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経済読書会−東京経済政策研究会コミュの投資勉強会(第2回)活動報告

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テーマ:短期の投資戦略と、不動産投資

課題図書:自分に合った 資産運用・投資術:神樹 兵輔』


参加人数:6人
主な参加者属性、職業:国家公務員、ウェブ会社経営、製造業勤務、保険業、etc
流れ:
・発表担当者の三四郎から、課題図書のポイント、投資をすることの意味、三四郎自身の投資戦略など解説。
・その後、各参加者が簡単に自己紹介。
・各自の投資戦略や注目している投資商品について自由討論。

議論:
1.金融投資を行うことの意義
・投資を「資産の保全」とする意見と、「積極的な資産増加に生かす」とする意見が双方あったが、今回の参加者は30歳前後と比較的若く「資産保全」を目的とするほど多くの資産を有していないため、積極的な運用によって資産額を増やそうとする考えが太宗を占めた。
・投資をしないということは、すべての資産を円で持つことを意味する。外貨建て資産に投資をすることは、将来のインフレリスクに備えてリスクヘッジをするという意味でも重要。

2.今後1〜2年の日本・世界経済の先行きのシナリオについて

・長期的には日本は円安になるということで概ね意見が一致。今年、来年の早い段階で円安になるかどうかの判断が今年の投資のカギ。
・ユーロの不安状態を(国債の返還期限)などを考えると、必ずしも円安がすぐに訪れない可能性がある。
・海外の投資先については、新興国に投資すべきとの意見と、先進国に投資すべきとの意見が対立。
・原油価格については、上昇が始まっているもののリーマンショック前に比べれば依然低い水準であるため、まだ伸びしろがあるのではないかとの意見で一致。
・日本経済についても、今後1〜2年の短期では「買い」ではないかとの意見があった。

3.不動産は購入すべきか(所有vs賃貸)
・不動産の購入はリスクが大きいとの意見が多数。ずっと賃貸でいくべきとの意見が太宗を占めた。
・一方で、Jリートについては、日銀の買入れ表明により価格上昇期待が形成されているため、魅力的な投資対象との意見があった。
・仮に不動産を購入する場合は、減価償却が激しい新築ではなく、価値の目減り速度が小さい中古マンションがお勧め。国(国交省)も中古住宅市場の育成に力を入れ始めている。

4.今後1年間で「買い」と考えられる金融商品。また、その理由
・短期投資では、国内のWEB2.0関連の成長株から選りすぐりのものを選ぶ方がよい。実際に、greeなどの株が、ここ1年程度で数倍になっている。
・米国のハイイールド債がお勧め。利回りは10%を超える。

・BRICSなどの新興国の投資がよいという意見もあり。特に、直接新興国に投資をするのではなく、キャタピラーや、ユニチャームなど、新興国で大きくマーケットを伸ばしているグローバル企業の株を買う方が安定性がありお勧めという意見がでた。
・三四郎が豪ドルFXのレバレッジを20倍としていることについては、ハイリスク過ぎるとの意見が太宗を占めた。

講評:
 今回の参加者は、ほぼ全員が投資の経験者であったため、かなり具体的な議論となりました。保有資産額の小さい20代〜30代前半の人々が、将来投資収益によってある程度の所得を得ていこうとするならば、ある程度のリスクをとって元本の額を増やしていく必要があります。今回の勉強会の参加者も基本的にはそのように考えていたのが印象的でした。
 一つ確実に言えることは、投資については少しでもたくさん情報を有している方が、勝つ確率が高くなるということです。ここがギャンブルと違う点です。今後1〜2年間の短期の投資戦略で勝とうとするならば、今後1〜2年間で日本経済、世界経済がどのように推移するのかについて、情報収集あるいは勉強を重ね、その予測の確度を高めていく必要があります。それは、裏を返せば、日本経済や世界経済をより深く理解することとも言えます。
 今回の勉強会では、私自身の短期の投資戦略を開陳させていただきました。私の投資戦略の詳細については、レジュメをご覧いただければと思いますが、?日本経済・世界経済の緩やかな回復、?緩やかな原油価格の上昇と円安、?国内の住宅市場の回復、という3つのシナリオを想定して、このシナリオが実現した場合には確実に儲けられるポートフォリオとしています。逆にいえば、このシナリオが崩れたとき、私は損失を蒙ることになります。この勉強会は、とりあえず今年の秋頃まで続ける予定ですが、適宜、私の投資成績について報告をさせていただきますので、実際に投資を行われている方におかれましては、ご参考にしていただければと思います。
(三四郎)

今回も、前回に引き続きざっくばらんに参加者の投資感やお勧めの金融商品などの情報交換を行いました。毎回、驚かされるのは、参加者それぞれで全くといっていいほど相場の張り方が異なるということでしょうか。自分が全く考えても居なかったようなスタンスで投資している方もおり、大変勉強になります。
今回参加した皆さんの意見としては、現在の円高傾向は長くは続かないということです。この点については私も大変興味を持っており、ウォッチしていきたいと考えています。
(aryu)

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