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好きな監督で洋画◆海外映画観るコミュの●リンチ/コーエン/フィンチャー/デ・パルマ/カーペンター/シャマラン …【現役監督系】

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【近代アメリカ異端派】…

●デヴィッド・リンチ●コーエン兄弟●デヴィッド・フィンチャー
●ブライアン・デ・パルマ●ジョン・カーペンター●M・ナイト・シャマラン

■【各リンク等は近日設置予定です】

Mixi減少の実情を踏まえ、監督別コミュで書き難い人もココではお気軽にどうぞ。
(節度や冷静さ・客観性等は希望します。荒れた場合は当方で判断。)
基本ネタバレ無しで。あらすじ程度はOKです。別途ネタバレ・コーナー近日予定

コメント(74)

>ギロチン さん

さすが鋭いですね。売込問題って多数の気を引く利点と同時に〜「引いてしまう人」も生むもの。

けど、シャマラン期待はしないで接してくださいませ。とにかくB級!と思ってがいいと思います(笑)
>J (f) さん

「自分がいいと思っても世評が低い作品」…私もいっぱいあります。映画に限らず。
けど、そうした評価も年月を経てガラリと変わる場合もあるし、
「世評で何と言われようと〜個人的に良さを深く見出せてる作品」は気持ち揺らがなかったり。

あえてちょっと偉そうな書き方してしまいますが、
「世評がまだ追いついていない作品」というのもあったりします。
映画流行に合わず〜意外と知られず埋もれ気味の隠れた名作なんかも沢山あったりしますしね。
ナイト・シャマラン監督について誤解を与える表現があったかもしれないので、訂正させてください。

初めシックス・センスを観た時、自分が馬鹿で理解力が無かったため、最低な映画だな・・・と思ってしまいました。

ところが、アンブレイカブルを観てひどい映画だなと思う半面、これって凄い映画なんじゃないか?と言う分裂した考えがおこりました。

そしてサインでツボにはまって完全に好きなって、ヴィレッジでは自分の予想を越えていてびっくりした。

と言うつもりで書いたのですが、言葉足らずでした、すみませんm(__)m


今ではシックス・センスもアンブレイカブルも好きです。

そして、先にも書いたようにシャマラン監督は好きな監督の一人で期待もしています。

誹謗中傷したつもりはありません。不快に思った方が居たらすみませんでした。

>J (f)さんどうもです。

おもしろおかしく書こうとして表現が雑になっていました。

気分を害されてなければ良かったです。
マルホランドドライブ〜
あれ何回もみると
何回でも感じ方ちがいます

万華鏡のようにまわせどももどせどもちがう表情で
しんはひとつと感じるんですけど

映画の醍醐味みたいなのをみせてくれるとこが好きですわーい(嬉しい顔)

おじゃましました
◆デヴィッド・リンチ 【監督アンケート第二位(タイ)記念特集・3】

(バラさん、あゆゆさん のコメントの流れで〜)

●『マルホランド・ドライブ』 
(ネタバレでも批判でもないですが、この映画背景に詳しく無く〜かつ思い入れ強い人は、下記に記す事実は場合によっては読まない方がいいかも)


この映画は近年の難解映画の代表格とも言えますが、実は偶然の産物。
そして、悲劇の産物から転じて〜評価もヒットも得た作品だったりします。

元々は「ツイン・ピークス」「オン・ジ・エアー」に続いてリンチTVドラマとしてシリーズ化されるべく作られたパイロット版(日本でいうと1話目時間拡大放送)を〜TV局側が拒否!それから約2年経てスポンサーのメドが立ち、以前の撮影分を活かしつつ、リンチ自身考えてもいなかった「その後の展開」を思いつき繋げた作品。その結果、本来は異質な要素が(部分的に未回収なネタ振りも含め)多彩に共鳴しあう仕上がりとなった作品です。

約2年経ての再開が可能だったのは〜ナオミ・ワッツ/ローラ・エレナ・ハリングという主役2人が当時無名だった点も大きいでしょう。
ローラ・エレナ・ハリングはいかにもリンチ好みの人材ですが、
やはりこの映画はナオミ・ワッツの頑張りが本当に素晴らしい!
ハリウッドを夢見る乙女から〜トンデモナイ屈辱的シーンまで本当に旨い&勇気に拍手♪

ポピュラー性とワケワカンナさ。ノスタルジー郷愁と前衛的「心の闇」描写。
結果的に「ツイン・ピークス」の長いシリーズを〜1本の映画に凝縮したニュアンスに近い仕上がりとなった傑作だと思います。
◆デヴィッド・リンチ 【監督アンケート第二位(タイ)記念特集・4】

●『マルホランド・ドライブ』 と リンチ観

リンチを「ただカルト」と受け止める事は私には出来ません。
むしろ「映画全盛期で育った申し子」が、ロールシャッハ・テストで見せられた図に対し…「他人と比較したら逸脱した回答を淀みなき真顔で答えている」、という印象。

リンチの家かオフィスには、フェリーニの「8 1/2」のポスターがバ〜ンと貼ってあるそうです。ホントは屈託なく判り易い映画小僧。謎めいて見せてるイタズラっ子巨匠。
『マルホランド・ドライブ』は、どう観てもビリー・ワイルダー『サンセット大通り』へのオマージュもあるでしょう。タイトルからして、そう言ってます。

多分みんな考え過ぎて悩み過ぎ。リンチは感じる映画です。
リンチの顔を見て皆が想起する〜「ナーヴァスになっちゃったジェームス・スチュワートみたい」という印象…そのまんまでイイんじゃないかと私は個人的に感じています。

私が前にコメント17で引き合いに出したテリー・ギリアム。
そしてそのギリアムの引き合いに出したりするウディ・アレン。
リンチ含むこれら3人は〜出来上がった作品の趣はそれぞれ異なりますが、みなフェリーニ/ベルイマン/そしてワイルダー等黄金期ハリウッドの〜腹違いの子供達。
この3人は強い。個性も不屈の精神もある「生きた伝説」。既に映画史に残るの確実の「芸術かつ娯楽」監督の3人は押さえるべきかも。


『マルホランド・ドライブ』は、ギリアム『Drパルナサスの鏡』にも通じる〜「作品中止の危機を乗り越えたトンデモ映画」という括りでもあるかも。【火事場の馬鹿力】も出てる気もするし、それも可能な【素の力量】もあってゆえの事だと思います。
(まあ、『パルナサス』を超える悲劇では無いですが)

『マルホランド・ドライブ』も『Drパルナサスの鏡』も、両方【観た人の心を映す鏡】かも知れません。
もちろん、【心の闇】も含め。

映画マニアの方々には…両作共つまり、表面上でなく深層が「とってもベルイマン」。
今日兄から原作を借りて読んだコーエン兄弟の「ノーカントリー」を観ました。ソコソコ面白かったですが、やっぱりコーエン兄弟の作品は「赤ちゃん泥棒」を除いて苦手だなぁと思いました(シーンも演出もソコソコいい雰囲気はあるけれど、凄いと思えるシーンやユーモアを感じさせる演出やハチャメチャな演出などが少ないから)。映画よりも原作の小説の方がボクはオモシロイと思いました。
それでは失礼致します。
ママデューク様

ここだけの話です。こそこそバナシですよ。僕もコーエン兄弟苦手です。才能は認めていますけれど。
皆様

タヴィアーニ兄弟、コーエン兄弟、ズッカー兄弟、クエイ兄弟

いっぱい兄弟監督がいます。

でも、共同監督じゃないけれど、リドリーとトニーのスコット兄弟がダントツで好きですね。もう、ダントツ。
こんにちは。試写評を書きました。

クローネンバーグは、ここに入りませんか?適切でなければ、管理人さま、ご判断ください。


ユングとフロイトに狂気の美女が絡む『危険なメソッド』は、クローネンバーグらしい品格と知的刺激に満ちた傑作!

キャスト(マイケル・ファスベンダー、キーラ・ナイトレイ、ヴィゴ・モーテンセン、ヴァンサン・カッセル)も適役(*^_^*)絶対、観てください!

長文なので、日記をご一読頂けると嬉しいです(^.^)

http://mixi.jp/home.pl?from=global#!/diary/29763423/1868935861
ハーモニー・コリンが、こちらでよいのか分かりませんが…、失礼します。

このフォトを見たら男子の皆さんは食いつくでしょう(笑)

待ちに待ったハーモニー・コリンの新作は、女の子騒ぎの中にイケメンNo.1のジェームズ・フランコがバッドボーイとして絡む☆


期待しちゃう♪ -

マム の日記

http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=29763423&id=1892873078

『メルボルン』東京国際映画祭・監督記者会見うァず〜☆

イラン映画は素晴らしい!長編初監督作にして、オスカー授賞『別離』(同じ男優)に匹敵するほどのクオリティに、ハラハラドキドキ(゚o゚;;
どうなるの?どうなるの?と胸が痛くなり、涙してしまった。゜(´⊃ω⊂`)゜。

監督が超イケメンなのも嬉しかった(=∀=)最前列で、
「本作を母性的に観ると・・・・・」
などと、お馬鹿な質問をした私にもニコやかに答えてくれた。

メルボルン留学へ旅立つその日、希望に胸を躍らせる若いカップルを思わぬ出来事が襲う・・・・・。

『別離』にしても、『彼女が消えた浜辺』にしても、イラン映画には、何故か不穏な空気が漂う。

それが、国民性からくるものなのか、脚本構成力が優れているのか分からない。

が、日本では、どうしてこのような迫真力のある映画が製作できないのか?商業主義に踊らされる映画界に、新風を望みたい。

本作が特に作家性が強い訳ではない。とにかく素晴らしいのだ。買い手がついて公開されたら、是非とも『メルボルン』をご覧頂きたい!(^^)
美術館のドキュメントなので、投稿させて下さいませ。

こんにちは。試写室情報です。 

『ナショナル・ギャラリー英国の至宝』は、知的好奇心を刺激し、大いなる喜びのカタルシスを味わえる傑作! 

85歳のワイズマン監督に感謝☆ 

名画の数々と、それを支える人々 の美術館への愛情に感動。絶対のお薦め作です! 

2000字を超える長文ですので、宜しければ、日記をご一読頂けると嬉しいです。 

http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=29763423&id=1937649761
こんにちは。試写室情報です。
『ビッグ・アイズ』★★★★半

昨年、「ティム・バートンの世界」展が開催され、来日していた監督本人は、アーティストぶってもいず、大監督という風情でもない、「大きな子ども」に見えた。

間近で見ると、眼の光がイノセントなのだ!シュールで若干グロい印象さえ受ける絵画、色彩と発想力のイメージが豊かな映画群。バートンは、自分の好きな作品を描き、創り続けてきただけなのだろう。

それが、たまたまメジャーな人気を得たが、バートン本人は、幼い頃に本作の主人公であるマーガレット・キーンの絵に、強く惹かれていたという。本作に映し出されるキーンの絵画の多くは、イノセントな眼を見開いた子どもたちだ。

半世紀を経て、同じカリフォルニアの陽光の下で開花した二つの「大きな瞳」の才能が幸せな出会いをした。本作を観た観客は、自分も「眼を見開いていた」子どもの頃の幸福感を思い出すに違いない。大人になった自分と子どもの頃を結びつける触媒が、本作の素晴らしさたる”結縁”である。

’58年、カリフォルニア。マーガレットは僅かな荷物と娘を連れ、最初の夫の元から出て行く。運転しながら、後ろ手に娘の手を握るマーガレットに、自身の絵で生計を立ててゆく強い決意が読み取れる。

この「後ろ手に娘の手を握る」場面が、後半への見事な伏線となっているので、ぜひ注目されたい。

フラワームーブメントの中心地であるサンフランシスコで、マーガレットは似顔絵の仕事を始める。が、内気で繊細、専業主婦の経験しかないマーガレットは、弱気な商売しかできない。そんな時、自信家で要領のいいウォルターが現れ、たちまち虜になったマーガレットはウォルターと結婚する。

2人の描く絵は、画廊では相手にされず、ナイトクラブで展示をしても、トイレの場所を聞かれる程度。ところが、その店で起きた事件が新聞の一面を飾り、写真に写っていたマーガレットの絵は完売する。

突然の成功で、顧客に質問されても答えに詰まる内向的なマーガレットを見て、「描いたのは自分です」と売り込むウォルター。この時から、2人の運命が大きく変わっていく…。

60年代初めに起きた、アメリカン・アート界最悪のゴーストペインター事件を元にしたのが、本作だ。天才的な口の巧さと商才を武器に、ウォルターはアート界の寵児となる。今まで、ポップアートの騎手は、アンディ・ウォホールだと思っていたが、絵画を盛大にコピーして、安価で売りまくり、大衆化したのはウォルターだったのだ!

アートがビジネスとして成立しなければ一流と認められないジレンマ。批評家から酷評されるも、大衆からは絶大な支持を得るという皮肉。アートは、”稀少性が価値を高める”としたら、投資家は画家の死を望むことになる…。

芸術が孕む重要問題を提起している本作だが、決して深刻な映画ではない。複雑な点はオブラートに包み、ユーモアセンスに溢れた、分かりやすい映画に仕上げたところは、さすがバートンである。

コメディのエッセンスを支えるのが、ウォルター役のオスカー俳優クリストフ・ヴァルツ。マーガレットから見れば、最悪の詐欺師の筈なのに、全く憎めず、魅力的にさえ映ってしまう…。本作は、天才詐欺師を演じるヴァルツが、天才的俳優であることを確認できる映画となった。

マーガレット役のエイミー・アダムスは、『アメリカン・ハッスル』などで見せたフェロモンムンムンの魅力とは真逆に、複雑な葛藤を繊細な瞳の表情で観客に伝えてくる名演だ。

エゲレス贔屓の私としては、虚飾を見破る批評家を演じたテレンス・スタンプの毅然とした表現の演技が、本作を引き締め、アクセントになっている点が嬉しかった。

そして、画家・母マーガレットのミューズでありつつ、大人の偽善を目の当たりにして葛藤する娘役(クレジットにないため、名前は分からないが)の「大きな目」をした少女をキャスティングできたことが、本作の成功に繋がっている。

また、’60年代北カリフォルニアの衣装の再現も、本作の見どころだ。専業主婦だったマーガレットだけに、保守的ながら少女っぽい可愛らしさを巧みに取り入れた衣装が見事である。エキストラの衣装までが完璧な’60年代の再現になっているので、こちらも楽しみに♪

当時の空気感を伝えるため、撮影の殆どは、マーガレットが 暮らした地で行われた。ロケ撮影の制約にも関わらず、統一感のある色調、透明なライティングとも、バートンらしい映像美が嬉しい。
本作との幸せな出会いを期待しつつ、何方にもお薦めしたい一作だ。1月23日(金)より、TOHOシネマズ有楽座ほかで全国公開されます。是非ともご覧ください!
こんにちは。試写室情報です。
『エクソダス:神と王 3D』★★★

話題作なので、本作が旧約聖書の「出エジプト記」を基にしているといった、大まかな概要は、ご存知だろうという前提で書く。紀元前13世紀のエジプト王朝下、隷属状態にあったヘブライ人(ユダヤ人)を預言者モーゼが導き、エジプトを脱出して「約束の地」を目指す一大叙事詩である。

冒頭は、『グラディエーター』を監督したリドリー・スコットらしく、スペクタクル的迫力は十分だ。監督自身も「3Dは大好き」と語っているように、視覚効果を意識した演出手法は、さすがに老練の趣きが感じられる。

スペインのアルメリアに設えたという広大なセットでの撮影は、明るい陽光を受け、開放感がある。3300年前の人々の暮らしぶりを再現するのは容易ではなかっただろう。スケール感は歴史スペクタクルとしての期待を抱かせた。

スペクタクル、アクション場面のみならず、荘厳な王宮の美術意匠には質感があり、登場人物の装束は、甲冑、マント、ブーツ(?)など、それぞれ階級別の意味が込められている。民衆にしても、民族や階層別など、日本人から見ても様々な識別が可能であり、その点は分かりやすい。

王子ラムセスと兄弟同然に育てられたモーゼは、強い武将に成長するが、自身の出生を知ったことにより、ラムセスと対立する。ヘブライ人の隷属化から解放まで、モーゼに啓示として託した神の具現化などなど、ほぼ1956年版のチャールトン・ヘストン主演『十戒』を踏襲した流れだ。

幼い頃に観た『十戒』の記憶が、強烈に焼き付いている映画ファンとしては、3Dでもあり、本作では所謂「10の奇跡」が、どのように映像化されるかに関心を持っていた。『十戒』を観ていない人は余計なバイアスがないので、新鮮な驚きを持って迎えられる映像スペクタクルであっただろう。

具体的な記述はネタばれになるので避けるが、オールドファンには、肩透かしだったことは否めない。モンサンミッシェルじゃないんだからっ^^;と言いたくなる(笑)。それらの「奇跡」が、”生物や自然現象”を用いているだけに、東日本大震災を体験した私たち日本人には、天災・災害のような映像表現が辛いのではないだろうか。

トラウマになりそうな方は、注意を払って観ることをお伝えしておく。

再び『十戒』との比較になるが、モーゼ役のクリスチャン・ベイルは、若さと精悍さ溢れる年代、神の啓示を受けて惑う繊細さ、聖人となってからの老境を演じ分けて見事に、新たなモーゼ像を造形している。

一方、ラムセス役のジョエル・エドガートンには、ユル・ブリンナーほどの強烈な存在感が見られない。オーストラリア人俳優を選んだのは何故なのか、他に選択肢がなかったのか、監督に聞いて見たいほどだ。また、セティ王のジョン・タトゥーロが、容姿面では似合っているものの、声質が高いせいか、貫禄不足なのが難である。

美術や映像には拘わりを持つビジュアリストのリドリー・スコット。出陣〜合戦場の場面では3Dの劇場を意識してか、音響も地響きが轟くような臨場感があった。

その割には、劇伴には無頓着な感がある。感傷的な安っぽい劇伴が終始、流れ通しなのである。奇跡が起こる瞬間くらいは、深と静まり返り、聖性を帯びた空気を用意して欲しいものだ。

政治的、民族軋轢のある現代、中立性を保ちながら描くのは困難だったと推察する。本作はエジプトでは公開が決まっていない(正確には上映禁止)と聞く。あくまでも、ハリウッドの王道が解釈した旧約聖書なのだ。

兄弟同然だったラムセスとの諍い、決別せざるを得ない運命を儚うモーゼの心象が、細やかなのが印象的だ。それは、監督が本作を弟の故トニー・スコットへの献辞としてクレジットしたことと繋がる。兄弟を亡くした喪失感・空虚感から立ち直るためにも、一大スペクタクルへの創作意欲が必要だったのかもしれない。

1月30日(金)から、TOHOシネマズ日劇ほかで全国公開されます。

このトピックの監督たちの「Myベスト作」というのを挙げてみます♪

●デヴィッド・リンチ

私は…最初から反則でゴメンナサイ〜

やっぱり『ツイン・ピークス』のテレビ・シリーズぴかぴか(新しい)

お茶の間を意識したりレトロ趣味で和ませたりしつつも〜猟奇やフリークスを家族団欒にぶつけて凍らせた破壊力は忘れられません。

映画なら〜まず『マルホランド・ドライブ』。
これもホントはテレビ・シリーズ企画が流れて〜映画にデッチ上げたらしいですね。
異なる要素の急展開が難解とも言われましたが、それこそ面白味。
これでスターとなったナオミ・ワッツの頑張りは相当なもの。
それと、この映画はベルイマン狙ったのかな?
オープニングは…ちょっとゴダール『軽蔑』に似てた。

次はやっぱり『イレイザー・ヘッド』。
これを観ると…なんか自分の身体のパーツがポロポロ落ちてこないか心配になります。
●コーエン兄弟

彼らのお気に入り作品は〜とにかく初期!
『バートン・フィンク』までの4作。

代表格とも言える『ファーゴ』もまあ好きですが〜個人的には『ブラッド・シンプル』のリメイクみたいじゃない?とも思えて。あっちの方が虚無感もクライマックスも鮮やかと思うのです。

ではベスト作は?というと〜
ここ数年に至って…マフィア映画『ミラーズ・クロッシング』にすっかり落ち着きました。

以前は…「主役が弱過ぎる」と感じてたのですが〜
最近は…「脇役が強力過ぎるからだ」としました。多分、この見解が真実かも。

アルバート・フィーニーの強烈過ぎる見せ場、
ジョン・タトゥーロだって〜あのブザマなキャラは彼のベストかも。
そして…「モラルが大事だ」とほざくイタロ・マフィアおやじも〜「はすっぱ彼女」もインパクトあり過ぎる。

まだ観てない方は是非とも♪
 
▼コミュ再稼動記念お試し企画

【いきなりですが…このトピックのMyベスト10】


◆アポカリプト(メル・ギブソン'06)
◆マルホランド・ドライヴ(デヴィッド・リンチ'01)
◆シックス・センス(M・ナイト・シャマラン'99)
★ヴィレッジ(M・ナイト・シャマラン'04)
★ミッション:インポッシブル(ブライアン・デ・パルマ'96)
★レディ・イン・ザ・ウォーター(M・ナイト・シャマラン'06)★ミラーズ・クロッシング(コーエン兄弟'90)
▲ドラゴン・タトゥーの女(デヴィッド・フィンチャー'11)
▲ゾディアック(デヴィッド・フィンチャー'07)
▼遊星からの物体X(リメイク/ジョン・カーペンター'82)

【以降】
▼イレイザーヘッド(デヴィッド・リンチ'77)
・愛のメモリー(ブライアン・デ・パルマ/脚本ポール・シュレイダー'76)
あ、しまった!シャマランやフィンチャーはこっちにあったのか。クリストファー・ノーランもこっちかな。最近のハリウッドは、正当と異端の区別がつかないです。。。。。
>>[59]

ノーランは「異端ぶりたい策士」なので。ガイリッチーの方にあります。
>>[60] ありがとうございます。ここに追加したい監督というと、特に思いつかないですね。逆に質問したいのですが「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ「レスラー」ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー「クラッシュ」のポール・ハギス「デスペラード」「レジェンド・オブ・メキシコ」のロバート・ロドリゲスはここでよいですか?すでに他のトピにありますでしょうか?
>>[61]

スパイク・ジョーンズとロバート・ロドリゲスは、
【ガイリッチー】と【タランティーノ】の所です。

ダーレン・アロノフスキーは個人的には…あの暴走炸裂した「ファウンテン」までからみると〜以降は「魂を売った」ぐらい正直残念です。
>>[62]
「マトリックス」で売り出したウォシャウスキー兄弟は、これ一本で消えてしまうんだろうなあと思っていたら「Vフォーヴェンデッダ」「クラウド・アトラス」「ジュピター」でしっかりハリウッドの定位置を確保してしまいましたね。よろしければ彼らの位置づけはどうなるのだろうとお聞きしたいです。
>>[63]

個人的には…ウォシャウスキー兄弟は「現代版のジョージ・ルーカス」みたいに思ってます。ルーカスとコーエン兄弟の遠縁って感じでしょうか。
【結果的に売れたけど…実態は超オタク】だと思います。
彼らは「マトリックス」の前の〜スタローン×バンデラスの「暗殺者」脚本、監督デビュー作「バウンド」もそこそこイイんです、ベタなりに。
「マトリックス」以降は微妙でしたが〜「クラウドアトラス」は関心しました。予想通りアメリカでは厳しかったようですが…そういう観念世界こそが気に入った理由でした。
もうすぐ公開の「ジュピター」はどうでしょうね…やや不安なのですが、彼等のリスペクトもあってギリアム監督が何故か役者で出てるらしいですね。
>>[64]
なるほど。私の中ではルーカスとスピルバーグはハリウッド映画全般をディズニー化してしまったA級戦犯という位置なのですが。コーエン兄弟とテリー・ギリアムは、確かに一筋縄では行かないところに血縁がありそうですね。
ここにティム・バートンやポール・バーホーヴェンのゴシック趣味を持ってくると、また違ったカテゴリーができそうな気がします。
>>[65]

ビートルズみたいなものでしょうね。
真似したい人は真似る、それを美徳としない人は別の道を行く、流れに乗ったフリして内実全く異なるオトシマエつける事も出来るし。
けど、別にビートルズは責められないとも思います。
>>[66]
そうなんですが、「スター・ウォーズ」が出てからやたらハリウッド大作が「物語」ではなく「イベント」化してゆく、内容が空疎でSFXばかりに凝ったもので満ち溢れてゆく、そのことが、古いハリウッド映画で育った私のような世代には、苦々しく、憤ろしいことなのです。
>>[67]

ルーカスは、例えば「キングコング」のオリジナルや、特撮のハリーハウゼン物や、カレル・ゼマンらに憧れた人と捉えれば〜そういう映画もアリと私は思います。
スピルバーグも〜「未知との遭遇」とかの主人公の暴走は彼の「定型/通常」からは逸脱してるし、SFの形をしたノワール「マイノリティ・レポート」なんかは彼らしくないけど大好きです。マックス・フォン・シドー器用も大正解だし。

というか個人的には、ルーカスは「ストーリーテラー」、スピルバーグは「アクション描写の人」として巧みと捉えてたりします。
>>[68]
うーん。ルーカスは「アメリカン・グラフィティ」は好きだし、スピルバーグも「続・激突カージャック」は好きなんですよね。「スターウォーズ」と「インディジョーンズ」以降の監督だけではなく制作も含めてダメなんですよね。スピルバーグは「カラーパープル」や「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」「宇宙戦争」を見ててもあーまたディズニーやってるとしか見えないですね。唯一の例外は「太陽の帝国」でした。
>>[69]

トピずれもありますし、
『◎あえてネタバレ+批評批判(仮で)』
という【脱線トピック】もありますので、このへんで。
>>[70]
喜んで!
さぁ早く寝なくっちゃ明日がつらいですもんね。
私は今年、自分のmixiつぶやきで〜
【恋は映画の敵。】シリーズ
という〜「映画の内容解説じゃなく映画から得た心象や脱線」を時々やっていまして、今回は今日新たに書いた一つをここに掲載してみます。
(※軽く再編集してみました。)


●デビッド・フィンチャー新作『ゴーン・ガール』

ポーズ。
本来の意味は「一時停止」。
限られた一瞬の時。
その輝きの密度に執心の人、そこで測る人、欺瞞する人。 見失ないがちなのは…そこから後も人生は続くという事。
賢い女性、始めだけ頑張る男。賢い筈が釣られる女にもなる。 人間関係が人を創る。選択に試される。
幾つもの「ポーズ」の隙間の闇に溜まる物。 虚栄と豊潤の違い。 真実とは、実際。


Inspired from『ゴーン・ガール』
DVD化されたので是非。一般大衆に向けた寓話。

これは「恋愛も結婚も家族も人間関係」と常々言ってる私の…その一端の【怖い例】みたいなもの。
この恋愛は政治。打算、保身が一番怖い。 自分で自分に残酷な事をしてても今は測れない…それでも人生は続く事を。
知己ある女性に、<為になる映画>。


今のmixiやSNSの何割かを占める〜「顔写真審査員気取り」の人達は…この映画の1%の密度も無い。
初期は「ひけらかし」要素も強かったデビッド・フィンチャーも…「ゾディアック」で深層心理に開眼してからは芯のある作品が多く〜それをマニアでなく大衆に向け作る姿勢に賛同。
大衆に迎合でなく問う芸術は消えてはならない。


ロムザンド・パイクはMy推しの知的美女で、正統美人なのに嫌な顔やバカ映画出演も出来る人。 ボンドガール出身から「いい年の取り方」してると思う。
お薦めはブルースウィルスとの「サロゲート」。
これも大衆SFのフリして異常に深く鋭い。

『ゴーン・ガール』予告編
https://youtu.be/ONGfcMut_y0
こんにちは。試写室情報です。『MOMMY/マミー』★★★★半

若く美し過ぎる天才監督ドランが、映画のフレームまで拘り、描出させた親子の相克、豊かな感情の迸りが感動を呼ぶ傑作!

映像、音楽、ファッション、演技も最高!必見ですよ〜!

長文のため、宜しければ日記をご閲覧頂けると幸いです。

TkMixiViewer http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=29763423&id=1941325055

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