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ネオリベラル制度論コミュの質問があります。

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大学の4年生で、こんな時期に卒論でバタバタしています。
皆様に質問があります。

僕の卒論のテーマは「安保理改革です。」
卒論のおおまかな流れです。

紛争に対し、効果的な安保理システムを考えています。
現在の安保理は、五大国の拒否権により、機能していない。
紛争に対し、効果的な対応ができていない。
何故なら、五大国が拒否権を持つシステムは、世界大戦や大規模戦争を防ぐためのシステムだからだ。
五大国にとって利害関係が薄い、国家や地域の紛争に対しては適切な対応はとらない。
現実として、国連軍は編成されたことはない。
しかし、一方的にこのシステムを否定するわけにはいかない。世界大戦や大規模戦争を抑制する事が目的だし、実際おこってはいない?
さて、どうすれば?

改革案
地域安全保障理事会(地安理)の設置

安保理の下部組織として世界に5から6の地安理設置
地域内の紛争は地域で解決
できない時は上部組織の安保理に

効果
紛争の早期解決
地域が仲良くなって、戦争が起こりずらくなる


ここまで出来て、先生(女)に持って行きました
「全然、話にならないわ!!!」
「地域のことを地域に任せるのが一番危険。
なぜなら、国家間は反目しあう。
近隣諸国において、適切な対応はとらない。
より自分の都合の良い形に置き換える。
EUは例外。あそこは先進国だから。
紛争が頻発するのは、アフリカや中東
あそこら辺で地域に完全に任したら危険すぎるわ!!!」

「あなたの考えかたはリベラリズム。世界の基本はリアリズムよ。もしあなたの考えを通したかったら、リベラリズムを研究して反論して」と言われました。

あと、一週間で提出です。明日の夕方に先生に会うので、それまでには、ある程度の理論は決めたいです。

皆様、アドバイスしてもらえませんか?お願いします。

コメント(6)

世界大戦や大規模戦争を抑制する事が目的だし、実際おこってはいない。

の間違いです。

あせって書いたんで文も流れも、ひどいです。
ああっ、卒業したい
初学者ながらいくつかコメントを。

まず、「世界大戦や大規模戦争を抑制することが目的だし、実際起こっていない」という点ですが、設立された当時に世界が抱えていた問題と、現在世界が抱えている問題は違います。設立当初から拒否権の問題はありましたが、現在出てきている新たな問題があるから安保理改革が唱えられている面もあるでしょう。

「地域が仲良くなる」→「紛争が起こりにくくなる」というのは、教授さんの意見である「国家は反目する」ということと真正面から対立します。国家が反目しあっているのに、地域安保が出来るかも分かりませんし、出来たとしてもEUのようにはならない可能性が高いでしょう。

しかし、「国家が反目すること」が必ずしも地域的安保の可能性を排除するとはいえないと思います。東アジア共同体の構想なども、国家が反目しているからこそ信頼醸成の場を作ることを目的としていますし。

また、地域的安保と国連をリンクさせるという案もあるのではないでしょうか。いわば国連の下部組織として地域的安保を作り、しばらくは国連の監視の下に置く。お金が無い、効率が悪い、人員もいない、のないない尽くしの国連ですが、先進国から出すODAなどを一括して、地域的安保に回すということが出来ればあながち不可能な話ではないと思います。


大したアドバイスにもなりませんが、卒論頑張ってくださいね。
逆にいうと五大国が関わらない地域紛争では、
国連安保理がそれなりに機能したこともあるのでは?
例えばイラン・イラク戦争がそうでした。
イランがアメリカとはもちろん、ソ連とも関係が悪く、
安保理によるイランに不利な勧告を、
しかし最後にはのむ結果になってしまいました。
もっとも、その後の湾岸戦争でイランは
イラクに好意的中立をはかって失地を回復し、
さらに現在は反フセインのシーア派を支持している…。

う〜ん、地域安全保障機構が上手に機能するかは、
まだまだ未知数なところがあるかもしれませんね。
地域安全保障理事会というより、すでに存在する
地域安全保障機構(アフリカ連合、米州機構なども含め)と
国連をどのようにリンクさせるかが先決かもしれませんね。
そもそもリベラルでありながらリアリストの教授に卒論を頼むのは大きな間違い。また、例外を認めつつ世界はリアリズムのみによって説明されると勘違いするリアリストも痛いな。

少し考えて、「なぜ安保理が不能で安保理改革は失敗するか」の方向に変えてみるのは?

ミーティングの結果是非教えて下さい。
>>一也さん、にっしーさん、のりさん
もちろん、国連設立当初と現在では状況が違うと思うんですよ。冷戦以降、紛争が世界中で増えたと思うんですよ。今は冷戦後で新たな、秩序を世界が模索している段階だと思います。大国一致だと、小回りが効かないし、大国にとって重要性が低い国においては自国の利益を優先する。けど、大国一致は、外すわけにはいかない。冷戦期に大国一致の原則をとってなかったら、最悪のケースも考えられた。だからそこは変えられない。(本音の部分では、常任理事国にまで手をつけると、もう手が回らないからです。個人的には改革しなくても良いかなとは思いますが、改革案を出す以上、世界中で問題視されてる、拒否権問題をふれないのはどうかと思うんですが、時間の関係上スルーです。)
だから地安理です。これなら、地域の問題は地域で解決できますし、少しずつだけど、対話することによって仲良くなれる。良いよ、この案凄い!!
   ↑
ここまでは時間の都合上変えられないんすよ。その後がつまってて。一般的なリアリズムにおける問題点を、リベラリズムの観点からどう論破できるかが困ってます。リベラリズムのどれ勉強したらいいのか、わからんと悩んでます。とりあえず、レジーム論とかネオリべラル制度論とかが、書いてある本を斜め読みしてます。

東アジアとかAUとか調べてみます。既存の組織とは重複しつつ相互補完できるのではと考えてます。

皆様アドバイスありがとうございます。本当に感謝してます

実は大学8年生でピンチなんですよ。もうヤバイ・・・
締め切りは1月31日ですが、ちょっと延ばしてもらえそうな気も・・・
進展があれば報告します
卒論終わり無事、卒業がきまりました。

結局、地安理に対するリアリズムからの反論はネオリベラル制度論で反論しました。

先生は時間がないし、まぁしょうがない、といった感じでした。

卒論の流れとしては、

国連(安保理)の問題点
  ↓
地安理の設置
  ↓
理論的裏づけ
  ↓
地安理の効果
  ↓
既存の軍事同盟、地域主義、国連諸組織との関連性について
  ↓
まとめ

みたいな感じになりました。

>>一也さん、にっしーさん、のりさん
アドバイス参考になりました
お陰で卒論も終わり、無事、卒業が決まりました。
本当に感謝してます。ありがとうございました。

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