イーケプラ錠／レベチラセタムコミュのメリット

・成人てんかん症例への1500mgのﾚﾍﾞﾁﾗｾﾀﾑ(Levetiracetam)の経口投与は忍認性が高く血中濃度上昇もすばやい

・ﾌｪﾆﾄｲﾝも上脳外科手術後の痙攣の発症を抑えるが､ﾚﾍﾞﾁﾗｾﾀﾑはより副作用が少なく忍認性が高い

・てんかん重責状態への静脈内投与は有効で，重篤な副作用もない

・成人の痙攣に対し､1500mgのﾚﾍﾞﾁﾗｾﾀﾑ経口投与でのLoading（以後維持量500-1000mg分2）は血中濃度は速やかに上昇し副作用も少なく退院も早まる

・高齢者でにはラミクタール､次にレベチラセタムがてんかん発作抑制作用が強く長期内服にも適していた

・どもりを合併している34歳の女性癲癇患者に癲癇治療薬ﾚﾍﾞﾁﾗｾﾀﾑを投与したところ、癲癇の改善とともにどもりも改善した」という症例報告がNeurology誌に発表されました

・抗てんかん薬ﾚﾍﾞﾁﾗｾﾀﾑの早期承認と小児てんかんに対する治験の推進に関する要望書てんかん（脳の障害の一種）が原因で起こる痙攣（筋肉の不随意運動）発作の治療に用いられる薬物である

・がんが脳に拡がった患者に生じる痙攣発作の治療薬としても研究されている。抗痙攣薬の一種である。「keppra」とも呼ばれる。

・肝臓において代謝されず、多くは未変化体で尿中に排泄される。他の併用薬剤の影響を受けないことから、併用療法をしていく上で使いやすい。

・これまでの抗てんかん薬の主要な作用点であるNa+（ナトリウムイオン）チャンネル、T型Ca2+（カルシウムイオン）チャンネルには影響せず、シナプス小胞たんぱく質SV2Aを解して効果を発揮するとされる。

最低1000mgから投与し経過観察で1500mgまであげる。