし欠点が2つあって、一つ目はめちゃくちゃキモイであろうということ。だって、他にそんなことしてる人見たら正直ヒキますもん(−−;)なりふり構わず勝ちたいならやってみたらいいけど、スマートじゃないよね…。
二つ目は、負担がでかいこと。人間は自分の体が壊れないように運動時の筋力を無意識の内にセーブします。このセーブを発声によって解除することで底力を発揮するわけで、ウィンドはそれほど激しい運動ではないのでどっか壊すとかはないけれど、著しく体力を消費します。集中力が続いてる間は良いけれど一レース終えて休憩を挟むと、次のレースにまるで負債のようにその反動が来ます。だから、やたらめったらやるもんでは無いです。この前のマリンちゃんのときは終わった後歩くのすらしんどかった。

ちなみに、「歯を食いしばる」という行為も最大筋力を上げる方法の一つです。発声との違いは筋肉を硬直させ、耐えるような使い方をするときにはこっちで、体を激しく運動させる場合は発声する。ほしのはそう考えます。だから、ブームを固定してやるリーチパンピングLv3は歯食いしばってます。スタートのときとかね。Lv4はブームを押し戻す動作が加わるので発声します。

…もはやマニアの世界だな…。参考になればいいんだけど、ならんだろうなー…。まずLv3くらいで漕ぎ続けられる人が少ないんだもんな…。

とりあえず、みんながんば!!
以上で、夏に掲載してた講座は終わりです。

…今読み返すと、我ながらなんともキモイ発想してるなとつくづく…。まぁ、でもそれなりの結果は出てるので(^^;)

あとはあっつんに期待。でも、彼はウェイブに行ってしまいそうな予感が…。
お疲れ様です↓
いやぁ、共感できる部分があってなんかうれしいです☆
そこまで言葉にできるのもすごいっす。
自分は感覚的な感じなんで後輩に教えるのとか苦手です。。。
めちゃ擬音語多いです↓
要はパンピングはうそつかないですよね??

それとウェイブは波高爆風のイムコNGのときだけなんで大丈夫です☆がんばります。
あ、なるほど。安心しました(^^)

そう、パンピングはウソつかない。

一生懸命練習して身につけたテクニックは、ここぞってときの大事なバックボーンになって精神面でも支えになる!

「俺にはコレがある!!」

って。これ大事。
【パンピングマシーン養成講座?】

白浜きて、今年はやたら微風多いんで、続編書きます。


『パンピングの音と鋭さ』

ほしののフルパンは「ズバンッ!!」って感じの音が出ます。
それに比べてパンピングパワーが弱い人の音は「ばん…」とか「びよん」て感じに聞こえます。

パンピングパワーの違いは音に現れると思います。

力強いパンピングをするためには、鋭くでっかい音を出す、言い換えればメリハリを付けるように漕ぐのです。

威嚇にもなるしね。

では、どうやったらそういう音が出るようになるかなんですが、体格が良くて腕力が相当強ければ腕の力だけでも出せるかもしれませんが、そうでない人は前も書いたとおり、全身を使って漕ぐこと。

イメージは「一回」の漕ぎというより「一撃」って感じ。一撃に全力を込める…みたいな。

ほしののフルパンを見てくれればわかるのですが、ものすごい全身使ってます。キモイくらいに。「引き絞る」とか、「絞り込む」とかいう表現をされます。

今のフルパンのヒントになったのは2回生のときに哲さんから頂いた
「斜め上に跳びあがるように漕ぐ」
というイメージです。

流れとしては、腕をめいっぱい伸ばしながらしゃがみ込み、斜め前方の空へ向かって伸び上がりながらブームを引き寄せること。

とにかく、体をめいっぱい使うこと。
型を覚えてきたら、より鋭く、たくさん続けられるように練習を重ねます。

これを繰り返していけば、フルパンのMAXパワーが上がります。

まぁ、ある意味筋トレですな( ̄▽ ̄;)
女パンプマシンっすか!?
えっ、それでいいんすか( ̄▽ ̄;)
でも、目指すのなら、応援します☆

音だけでかくて進まないってことは、上半身の力は十分何んだけど、下半身を上手く使いこなしていないからじゃないかな?

パンピングの習得順序としては、
?腕で漕ぐ
?背筋で漕ぐ
?足で漕ぐ

この?〜?を連動させて全身で漕ぐのがパンピングパワー向上のポイントです。

ほんで、くにぽんの症状は、まだ足での、ボードの蹴り込みやジョイント加重が不十分なんだと思う。

セイルパワーをボードに伝えるイメージが大切っす。
ブームの位置は、三回生のときはかなり高かったな。スッチーのときは鼻くらいだったね。

ブームが高いほうが、ぶら下がりやすくなるから、体重をかけて漕ぐのはやりやすくなるんだよね。
でも、慣れないと、腕の位置が高くなる分腕パンになりやすかったり、それだけブームへの負荷が大きくなるからブームが折れやすくなったりする。(でも、女の子の力じゃ折れないかな?おれは半年くらいでスタボー側が折れました)

最近は、ブーム折らないためと、ハーネスワークも重視し始めたので下げました。あごくらいかな。

あ、それともう一つ。
吹き乗る時に、ブームを高くするとセイルが(向こう側に)持っていかれそうになるのを抑えやすくなるって聞いたことない?
あれと原理は一緒で、ブームの位置が高い方がセイルも揺らしやすいんじゃないかと思う。

みさこちゃんて、結構身長低いよね?それやったら全身使わないとパワー出ないと思うから、上に書いた漕ぎ方をやってみるといいよ。
おれも小さいけどパンピングは負ける気しないし( ̄▽ ̄)

あ、さらに思い出した。
前にマコさんと話したときに、体が小さい(リーチが短い)ならそれだけ速いテンポで漕げる、それは体の大きい人には真似出来ない漕ぎ方だから、やり方次第では短所も長所になるってことを聞いた。
おれの漕ぎ方は正にそれで、足りないパワーは回数で補う感じで漕いでます。

逆に、体が大きくてリーチの長いひとは、それだけセイルを動かす範囲が大きくなるから、1回の漕ぎのパワーを大きくできるんよね。

だから、それにあったセッティングと漕ぎ方を見つけるのが大切なのです。

また、長くなった…。

ウィンドのことで卒論書けたら、めっちゃ楽なのになぁ…(-_-;)本一冊くらい書く自信あるよ(^_^;)
まず、くにぽんから。
ジョイント加重の意識は、よく言われることやけど「ぶら下がる感じ」ですな。

ウーチングするときは、腕を伸ばして頭がブームより低くなるくらいまで腰を落として、膝の屈伸運動でセイルのリーチを揺らすように意識すること。
最初は、しっかりとマストがしなって、リーチが返る感触を感じるように、大きくゆっくり漕ぐこと。慣れて、型を覚えてきたら更に力強く、それかテンポを上げて漕ぐように練習します。それの極みが前に書いた「レベル4」の漕ぎですな。
めちゃしんどいけど。

パンピングのときは、上に書いたやり方をやればできると思う。
注意すべきは、腕から肩までをしっかり伸ばして、セイルの重みを背筋で受け止めて、背筋で漕ぐイメージを持つこと。そうしないと、上半身(腕)の力に頼ってしまい、ぶら下がりが上手くいかず、ジョイント加重(下方向への加重)にならず、横方向へ引っ張る形になってしまうから、セイルパワーがボードに伝わらずに、ボードがぶれる原因になるんじゃないかと思います。

続いてみさこちゃんへの回答。
微風で漕ぎ続けられる(漕ぎやすい)セッティングは、一言でいうなら、「柔らかくて少し浅めのセイル」です。

前にも書いた通り、66セイルならトップの長さを短くして、マストの上の方を使うと、マストは上の方が細いのでその分しなりやすく、セイルもしなりやすくなるのです。そのとき、トップを短くした分、セイルが上のほうにずれるので、ダウンが長くなって余ります。ほしのはそれが嫌なので、ジョイントの銀色のリングを外して0番にしてます。

アウトについては、旧ブームでいう2ピンショートの位置が微風の定番で、ニューブームは穴が「7コ見え」の位置が一般的のようです。
でも、新旧のブームでは穴の位置が異なるので、ほしのはニューブームで「8コ見え」でやってます。

ドラフトが深い方が、風をためやすく、一回のパワーは上がりますが、回数で勝負するほしのにとっては漕ぎにくい(テンポが合わない)ので、少し伸ばして、浅めにしています。

数字を上げるとダウンは0番で、トップの長さがダウンを引いた状態で15〜16センチ、アウトは8コ見え
というのが、ほしのの微中風セッティングです。

ちなみに、吹きでも、ダウンを伸ばすよりもトップを縮めます。12〜13m/sくらいであればトップが12センチ、ダウン0番、アウト9コ見えですね。それ以上になったらリング入れます。トップを12.5センチより短くすると、セイルの形がおかしくなるとか聞いたことがあるので。
甲南は強力なライバルなんだけどね(^_^;)
でも、上手くなりたくて質問してきてくれるんやったらそんなん関係無いしね。おれはもう卒業するから、次の世代に教えられることは全部教えておきたいから、聞きたいことあったらまたいつでもどーぞ(^^)
【パンピングマシーン養成講座?】

今年の冬は微風が多い…。でも今日はドン吹き&雨でお休みです。ヒマなんでまた書きます。


テーマ:『艇との一体感』

では早速、ウィンドは道具を操るスポーツです。
そういったスポーツによく言われるのが、

「道具を体の一部のように扱う」
ということです。
それがすなわち、艇との一体感なわけで、これを高められれば海上を自由自在に移動でき、コースレースにおいても勝敗の3割を決めると言われるスタートで有利になることや、コース設定やタクティクスもより活きていきます。
その感覚は、待機から帆走、パンピングまで全般に言えるのですが、ここではパンピングについての一体感を書きます。…大筋は他と一緒だけどね。

まず、「一体感」とは何か?
ほしのが感じる一体感とは
「艇がどう走りたがっているかを感じ取り、その走り方をさせられる」ことです。(これは吹きのときにもいえること)

もっと詳しく言うと、
?常に変化するコンディションの中で、どうすればその時に一番適した艇速、角度を取れるか?

?そのために、自分が今走っている艇速と角度を感じ取り、周りの状況を見て、より有利に立つにはどうすればよいのか?

?角度を落として走らせたいなら艇速を増す漕ぎを、相手の上へ出て航路を塞ぎたい(上り殺す)ならなるべく艇速を落とさずに上る漕ぎを、と瞬時に漕ぎ方を切り替える技術。

?、?を艇から感じ取り、考えて、?の技術でそれを艇に実行させる。この一連の動きを一瞬でスムーズに行えれば、十分に一体感を得られていると思います。

乗るのではなく、操るイメージ…かな?
NTのページから勝手に頂いてきました。…いいのかな?
でもきっと良い参考になると思うので!
↓一回生の質問に対する富士子さんの回答です


『ふじこさんのパンピングの秘訣をぜひ教えてください!!
練習量も多いと思うのですが、こつとかぜひおしえてください!!
足はどこにおいてるとか・・・おねがいします!』


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683.こんばんは。
名前:ふじこ 日付:1月28日(土) 0時40分
今日、無事にテストとレポートを終えて明日から春休みだ〜!!みなさんもテスト終われば休みなんで頑張ってくださいね〜。
ところで、パンピングについてですがぁ、私は風によってこぎかたをいろいろ変えています。
ほんと風なくてクルクル回ってしまうぐらいの時は、ブームの高さを肩ぐらいにして斜め前に大きくこぎます。斜め前に漕ぐことでベアの要素が加わり、上りすぎるのを防いでくれるからです。足の位置はトラッカーの手前らへんです。ヒールがつくようにつま先立ちを意識してます。
風が1〜2メートルぐらいの時は、ブームの高さを顎ぐらいにしています。後ろに全身を使って(特に膝の屈伸)、一回ずつを大きくこいでいます。セールを自分の方に持ってくるとき(曲げた膝を伸ばすとき)に力を入れてこいで、セールを外に戻すときは全く力をいれてません。こうすることでずっと力任せに漕いでる人(1年生に多く見られます)に比べて2倍漕ぎつずけることができます。
3メートル以上だとほぼストラップこぎです。あまり風がなくて何とか入るぐらいだったら、後ろ足を前のストラップにいれてます。それより少し風があるときは前足だけをストラップに入れたりと、ストラップ漕ぎも風によって片足だけ入れたり、両足入れたりと工夫しています。体とマストを起こして大きく漕いでいます。ジョイント加重、走らせることを意識してます。
パンピングは人それぞれ違うんでいろんな人に聞いてみて、自分に会ったものを探してみてくださいね!1年生は新人戦もうすぐですね。後少しだけどみなさん頑張りましょうっ。。あと、文章ではやはり伝わりにくいんで海とかで会ったときぜひ聞いてください。



とのことです。
なるほどな〜って感じです。
ほしのは、3回生のときは風が弱い方がブームの位置高くして(自分の鼻くらい)漕いでました。その方が力を込めやすかったから。で、中風のハーネス風になると、ハーネス操作しやすいように少し下げて(顎下くらい)ました。

力込めて漕ぐなら高い方がやりやすいけど、ブームに掛かる負荷がでかくなって折れやすくなる(?)し、低いほうがハーネス操作はしやすくて負荷も小さくなるけど、イマイチ全力を込められない…ということでレースの時のセッティングはいつも悩んでました。
今は顎のあたりで、どの風域もできるように改良しました。
でも。松原みたいな海面の微風だったら迷わずブーム高め、「漕ぎ仕様」にしますな。
【パンピングマシーン養成講座?】

久しぶりに書いてみます。


テーマ:『身体操方』


さて、「身体操方」とはなんぞや?ってかんじですね。まぁ、読んで字のごとく、身体の操り方です。そのいきさつをどうぞ。


先日、ふと剣道の雑誌を読んだときにこんなことが書いてありました。

正座をした状態でお辞儀をするように上半身を前に倒し、両手を肩幅に開いてしっかりと床につけます。
その状態で、他の人に自分の両肩を上から両手で体重をかけて押さえつけてもらいます。
それで上半身を起こそうとしてみてください。

簡単には起き上がれないと思います。

では、今度は同じ状態で、両手を床に触れるか触れないかくらいの所で止めた状態で、同じように起き上がれるか試してみてください。

「手でしっかり踏ん張っても起き上がれなかったのに、こんな状態で起き上がれるものか!?」

と思うところですが、こっちの方が簡単に起き上がれるそうです。

その理由は、手をしっかりとついてしまうと、どうしても腕力で起き上がろうとしてしまいます。
それに対して、手がついていない不安定な状態だと、腕力に頼れずその代わりに体幹部(背筋や腹筋、足腰といった)大きな筋肉を無意識の内に使うので、腕だけよりも大きな力を出すことが出来て、起き上がれるのだそうです。


大きな力を出すには大きな筋肉を使うこと。


ほしのはコレを読んだときに、自分のパンピングと一緒だ!と思いました。

何度も言うように、ほしのはちびっこです。でも、現役のときのパンピングパワーは体のデカイ人にも引けを取らなかったと思います。

それは、過去の連載にも載せたように、一部の筋肉に頼るのでなく、体全体を駆使して全身で漕ぐ漕ぎ方を身につけたからだと思います。


自分の身体とはいえ、本当に使いこなせていますか?

身体との「対話」をすることがアスリートへの第一歩じゃないかと思います(^-^)
【パンピングマシーン養成講座?】

体力が衰えてきてるのか、パンピングがしんどくなってきたほしのです( ̄〜 ̄;)
でも、現役のときに培ったもんは言葉にできるので、これからも綴っていきます。


てなわけで今回のテーマは

『スペシャルテクニック☆』

です。

現役当時、おれの特殊能力ともいえた微風での上り角度。

平水面のときは人より上らせることができたし、風が落ちてチョッピーな波の残る微風という、普通はパンピングしにくく艇速が出しにくいコンディションにおいても力を発揮しました。

この前練習しに行ったときに波だけ残ってやりにくいコンディションになった時があってね、ラウンディングのリコールチェックしてからのスタートだったからケツスタートだったんだけど、みんなが波に翻弄されてる間に同じ艇速でみんなより上っていって先行艇(ひできとか)の前を切ったんさ。ま、そのあと無風になっておれはくるくるしてまくられてったけどね( ̄〜 ̄;)

っつーことで、まだ上らせる技術は衰えてないのでそれについて述べます。


特に、チョッピーな海面でのことについて書こうかな。

まぁ、結論から言うと慣れというか、感覚なんだけどね( ̄▽ ̄;)それをなんとか言葉にすると、

波があって風が弱いとき、上手く上れない人はボードのノーズが波に押されて下ってしまっているんだと思う。
風があれば、艇速が出て波を切っていけるんだけど、1〜2m/sだとなかなか難しいようで…。

で、対処法としては、
『足の幅を広げて(前足をトラッカーの真ん中くらいで後足が赤ポッチのあたり)、上らせ過ぎて艇速を止めないように注意する。』

ってのが、一般論。哲さんもそうおっしゃってた。
よく、
「琵琶湖セイラーは普段から上らせて乗ってるから波のある海面だと苦労する」
って言われてるからね。その対処法ですわ。

けーれーど、ほしのはそれやりません。
だって、上れるんやもん(=ε=)
やり方は、
足は通常通り赤ポッチを挟む辺りに両足揃える感じで置いて、つま先に力を入れてヒールを意識します。
このヒールが大事。(ちなみにほしのは平水面でもヒールさせてパンプしてます。)
ボードの後ろに加重させることでノーズを上げて、更にヒールさせることで波がノーズに当たらないようにします。

これだけだと、ボードが上りすぎて止まります。それを防ぐためにジョイント加重と、必要に応じて足の位置を変える(前に置いたり、戻したりする)こと。ただし、ヒールは付け続ける。いつ前に足を移すかというと、微風の中でも更に風が抜けてしまったときや、上りすぎて艇速が止まりかけたとき。
戻す(後ろに移す)タイミングは、艇速が出始めたとき、波を越えようとするとき、かな。


この漕ぎ方は、「波に合わせて漕ぐ」っていうテクニックの進化型って感じやから、波に合わせて漕ぐのを練習していったらできるようになるんじゃないかと思う。

簡単に「波に合わせて漕ぐ」やり方を説明すると、
2〜3m/sくらいの風で、ノーズが波のフェイスに乗り始めたところでグイって感じに漕ぐ。風が弱かったらパンピングしたらいいし。
イメージは、
「ボードが波のトップに乗ったら艇速が落ちてしまうから、そうなる前に漕いで艇速を付けて乗り切る」
って感じ。
それに、上記のボードトリムを組み合わせて、向かってくる波一つ一つに合わせて漕げたら、このテクニックの完成っすね。


あ、あともちろん漕ぎ続ける気力と体力があっての話やけどね( ̄〜 ̄;)

まぁ…簡単にはできんやろな。

でも出来るようになったら、新舞子の微風とか、かなり有利になるんじゃないかな?
【パンピングマシーン養成講座?】

ども、レースに出てみて身体が弱くなっていることを痛感したほしのです。

もう、世代交代というか、おれよりもずっと微風速いコらが現れてきているのにこんなん書いてるのも差し出がましいと思いつつ、書きます。なんかの参考程度になれば幸いです。


テーマ:『フル・パンピング』

前にも書いた内容を更に突っ込んで書きます。

前に書いたときの要点としては、

「腕をめいっぱい伸ばしながらしゃがみ込み、
 斜め前方の空へ向かって伸び上がりながらブームを引き寄せること。
とにかく、体をめいっぱい使うこと。」

と述べました。
コレはどっちかっていうと66をイメージして述べたこと。

今回は、更に大きく漕ぐ必要がある74のイメージで述べます。


・体をめいっぱい使う。
コレは共通です。その使い方について…

あ、その前に使用に適するコンディションを述べると、風速0.5〜1m/sの平水面です。それ以上になってくると、やや小さくその分ペースを上げたほうが効率が良くなるから。
まぁ、ド微風用ですわ。


最近思いついた、この漕ぎのイメージは、「水風船」(あのお祭りの時とか、ヨーヨー釣りで売ってるやつ)のように体を使うこと。
体は「ガグンッ↑」、セイルは「ズバンッッ!!」ってな感じ。

どーゆーことかというと、

しゃがみ込む時に腕だけじゃなくて、肩もめいっぱい伸ばして、鋭く体を落とし込む。
(イメージの、水風船のゴムが伸びきった状態がココね。)

背筋から肩、腕、までが全部つながってる意識を持つこと。

この時に、腕、肩を通して背筋に「ガッ」って衝撃(反動)が来る。

そこで、伸びきったゴムが勢い良く収縮するように、脚の力でボードを蹴り込むように上へ伸び上がりながら、それに連動させて、ブームを胸に引きつけるように肩、腕を一気に折りたたむ。
コレが「グンっ」ってイメージ。

この一連の動きを一秒くらいでやると、セイルは破けんばかりの轟音を出せます。
連続してできれば、ものすごい引き波を作り出すことも可能です。


まぁ、もっとわかりやすいイメージを持つとすれば、セイルを破くとか、ブームをへし折るくらいのパンピングを!!
ってとこかな。
おれはそのイメージでやってた。したらブームが何本も折れた(-_-;)弱いねん…ブーム。
【パンピングマシーン養成講座?】

えー、みなさんお久しぶりです。
完全引退してから久しいほしのです。けど未だにパンピングしたい衝動に駆られたりします…。

そんな日々のなかでふと思い出したテクニックについて、つづります。まぁ、何かの参考になれば幸い…て程度ですね。



テーマ:『スペシャルテクニック?☆』

えー、まず初めに言っておくと、これはやれっていわれても普通の人にはできないと思います。
やっても、うまくいかないし、フォームを崩すかもやで、おススメはしないけど、もし出来たら、スタートダッシュ時の強力な武器になる(…カモ)なテクニックです。


どんなんかと一言でいうと、

「セイルを開くパンピング」

です。
と、この一言ですでに邪道なテクだとお分かりだと思います。
だって基本的に上りではセイルは、「引き込む、閉じる」のが当たり前。

まぁそんな邪道テクだもんで、使える風域はかなり狭く、0.5〜1m/sのド微風のみ。
それ以上になると、セイルを開いた時に風が抜けてしまうのと、抵抗がブレーキになってしまって使えない。

かといって、風軸が無くなるほど風が無いときには、ラフの力を抑えられず上りすぎてくるくる回ってしまって使えない。

けど、コンディションが整えば、一人だけキモチワルイくらい上っていきます。

そんな漕ぎ。

習得条件としては、最低限、レベル3のパンピングが出来ること。レベル4の漕ぎが出来るくらいが望ましいです。
(レベルについては過去ログ参照。)

ほしの自身、これが出来たのは4回生の夏くらいで、条件が整った時のみで、それもスタボー側でしか出来なかった。
ポート側だと上手く身体を使えなくてできなかった。


さて、前フリは終わりにして、本題のやり方です☆

まず、レベル3のフルパンでしっかりと艇速を出す。
で、艇速が十分に付いたところで、ブームエンドのあたりで空気をつかんで引き寄せるイメージの動きをパンピングに組み込む。
言葉にすると、それだけ(としか言えない)。レベル3の基本動作については過去ログを見てね。

注意点として、

・マストはしっかり立てて、ジョイント加重は抜かずに行う。
・基本動作はレベル3の全身を駆使したフルパン。
・必ず、フルパンのトップスピードに乗ってからこの動作を徐々に加えること。
・セイルを開くというより、ブームエンドで風を掻きとってくる感じ。
・できるだけ素早く。

コツとして、身体の沈みこみを浅くして、その分セイル手を引き込んだ後に前方(ノーズの方向)に引きつける感じ。


使用コンディションとしては、ド微風のスタート時。
うまくいけば、艇速を保ったまま30度くらい(あるいはもっと)で上っていきます。
レースで使うときは、絶対に一線でスタート切ること。
で、周りの集団から抜け出しながら、後続の艇を上り殺すのには極めて有効。
ただ、抜け出したあとはキチンと周りを見て、状況に合ったパンピングに切り替えること。
でないと、艇速止まってしまったり、ブローを逃したり、下振れでバランス崩して沈したりします。


あと、これはもンすごくしんどい漕ぎなので、一分以上は続けられないと思う。
それにあまり長い間使うのには適さない漕ぎなもんで、ここぞって時に一瞬発動させるターボみたいなもんだと思ってください。

もし興味のある人がいたら浜に行ったときにでも教えるけど、…そんなコは果たしているのだろうか(;-_ゝ-)

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