創元（推理・SF）文庫コミュの日本探偵小説全集

「国内推理」に混じるのもなんだか申しわけなく、
勝手にたててしまいます。
不気味な人形の背表紙でおなじみの日本探偵小説全集。
「推理小説」「ミステリ」なんて呼び名が生まれる以前に
生まれた怪しくも美しい作品の数々。
江戸川乱歩、夢野久作、小栗虫太郎、久生十蘭、木々高太郎…
などなど、みなさまごひいきの作家について語りましょう。

コメント(11)

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[1] mixiユーザー 12月07日 01:52

涯というわけで。言いだしっぺの私からいかせていただきます。
夢野久作『ドグラ・マグラ』や小栗虫太郎『黒死館殺人事件』には
人生を狂わされた気がしています。
この2冊は、死んだら棺桶に入れてほしいと思うくらい大好きです。
創元文庫の全集だと、夢野久作は『氷の涯』や小栗虫太郎なら
『聖アレキセイ寺院の殺人』も読めてお得。

あとは、久生十蘭の洒脱と軽さも、最近大好きになってきました。

[2] mixiユーザー 12月07日 05:11

創元から江戸川乱歩全集が出ていたのは書店で見かけて知っていましたが、夢野久作や小栗虫太郎なども全集で出ていたのですね。

わたしが読んだのは三一書房のものだったので、『氷の涯』は読んだ事がありません。文庫なら、場所も取らないし…って、また買いたい病（読みたい、ではなく所有したいのです）が出てきてしまいそう（＾＾；

[4] mixiユーザー 12月08日 23:16

私ったらトピたてたのにちっとも詳細を書いてませんでしたね。
全集のラインナップをひととおり。

1巻　黒岩涙香　小酒井不木　甲賀三郎
2巻　江戸川乱歩
3巻　大下宇陀児・角田喜久雄
4巻　夢野久作
5巻　浜尾四郎
6巻　小栗虫太郎
7巻　木々高太郎
8巻　久生十蘭
9巻　横溝正史
10巻　坂口安吾
11巻　名作集　１（岡本綺堂・海野十三・牧逸馬など）
12巻　名作集　２（大阪圭吉・葛山二郎・蒼井雄など）

[5] mixiユーザー 12月09日 13:24

個別の作家の全集ではないのですね。きゃー、勘違いしてました。
わたしが書店で見た乱歩の文庫はどこのだったのかな…やはり、背表紙が連なって一つの絵になっていたのですが。
まだ、読んだ事がない作家が多いので、入門編に読んでみたいです。

[6] mixiユーザー 12月10日 22:46

>ねろりさん
江戸川乱歩全集も創元文庫で出てますね。
背表紙が連なって一つの絵…っていうのはこの創元文庫ので
間違いないと思います。挿絵なんかもまたいいんですよね。
夢野久作『氷の涯』、ラストにかけての氷原の幻視が素晴らしく
絶対に読んでおいて損はない一編です。

>konsoさん
そうですね。『瓶詰の地獄』も収録されてます。
ごく短い物語ですが、時間を遡っていくことによって
あのラストの残酷さがより響いてきます。

小栗虫太郎と浜尾四郎の巻を並べると、人形の顔ができあがります。
本棚の上から見下ろされるのは怖いので、この2冊だけは
絶対に並べないようにしています。

[8] mixiユーザー 12月12日 22:55

夢野久作の「ドグラ・マグラ」は本当に気が狂うかと思いました…。
小栗虫太郎は、扶桑社の昭和ミステリ秘宝は読んだのですが、こっちは怖くて読み出せません。
ヘタレでごめんなさい。

個人的には久生十蘭と浜尾四郎が読めたのが幸せです。

[9] mixiユーザー 12月16日 21:28

>konsoさん
確かに浜尾四郎、あんまり見かけませんね。
春陽文庫で少し出てますが、全集は品切れのようで。
いい作家なんですけどねー。

>びぶりおさん
『ドグラ・マグラ』は読者が狂気を体験してしまう恐ろしさが
ありますよねー。
あれ読んだあとは、しばらく日常の動作が困難になります。
小栗虫太郎の扶桑社昭和ミステリ秘宝は、最近その存在に気づき
すぐに購入しました。
黒死館以外の法水ものは全部読めますね。
でも、「黒死館」より「失楽園殺人事件」のほうが
グロ満載で怖いような気がします……

久生十蘭、私も大好きですよー！
今はなき教養文庫、全部集めておけばよかったなあと後悔しきり。

[10] mixiユーザー 01月01日 05:50

＞なじゃさん
トピ立て、ありがとうございます。管理人なのに今までコメントせずにすいません。なぜならば、わたしが、
「日本探偵小説全集1冊も持ってない」
からなのです。創元文庫コミュの管理人なのに恥ずかしくて、書きこみできませんでした。うー。
（コミュニティ立ち上げるときも失念していたくらい…）
とりあえず捕物帖は好きなので、久生十蘭あたりからコツコツ攻めていきたいと思います。
不勉強で申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。

[11] mixiユーザー 01月28日 20:08

　「ドグラ・マグラ」は、この全集で読みました！

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