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早稲田大学文学部 細金ゼミコミュの早稲田祭準備プロセス

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●●●早稲田祭のコンセプト●●●
 以下のようなコンセプトのもとに早稲田祭の出店をやることとしました。

●活動コンセプト
各自が安曇野で感じた『何か』を、
安曇野生まれの『何か』を通して少しでも多くの人に感じてもらい、
地域と東京とのあいだの「否定的な」「切れた」関係をつなぐ一助となること。
環境や生き物を育む仕事への誇り…。
食べものを扱い続けることへの責任感…。
私たちへの農家の方々からの温かいもてなし…。
農家の方々から、
そんな言葉に著すことが難しいけれども、
自分自身の心を揺さぶられるものを感じることができました。
自分たちの中に何か芽生えるものがありました。
であればこそ、
「安曇野で感じた『何か』を少しでも多くの人へ」
そんな想い・信念のもと、
私たちは安曇野の素材を使ったそば粉のクレープを通して、
農家さんの想いや私たちが感じた『何か』を感じてもらえればと思っています。
そして、地域と東京とのあいだの「否定的な」「切れた」関係をつなぐ、
そんな手助けを担うことができればと思っています。


あわせて、お客様に伝えたかったことも載せておきます。 
●私たちのゼミ。
文学部で農業??安曇野??
そう思われるかもしれません。私たちも始めはそうでした。
ですから、私たちが活動を通して感じたことを簡潔に書いていこうと思います。
『農と農村のもつ豊かな価値』や『食と環境とをささえる百姓仕事への誇り』。
そんな農家の方々のもつ生活知に触れ、心揺さぶられること。
そして、そのことを通して、都会での暮らしを見直す機会を得ること。
そして、農に学び、その価値を持続させ得る地域を模索しようとすること。
感じたことを言葉に直せばそんなことを感じ、
そんなことを形にすることを目標に、年二回の安曇野合宿を軸に研究を進めています。
●お願い。
農家の方々は、一つ一つこだわりと想いをもって、
じっくりと農産物を作ってらっしゃいます。
お客さまに喜んで頂けると、農家の方々も嬉しいはずです。
ですから、
くれぐれも、食べ残しのないように、
最後まで美味しくお召し上がりいただけるように、お願いいたします。
●最後に。
出来ること・やっていることはとても小さなことですが、
安曇野で私たちが感じた何かを少しでも皆さんに感じていただければ、
なんて本気で思っています。
というのは、
私たちのこんな小さな活動から、
安曇野や農について少しでも興味を持ってくださった方とは、
きっと、もっと、ずっと、
色々な形で繋がりあえる、と思っているからです。
そして、ちょっとの、ほんの少しでもの、
今までにない新しい『?』や『!』が、
みなさんのココロの中に生まれればこれに勝る喜びはありません。
第一・第二文学部 細金ゼミ・安曇野研究メンバー一同

このようなものを決めておくと、「そのためにやるんだから、やるべきことをやろう」とメンバーを引っ張っていくことができると思います。(今年度はこの点が不徹底でしたので、そこは猛省しなければなりませんが。)
このパートをメンバー内で徹底的に話し合い、「何をしたいか。」「なぜやるのか。」といったことを明確にすることにこそ、本ゼミにおいて早稲田祭に出店する意義があると思います。もし、次年度以降も早稲田祭に参加するのでしたら、この部分は妥協することなくみんなで話し合っていってほしいと思います。


●●●メニューについて●●●
早稲田祭のコンセプト
「安曇野での刺激的で感動的な想いを少しでも多くの人へ」
安曇野での体験を自己満足で終わらせてしまうのはもったいない。
農家さんから教えてもらったこと、合宿で感じたことを発信していくべきではないか。
加えて、文学部でこういう活動をしているゼミがあることも知ってもらいたい。

その上で、ゼミのコンセプトを飲食企画を通して表現するための方法論を考える。
方法論としては、
?農家の方々の生活知に触れ心揺さぶられた経験をそのまま発表する。
?農の価値を持続させ得る可能性を模索しようとするための方法論。
この二種類がありうる。

が、企画上、前回と違ってロスが出る可能性がある。
有志で行う以上、赤字が出る可能性の低くなるような方法を考えざるを得ない。
その上でのポイントは、
またゼミとして行う以上、安曇野の食材・農家さんから頂いた食材を使うべきである。
→りんご、そば・・・・(米は使用不可能。)
以上の点を踏まえ、メニューを決定。 その際の考慮点は、
●片手で食べられるもの(通行量が多いから)
●粗利が高くなるような「粉モノ」であること
●食べたときにインパクトのあるもの(質・量ともに。)
●ここで食べ逃したら次には食べられなさそうなもの
●粗利を上げやすいホットのドリンクに合わせられるもの
●りんごが使えそう。
●そばを軸にして使える。
●割高感やイメージ創出が簡単そう。
●多分メニューとして完全にかぶることがない。

そこで決まったメニューは
●あずみのクレープ 200円(安曇野産そば粉と安曇野産のりんごを使って作った特製クレープ)
●特製マサラチャイ 100円(数種類のスパイスを使った香り高いあったかミルクティー)
●あずみのセット 250円(安曇野クレープ+特製マサラチャイ)

■レシピ
クレープ生地(四枚分程度)
粉(そば粉:薄力粉=5:5) 50g
砂糖            25g
全卵            44g
牛乳            100cc(相当量のスキムミルクで代用)
溶かしバター        20グラム
(グランマニエ        10cc )
?ふるった粉と砂糖を混ぜ、そこにといた全卵を加え均一に混ざるまで混ぜる。
?牛乳を三分の一量ずつ加え、混ぜ合わせていく。
?溶かしたバターとグランマニエを加え、さらに混ぜる。
?この生地をフライパンで一枚一枚焼く。

■材料
□安曇野ガレット
●生地
粉(そば粉:薄力粉=5:5) 砂糖 全卵 牛乳 溶かしバター グランマニエ
●りんごのコンポート(必ず入れる)
りんご バター 砂糖 バター シナモン クローブ
●ソース(オーダー時に一種類チョイス)
コンデンスミルク ピーチジャム マーマレード マンゴーシロップ
●スナック(オーダー時に一種類チョイス)
ストロベリークッキー チョコレートクッキー プチシュー ウェハース

□チャイ
紅茶の葉 スキムミルク 砂糖 シナモン・クローブetc.

●●●予算表について●●●
以下、メニューが決まったあとにやっておくべきコスト表を書いていきます。
ノリでやってもいいところですが、
・ゼミでやる以上、テンションの低い人の説得材料として有効であること。
・いくら以上も売れれば赤字にならないかがわかるため精神的な保険になること
などから考えて、手間は手間ですが、作っておくにこしたことはないと思います。

●当初の予定→149050円(1000食計算)
材料費概算表
□安曇野ガレット→31.7+30〜40=90円⇒売価200円(粗利110円〜)
※生地
卵 368円 20個(L 1個の重量が64g〜70g未満)=一個18.4円
小麦粉 99円 1kg
砂糖 189円 1kg
スキムミルク 260円 250g(2.6L相当)=1ccあたり0.1円
明治無塩バター 578円 450g
そば粉 1kg入り 300円??

4枚相当=53.35円→一枚当たり13.37円
粉(そば粉:薄力粉=1:1) 50g 10円
砂糖            25g 4.75円
全卵            44g 13円
牛乳            100cc 10円
溶かしバター        20グラム 15,6円
(グランマニエ        10cc )

※りんご1個50円→一枚当たり12.5円

※コンフィチュール・ペーストetc
○レモンカード≒15円 (→結局直前期に時間が余りにないので諦めました。)
レモン       2個
卵          3個
無塩バター    60g
砂糖       250g
○スイートポテト・ペースト(二十人分)=358.72円→一人17.9円
(→これも、結局直前期に時間が余りにないので諦めました。)
さつまいも 400g (さつまいも1本半くらい) 200円?
さとう 40g  7.56円
バター 40g  51.4円
牛乳 40cc 4円
バニラエッセンス 少々
卵黄 2個 36.8円
○バナナのコンフィチュール 300円16本=18.75/一人
(→これも、結局直前期に時間が余りにないので諦めました。)

※クリスプ
○クッキー≒ホームパイ 20枚 178円=8.9円/一人
○チョコレート 180円 300g
○パイ生地 ホームパイ 20枚 178円=8.9円/一人
○ラムレーズン 480円 800g
○コンデンスミルク 294円 397g

■チャイ→10.5円⇒売価100円(クレープとセットで250円)(粗利40〜90円)
お茶の葉10g 410円/250g→16.4円
ミルク・・約150cc 1ccあたり0.1円→15円
水・・約150cc 
シナモン・クローブetc.

このような計画でコストを計算し、以下のように見積もりを立てました。

現在わかっている支出→149050円(1000食計算)
●参加費 25000円
●レンタル代 13550円
●屋台制作費 10000円
●材料費
 クレープ 1000食→90000円
 お茶 1000食→10500円
●おつり代

売価(現時点)
クレープ単品=200円
お茶単品=100円
クレープ・お茶セット=250円

これで計算すると、
149050円/(クレープ・お茶セット=250円)
≦損益分岐点(個)
≦149050円/(クレープ単品=200円)
なので、
596.2≦損益分岐点個数≦745.25
もちろん安曇野ガレットの粗利は↑よりももっといいはずですし
(ロス分考慮に入れて若干高めに設定してるので。)、
お茶をごまかしてもっと安くあげることもできる。

この後、直前期に余計にコストがかかった分、安く抑えられた分などを勘案し、再度計算をやり直しました。

※メニュー
●あずみのクレープ 200円(安曇野産そば粉と安曇野産のりんごを使って作った特製クレープ)
●特製マサラチャイ 100円(数種類のスパイスを使った香り高いあったかミルクティー)
●あずみのセット 250円(安曇野クレープ+特製マサラチャイ)

●現時点でのコスト(概算)→97000円
・武井さんの領収書保持分 27000円
・ササキの領収書保持分 30000円
・アコムレンタルの代金 13550円
・参加費 25000円
・諸雑費 
●今後必要な予定コスト→2〜3万(食材分がほとんどのはず。)
・食材の追加分
・屋台製作費追加投資分
・ゴミ袋・手袋e.t.c.の撤収用品
●補足
・つり銭の用意が必要。

よって現時点での経費は117000〜127000円。
であるならば、250円のセットで換算すると468〜508個が損益分岐点。
とりあえず、500個以上売れば黒決定。

●●●出店に際してやっておくべきこと●●●
ここでは、出店する際決めておき、実行した方が良いと思われることを書いていきます。
●衣装・コスチュームの決定。
秋合宿の段階で担当グループを作り、そこへ仕事を一任しました。
Tシャツ班の報告書を参照してください。

●屋台のデザイン・製作
秋合宿の段階で担当グループを作り、そこへ仕事を一任しました。
屋台班の報告書を参照してください。

●広告・パンフ・ビラなど。
秋合宿の段階で担当グループを作り、そこへ仕事を一任しました。
広報・パンフ・ビラ班の報告書を参照してください。

●当日の参加キャストの決定
参加キャストの決定時期は早稲田祭一週間前。
直前まで当日の都合がわからないというゼミ生が多く、それに合わせる形をとったからというのが一点。加えて、その時期くらいまで各メンバーを観察しないと、当日使えるか使えないかの見立てが立てられないということがあります。(相応にリスクを背負って行うため、ここは〆るところだと判断したわけです。)
今回は、コアメンバーを決めその中でローテーションをまわし、それ以外のゼミ生は補足的にそのカバーに回ってもらうという方法をとりました。
即ち、一週間前にコアメンバーに対してのみ個別で

『3、4、5日におけるシフトについてです。
3日に関しては終わらないとどうしようもないのでシフトとか抜きでやりましょう。
ただ、クレープの状態によってはササキは午後のギリまで参加できないかもしれません。
4日については、
ササキ大介×ササキ洋輔 武井×三国 稲木×徳留 小林×福島 加藤×仲西
5日については、
ササキ大介×ササキ洋輔 武井×三国 稲木×徳留 小林×福島 佐藤訓×仲西
の組み合わせで、二人のうちどちらか一人は最低屋台に残るようにしてください。
その限りでなら自由に休憩してくれてかまわないので、よろしくお願いします。
(個々の都合などあるでしょうから、
その辺加味するとチーム制にしてフレキシブルにして良いよって形のシフトにしました。)
まずはここのところだけ抑えといてください。
なお、他の人は時間の都合が曖昧だったので、
任意でヘルプに入ってもらうって形にしようと思います。』

このようなメールを送り、担当を割り振ったということです。
このやり方は確実に働いてくれそうな人だけを残すので早稲田祭としてはそれなりに対応できますが、ゼミ生同士の交流といった面からすると疑問が残るのも確かです。
どのような方法をとるにしても一長一短のところがあるので、各世代にお任せしたいと思っています。

●売り上げはどうするか。
純利益から
○農家さんへのプレゼントとしてTシャツを送る
○当日の打ち上げ代のカンパをする
○残りの利益については会計報告書を参照してください。
ただし、この部分は、「利益が出てから」非常にもめる部分でもあるので、事前にしっかりと話し合って明確にしておいた方がいいと思います。今回は、早稲田祭終了後にその部分が不明瞭だったため、はっきり言ってごたごたしましたので。

以上が概略ですが、あえて細かいところははしょって書いてあります。その年その年のやり方を考え出していってほしいし、せっかくやるのならばそうあるべきだと考えるからです。苦労することもあるかもしれませんが、頑張ってください。

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