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フィギュアスケート報道コミュの村上佳菜子

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村上 佳菜子(むらかみ かなこ)

2014年ソチオリンピック日本代表(12位)
2014年四大陸選手権優勝
2010年GPファイナル3位
2013年世界選手権4位
2010年世界ジュニア選手権優勝
2009年JGPファイナル優勝 など。

愛知県名古屋市中区出身。
中京大学附属中京高等学校卒業。
中京大学。
大須のリンクでスケ−トを始めた姉についていき、
3歳からスケ−トを始める。
]趣味は、音楽・ダンス・読書など。

高校に進学した際、同校の先輩である
浅田真央が着ていたブレザーを譲り受け、着用している。

あがり症で、競技の始まる前は胸に手をあて、
祖父から教えられたおまじないをつぶやいている。

山田満知子によると小学6年のころには
3回転アクセルを跳んでいた。
現在はアクセルを除く5種類の3回転ジャンプを
プログラムに用いている。

2008-2009シーズンから国際スケート連盟主催の
ジュニアクラス競技会に参加。
ISUジュニアグランプリシリーズ (JGP) 初出場となる
ジョン・カリー記念で優勝し、ファイナルに進出した。
国内では全日本ジュニア選手権3位となり
全日本選手権に出場。
選手中最年少ながら7位となり新人賞を受賞した。

2009-2010シーズン、JGPトルン杯とクロアチア杯、
全日本ジュニア選手権、ジュニアグランプリファイナルで
それぞれ優勝。
初めて出場したシニアの国際大会・アイスチャレンジでも
優勝を果たす。
全日本選手権では5位入賞。
初出場の世界ジュニア選手権では日本女子シングル選手
6人目の優勝者になった。

コメント(267)

佳菜子仕上がり順調 渾身の舞で初Vへ 「倒れてしまうぐらい猛練習」
(デイリースポーツ 2014年12月27日(土)6時59分配信)

 「フィギュアスケート全日本選手権」(26日、長野市ビッグハット)

 27日にSPが始まる女子は前日練習を行った。悲願の初優勝を狙う村上佳菜子(20)=中京大=は3回転を含む連続ジャンプを決めるなど順調な仕上がりを披露した。

 この大会は2年連続で2位。今大会に懸けている20歳は、大会前の約2週間は「倒れてしまうぐらい猛練習を重ねてきた」という。毎日何度も曲を流し、演技を通し続けた。「あの追い込みがあったからプログラムを通せるようになった」

 今まで背中を追ってきた浅田真央や鈴木明子の姿はリンクにない。25日の練習後には「寂しいなって思いました」と話したが、だからこそ決意は固い。

 重ねてきた練習量に裏付けられた自信が、自然と表情を和らげる。目標は「優勝」。渾身の舞で新女王の座を射止める。
村上佳菜子、女子SPで得点が伸びず「正直びっくりしています」=フィギュア全日本選手権
(スポーツナビ 2014年12月27日(土)18時48分配信)

 フィギュアスケートの全日本選手権は27日、長野・ビッグハットで女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季初優勝を狙う村上佳菜子(中京大)は57.55点と得点を伸ばすことができず、23人終了時点で暫定6位のスタートとなった。

 以下は、演技後の村上のコメント。

「自分の中ではそんなに悪い演技ではなかったと思います。(点数については)正直びっくりしています。言葉が出ない感じです……。終わったばかりでまだ分からないです。6分間練習を滑っているときも『今日はいけるだろうな』と思っていました。手ごたえもありました。(明日は)とにかくパーフェクトにいくしかないなと思っています。

(NHK杯が終わってからは)愛知県大会があったんですけど、そこまではモチベーションが上がらなくて立ち止まっている感じでした。でもそれが終わってからはまたスイッチが入って本当にたくさん練習しましたし、全日本に向けてやってきました。

(先生たちとは話をした?)たぶんスピンだけではないんだろうねという話はしました。3回転+3回転はいけたなと思いましたけど、フリップはちょっとどうかなとは思いました。(気持ちをどう立て直す?)まだ分からないです」
崖っぷちの村上佳菜子「言葉が出ない」
(毎日新聞 2014年12月27日(土)20時37分配信)

 ◇全日本選手権 女子SP(27日)

 女子ショートプログラム(SP)でソチ五輪代表の村上佳菜子(中京大)は9位と出遅れ、崖っぷちに立たされた。すべての要素をミスなくこなしたかに見えたものの、示されたのは57.55という低い得点。「そんなに悪い演技ではなかった。正直びっくりしている。言葉が出ない」と信じられない様子だったが、審判からは冒頭の連続3回転ジャンプ、次の3回転フリップがいずれも回転不足とされ、最初のスピンも基本姿勢を満たしていないと判定されていた。今季はまだ好演技が見せられていないフリーでの立て直しに向けて、「やってきたことをパーフェクトにやるしか今はない」と言葉を絞り出した。
村上まさかの9位「言葉が出ない」 連続3回転、3回転フリップが回転不足の判定
(デイリースポーツ 2014年12月27日(土)21時4分配信)

 「フィギュア全日本選手権、第2日」(27日、長野ビッグハット)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、ソチ五輪代表の村上佳菜子(20)=中京大=は57・55点で9位と出遅れた。

 得点が表示された瞬間、村上の笑顔が凍りついた。演技後は会心の内容に破顔一笑したが、冒頭の連続3回転、続く3回転フリップと回転不足を取られ、中盤のスピンも1つがレベル1と判定された。「正直、びっくり。言葉がでない」と、うつむいた。

 2月のソチ五輪をともに戦った浅田真央が休養、鈴木明子が引退した中、エースの重圧を担う20歳。フリーに向け「やるしかない」と、自分に言い聞かせた。
佳菜子、最後まで納得の演技できず「一から直していきたい」
(サンケイスポーツ 2014年12月28日(日)18時52分配信)

 全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)誰が優勝しても初制覇となる女子フリーで、SP9位と出遅れた村上佳菜子(20)=中京大=が、110・74点をマーク。SPの57・55点と合わせ168・29とした。

 「ちょっと(気持ちが)空っぽになったような大会。すごく追い込んできたので、これぐらいはいくかなというのがあったのを、見事にスパッと切られたかんじ」

 SPに続いて、オペラ座の怪人を演じた。3回転ループで手をつくなど、ミスが所々で目立った。SPでは冒頭の連続3回転トーループだけでなく、続く3回転フリップでも回転不足を取られるなど、最後まで苦戦を強いられた大会になった。

 「回りきれない高さではない。あと少しキュッと締めて(ジャンプを)降りたい。降りる感覚を一から直していきたい」と再出発を誓った。
村上佳菜子、フリーでの巻き返しならず「空っぽになった大会」=フィギュア全日本選手権
(スポーツナビ 2014年12月28日(日)19時7分配信)

 フィギュアスケートの全日本選手権は28日、長野・ビッグハットで女子フリー(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)でまさかの9位に終わった村上佳菜子(中京大)が出場。フリーでの巻き返しを狙ったがクリーンに滑りきることができず110.74点、合計168.29点に終わった。

 以下は、演技後の村上のコメント。

「たくさん練習してきたのに、良い結果が出せなくて悔しいし、空っぽになった大会でした。パーフェクトにできても、たぶんこの調整の仕方ではだめだったのかなと。今日はエキシビションのつもりで演じることを頭に置いていました。 (今日の演技は)後半のジャンプはミスしてしまいましたが、それ以外は感情を入れることもできましたし、すごく落ち着いて滑れていたのでそれは良かったと思います。 (点数は)100点行くか不安だったので、行ったのは良かったですけど、そこを目指しているわけではないのでやはり悔しいです。

(空っぽになったということだが、どこがどう空っぽになった?)練習では今までのスケート人生にないくらい追い込んできたので、これくらいいくかなという気持ちでいたんですけど、見事にスパッと切られた感じがしているんですけど、そんなことを言っている場合じゃないので、直してこいという課題だと思ってやっていきたいです。(昨日は)かなり落ち込んで大変でしたが、棄権する気持ちはまったくなかったです。

(表彰台への気持ちはあった?)パーフェクトにできても、そこまでいけるという自信は昨日でなくなったので、とりあえず自分ができることをやろうと。それで結果がだめでも仕方ないと。(手拍子もあったが)あまり聞こえてなかったです。次のこと、次のことという感じで……。今回は回転が厳しいと言われていますが、できてる人はできてる。自分はこのくらいで大丈夫だろうという気持ちでやってきてしまったので、そこが甘かったと思います。(ジュニアや高校生の選手が台頭してきているが)自分もそのころはこういうふうだったなと。今はそうした勢いがないんですけど、ここを乗り越えたら自分はまた成長できるので、頑張っていきたいです」
村上佳菜子が逆転Vへ向けトップ
(デイリースポーツ 2014年12月28日(日)19時47分配信)

「フィギュアスケート全日本選手権」(28日、長野市ビッグハット)

 女子フリーが行われ、悲願の初優勝を狙う村上佳菜子(中京大)は110・74点をマーク。合計168・29点となり、この時点でトップに立った。

 前日のSPでは57・55点で9位と出遅れた村上。フリーでは1度の転倒はあったものの、3回転ジャンプを連続して決めるなどキレのある演技を見せた。

 しかし逆転Vとはならず、結局は5位に終わった。

 村上は演技後、テレビのインタビューで「終わってしまったなあという気持ちです。(SP後の)昨夜はちょっと大変でしたが、棄権とかはするつもりはないので、やらなきゃという思いでした。(他のソチ五輪出場選手が引退や休養中で)背中を見ながらやってきたので、目標とする人がいない中で、自分自身が頑張らなければと思いました。来シーズンは強くなった姿で戻ってきたいです」と話した。
佳菜子、巻き返し不発で5位も「必ず強くなって戻ってくる」
(スポニチアネックス 2014年12月28日(日)20時5分配信)

 ◇フィギュアスケート全日本選手権 女子フリー(2014年12月28日 長野市ビッグハット)

 前日27日のSP9位スタートから巻き返しを狙った村上佳菜子(20=中京大)だったが、フリー110・74点、合計168・29点で5位に終わった。

 演技を終えた村上は「終わってしまったなという気持ちです」とポツリ。SPでの出遅れが精神的にも響き「なかなか気持ちを切り替えることができなくて、きのうの夜もちょっと大変だった」という。それでも「棄権する気はないので、やるしかないという気持ちでやりました」と振り返ったが、結果はついてこなかった。

 日本の女子フィギュア界を引っ張ってきた浅田真央(24=中京大)が休養中で、昨年覇者の鈴木明子(29)は引退。“新エース”として村上にかかる期待は大きかった全日本選手権だったが「やっぱり背中を見てやってきたので、目標とする人が目の前にいないのがちょっと…。自分自身で頑張らないといけないので、そこが今までと違って苦しい」と村上。「それでもやらなきゃいけないので、来シーズンは必ず強くなって戻ってきたいと思います」と最後は自分を奮い立たせてたいた。
村上佳菜子「空っぽになったような大会」
(毎日新聞 2014年12月28日(日)20時31分配信)

◇全日本選手権 女子フリー(28日)

 SPで9位と出遅れたソチ五輪代表の村上佳菜子(中京大)は、フリーでもジャンプにミスや回転不足があり、またも点数が伸び悩んだ。猛練習の成果が出せず「空っぽになったような大会」と残念がった。SPの後は落ち込んだが、フリーはエキシビションのつもりで心を込めて演じたという。だが精彩を欠き、「(フリーの得点が)100点台に行くかすごく不安だった。超えてうれしかったが、そこを目指しているわけじゃないので悔しい」。

 20歳ながら今季は年下の選手から追い上げられている。「つらいが、乗り越えれば輝ける」と自分に言い聞かせた。
真央&明子不在に村上「今までと違う」 世界選手権代表に選出
(デイリースポーツ 2014年12月28日(日)23時19分配信)

 日本スケート連盟は28日、フィギュアの世界選手権(来年3月25〜28日・上海)の代表に男子の羽生結弦(ANA)や女子の宮原知子(大阪・関大高)を選出した。

 現役引退を表明した町田樹(関大)は代表を辞退し、代わって無良崇人(HIROTA)が選ばれた。

 全日本選手権で5位に沈みながらも選出された村上佳菜子(中京大)は、世界選手権代表の会見で「今回は追う背中がなかった」と振り返った。

 浅田真央や鈴木明子の名を挙げ「そこまで気にしていなかったけど、どこかで“2人がやってるから自分も”ってしていた。今までと違う感覚だったし、雰囲気も違った」と話した。

 しかし「表彰台に乗りたいという気持ちは、今この結果であっても選んでもらった以上変わらない。ジャンプをしっかり見直していきたい」と意気込んだ。
佳菜子「空っぽになった」5位も…ギリギリ世界選手権切符
(スポニチアネックス 2014年12月29日(月)7時1分配信)

 ◇フィギュアスケート全日本選手権最終日 女子フリー(2014年12月28日 長野市ビッグハット)

 SP9位と出遅れた女子の村上はフリーも演技後半のジャンプにミスが相次ぎ、合計168・29点の5位に終わった。

 「凄く悔しい。空っぽになったような大会」と肩を落としていたが、ジュニアの樋口が3位、永井が4位に入ったためギリギリで世界選手権切符を獲得。

 「ジャンプを一番に見直して、ジャンプでミスがないようにしていきたい。(全日本が)こんな結果でも、表彰台に乗りたい」と大舞台を見据えていた。
浅田真央が背負ってきたもの〜パンクした村上佳菜子〜
(サンケイスポーツ 12月29日(月)11時48分配信)

 【Women in Sports】

 フィギュアスケートの全日本選手権が終わった。男子は羽生結弦が3連覇。誰が勝っても初優勝の女子は、宮原知子が逆転で頂点に立った。女子で唯一、五輪への出場経験がある村上佳菜子は、SP9位が響いて5位に沈んだ。

 「真央ちゃん(浅田)やあっこちゃん(鈴木明子)がいなくて…。どこかで2人の背中を見てこうしてるからこうしようとやってきた。目標とする選手がいなかったのが、今までの全日本と違った」。追うべき背中がなかった。浅田は休養、鈴木さんは引退。追う立場だった村上は、今季から追われる立場に変わった。想像以上の重圧。「狂ったように練習してきた」とハードなトレーニングをすることでプレッシャーから逃れようとしたが、最終的には“パンク”。その世界の先頭に立って結果を残すことの難しさに、直面している。

 今の村上に比べ、浅田への国民の期待は比べものにならないものだった。行く先々で「金メダルを取ってください」と声をかけられる。背中を押してくれていた応援が、いつからか重圧へと変わっていく。何をやっても成功してきたノンプレッシャーの中学時代とは違う。勝って当たり前と思われる中で成績を残すのは、想像を超える困難が伴うのである。

 「自分もジュニアのころはそう(イケイケ)だった。今の自分には勢いがない。下から追い上げられるのはすごく辛い」。試合後の村上は思わずため息。今年の女子の全日本は、1、2位が高校生。3位に至っては中学2年の13歳である。もちろん村上自身がジュニア時代、同じように浅田らに急速な勢いで迫っていた。それでも浅田は、それを振り切ってきた。男子で言えば五輪王者の羽生も同じ。全日本で負けるわけにはいかない。腹痛があろうとも、それが負ける理由にはならない。一流の選手とはそういうものである。

 浅田が背負ってきたものの重さ。同じような局面に立っている村上が、ここを乗り越えられるかどうか。壁を越えた先に、本物の強さが待っている。(角かずみ)
村上佳菜子「大丈夫なジャンプ目指す」
(デイリースポーツ 2014年12月29日(月)16時18分配信)

 フィギュアスケート全日本選手権5位も、来年3月の世界選手権代表(中国、上海)に選出された村上佳菜子(20)=中京大=が29日、長野市内で一夜明け取材に応じた。

 全体的にジャンプの判定が厳しかった今大会。村上も「絶対大丈夫と思った」と話していたSPの連続3回転などことごとく回転不足を取られた。ただ、「ジャッジは厳しかったけど、取ってもらえている選手もいる。誰が見ても大丈夫なジャンプを、(世界選手権までの)あと3カ月で目指したい」と、修正に意欲を見せた。

 ソチ五輪もあった2014年を振り返り「自分にとって新たなスケート人生のスタートだったけど、気持ちだけが先にいってしまった。来年はもう1つ落ち着いて、大切にこなせていけたら」と話した。
佳菜子、真央と織田さんの激励メッセージに感動
(サンケイスポーツ 2014年12月29日(月)16時31分配信)

 全日本選手権で5位に沈みながら、来年3月の世界選手権(上海)代表となった女子の村上佳菜子(20)=中京大=が29日、巻き返しを誓った。「この3カ月で一気にできるかわからないけど直していきたい」とジャンプの修正を課題として掲げた。

 27日のショートプログラム(SP)ではまさかの9位に沈み、落ち込んで泣きながら寝た。28日のフリーへ向け、休養中の浅田真央(24)=中京大=や昨季で引退した織田信成さん(27)から激励のメッセージが届き、「こんなに支えてくれる人がいて感動した」という。

 回転不足が相次いだジャンプに、「ジャッジが間違っているわけじゃない。誰が見ても大丈夫というジャンプをすればいい」と復活を期す。
全日本5位の佳菜子「気持ちだけが先走ってしまった」
(スポーツナビ 2014年12月29日(月)17時44分配信)

 フィギュアスケートの全日本選手権で女子5位に終わった村上佳菜子(中京大)が一夜明けた29日、長野・ビッグハットで心境を語った。

 今大会ではショートプログラム(SP)、フリーともに得点を伸ばせず、5年ぶりに表彰台を逃した村上。しかし、初優勝した宮原知子(関西大中・高スケート部)、2位の本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)とともに来年3月の世界選手権(中国・上海)の出場を決めた。村上は「自分のやってきたことを次こそは出したい」と雪辱を誓っていた。

 以下、一夜明け会見での村上のコメント。

「(苦しい2014年だったが)自分にとって新たなスケート人生という感じのスタートだったと思うんですけど、気持ちだけが先走ってしまったというのがあって、もう少し落ち着いて1つ1つをしっかりこなしていけばよかったなと思います。(来季以降の去就について)今はまだ分からなくて、世界選手権(3月、中国・上海)に向けてどうジャンプを修正していこうかということを一番に考えているので、世界選手権が終わった時点で決めると思います。ただ全日本が始まる前よりは『まだやりたい』という気持ちが強くなっています。(来年の目標は)一番大きな試合は世界選手権だと思うので、そこで良い演技をしたいというのと、1回リラックスしたいなという気持ちが強いです。(ソチ)五輪が終わってからずっと休めていなかったので、リラックスして新たにスタートできればいいなと思います。

(回転不足について)気にしていかなければいけないところだと思うので、また1から見直すことはあったと思うんですけど、ここまでシビアにというかとりつかれるというか、そういう感覚で練習していこうという気持ちにはならなかったと思います。『これを直してきなさい』という課題だと思ってやりたいなと思います。(他の大会にないくらい厳しいジャッジだったと思うが、それに合わせてジャンプを変えると不都合が出てきたりしないか?)そのジャッジが間違っているわけではないし、ただ厳しいだけなので、きちんと認定されている選手もいますし、誰が見ても『これは大丈夫』というジャンプにしておけばいいのかなと。(世界選手権までの)この3カ月でどこまでできるのかは分からないですけど、そこを目指して直していかないといけないと思います。

(滑っている感触は)ジャンプは良くなかったんですけど、滑っている感覚としては氷に乗っている感覚はすごくあったので、自分にとってプラスになっているかなと思います。昨日はジャンプ以外は落ち着いて滑れたと思うし、力強く滑れるようになってきたとは思います。ジャンプの感覚を直していけば大丈夫じゃないかなと。

(3人の中で唯一の世界選手権経験者、来季の出場枠取りもかかってくるが)昨日の演技のままだと足を引っ張るだけなので、今はとりあえずジャンプの修正をして、できることをしっかりやれば枠のことには力になれるんじゃないかなと思います。自分のやってきたことを次こそは出したいし。(昨日のファントムは少し怖い感じがしたが)怒ってはいなかったです。逆に悲しんでいました。朝の練習でジャンプを跳べてもだめかもしれないと。1日で直せるものではないし、跳んでいるときにうるっときちゃって。でも演技は力強く滑ろうと心がけてやっていました。怖い感じだとちょっと行き過ぎかなと思いますけど(笑)。そういうふうに思ってもらえたのは進化かなと思います。

(気持ちをどう切り替えた?)SPが終わったあとはもう大変で、次の日できるのかなというくらい落ち込んでいたんですけど、知らないうちに寝ていて、泣きながら寝たみたいな感じでした。朝はまだ引きずっていたんですけど、逃げるという選択は自分の中にはないので思い切ってやりました。(つらいときに支えになっているのは)もちろんママと先生もそうなんですけど、(浅田)真央ちゃんやあっこちゃん(鈴木明子)、織田(信成)君とかが『頑張れ』と言ってくれたし、ファンも『頑張れ』と言ってくれる。こんなにも支えてくれる人がいるんだと感動しました。(浅田さんからはいつ連絡来た?)昨日の朝ですね。織田君も連絡くれたし、あっこちゃんともSPが終わった後ばったり会って、2人で号泣したりとかしてこんなにも思ってもらえて幸せだなと思いました」
佳菜子 真央、織田らの激励に感謝
(デイリースポーツ 2014年12月29日(月)19時52分配信)

 「フィギュアスケート全日本選手権エキシビション」(29日、長野ビッグハット)

 メダリスト・オン・アイスが行われ、女子で5位も、来年3月の世界選手権代表(中国、上海)に選出された村上佳菜子(20)=中京大=が前日までとは変わって、晴れやかな表情で演技を披露した。

 今大会はショートプログラム(SP)での出遅れが響いた村上だったが、この日の演技後のインタビューで、大会中はファンからの声援と共に「真央ちゃん、織田さん、明子ちゃんからも言葉をかけてもらいました」と、現在休養中の浅田真央、引退した織田信成、鈴木明子からも激励の言葉が寄せられたことを明かした。

 村上は苦戦の中で、浅田から「『練習をいっぱいしてきたことは知っているから、神様が見てくれているから大丈夫だよ』と言ってくれました」と励まされたという。
村上が優勝
(時事通信 2015年2月23日(月)15時2分配信)

 フィギュアスケートの世界選手権(3月、中国・上海)女子代表の村上佳菜子(中京大)が、22日までオランダ・ハーグで行われたチャレンジ・カップで合計172.91点を出して優勝した。ショートプログラム(SP)は61.64点、フリーは111.27点でともに1位だった。
 村上はSPで冒頭の連続3回転トーループの2本目が回転不足となり、フリーではループが1回転になるミスが2度あったが、2位以下を得点で引き離した。
佳菜子 新ファントムで勝負挑む フリー曲一部変更
(スポニチアネックス 2015年3月25日(水)7時1分配信)

 ◇フィギュアスケート世界選手権(25日開幕、中国・上海)

 村上が勝負に出た。2月のチャレンジ・カップから、フリー「オペラ座の怪人」の曲の一部を変更。プログラム前半部分をファントムが歌っている曲に変えた。

 これまでもフリーではファントムを演じてきたものの「もっと演じたかった。ファントムを演じることに没頭できる」と説明する。前日(23日)の夜に現地入りし、この日の本番会場での公式練習で2回転半―3回転トーループを軽快に着氷。「体が凄く動いてきた。状態はいい」と笑みを浮かべた。
<世界フィギュア>村上「チャンス無駄にしない」25日開幕
(毎日新聞 2015年3月25日(水)10時39分配信)

 【上海(中国)福田智沙】フィギュアスケートの世界選手権は25日、当地で開幕し、アイスダンスのショートダンスで競技がスタートした。女子の戦いは26日にショートプログラム(SP)、28日にフリーが行われ、日本から出場する3人の中で最年長の村上佳菜子(20)=中京大=が復調を期して臨む。

 村上は2013年のこの大会で4位となったが、昨年は10位と低迷。今季もまだ完璧な演技ができた大会がない。それだけに、5回目の出場となる今回の世界選手権へ懸ける思いは強い。

 今季はSP、フリーとも「オペラ座の怪人」の曲に乗って演じるが、そのうち、まだ納得いく滑りができていないフリーの演技を今季初めごろの構成に戻した。「いいイメージで演技できていた」のが理由だ。最初の立ち位置はこれまでの中央から、審判席から見て左寄りに変えた。編曲も、冒頭の怪人の歌唱曲から仮面舞踏会の場面の曲へとつなげていたところを、今大会では怪人の別の歌唱曲に続くようにした。「(演技を)切り替えるのが大変だった。ファントム(怪人)を演じることに没頭したかった」のが理由だという。

 昨年も含め過去3回優勝の浅田真央が休養。12年銅メダルの鈴木明子さんも引退し、村上は今季、日本女子を引っ張る存在として期待された。だが、グランプリ(GP)シリーズではジャンプにミスが出てファイナル出場を逃し、昨年12月の全日本選手権では多くのジャンプが回転不足と判定されて5位に沈んだ。「目標とする選手がいなかったというか、今までと違う感覚だった」。全日本を終えて世界選手権代表に決まった後に、追う立場から追われる立場となった難しさを吐露した。

 それから3カ月。「全日本で悔しい思いをした。与えられたチャンスを無駄にしない」。今度こそ、ヒロインのクリスティーヌとして舞うSP、怪人がテーマのフリーとも完璧に演じ、一つの作品を完成させたい。
佳菜子、今季ベストでSP4位「気持ち良く滑れた」
(サンケイスポーツ 2015年3月26日(木)17時20分配信)

 世界選手権第2日(26日、上海)笑顔が弾けた。5大会連続の出場となる村上佳菜子(20)=中京大=が、女子ショートプログラム(SP)で今季ベストの65・48点をだし4位につけた。

 「最初から最後まで気持ち良く滑れた。期待していた以上に点数が出てとてもうれしかった」と笑顔。

 得点を待つ『キス・アンド・クライ』では山田満知子コーチ(71)と抱き合って号泣。昨年12月の全日本選手権ではジャンプの回転不足が相次いだが、見事に復活を遂げた。

 「全日本は自分のためのいい経験になった」と振り返る余裕もあった。世界選手権は2年前に4位に入ったが、昨年は過去最低の10位。最多3枠の来季出場枠を確保するため、「少しでも貢献したい」と意地をのぞかせた。フリーも引き続き、『オペラ座の怪人』を演じる。精神的なタフさを身につけ、表彰台を目指す。
佳菜子メダル圏4位 ハイスコアに涙「いい点数でうれしかった」
(スポニチアネックス 2015年3月27日(金)7時1分配信)

 ◇フィギュアスケート世界選手権第2日(2015年3月26日 中国・上海)

 悪夢を払しょくした。5大会連続出場の村上は、65・48点の今季自己ベストでメダルを狙える4位発進。昨年の全日本選手権SPは、ほぼノーミスに見えながら、ジャンプの回転不足が響いて得点が伸びず笑顔から表情が一変した。

 この日も得点が表示される前は「怖い」と漏らしていたが、ハイスコアを見ると山田コーチと抱き合って涙を流した。「ホッとしたのとうれしいのがあふれ出てきた。いい点数で凄くうれしかった」。

 失意の全日本後、完全オフを取って山田コーチと国内の温泉に行ってリフレッシュ。新たな気持ちで大舞台へ調整してきたことが功を奏した。「メダルはもちろん欲しいけど、あまり考えずにやりたい」と無欲でフリーに臨む。
<世界フィギュア>村上、今季課題の回転不足は1度に抑える
(毎日新聞 2015年3月28日(土)19時52分配信)

 【上海(中国)福田智沙】28日に行われたフィギュアスケートの世界選手権第4日、女子フリー。村上佳菜子(中京大)はジャンプにミスが出て、SPの4位から順位を三つ落とした。前半の連続ジャンプは最初の2回転半で着氷が乱れて連続にできず、終盤の3回転サルコウは1回転に。「落ち着いて楽しく滑れたけど、ミスなしでやるのが目標だったので悔しい」と振り返った。

 一方で、課題だったジャンプの回転不足はSP、フリーを通じて1度しかなく、「大量の『く』の字(回転不足を示す成績表のマーク)から逃れられたのは成長したな」と手応えも。今季は不振が続き苦しんだが、「人間的にもスケートでも成長できた。人生においてもいい経験になった」と笑った。
佳菜子、収獲の7位 回転不足減り「成長したと思う」
(スポニチアネックス 2015年3月29日(日)7時1分配信)

 ◇フィギュアスケート世界選手権女子フリー(2015年3月28日 中国・上海)

 5大会連続出場の村上はSP4位発進だったが、フリーで順位を下げて7位に終わった。「凄く落ち着いて滑れた。悔しい思いの方が強いけど、楽しかった」。

 ダブルアクセル―3回転トーループでトーループを付けられず、終盤の3回転サルコーも1回転に。ただ、今季悩まされてきたジャンプの回転不足は1つだけ。回転不足の記号「<」をひらがなの「く」に例え、「大量の“く”の字から逃れられて成長したと思う」と話していた。
佳菜子、真央ら休養で戸惑い「若い子が多いことに違和感」 来季去就は明言せず…
(サンケイスポーツ 2015年3月29日(日)11時41分配信)

 【上海29日】5度目の出場で7位に終わった女子の村上佳菜子(20)=中京大=は、「いまはすっきりしている。弾けて全力で笑いたい。何もかも忘れて楽しめることをしたい」とリラックスした表情を浮かべた。

 昨季で鈴木明子さん(30)が引退し、今季は浅田真央(24)が休養した。公私とも仲がよかった2人から離れ、「大人の人たちが休養や引退をして、自分より若い子が多いことに違和感があった」と環境の変化に戸惑った

 一時は昨季限りでの引退を考えた。昨年12月の全日本選手権はSPでジャンプの回転不足が相次ぎ5位に沈んだ。「もう一年やって挽回したい気持ちで臨んだけど、理想とは異なる形になった」と苦しんだ。

 来季の去就は明言しなかった。「やるかどうかは決めていない。いまはとりあえず休養を取りたい」と話した。
<世界フィギュア>女子最年長の村上佳菜子 見せた涙の底力
(毎日新聞 2015年3月26日(木)20時34分配信)

 ◇演技構成点は5項目とも7点台

 【上海(中国)福田智沙】表情は3カ月前とは全く逆だった。26日行われたフィギュアスケートの世界選手権、女子ショートプログラム(SP)。村上佳菜子(中京大)は今季自己最高の高得点を確認すると山田コーチと抱き合い、うれし涙を流した。「いい点数を出してもらえてホッとしたのと、うれしい気持ちがあふれ出てきた」と笑った。

 「オペラ座の怪人」の曲に乗って冒頭の連続3回転トーループを着氷すると、勢いに乗り「最初から最後まで気持ちを込めて滑ることができた」。演技後は笑顔がはじけ、ガッツポーズを繰り返した。懸念していたジャンプの回転不足はなく、ステップ、スピンもすべて最高のレベル4。演技構成点は5項目とも7点台をそろえた。

 昨年12月の全日本選手権はSPで完璧に演じたつもりが得点は伸びず、ぼうぜん。「演技が良くても点数がすごくダメというのを経験して、トラウマになっていた」。今回は自身の手応え通りの評価を得て、見事に挽回した。

 「すごく苦しいところから思いっきり演技できたのは少し(精神面が)強くなったかな」。日本の女子3人の中で最年長。下の世代の突き上げに遭っていた20歳の底力が見えた。
佳菜子「気持ちを切り替えていきたい」 応援団長に名乗り
(スポニチアネックス 2015年4月1日(水)7時1分配信)

 ◇フィギュア世界国別対抗戦日本代表発表(2015年3月31日)

 つかの間のオフを挟んで、国別対抗戦へ始動する。世界選手権で7位だった村上は「一度リラックスできると思うので、気持ちを切り替えていきたい」と話した。

 同大会は12年大会に1度出場し、フリーでミスするなど6位に終わった。「足を引っ張らないようにしたい。心を一つにして、みんなで頑張れたらいい。ガンガン盛り上げていきたい」と明るい20歳は“応援団長”に名乗りを上げた。
佳菜子、今後の去就に言及「どうするか決めている」
(サンケイスポーツ 2015年4月15日(水)19時33分配信)

 6カ国で争うフィギュアスケート世界国別対抗戦日本代表が15日、東京都内で会見した。3月の世界選手権(上海)7位だった女子の村上佳菜子(20)=中京大=は、「スッキリした気持ちで終われた。帰国後はホッとして、かなりの不調がやってきた」と苦笑いした。

 世界選手権後は今後の去就を明らかにしなかったが、「どうするか決めている。できることをやって、チームを引っ張らないように臨みたい」と話した。

 昨年のソチ五輪は団体戦は出場せず、個人戦のみだった。「応援をしっかりやって、自分の演技に集中したい」と盛り上げ役を買って出た。
村上佳菜子 去就「今後どうするか決めている」
(デイリースポーツ 2015年4月15日(水)20時21分配信)

 フィギュアスケートの国別対抗戦(16〜19日・代々木競技場)の日本代表が出席する前日会見が15日、都内で行われた。

 「スッキリした気持ちで終われた」という3月の世界選手権(中国・上海)後に不調に陥ったという女子の村上佳菜子(20)=中京大=は、「ホッとしたからか、日本に帰ってからかなりの不調。それと戦いながら今を迎えている」と言葉少なだった。

 今後の去就については「自分の中で今後どうするか決めている」としたが、「今は、できることをしっかりやって、足を引っ張らないようにしたい」と話すにとどまった。
進退保留していた村上佳菜子、来季も現役続行を明言
(産経新聞 2015年4月16日(木)5時0分配信)

 フィギュアスケート女子の村上佳菜子(中京大)が15日、来季も現役を続行する意思を表明した。翌日から始まる世界国別対抗戦の記者会見で進退を問われ、「自分の中でどうするか決めている」と発言。その後の取材に対し、「続ける」と明言した。村上は3月の世界選手権で7位に終わり、直後には「来季やるかは決めていない」と進退を保留していた。
村上が現役続行決断「続けます」
(日刊スポーツ 2015年4月16日(木)5時5分配信)

 フィギュアスケート女子でソチ五輪代表の村上佳菜子(20=中京大)が現役続行を決めた。15日、都内で開かれた世界国別対抗戦(16〜19日、代々木第1体育館)に出場する日本代表の記者会見に出席。壇上で「自分でどうするか決めている」と話したが、その後の取材に対して「続けます」と明言した。

 昨季は目標だった五輪の舞台に立った。迎えた今季は「3姉妹」と自分たちで呼ぶほど仲が良かった鈴木明子は引退、浅田真央は休養するなかで、「末妹」の村上にかかる期待の大きさを感じながら、シーズンを過ごしてきた。だが、昨年末の全日本選手権では納得の演技をしながら、ジャンプの回転不足などを取られて9位となるなど、苦難続き。一時は引退も考えたほど悩んだ時期もあった。

 ようやく本人も納得する演技ができたのは先月の世界選手権。メダルには届かなかったが、充実感を漂わせ、直後に「来季やるかは決めていない」と話し、その去就に注目が集まっていた。

 今季最終戦となる世界国別対抗戦では16日にショートプログラム(SP)、18日にフリーを滑る。
村上佳菜子SP5位 現役続行を改めて表明
(デイリースポーツ 2015年4月16日(木)18時49分配信)

 「フィギュア世界国別対抗戦」(16日、国立代々木競技場)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、ソチ五輪代表の村上佳菜子(20)=中京大=は62・39点で5位、世界選手権銀メダリストの宮原知子(17)=大阪・関大高=は60・52点で6位に付けた。

 村上は冒頭の連続3回転ジャンプを決めると、続く3回転フリップは回転不足となったが、その後はほぼノーミス。演技後には大きく口を開けて、笑顔を浮かべた。練習からジャンプの失敗が目立っていただけに「調子が良くなかったけど、ジャンプで失敗しないように思い切りやった。できるだけ足を引っ張らないように」と、充実感を漂わせた。

 この日、一部で現役続行が報じられたが「本当は試合の後に言いたかったので、朝、聞いてビックリ」と苦笑いしつつ、「終わって、先生とママと話して、もうちょっと新しいことを始めて、違う状況でやってみようと思った」と改めて現役続行を明言。コーチや拠点は変えないが、体幹トレーニングなど新たなことにチャレンジしていくという。
村上、引退騒ぎに「驚き」 来季は新しい環境に
(スポーツナビ 2015年4月16日(木)18時57分配信)

 フィギュアスケートの村上佳菜子(中京大)が16日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕した世界国別対抗戦に出場。女子ショートプログラム(SP)は、62.39点で5位に終わった。

 SP後、村上は引退騒ぎに「驚いてしまい、『どうしよう』という感じ」と本人も戸惑った様子だった。しかし、「新しい環境でやってみるのもいいかな」と新シーズンに向けての抱負を語った。

 以下、SP後の村上コメント。

(現役続行を明言してから、初めての演技だったが)本当は試合のあとにこういうインタビューで(現役続行を)言いたかったんですけど、私も(引退かと騒ぎになっていることを聞いて)驚いてしまい、『どうしよう』という感じです(笑)。
 今日はそういうことを考えずに、不調だったので、(チームの)足を引っ張らないようにという気持ちで滑りました。

(現役続行を決心したのはいつ?)先生や母といろいろな話をして、いろいろ新しいことを始めてもうちょっと違う状況でやってみようと。やっぱり心の奥では「やりたい」という気持ちがあったので、新しい環境でやってみるのもいいかなと思ったんです。

(新しい環境というのは?)先生を変えたり、練習の場所を変えたりはしないです。体幹トレーニングだったりとか、ほかのことで変えてみようかなと思っています。

(現役続行ということでファンの方に一言)フフフ、まだフリーもあるので明後日にということでお願いします。
「緊張せずできた」 村上、納得の再出発
(産経新聞 2015年4月16日(木)21時13分配信)

 来季の現役続行を決めた村上が、納得の演技で再出発の第一歩を記した。「1番(滑走)だったので、あまり緊張せずにできた」。SP最終組のトップバッター。満員の場内が刻んだ手拍子での激励に「いつもと違ってうれしかった」と聞き耳を立てる余裕すらあった。序盤の3回転フリップで回転不足を取られたが、最高難度のレベル4の評価を得たスピンやステップを堅実に刻み、巻き起こった大歓声に笑顔で応えてみせた。

 7位に終わった世界選手権(中国・上海)から帰国後は「かなりの不調」に陥り、進退にも悩んだ。母親や山田満知子コーチらと話し合いを重ねる中、「(心の)奥ではやりたい気持ちがあった」と決断。好物を口にする“ご褒美”の期間には3日で見切りをつけて炭水化物の摂取を控えた。新たに体幹トレーニングの導入を決めるなど、来季を見据えながら今大会に臨んでいる。

 18日のフリーは「(SPより)もっと不調」と苦笑する。ただSPをうまくまとめた自信は、復調に向けた好材料だ。「明日1日、何もない。あとはフリーのことだけ考え、少しでも戻せるようにしたい」。20歳の巻き返しはまだ始まったばかりだ。(奥村信哉)
佳菜子、現役続行決断「もう一回やってみよう」
(スポーツ報知 2015年4月17日(金)7時3分配信)

◆フィギュアスケート 世界国別対抗戦第1日(16日、東京・国立代々木競技場)

 男女ショートプログラム(SP)などを行い、男子で初出場の羽生結弦(20)=ANA=が、今季最終戦でシーズンベストの96・27点をマークし、1位発進を決めた。無良崇人(24)=HIROTA=は82・04点で4位。女子の村上佳菜子(20)=中京大=は62・39点で5位、宮原知子(17)=関大高=は60・52点で6位。前回大会の13年は3位だった日本は暫定順位で2位スタートした。

 新たな一歩を踏み出した。7位に終わった3月の世界選手権後に進退で悩んだが「(心の)奥にはやりたい気持ちがある」と現役続行を決意。ミスをジャンプの回転不足ひとつに抑えて「オペラ座の怪人」の歌姫を軽やかに演じた。世界選手権から帰国後、休養中の浅田真央や引退した高橋大輔さんらと沖縄へ旅行しリセットした。20歳は「新しいことをやってみる」と瞳を輝かせた。

村上佳菜子ミス連発で「日本チームにごめんなさい」
(日刊スポーツ 2015年4月18日(土)21時59分配信)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇最終日◇18日◇東京・国立代々木競技場◇女子フリー

 日本チームの最終滑走となった村上佳菜子(20=中京大)は、113・32で6位に終わった。

 前半はコンビネーションジャンプを決めたが、後半は今季不安定だったジャンプでミスを連発。「日本チームにごめんなさいという気持ちでいっぱい」と、女子フリーでロシアに逆転された3位の結果を悔しがった。

 だが世界選手権後に一時は迷っていた現役続行を決断しただけに「来季に向けてのスタートと考えれば、すごくいい終わり方だったと思う。すごく気持ちを込めて滑ることもできたし、表情もつくることができたと思う。自信を持って滑ることができたら、ミスも少なくなると思うので、自信をつけたい」と前を向いた。
佳菜子6位 涙目「ゴメン」も…苦闘のシーズン終え晴れやか
(スポニチアネックス 2015年4月19日(日)7時2分配信)

 ◇フィギュアスケート 世界国別対抗戦最終日(2015年4月18日 東京・国立代々木競技場)

 SP5位の村上はフリーで6位に終わった。演技後は涙目で「ゴメン」と応援席に向かって両手を合わせた。今季は重圧との闘いにも悩んだ。「(浅田ら)追う背中がなくなった分、調整がきつくて、苦しいシーズンだった」という。

 それでも、「人生の中で良い経験になった」と大会前に現役続行を決断。この日は不調の中、今季最後の演技で2回転半―3回転に成功した。苦闘のシーズンを終え、最後は「来季に向けて気持ちいいスタートになった」と晴れやかな表情を見せた。
村上不調6位 「調整難しい」 フィギュア世界国別対抗
(産経新聞 2015年4月19日(日)7時55分配信)

 日本勢のしんがりを務めた村上にとっては、苦しんだ今季を象徴するフリーとなった。後半に予定した3回転フリップが1回転になるなどミスが相次ぎ、SPの順位を下回る6位にとどまった。

 今季は浅田真央が休養し、鈴木明子が引退する中、女子のエース格として期待を集めたが、「追う背中がなくなった分、自分での調整が難しかった」。実績を考慮されて派遣された世界選手権も7位。宮原や本郷ら台頭する10代とは対照的に、「振り返ると涙が出そう」なシーズンだった。それでも苦しんできた2回転半−3回転の連続ジャンプ成功で最低限の手応えは得た。「自信を持って試合に臨めればミスも少なくできる。まずは自信をつけたい」。復活への道筋はすでに描かれている。(奥村信哉)
村上佳菜子「苦しんだ分を取り戻す」
(デイリースポーツ 2015年4月19日(日)23時18分配信)

 「フィギュア世界国別対抗戦・エキシビション」(19日、代々木第一体育館)

 女子で6位に終わった村上佳菜子(中京大)は「世界選手権が終わって(現役を)辞めようと思ったけど、今シーズン苦しんだ分を取り戻したいっていうのが今の目標」と前を向いた。

 現役続行を決意している20歳は、オフシーズンは陸上でのトレーニングで筋力アップを図る考えだ。
村上佳菜子、重圧とともに歩んだ1年
現役続行を決断、心の奥底にあった情熱 <2−1>
(スポーツナビ 2015年4月17日 11:01)

期待された「日本女子の新エース」


村上佳菜子が今季最後の試合となる世界国別対抗戦に出場。自らの重荷を背負って挑んだシーズンを振り返る

 村上佳菜子(中京大)にとって、浅田真央と鈴木明子は憧れであり、目標とする人物である。「真央ちゃんは気持ちの強さがすごい。自分もそういうふうに強くいられたら」「あっこちゃん(鈴木)のような力強いスケート、滑り、表現を私もできたらいいな」。彼女たちの優れた部分を足したスケーターになることが理想なのだという。しかし、その尊敬する2人が今季は表舞台から姿を消した。浅田は休養、鈴木は現役引退という決断を下したからだ。

 バンクーバー、ソチと2回の五輪に出場し、日本女子フィギュアのトップを走っていた彼女たちが抜けるとなれば、おのずと自分に期待されることは分かる。「日本女子の新エース」。シーズン前、何度となくその言葉を聞いた。浅田、鈴木とともにソチ五輪を経験し、世界選手権も4年連続出場(昨季終了時点)と、他の若手に比べれば実績では群を抜いている。「自分が引っ張っていかなければ」。これまで黄金時代が続いていた日本女子フィギュアの灯を消さないためにも、村上は自ら重荷を背負った。

 鈴木はこうした状況を危惧していた。オフに会ったときのことだ。そこには必要以上に自分を奮い立たせている村上がいた。表面上では明るく振舞っていても、言葉の節々から気負いが感じられる。「無理しなければいいけど」。鈴木からしてみれば、村上には“末っ子気質”があるのだという。これまでは前を走ってくれている先輩がいた。そして彼女たちに付いていけば正しい道を進んでいくことができた。しかし、これからは自分自身でその道を作っていかなければならない。

 こうした状況をあらかじめ見越していた鈴木は、村上に以前からこう伝えていた。

「人間って絶対にいつかは上の立場になっていく。それはスケートだけじゃなくてどの社会にいてもそう。佳菜子がずっと一番下ということはないんだよ。だからそれを自覚しなくちゃいけないし、変わるときが来るんだからね」

 今季がまさにその変わるときだった。


NHK杯で犯した痛恨の規定違反


NHK杯のFSではジャンプの規定違反もありまさかの4位。目標だったGPファイナル行きも逃し、失意に沈んだ

 シーズン前半戦は「グランプリ(GP)ファイナル出場」を目標に掲げた。もし達成すればシニアデビューした2010−11シーズン以来、2度目の進出となる。同大会では銅メダルを獲得し、一躍トップスケーターの仲間入りを果たした。その再現ができれば、“新エース”としての面目を保てる。

 シリーズ初戦となった中国杯はロシア勢(エリザベータ・トゥクタミシェワ、ユリア・リプニツカヤ)の牙城を崩せず3位。それでも11月末のNHK杯で優勝すればGPファイナルへの道は開ける。そう希望を持って大会に臨んだ。

 初日のショートプログラム(SP)は納得の出来だった。3位スタートだったものの、スタンディングオベーションが起こるほどの演技に思わずガッツポーズを作った。

「自己採点は80点。緊張はしましたが、目立ったミスもなく、気持ち良く滑ることができました」

 だが一転、翌日のフリースケーティング(FS)では大きな失望を味わう。今季のルール改正で「あらゆる2回転ジャンプも2度まで」という規定が取り入れられた。もちろんそれは理解していた。しかし、演技中盤の3回転ループが2回転になってしまうと、後半に予定していた3回転サルコウ+2回転ループ+2回転ループの連続ジャンプでうまく対応できず、2回転ループが計3回となる規定違反を犯してしまった。本来であれば約10点を獲得できる連続ジャンプがまさかの0点。この痛すぎる失点により、GPファイナルはおろか、SPから順位を1つ落とし、村上は4位で大会を終えることになった。

「今まではGPファイナルに『行ければいいな』とか『行けなくてもいいや』というような感じだったんですけど、今回は本当に行きたかったのですごく悔しいです。でもこの悔しさが次につながると信じているので、全日本選手権ではちゃんとやりたいと思います」

<下文へつづく>
<上文のつづき>

村上佳菜子、重圧とともに歩んだ1年
現役続行を決断、心の奥底にあった情熱 <2−2>
(スポーツナビ 2015年4月17日 11:01)

全日本選手権の惨敗で「空っぽになった」


惨敗した全日本選手権で痛感したのは、浅田・鈴木の存在の大きさだった

 今季シニアデビューの本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)がいきなりGPファイナルに出場。昨シーズン、ソチ五輪出場を争った宮原知子(関大中・高スケート部)もGPシリーズ2戦連続3位と、気がつけば10代の選手たちに先を越されていた。のしかかる重圧と焦り。それでも年末に行われる全日本選手権は、村上にとって相性の良い大会だ。ここ4シーズン連続で表彰台(3位2回、2位2回)に上がっており、それを考えれば初優勝も十分に期待できる。

 だが待っていたのは、またしても悲しい結末だった。SPではジャンプでことごとく回転不足をとられ、まさかの9位発進。自身としては悪くない演技だっただけに言葉が出なかった。気落ちしたFSでもミスが頻発し、5位に浮上するのが精いっぱいだった。あふれ出る涙。消え入りそうな声を必死に振り絞った。

「空っぽになった大会でした。練習では今までのスケート人生にないくらい追い込んできたので、これくらいいくかなという気持ちでいたんですけど、見事にスパッと切られた感じがしています」

 全日本選手権で痛感したのは、浅田と鈴木の存在の大きさだった。

「真央ちゃんやあっこちゃんがいないことで、今回は追う背中がなかった。自分ではそこまで気にしていなかったんですけど、たぶんどこかでいつも背中を見て、2人がこうしているから自分もこうしなきゃと思っていたので、目標の選手がいなかったというか、そういう部分で今までと違う全日本選手権でした」

 新女王には宮原が輝き、当時13歳の新星・樋口新葉(日本橋女学館)が3位で表彰台に上った。「日本女子、新時代の到来」。そんな言葉が喧伝された。覚えたのは疎外感だ。5年連続で世界選手権の代表には選ばれたものの、心の底から笑うことはできなかった。


現役続行を決断した理由


世界国別対抗戦のSPでは、不調ながらもまとめて5位に。観客からは温かい拍手が送られた

 世界国別対抗戦の前日会見(4月15日)で発した言葉は、思いも寄らぬ形で受け止められた。「去就はもう決めています」。多くの人がこの発言を「引退か」と解釈してしまった。その後、慌てて現役続行を明言したが、そういう捉え方をされたことに驚いた。昨シーズン中にも1度は引退を考えていた。その“前科”に加え、今季の成績も影響しているのだろう。世界選手権もSPで4位と好スタートを切りながら、最終的には7位に落ちた。今季、村上の苦渋に満ちた表情を何度も見た人にとっては、「引退」という結論の方がしっくりくるというところか。

 現役続行は山田満知子コーチや母親と話し合って決めた。「やっぱり心の奥底では『やりたい』という気持ちがあったんです」。自身ととことん向き合って気づいた偽らざる本心。悔しさを何度味わっても、厳しい練習で涙をたくさん流しても、フィギュアスケートが好きだという思いに変わりはない。競技に対する情熱もある。

 鈴木は2月の取材時、慈愛に満ちたエールを送っていた。

「今はいろいろ変わっているときなので、佳菜子にとってはつらい時期だと思いますけど、こうした経験が必ず彼女を大きくすると思っています。そしてそれがスケートに生きてくるので、これからも見守っていきたいですね」

 世界国別対抗戦のSPでは、不調だと言いながらも無難に演技をまとめ、5位につけた。詰めかけた9082人の観客からは温かい拍手を受けた。その声援が競技を続ける原動力になる。もうすぐ重圧とともに歩んだ村上の1年が終わる。「来季に向けて体幹トレーニングを変えてみたり、いろいろ新しいことを始めてみようと思っています」。まだ見ぬ強い自分と出会うために。今後は自らが定めた針路を進んでいく。

(取材・文:大橋護良/スポーツナビ)

<終>

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