考古学に興味はおありでしょうか？
本日、宇治駅近くで現地説明会がありましたので紹介いたします。
宇治市街遺跡（戸ノ内２２−１）
本日１３：００〜１５：００現地において説明会が開催されました。
宇治市街遺跡は中宇治地区にある古墳時代から江戸時代に至る集落遺跡。
今回の調査はグループホーム建設に伴い、ＪＲ宇治駅から北側ロータリーを隔てたところ、２２年３月１８日から昨日１６日までの短期間に実施されました。調査面積は約２８０?でした。
調査地東側で幅２．１ｍの細長い建物（廊）跡が出土したほか、廊に沿う形で遣水（やりみず）
（幅１．５ｍ）跡があり、北側の池跡につながっていた。池と建物、遣水が同時に出土したのは、宇治市街遺跡では初めです。
発掘では地表から３０〜８０ｃｍ程度の土砂を取り除くと平安時代の地表が確認でき、当時の柱跡、溝跡、庭園跡、井戸跡などが見つかりました。
他の時代の重なりは少なく、平安時代後期の貴族邸宅の一部が明瞭に発見されました。
池は平等院の阿字池と同じ小石を敷き詰める技法で造られていました。
平安期の貴族邸宅に用いられた寝殿造の構造と合致し、池底にあった土師（はじ）器から11世紀半ばに建てられ、約１００年間使われた遺跡と判断されました。
平安京内では寝殿の南側に庭や池を配置するのが基本ですが、今回の遺跡は北側に庭と池跡がありました。
別業地だった宇治は平安京の規範から自由で、北には巨椋池や遠く比叡山・愛宕山を望む庭園の景観美を優先した結果と考えられます。
宇治には藤原氏一門が多くの邸宅を建てるようになり、宇治殿、池殿、小川殿、小松殿、西殿、泉殿などの記録があります。今回の邸宅がこれらのどれに当たるかは分かりませんが、宇治の広い範囲に多くの貴族の別業邸宅が建てられていたことは間違いありません。
写真は発掘現場の作業 ２枚目は発掘現場の東側 ３枚目は寝殿造りの邸宅の廊とその柱跡、手前の大きな穴は井戸跡です。
本日、宇治駅近くで現地説明会がありましたので紹介いたします。
宇治市街遺跡（戸ノ内２２−１）
本日１３：００〜１５：００現地において説明会が開催されました。
宇治市街遺跡は中宇治地区にある古墳時代から江戸時代に至る集落遺跡。
今回の調査はグループホーム建設に伴い、ＪＲ宇治駅から北側ロータリーを隔てたところ、２２年３月１８日から昨日１６日までの短期間に実施されました。調査面積は約２８０?でした。
調査地東側で幅２．１ｍの細長い建物（廊）跡が出土したほか、廊に沿う形で遣水（やりみず）
（幅１．５ｍ）跡があり、北側の池跡につながっていた。池と建物、遣水が同時に出土したのは、宇治市街遺跡では初めです。
発掘では地表から３０〜８０ｃｍ程度の土砂を取り除くと平安時代の地表が確認でき、当時の柱跡、溝跡、庭園跡、井戸跡などが見つかりました。
他の時代の重なりは少なく、平安時代後期の貴族邸宅の一部が明瞭に発見されました。
池は平等院の阿字池と同じ小石を敷き詰める技法で造られていました。
平安期の貴族邸宅に用いられた寝殿造の構造と合致し、池底にあった土師（はじ）器から11世紀半ばに建てられ、約１００年間使われた遺跡と判断されました。
平安京内では寝殿の南側に庭や池を配置するのが基本ですが、今回の遺跡は北側に庭と池跡がありました。
別業地だった宇治は平安京の規範から自由で、北には巨椋池や遠く比叡山・愛宕山を望む庭園の景観美を優先した結果と考えられます。
宇治には藤原氏一門が多くの邸宅を建てるようになり、宇治殿、池殿、小川殿、小松殿、西殿、泉殿などの記録があります。今回の邸宅がこれらのどれに当たるかは分かりませんが、宇治の広い範囲に多くの貴族の別業邸宅が建てられていたことは間違いありません。
写真は発掘現場の作業 ２枚目は発掘現場の東側 ３枚目は寝殿造りの邸宅の廊とその柱跡、手前の大きな穴は井戸跡です。
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コメント(94)
財団法人京都市埋蔵文化財研究所 からの情報です。
平成 24年度文化財講演会「三条せと物や町出土の茶陶』開催のお知らせ
各位
日頃は、当研究所の事業につきまして御理解、御協力を賜り誠
にありがとうございます。当研究所では普及啓発事業の一環とし
て毎秋、文化財講演会を実施してまいりました。
今年度も下記の要項で文化財講演会を実施いたしますので、
多くの方に御参加いただけますよう、御案内申し上げます。
記
講演会名：『三条せと物や町出土の茶陶』
日 時：平成24年11月10日（土） 午後1時から4時30分
場 所：京都アスニー4階ホール（京都市中京区丸太町通七本松西入）
講 演 者：村井康彦（京都市芸術文化協会理事長）
赤沼多佳（今日庵茶道資料館学芸顧問）
平尾政幸（京都市埋蔵文化財研究所）
尾野善裕（京都国立博物館工芸室長）
定 員：400名（申込不要 当日先着順 受付午後０時30分開始）
交 通：＊京都市バス 15・93・202・204号系統
丸太町七本松下車北側すぐ
＊京都市バス 6・46・55・61・62・63・65・201・206号系統
千本丸太町下車西へ徒歩400m
問 合 せ：財団法人京都市埋蔵文化財研究所 TEL（075）415-0521
なお、詳細は
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
平成 24年度文化財講演会「三条せと物や町出土の茶陶』開催のお知らせ
各位
日頃は、当研究所の事業につきまして御理解、御協力を賜り誠
にありがとうございます。当研究所では普及啓発事業の一環とし
て毎秋、文化財講演会を実施してまいりました。
今年度も下記の要項で文化財講演会を実施いたしますので、
多くの方に御参加いただけますよう、御案内申し上げます。
記
講演会名：『三条せと物や町出土の茶陶』
日 時：平成24年11月10日（土） 午後1時から4時30分
場 所：京都アスニー4階ホール（京都市中京区丸太町通七本松西入）
講 演 者：村井康彦（京都市芸術文化協会理事長）
赤沼多佳（今日庵茶道資料館学芸顧問）
平尾政幸（京都市埋蔵文化財研究所）
尾野善裕（京都国立博物館工芸室長）
定 員：400名（申込不要 当日先着順 受付午後０時30分開始）
交 通：＊京都市バス 15・93・202・204号系統
丸太町七本松下車北側すぐ
＊京都市バス 6・46・55・61・62・63・65・201・206号系統
千本丸太町下車西へ徒歩400m
問 合 せ：財団法人京都市埋蔵文化財研究所 TEL（075）415-0521
なお、詳細は
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
今年、６月２１日のこと、新聞各紙に以下のような記事が載ってました。
『長岡京市の宇津久志（うつくし）１号墳（５世紀前半）の副葬品として出土していた重層ガラス玉が、１〜４世紀の帝政ローマ時代に領内の黒海の周辺地域などで製造されたローマガラスと同成分だったことが判明し、奈良文化財研究所と長岡京市埋蔵文化財センターが２１日、発表した。国内で出土した重層ガラス玉のうち、ローマガラスの成分が科学的に特定されたのは初めて。当時の交易ルートを解明する上で貴重な資料になりそうだ。
奈文研の田村朋美研究員は「さまざまなガラスの分析結果と比較すれば、陸のシルクロードではなく、海路で伝わった可能性も出てくるかもしれない」と話している。
調査したのは、一辺約７メートルの方墳である宇津久志１号墳で昭和６３年に出土した重層ガラス玉３点（直径約５ミリ）。いずれも黄色っぽく、重層ガラスとしては国内最古級という。同センターから依頼を受けた奈文研が昨年度、蛍光Ｘ線調査で成分を分析した。』
このローマガラスが長岡京市埋蔵文化財センター（同市奥海印寺東条）で、特別企画展「玉・古墳時代の装飾品」に出展されています。
重層ガラス玉というのは金箔が挟まっているからこの名前がついています。
他に環状ガラス玉、小玉、管玉など同古墳で発見された多くの副葬品も併せて公開されています。
３０日までで入館無料ですよ。
『長岡京市の宇津久志（うつくし）１号墳（５世紀前半）の副葬品として出土していた重層ガラス玉が、１〜４世紀の帝政ローマ時代に領内の黒海の周辺地域などで製造されたローマガラスと同成分だったことが判明し、奈良文化財研究所と長岡京市埋蔵文化財センターが２１日、発表した。国内で出土した重層ガラス玉のうち、ローマガラスの成分が科学的に特定されたのは初めて。当時の交易ルートを解明する上で貴重な資料になりそうだ。
奈文研の田村朋美研究員は「さまざまなガラスの分析結果と比較すれば、陸のシルクロードではなく、海路で伝わった可能性も出てくるかもしれない」と話している。
調査したのは、一辺約７メートルの方墳である宇津久志１号墳で昭和６３年に出土した重層ガラス玉３点（直径約５ミリ）。いずれも黄色っぽく、重層ガラスとしては国内最古級という。同センターから依頼を受けた奈文研が昨年度、蛍光Ｘ線調査で成分を分析した。』
このローマガラスが長岡京市埋蔵文化財センター（同市奥海印寺東条）で、特別企画展「玉・古墳時代の装飾品」に出展されています。
重層ガラス玉というのは金箔が挟まっているからこの名前がついています。
他に環状ガラス玉、小玉、管玉など同古墳で発見された多くの副葬品も併せて公開されています。
３０日までで入館無料ですよ。
>51,52 聚楽第発掘の続き
豊臣秀吉が建てた聚楽第（じゅらくだい）跡地から、これまで破壊されたと思われていた石垣がきれいな状態で見つかりました。
聚楽第は秀吉が１５８６年に造営を開始し、翌年に完成。
１５８８年に後陽成天皇を迎えたところです。
１５９１年に甥の秀次に関白の職とともに譲り渡したが、嫡男・秀頼が誕生すると、秀次に謀反の疑いをかけて切腹させました。
１５９５年に徹底的に破壊し、築城から８年消滅しました。
前回10月7日の発掘現地説明会の時には石垣は花崗岩が２段に積まれており、高さは約８０ｃｍ、一つの石の高さと幅は４０〜５０ｃｍで、全部で６列、２．５ｍだけでした。
今回の発掘で見つかった石垣は自然石の花崗岩を積み上げる「野面積（のづらづみ）」で、東西方向に３０ｍ、最も高い所は約２．３ｍです。
一つの石の大きさは１辺約０．４〜１．５ｍで、前回に比べて随分大きなものです。
京都府埋蔵文化財調査研究センターによれば、当時、城郭の門に接する石垣には、見栄えを意識して巨石を用いる例があり、近くに本丸正面の門があったと推定しています。
また、石垣の傾斜は約５５度と緩やかで、直角に近いとされる戦闘用の城郭とは異なり、石垣の勾配を美しく見せようとした秀吉の意志もうかがえるとしています。
現地説明会は以下の通りです。
日時 ： 平成24年12月24日（月、振替休日）
午前10時から午後３時まで（随時）
場所 ： 聚楽第跡（京都市上京区上長者町裏門東入る須浜町）の発掘調査地
豊臣秀吉が建てた聚楽第（じゅらくだい）跡地から、これまで破壊されたと思われていた石垣がきれいな状態で見つかりました。
聚楽第は秀吉が１５８６年に造営を開始し、翌年に完成。
１５８８年に後陽成天皇を迎えたところです。
１５９１年に甥の秀次に関白の職とともに譲り渡したが、嫡男・秀頼が誕生すると、秀次に謀反の疑いをかけて切腹させました。
１５９５年に徹底的に破壊し、築城から８年消滅しました。
前回10月7日の発掘現地説明会の時には石垣は花崗岩が２段に積まれており、高さは約８０ｃｍ、一つの石の高さと幅は４０〜５０ｃｍで、全部で６列、２．５ｍだけでした。
今回の発掘で見つかった石垣は自然石の花崗岩を積み上げる「野面積（のづらづみ）」で、東西方向に３０ｍ、最も高い所は約２．３ｍです。
一つの石の大きさは１辺約０．４〜１．５ｍで、前回に比べて随分大きなものです。
京都府埋蔵文化財調査研究センターによれば、当時、城郭の門に接する石垣には、見栄えを意識して巨石を用いる例があり、近くに本丸正面の門があったと推定しています。
また、石垣の傾斜は約５５度と緩やかで、直角に近いとされる戦闘用の城郭とは異なり、石垣の勾配を美しく見せようとした秀吉の意志もうかがえるとしています。
現地説明会は以下の通りです。
日時 ： 平成24年12月24日（月、振替休日）
午前10時から午後３時まで（随時）
場所 ： 聚楽第跡（京都市上京区上長者町裏門東入る須浜町）の発掘調査地
>57 聚楽第
本日2012年12月24日、現地説明会に行ってきました。
京都市上京区智恵光院通上長者町上ル東側の京都府警本部西陣待機宿舎工事に伴う発掘調査が終盤を迎えてきました。
この調査は秀吉が造った聚楽第という城の調査です。
「第」とは「りっぱな屋敷、邸宅」のことです。
つまり、関白となった秀吉が京都の公邸として構えた城郭式大邸宅だったのです。
ウィキペディアによると
『聚楽第の周辺地域には、秀吉麾下（きか）の大名屋敷を配置し、その範囲は、北は元誓願寺通、南は丸太町通、東は堀川通、西は浄福寺通で囲まれた地域であったと推測されている。
大名屋敷のほかに、側近である千利休の屋敷もあった。
聚楽第の本丸は、現在の一条通（北堀）、大宮通（東堀）、下長者町通の少し北（南堀）、裏門通（西堀）にあった堀に四周を囲まれていたとされる。
聚楽第は関白になった豊臣秀吉の政庁兼邸宅として1586年（天正14年）2月に着工され、翌1587年（天正15年）9月に完成した。
九州征伐を終えた秀吉が大坂より移り、ここで政務をみた。1588年5月9日（旧暦天正16年4月14日）には後陽成天皇の行幸を迎えてこれを饗応している。
また天正少年使節や徳川家康の謁見もここで行われた。
1591年（天正19年）12月に秀吉が豊臣氏氏長者・家督および関白職を甥（姉・日秀の子、当時23歳）豊臣秀次に譲ったあとは、聚楽第は秀次の邸宅となった。
翌、1592年（天正20年）1月には再度後陽成天皇の行幸を迎えている。短期間に同じ聚楽第に2度も行幸が行われたのは日本史上稀有なことである。
しかし、秀吉は1595年（文禄4年）7月に秀次を和歌山県の高野山（こうやさん）に追放して切腹させ、秀次の居城であった聚楽第も翌8月以降、徹底的に破却（取り壊すこと）した。
聚楽第の建造物の多くは伏見城内へ移築されたらしいが、なお、西本願寺の飛雲閣、大徳寺の唐門、妙覚寺の大門、妙心寺播桃院玄関など、聚楽第から移築されたという伝承がある建造物も少なくないが、いずれも伝承の域を出ず、いまのところ研究者の間で聚楽第の遺構と確認された建造物はない。
廃却後、聚楽第に住んでいた住民は伏見の聚楽第町に集団で移り住み、現在も京都市伏見区の聚楽町として町名を残している。』
ということで、石垣も壊され、伏見城や大坂城、あるいは二条城に再利用されたとされています。
ところが徹底的に破却されたとされていましたが、現在このような形で石垣の一部が出土してきたのです。
今回の発掘では本丸南辺の東西３２ｍの石垣が検出されました。（危険回避のため２ｍは埋め戻されています）
一辺0.7ｍ〜1ｍの自然石（大部分は花崗岩）で、高さは３〜４段が検出されました。
残存高は最大で2.3ｍでしたが、実際の高さを知る手だてはありません。
この時代の城郭の石垣では、使えるものは何でも使えということで、古墳の石棺や石仏だって使うことがありましたが（安土城では石段に石仏がいくつも使われています）、聚楽第ではその形跡は発見されていません。
石材とその内側の土の間には裏込めとして「栗石」が充填されています。
豊臣政権における五奉行の1人前田玄以（まえだげんい）が書いた文章に「鴨川の河原の栗石を聚楽第に届けよ」という命令書があります。
石垣の石材は東に向かって大型化する傾向があります。
これから調査地点の東側に大手口（門）があったことが推測できそうですね。
それから、発掘された瓦には金箔が施されています。
屋根の上面は瓦色（灰色）でありましたが、周囲は金色に輝いていたことでしょう。
秀吉の財と権力があればこそ建てられた城だったのでしょうね。
本日2012年12月24日、現地説明会に行ってきました。
京都市上京区智恵光院通上長者町上ル東側の京都府警本部西陣待機宿舎工事に伴う発掘調査が終盤を迎えてきました。
この調査は秀吉が造った聚楽第という城の調査です。
「第」とは「りっぱな屋敷、邸宅」のことです。
つまり、関白となった秀吉が京都の公邸として構えた城郭式大邸宅だったのです。
ウィキペディアによると
『聚楽第の周辺地域には、秀吉麾下（きか）の大名屋敷を配置し、その範囲は、北は元誓願寺通、南は丸太町通、東は堀川通、西は浄福寺通で囲まれた地域であったと推測されている。
大名屋敷のほかに、側近である千利休の屋敷もあった。
聚楽第の本丸は、現在の一条通（北堀）、大宮通（東堀）、下長者町通の少し北（南堀）、裏門通（西堀）にあった堀に四周を囲まれていたとされる。
聚楽第は関白になった豊臣秀吉の政庁兼邸宅として1586年（天正14年）2月に着工され、翌1587年（天正15年）9月に完成した。
九州征伐を終えた秀吉が大坂より移り、ここで政務をみた。1588年5月9日（旧暦天正16年4月14日）には後陽成天皇の行幸を迎えてこれを饗応している。
また天正少年使節や徳川家康の謁見もここで行われた。
1591年（天正19年）12月に秀吉が豊臣氏氏長者・家督および関白職を甥（姉・日秀の子、当時23歳）豊臣秀次に譲ったあとは、聚楽第は秀次の邸宅となった。
翌、1592年（天正20年）1月には再度後陽成天皇の行幸を迎えている。短期間に同じ聚楽第に2度も行幸が行われたのは日本史上稀有なことである。
しかし、秀吉は1595年（文禄4年）7月に秀次を和歌山県の高野山（こうやさん）に追放して切腹させ、秀次の居城であった聚楽第も翌8月以降、徹底的に破却（取り壊すこと）した。
聚楽第の建造物の多くは伏見城内へ移築されたらしいが、なお、西本願寺の飛雲閣、大徳寺の唐門、妙覚寺の大門、妙心寺播桃院玄関など、聚楽第から移築されたという伝承がある建造物も少なくないが、いずれも伝承の域を出ず、いまのところ研究者の間で聚楽第の遺構と確認された建造物はない。
廃却後、聚楽第に住んでいた住民は伏見の聚楽第町に集団で移り住み、現在も京都市伏見区の聚楽町として町名を残している。』
ということで、石垣も壊され、伏見城や大坂城、あるいは二条城に再利用されたとされています。
ところが徹底的に破却されたとされていましたが、現在このような形で石垣の一部が出土してきたのです。
今回の発掘では本丸南辺の東西３２ｍの石垣が検出されました。（危険回避のため２ｍは埋め戻されています）
一辺0.7ｍ〜1ｍの自然石（大部分は花崗岩）で、高さは３〜４段が検出されました。
残存高は最大で2.3ｍでしたが、実際の高さを知る手だてはありません。
この時代の城郭の石垣では、使えるものは何でも使えということで、古墳の石棺や石仏だって使うことがありましたが（安土城では石段に石仏がいくつも使われています）、聚楽第ではその形跡は発見されていません。
石材とその内側の土の間には裏込めとして「栗石」が充填されています。
豊臣政権における五奉行の1人前田玄以（まえだげんい）が書いた文章に「鴨川の河原の栗石を聚楽第に届けよ」という命令書があります。
石垣の石材は東に向かって大型化する傾向があります。
これから調査地点の東側に大手口（門）があったことが推測できそうですね。
それから、発掘された瓦には金箔が施されています。
屋根の上面は瓦色（灰色）でありましたが、周囲は金色に輝いていたことでしょう。
秀吉の財と権力があればこそ建てられた城だったのでしょうね。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館からのメールです。
『京都市考古資料館では、平成24年度後期特別展『伏見人形』を平成25年２月９日（土）より開催いたしますので、お知らせいたします。
京都の伝統産業の一つである伏見人形の生産と普及の様子を広く皆様に知っていただくため、伏見稲荷大社北側の発掘調査で大量に出土した多彩な形の土型とそれを用いて製作した伏見人形、市内各地からの調査出土品や伏見人形の習俗に関わる絵画等を紹介いたします。
展示品は発掘調査で出土した伏見人形や土型・原型、伏見人形窯元の丹嘉さん所蔵の原型や製品の展示も行います。
展示数は約1,000点を数えます。
ご期待下さい。
なお、詳細はhttp://www.kyoto-arc.or.jp/よりご確認下さい。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館
『京都市考古資料館では、平成24年度後期特別展『伏見人形』を平成25年２月９日（土）より開催いたしますので、お知らせいたします。
京都の伝統産業の一つである伏見人形の生産と普及の様子を広く皆様に知っていただくため、伏見稲荷大社北側の発掘調査で大量に出土した多彩な形の土型とそれを用いて製作した伏見人形、市内各地からの調査出土品や伏見人形の習俗に関わる絵画等を紹介いたします。
展示品は発掘調査で出土した伏見人形や土型・原型、伏見人形窯元の丹嘉さん所蔵の原型や製品の展示も行います。
展示数は約1,000点を数えます。
ご期待下さい。
なお、詳細はhttp://www.kyoto-arc.or.jp/よりご確認下さい。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館
上京遺跡の発掘調査2011（平成23）年6月11日の発掘現地説明会では相国寺旧境内の西辺部にあたり、縄文時代から江戸時代までの複合遺跡である上京遺跡の範囲にも含まれます。このため、調査にあたっては、相国寺造営前後の様子や、その後の変遷を明らかにすることを目的としました。
この時の調査地の周辺では、東方の承天閣美術館敷地の調査で、飛鳥時代から奈良時代の住居跡を発見しており、古くから人々が住んでいたことがわかります。
今回の調査地は室町時代の花の御所の西側、今出川通新町東入ルです。
室町時代の遺物が多く発掘されたのかと思いきや、それは殆どなく、江戸時代前期の遺物がほとんどでした。
江戸時代初期の絵図では「長谷川半兵衛」という武家屋敷があったところです。
その北東数十メートルには、なんとあの「小堀遠州」が住んでいたところだったのです。
今回の発掘ではもう1ヶ所発掘されています。
そこは長谷川半兵衛邸の南の隣接地で江戸時代前期のゴミ穴が発見されています（中写真）。
ここからは遺物として、左写真の土師器の皿、鉢、甕、塩壺、施釉陶器の腕、皿、壺、茶入、焼締め陶器の擂鉢（すりばち）、他には瓦、骨、貝殻、銭貨、鉄釘などは出土しています。
それらの産地は京都、信楽、瀬戸、美濃、丹波、備前、唐津、高取の他中国、朝鮮、ベトナムなどです。
裕福な人が住んでいたことが伺われるところです。
長谷川半兵衛邸の方には大きな廃土を捨てた土抗が発掘されてました。
ここは１６２０年の火災の廃材を処分するために掘られたものと推測されたます（右写真）。
この時の調査地の周辺では、東方の承天閣美術館敷地の調査で、飛鳥時代から奈良時代の住居跡を発見しており、古くから人々が住んでいたことがわかります。
今回の調査地は室町時代の花の御所の西側、今出川通新町東入ルです。
室町時代の遺物が多く発掘されたのかと思いきや、それは殆どなく、江戸時代前期の遺物がほとんどでした。
江戸時代初期の絵図では「長谷川半兵衛」という武家屋敷があったところです。
その北東数十メートルには、なんとあの「小堀遠州」が住んでいたところだったのです。
今回の発掘ではもう1ヶ所発掘されています。
そこは長谷川半兵衛邸の南の隣接地で江戸時代前期のゴミ穴が発見されています（中写真）。
ここからは遺物として、左写真の土師器の皿、鉢、甕、塩壺、施釉陶器の腕、皿、壺、茶入、焼締め陶器の擂鉢（すりばち）、他には瓦、骨、貝殻、銭貨、鉄釘などは出土しています。
それらの産地は京都、信楽、瀬戸、美濃、丹波、備前、唐津、高取の他中国、朝鮮、ベトナムなどです。
裕福な人が住んでいたことが伺われるところです。
長谷川半兵衛邸の方には大きな廃土を捨てた土抗が発掘されてました。
ここは１６２０年の火災の廃材を処分するために掘られたものと推測されたます（右写真）。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所 からの情報です。
現地説明会のお知らせ（御土居）
財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、京都市崇仁市営住宅新築工事に伴う発掘調
査を実施し、江戸時代の御土居跡とみられる土塁の基底部を検出しました。
御土居は江戸時代に造り替えられたものと考えられ、御土居の変遷を考える上で貴重
な成果といえます。つきましては、発掘調査の成果発表を下記のとおり現地で行いま
すのでお知らせします。
記
１．日 時 平成25年７月６日(土)午前10時〜午前11時 小雨決行
（当日、午前７時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止）
２．場 所 京都市下京区小稲荷町22-2ほか
３．問合せ先 現場事務所 電話 090−8206−8172（当日のみ）
４．交 通 JR京都駅から北東へ約600m（徒歩約10分） 七条高倉通南東
＊現地には駐車場がございませんので、お車でのご来場はできません。
以上、詳細は、財団法人京都市埋蔵文化財研究所HP
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所
現地説明会のお知らせ（御土居）
財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、京都市崇仁市営住宅新築工事に伴う発掘調
査を実施し、江戸時代の御土居跡とみられる土塁の基底部を検出しました。
御土居は江戸時代に造り替えられたものと考えられ、御土居の変遷を考える上で貴重
な成果といえます。つきましては、発掘調査の成果発表を下記のとおり現地で行いま
すのでお知らせします。
記
１．日 時 平成25年７月６日(土)午前10時〜午前11時 小雨決行
（当日、午前７時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止）
２．場 所 京都市下京区小稲荷町22-2ほか
３．問合せ先 現場事務所 電話 090−8206−8172（当日のみ）
４．交 通 JR京都駅から北東へ約600m（徒歩約10分） 七条高倉通南東
＊現地には駐車場がございませんので、お車でのご来場はできません。
以上、詳細は、財団法人京都市埋蔵文化財研究所HP
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所
財団法人京都市埋蔵文化財研究所 からの情報です。
皆さま、こんにちは。
本日は京都市考古資料館企画陳列と文化財講座のお知らせをいたします。
１．京都市考古資料館企画陳列「土器に書かれた『いろは歌』」開催のお知らせ
昭和58年度に実施した平安京左京三条二坊九町の発掘調査で、平安時代末期から
鎌倉時代初頭の井戸から「いろは歌」を墨書した土師器（はじき）皿が出土してい
ます。この「いろは歌」は平仮名で全文を記した日本最古の例として、非常に
貴重な資料です。
今回の企画陳列では、「いろは歌」を記した墨書土器を、共伴して出土した遺物
とともに陳列し、調査の状況を写真パネルで紹介します。
１．開催日時 平成25年6月29日（土）〜7月28日（日）
開館時間：午前９時から午後５時（入館は午後４時30分まで）
休館日：月曜（※月曜が祝日または振替休日の場合は翌日）
２．展示場所 京都市考古資料館１階 階段下西側
３．展示内容 パネル２点（調査全景写真・「いろは歌」墨書土器写真)
遺物展示：展示ケース２台（１台は「いろは歌」墨書土器のみ・１台は
その供伴遺物）
展示遺物：約15点 「いろは歌」墨書土器・共伴遺物(土師器・須
恵器・白磁など)
２．京都市考古資料館第246回文化財講座の開催
シリーズ掘り出された京都第５回「西堀川跡」を平成25年6月29日（土）午後２時より
京都アスニー３階にて開催いたします。参加費は無料で申込みは不要です。
会場は定員200名です。それ以上の入場は法令上できませんので御了承ください。
以上、詳細は、財団法人京都市埋蔵文化財研究所HP
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所
皆さま、こんにちは。
本日は京都市考古資料館企画陳列と文化財講座のお知らせをいたします。
１．京都市考古資料館企画陳列「土器に書かれた『いろは歌』」開催のお知らせ
昭和58年度に実施した平安京左京三条二坊九町の発掘調査で、平安時代末期から
鎌倉時代初頭の井戸から「いろは歌」を墨書した土師器（はじき）皿が出土してい
ます。この「いろは歌」は平仮名で全文を記した日本最古の例として、非常に
貴重な資料です。
今回の企画陳列では、「いろは歌」を記した墨書土器を、共伴して出土した遺物
とともに陳列し、調査の状況を写真パネルで紹介します。
１．開催日時 平成25年6月29日（土）〜7月28日（日）
開館時間：午前９時から午後５時（入館は午後４時30分まで）
休館日：月曜（※月曜が祝日または振替休日の場合は翌日）
２．展示場所 京都市考古資料館１階 階段下西側
３．展示内容 パネル２点（調査全景写真・「いろは歌」墨書土器写真)
遺物展示：展示ケース２台（１台は「いろは歌」墨書土器のみ・１台は
その供伴遺物）
展示遺物：約15点 「いろは歌」墨書土器・共伴遺物(土師器・須
恵器・白磁など)
２．京都市考古資料館第246回文化財講座の開催
シリーズ掘り出された京都第５回「西堀川跡」を平成25年6月29日（土）午後２時より
京都アスニー３階にて開催いたします。参加費は無料で申込みは不要です。
会場は定員200名です。それ以上の入場は法令上できませんので御了承ください。
以上、詳細は、財団法人京都市埋蔵文化財研究所HP
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所
発掘そのもの話ではないですが、京都市埋蔵文化財研究所から以下のようなメールが来ております。
興味のある方はどうぞお越しくださいませ。
12日は用事がありますので、20日の方に参加しようと思ってます。
各位
皆さま、こんにちは。
本日は講演会とイベントのお知らせをいたします。
１．関西考古学の日2013記念講演会「ヤマト王権と地域首長」の開催
日 時 平成25年10月12日（土） 午前10時30分〜午後4時（受付午前10時〜）
場 所 長岡京市立中央公民館 ３階市民ホール
参加方法 参加費無料 予約不要 先着200名
問合せ先 公益財団法人長岡京市埋蔵文化財センター 電話075-955-3622
２．イベント「平安の都 古代の祭祀 〜堀川に願いを込めて〜」の開催
日 時 平成25年10月20日（日）午後１時00分〜午後4時（受付午後0時30分〜）
場 所 堀川一条戻橋〜第一橋の間（雨天の場合は元西陣小学校体育館）
参加方法 参加費無料 予約不要 先着300名
問合せ先 京都市考古資料館 電話075-432-3245
注 意 付近には駐車場がありません、御来場には公共交通機関を御利用下さ
い
＊イベントと連携し京都市考古資料館では、企画展示「古代の祭祀遺物」を本日
５日より１階エントランスコーナーにて開催しています。
以上、詳細は公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所ホームページ
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、御確認下さい。
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
興味のある方はどうぞお越しくださいませ。
12日は用事がありますので、20日の方に参加しようと思ってます。
各位
皆さま、こんにちは。
本日は講演会とイベントのお知らせをいたします。
１．関西考古学の日2013記念講演会「ヤマト王権と地域首長」の開催
日 時 平成25年10月12日（土） 午前10時30分〜午後4時（受付午前10時〜）
場 所 長岡京市立中央公民館 ３階市民ホール
参加方法 参加費無料 予約不要 先着200名
問合せ先 公益財団法人長岡京市埋蔵文化財センター 電話075-955-3622
２．イベント「平安の都 古代の祭祀 〜堀川に願いを込めて〜」の開催
日 時 平成25年10月20日（日）午後１時00分〜午後4時（受付午後0時30分〜）
場 所 堀川一条戻橋〜第一橋の間（雨天の場合は元西陣小学校体育館）
参加方法 参加費無料 予約不要 先着300名
問合せ先 京都市考古資料館 電話075-432-3245
注 意 付近には駐車場がありません、御来場には公共交通機関を御利用下さ
い
＊イベントと連携し京都市考古資料館では、企画展示「古代の祭祀遺物」を本日
５日より１階エントランスコーナーにて開催しています。
以上、詳細は公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所ホームページ
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、御確認下さい。
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
内膳町遺跡
古代文化調査会（神戸市）の発表がありました。
９世紀前半（平安時代初期）の運河とみられる溝跡の調査です。
溝跡（幅約５ｍ、長さ約２０ｍ、深さ５０〜８０ｃｍ）は北東から南西方向に掘られ、８２０〜８３０年頃の陶器が見つかった。
周辺では天皇の食事などを担当する内膳司が住んでいたとされる。
溝跡は底が平らで人工的に作られた形跡があり、大内裏の造営を行う拠点だった役所につながっていることから、木材などを搬入する運河だった可能性が高いという。
現地説明会は、１９日午前１０時〜正午。
同遺跡の桃山時代の地層から発見され、豊臣秀吉が任じた五奉行の一人、前田玄以（げんい）のものとされる家紋が刻まれた金箔（きんぱく）瓦約１０点も初公開される。
古代文化調査会（神戸市）の発表がありました。
９世紀前半（平安時代初期）の運河とみられる溝跡の調査です。
溝跡（幅約５ｍ、長さ約２０ｍ、深さ５０〜８０ｃｍ）は北東から南西方向に掘られ、８２０〜８３０年頃の陶器が見つかった。
周辺では天皇の食事などを担当する内膳司が住んでいたとされる。
溝跡は底が平らで人工的に作られた形跡があり、大内裏の造営を行う拠点だった役所につながっていることから、木材などを搬入する運河だった可能性が高いという。
現地説明会は、１９日午前１０時〜正午。
同遺跡の桃山時代の地層から発見され、豊臣秀吉が任じた五奉行の一人、前田玄以（げんい）のものとされる家紋が刻まれた金箔（きんぱく）瓦約１０点も初公開される。
内膳町遺跡
今回の発掘は内膳町遺跡の中でも上京区上長者町通烏丸西入ルのマンション建築現場。
９世紀前半（平安時代初期）の運河とみられる溝跡が見つかったからです。
この辺りは平安宮（大内裏）のあったところの東７００ｍぐらい。今の京都御苑の西５０ｍのところ。
秀吉が聚楽第を造った時には前田玄以、前田利家、浅野長政、織田信雄（おだのぶかつ）、佐竹義宣らの大名屋敷があったところです。
だから、この辺りは平安京建設時の遺跡（遺物）から江戸時代までの遺跡（遺物）が凝縮されています。
但し、もっと掘れば弥生時代の遺物も出土します。
今回の目玉は９世紀前半（平安時代初期）の運河とみられる溝跡が見つかったことです。
運河を埋めた後に整備された土御門大路（現、上長者町通り）も確認されており、７９４年に遷都した平安京の中心部が、少なくとも数十年かけて造営されたことが伺えるという。
溝跡（幅約５メートル、長さ約２０メートル、深さ５０〜８０センチ）は北東から南西方向に掘られ、８２０〜８３０年頃の陶器が見つかった。溝跡は底が平らで人工的に作られた形跡があり、大内裏の造営を行う拠点だった役所につながっていることから、木材などを搬入する運河だった可能性が高いという（左写真）。
その運河というのは左下から右上に直線的に伸びているロープが張ってあるところです。
この運河が平安京遷都後に造られていたということは桓武天皇が遷都した時には碁盤の目状の町割りは完成していなかったことに他ならない。
何となれば前出の土御門大路はこの運河を埋め立ててからできたのであるからです。
土御門大路ができてから、平安時代の邸宅ができ、その庭には池が造られていたことも今回の発掘で分かりました。
さて、桃山時代に入って秀吉が聚楽第を造り、その東側に前田玄以、前田利家、浅野長政、織田信雄、佐竹義宣らの屋敷がありましたが、それらの大名屋敷の遺物と思われるものが、今までの内膳町遺跡から出土しています。
金箔が施されている瓦もその内の一つです（中写真）。
その他（右写真）日本各地の焼き物も出土しています。
原形をとどめていなくてもその素晴らしさがよく分かります。
見に行く価値は十分にありました。
今回の発掘は内膳町遺跡の中でも上京区上長者町通烏丸西入ルのマンション建築現場。
９世紀前半（平安時代初期）の運河とみられる溝跡が見つかったからです。
この辺りは平安宮（大内裏）のあったところの東７００ｍぐらい。今の京都御苑の西５０ｍのところ。
秀吉が聚楽第を造った時には前田玄以、前田利家、浅野長政、織田信雄（おだのぶかつ）、佐竹義宣らの大名屋敷があったところです。
だから、この辺りは平安京建設時の遺跡（遺物）から江戸時代までの遺跡（遺物）が凝縮されています。
但し、もっと掘れば弥生時代の遺物も出土します。
今回の目玉は９世紀前半（平安時代初期）の運河とみられる溝跡が見つかったことです。
運河を埋めた後に整備された土御門大路（現、上長者町通り）も確認されており、７９４年に遷都した平安京の中心部が、少なくとも数十年かけて造営されたことが伺えるという。
溝跡（幅約５メートル、長さ約２０メートル、深さ５０〜８０センチ）は北東から南西方向に掘られ、８２０〜８３０年頃の陶器が見つかった。溝跡は底が平らで人工的に作られた形跡があり、大内裏の造営を行う拠点だった役所につながっていることから、木材などを搬入する運河だった可能性が高いという（左写真）。
その運河というのは左下から右上に直線的に伸びているロープが張ってあるところです。
この運河が平安京遷都後に造られていたということは桓武天皇が遷都した時には碁盤の目状の町割りは完成していなかったことに他ならない。
何となれば前出の土御門大路はこの運河を埋め立ててからできたのであるからです。
土御門大路ができてから、平安時代の邸宅ができ、その庭には池が造られていたことも今回の発掘で分かりました。
さて、桃山時代に入って秀吉が聚楽第を造り、その東側に前田玄以、前田利家、浅野長政、織田信雄、佐竹義宣らの屋敷がありましたが、それらの大名屋敷の遺物と思われるものが、今までの内膳町遺跡から出土しています。
金箔が施されている瓦もその内の一つです（中写真）。
その他（右写真）日本各地の焼き物も出土しています。
原形をとどめていなくてもその素晴らしさがよく分かります。
見に行く価値は十分にありました。
昨日、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所からメールが来ていました。
内容は以下の通りです。
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、平成25年11月9日（土）午後１時より
文化財講演会「平安貴族の暮らしと文字」を下記の要項で開催いたしますのでお知らせいたします。
多くの方のご参加をお待ちしています。
なお、参加全員の方にオリジナルクリアファイルを進呈いたします。
記
１．日 時：平成25年11月9日（土）午後1時〜午後4時30分（受付開始 午後0時30分）
２．場 所：京都アスニー４階ホール（京都市中京区丸太町七本松西入）
３．内 容：（1）報告「藤原良相邸の調査からみた高級貴族の生活」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 丸川 義広
（2）講演「貴族邸宅と墨書土器」
京都産業大学文化学部准教授 吉野 秋二
（3）講演「墨書土器から見た平安時代の仮名文化」
富山大学人文学部教授 鈴木 景二
（4）パネルディスカッション
鈴木景二・吉野秋二・丸川義広・司会 吉崎 伸
４，参加費：無料
５．定 員：400名（先着順・申込不要）
６．問合先：(公財)京都市埋蔵文化財研究所 電話415-0521 Fax431-3307
以上、詳しくは当研究所ホームページ
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
興味のある方はご参加ください。
尚、私はデイサービスの行事に参加のため参加できません。
とても残念です。
内容は以下の通りです。
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、平成25年11月9日（土）午後１時より
文化財講演会「平安貴族の暮らしと文字」を下記の要項で開催いたしますのでお知らせいたします。
多くの方のご参加をお待ちしています。
なお、参加全員の方にオリジナルクリアファイルを進呈いたします。
記
１．日 時：平成25年11月9日（土）午後1時〜午後4時30分（受付開始 午後0時30分）
２．場 所：京都アスニー４階ホール（京都市中京区丸太町七本松西入）
３．内 容：（1）報告「藤原良相邸の調査からみた高級貴族の生活」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 丸川 義広
（2）講演「貴族邸宅と墨書土器」
京都産業大学文化学部准教授 吉野 秋二
（3）講演「墨書土器から見た平安時代の仮名文化」
富山大学人文学部教授 鈴木 景二
（4）パネルディスカッション
鈴木景二・吉野秋二・丸川義広・司会 吉崎 伸
４，参加費：無料
５．定 員：400名（先着順・申込不要）
６．問合先：(公財)京都市埋蔵文化財研究所 電話415-0521 Fax431-3307
以上、詳しくは当研究所ホームページ
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
興味のある方はご参加ください。
尚、私はデイサービスの行事に参加のため参加できません。
とても残念です。
（公財）京都市埋蔵文化財研究所 京都市考古資料館 から案内が来ました。
内容は以下の通りです。
『皆さま
今年もよろしくお願いいたします。
京都市考古資料館では、今年の文化財講座のテーマを「遺跡が語る戦国時代の京都」
とし、京都市内の発掘調査の成果から６回に分けて、下記の演題および講演者にて実施していきますので、多くの方の御参加をお待ちしています。
記
＊第251回 2014年1月25日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第1回「応仁・文明の乱の遺跡」
京都市考古資料館副館長 山本 雅和
＊第252回 2014年2月22日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第2回「土倉と酒屋の遺跡」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 丸川 義広
＊第253回 2014年3月29日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第3回「京都近郊の居館・集落」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 吉崎 伸
＊第254回 2014年4月26日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第4回「京都近郊の城郭」
京都市文化財保護課 馬瀬 智光
＊第255回 2014年5月24日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第5回「天文法華の乱の遺跡」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 平尾 政幸
＊第256回 2014年6月21日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第6回「織田信長の遺跡」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 柏田 有香
第１回目は平成26年1月25日（土）午後２時（受付午後1時30分開始）より開催しますのでよろしくお願いいたします。
なお、詳細は
http://www.kyoto-arc.or.jp/museum/
にて、ご確認下さい。
（公財）京都市埋蔵文化財研究所
京都市考古資料館』
内容は以下の通りです。
『皆さま
今年もよろしくお願いいたします。
京都市考古資料館では、今年の文化財講座のテーマを「遺跡が語る戦国時代の京都」
とし、京都市内の発掘調査の成果から６回に分けて、下記の演題および講演者にて実施していきますので、多くの方の御参加をお待ちしています。
記
＊第251回 2014年1月25日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第1回「応仁・文明の乱の遺跡」
京都市考古資料館副館長 山本 雅和
＊第252回 2014年2月22日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第2回「土倉と酒屋の遺跡」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 丸川 義広
＊第253回 2014年3月29日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第3回「京都近郊の居館・集落」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 吉崎 伸
＊第254回 2014年4月26日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第4回「京都近郊の城郭」
京都市文化財保護課 馬瀬 智光
＊第255回 2014年5月24日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第5回「天文法華の乱の遺跡」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 平尾 政幸
＊第256回 2014年6月21日 シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第6回「織田信長の遺跡」
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 柏田 有香
第１回目は平成26年1月25日（土）午後２時（受付午後1時30分開始）より開催しますのでよろしくお願いいたします。
なお、詳細は
http://www.kyoto-arc.or.jp/museum/
にて、ご確認下さい。
（公財）京都市埋蔵文化財研究所
京都市考古資料館』
>>[70]
そうですね。
妙心寺、仁和寺、天龍寺などは規模は変化していますが、移動させられなかったですね。
大徳寺や妙心寺は京都五山に入らない林下として独立性を保ってきました。
それ故、秀吉も手を出せなかったのでしょう。
秀吉が絶対的な権力を持って京都の町を改造した南北に通りを貫いた、所謂、短冊形の町割りも現実的には京都の中心地である鉾町では町衆の力が強く、通りを貫けなかったですね。
東西の通りは途中で行き止まりになっているところは殆どないのに対して、南北の通りは鉾町で途切れています。
間之町、釜座、小川などにその形跡を見ることができます。
案外、秀吉も経済基盤の盤石なところには手を付けられなかったのでしょうか。
そうですね。
妙心寺、仁和寺、天龍寺などは規模は変化していますが、移動させられなかったですね。
大徳寺や妙心寺は京都五山に入らない林下として独立性を保ってきました。
それ故、秀吉も手を出せなかったのでしょう。
秀吉が絶対的な権力を持って京都の町を改造した南北に通りを貫いた、所謂、短冊形の町割りも現実的には京都の中心地である鉾町では町衆の力が強く、通りを貫けなかったですね。
東西の通りは途中で行き止まりになっているところは殆どないのに対して、南北の通りは鉾町で途切れています。
間之町、釜座、小川などにその形跡を見ることができます。
案外、秀吉も経済基盤の盤石なところには手を付けられなかったのでしょうか。
京都市埋蔵文化財研究所からお知らせが来ています。
内容は以下の通りです。
『皆さま
こんにちは。
寒い日が続きます。ご自愛下さい。
本日は京都市考古資料館の催しを２件お知らせします。
�機サ�都市考古資料館平成25年度後期特別展示『京都の戦国時代—応仁の乱から本能寺の
変までー』を開催いたします。
開催期間：平成26年2月15日（土）〜平成26年6月22日（日）
（開館時間）午前９時〜午後５時(入館は午後４時30分まで)
（休館日）月曜日（祝日の場合は翌平日）
場 所：京都市考古資料館１階特別展示コーナー
（京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の１）
入 館 料：無料
土の中から発見した戦国時代の京都を、是非ご鑑賞下さい。
２．京都市考古資料館文化財講座第252回
シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第2回「土倉と酒屋の遺跡」を
平成26年2月22日（土）午後２時より開催いたします。（受付：午後１時30分〜）
会 場：京都アスニー３階
参 加 費：無料（申込不要 当日先着順200名）
講 師：公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 丸川 義広
にて行います。多くの方の参加をお待ちしております。
なお、詳細は（公財）京都市埋蔵文化財研究所HP
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
京都市埋蔵文化財研究所』
内容は以下の通りです。
『皆さま
こんにちは。
寒い日が続きます。ご自愛下さい。
本日は京都市考古資料館の催しを２件お知らせします。
�機サ�都市考古資料館平成25年度後期特別展示『京都の戦国時代—応仁の乱から本能寺の
変までー』を開催いたします。
開催期間：平成26年2月15日（土）〜平成26年6月22日（日）
（開館時間）午前９時〜午後５時(入館は午後４時30分まで)
（休館日）月曜日（祝日の場合は翌平日）
場 所：京都市考古資料館１階特別展示コーナー
（京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の１）
入 館 料：無料
土の中から発見した戦国時代の京都を、是非ご鑑賞下さい。
２．京都市考古資料館文化財講座第252回
シリーズ 遺跡が語る戦国時代の京都 第2回「土倉と酒屋の遺跡」を
平成26年2月22日（土）午後２時より開催いたします。（受付：午後１時30分〜）
会 場：京都アスニー３階
参 加 費：無料（申込不要 当日先着順200名）
講 師：公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所 丸川 義広
にて行います。多くの方の参加をお待ちしております。
なお、詳細は（公財）京都市埋蔵文化財研究所HP
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
京都市埋蔵文化財研究所』
京都市埋蔵文化財研究所からお知らせが来ています。
内容は以下の通りです。
『皆さま
考古資料館では３月に入りまして、２件のイベントを下記の要項で実施いた
しますので、お知らせします。多くの方の参加をお待ちしています。
記
１．トーク＆ライブコンサート「戦国」
日 時：平成26年3月2日（日）午後１時から
場 所：京都市考古資料館３階会議室（受付開始 午後0時30分）
参 加 費：無 料（先着80名 申込不要）
内 容：トーク「戦国の器」は京都市考古資料館長 辻 純一
ライブコンサートは オカリナ演奏者 鈴江 先子
ギター・打楽器演奏者 福井 秀彦
がおこないます。トークは約35分、ライブコンサートは約45分を予定しています。
２．史跡ウォーク「御所西」を巡る
日 時：平成26年3月9日（日） 午前10時から班毎に出発
集合場所：京都市考古資料館東門 午前9時45分受付開始（午前10時30分まで）
参 加 費：無 料（申込不要・定員300名当日先着順）
所要時間：約２時間（約３キロ）
そ の 他：参加者には保険をおかけしますが、歩行中の安全面には各自十分注意
下さい。また、お車での参加はご遠慮ください。
以上各イベントについての問合せ先は
京都市考古資料館まで 電話：075-432-3245
メールアドレス：info@kyot-arc.or.jp
以上、詳しくは当研究所ホームページ
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所』
内容は以下の通りです。
『皆さま
考古資料館では３月に入りまして、２件のイベントを下記の要項で実施いた
しますので、お知らせします。多くの方の参加をお待ちしています。
記
１．トーク＆ライブコンサート「戦国」
日 時：平成26年3月2日（日）午後１時から
場 所：京都市考古資料館３階会議室（受付開始 午後0時30分）
参 加 費：無 料（先着80名 申込不要）
内 容：トーク「戦国の器」は京都市考古資料館長 辻 純一
ライブコンサートは オカリナ演奏者 鈴江 先子
ギター・打楽器演奏者 福井 秀彦
がおこないます。トークは約35分、ライブコンサートは約45分を予定しています。
２．史跡ウォーク「御所西」を巡る
日 時：平成26年3月9日（日） 午前10時から班毎に出発
集合場所：京都市考古資料館東門 午前9時45分受付開始（午前10時30分まで）
参 加 費：無 料（申込不要・定員300名当日先着順）
所要時間：約２時間（約３キロ）
そ の 他：参加者には保険をおかけしますが、歩行中の安全面には各自十分注意
下さい。また、お車での参加はご遠慮ください。
以上各イベントについての問合せ先は
京都市考古資料館まで 電話：075-432-3245
メールアドレス：info@kyot-arc.or.jp
以上、詳しくは当研究所ホームページ
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所』
京都市埋蔵文化財研究所からお知らせが来ています。
内容は以下の通りです。
『皆さま
京都市では，今年１２月に世界遺産「古都京都の文化財」が登録２０周年を迎え
ることを記念し，下記のとおり，シンポジウム「未来につなぐ世界遺産『古都京
都の文化財』」を開催いたします。
１ 日 時 平成２６年３月２３日（日）
開場 午後１時１０分
開演 午後１時３０分（午後４時４５分終了予定）
２ 会 場 キャンパスプラザ京都 ５階 第１講義室
３ 内 容
（１） 基調講演
「近年の世界遺産の動向〜新規遺産の審査及び登録後の保全状況審査〜」
稲葉 信子 筑波大学大学院教授，日本イコモス国内委員会理事
文化庁文化審議会世界文化遺産・無形文化遺産部会委員
（２）パネルディスカッション
コーディネーター
宗田 好史 京都府立大学教授，日本イコモス国内委員会理事
パネリスト
稲葉 信子
新木 直人 賀茂御祖神社（下鴨神社）宮司
太田 恵美 ＪＲ東海「そうだ京都、行こう。キャンペーン」コピーライター
門川 大作 京都市長
４ 定 員 ２５０名（先着）
５ 参加費 無料
６ 申込方法
平成２６年３月１９日（水）までに京都いつでもコールへ電話，FAX又は電子
メールでお申し込みください。
電話番号：０７５−６６１−３７５５ FAX：０７５−６６１−５８５５
※期日を超えた申込みにつきましては，当日キャンセルがある場合，参加できる
可能性がありますので，直接会場にお越しください。
なお、詳細は
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000162630.html
にて、ご確認下さい。』
内容は以下の通りです。
『皆さま
京都市では，今年１２月に世界遺産「古都京都の文化財」が登録２０周年を迎え
ることを記念し，下記のとおり，シンポジウム「未来につなぐ世界遺産『古都京
都の文化財』」を開催いたします。
１ 日 時 平成２６年３月２３日（日）
開場 午後１時１０分
開演 午後１時３０分（午後４時４５分終了予定）
２ 会 場 キャンパスプラザ京都 ５階 第１講義室
３ 内 容
（１） 基調講演
「近年の世界遺産の動向〜新規遺産の審査及び登録後の保全状況審査〜」
稲葉 信子 筑波大学大学院教授，日本イコモス国内委員会理事
文化庁文化審議会世界文化遺産・無形文化遺産部会委員
（２）パネルディスカッション
コーディネーター
宗田 好史 京都府立大学教授，日本イコモス国内委員会理事
パネリスト
稲葉 信子
新木 直人 賀茂御祖神社（下鴨神社）宮司
太田 恵美 ＪＲ東海「そうだ京都、行こう。キャンペーン」コピーライター
門川 大作 京都市長
４ 定 員 ２５０名（先着）
５ 参加費 無料
６ 申込方法
平成２６年３月１９日（水）までに京都いつでもコールへ電話，FAX又は電子
メールでお申し込みください。
電話番号：０７５−６６１−３７５５ FAX：０７５−６６１−５８５５
※期日を超えた申込みにつきましては，当日キャンセルがある場合，参加できる
可能性がありますので，直接会場にお越しください。
なお、詳細は
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000162630.html
にて、ご確認下さい。』
京都市埋蔵文化財研究所からお知らせが来ています。
内容は以下の通りです。
『皆さま
早咲きの桜もちらほらと咲き始め、春の気配がしてきました。
京都市考古資料館では今週29日（土）午後より下記の要項で
第253回文化財講座を開催いたしますので、是非、ご参加下さい。
記
日 時：平成26年3月29日（土）午後2時より（受付開始：午後1時30分〜）
会 場：京都アスニー３階
参加費：無料（申込不要 当日先着200名）
講座名：シリーズ遺跡が語る戦国時代の京都 第3回「京都近郊の居館・集落」
講座終了後、「発掘調査成果写真展2013」の展示解説もあります。
講 師；（公財）京都市埋蔵文化財研究所調査課長 吉崎 伸
にて行います。多くの方の参加をお待ちしています。
なお、詳細は（公財）京都市埋蔵文化財研究所HP
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
（公財）京都市埋蔵文化財研究所』
内容は以下の通りです。
『皆さま
早咲きの桜もちらほらと咲き始め、春の気配がしてきました。
京都市考古資料館では今週29日（土）午後より下記の要項で
第253回文化財講座を開催いたしますので、是非、ご参加下さい。
記
日 時：平成26年3月29日（土）午後2時より（受付開始：午後1時30分〜）
会 場：京都アスニー３階
参加費：無料（申込不要 当日先着200名）
講座名：シリーズ遺跡が語る戦国時代の京都 第3回「京都近郊の居館・集落」
講座終了後、「発掘調査成果写真展2013」の展示解説もあります。
講 師；（公財）京都市埋蔵文化財研究所調査課長 吉崎 伸
にて行います。多くの方の参加をお待ちしています。
なお、詳細は（公財）京都市埋蔵文化財研究所HP
http://www.kyoto-arc.or.jp/
にて、ご確認下さい。
（公財）京都市埋蔵文化財研究所』
平安京左京九条二坊十六町跡・御土居跡発掘調査 発掘調査現地説明会
京都市埋蔵文化財研究所 からのメールが来ました。
内容は以下の通りです。
『当研究所では、平安京左京九条二坊十六町において発掘調査を進めており ます。
調査では、平安時代後期から鎌倉時代の邸宅跡を検出しました。
地業 （地盤改良）した建物や井戸、園池の一部が見つかっています。
また、豊臣秀吉が構築した御土居の堀跡も見つかっています。
つきましては、 発掘調査の成果発表を下記のとおり現地で行いますのでお知らせします。
日 時： 2014年８月16日（土）午前10時〜12時 小雨決行
(当日午前７時現在，京都府南部に気象警報 が発令されている場合は中止いたします)
集合場所： 京都市南区西九条北ノ内町（地図参照）
問い合わせ： 現場事務所 電話090−2017−4151(当日のみ)
交 通： ＪＲ京都駅八条口から約500ｍ（徒歩10分）
京都市埋蔵文化財研究所 からのメールが来ました。
内容は以下の通りです。
『当研究所では、平安京左京九条二坊十六町において発掘調査を進めており ます。
調査では、平安時代後期から鎌倉時代の邸宅跡を検出しました。
地業 （地盤改良）した建物や井戸、園池の一部が見つかっています。
また、豊臣秀吉が構築した御土居の堀跡も見つかっています。
つきましては、 発掘調査の成果発表を下記のとおり現地で行いますのでお知らせします。
日 時： 2014年８月16日（土）午前10時〜12時 小雨決行
(当日午前７時現在，京都府南部に気象警報 が発令されている場合は中止いたします)
集合場所： 京都市南区西九条北ノ内町（地図参照）
問い合わせ： 現場事務所 電話090−2017−4151(当日のみ)
交 通： ＪＲ京都駅八条口から約500ｍ（徒歩10分）
京都駅前にある七条警察署跡地
鎌倉時代後期から室町時代に掘られて土坑が１８０基以上が見つかったと聞いています。
現地説明会は明日１月１０日１０時から行われました。
仕事で行けなかったから写真もありませんが、産経新聞発表によると
『京都市下京区で、鎌倉時代後期から室町時代の土坑が多数みつかり、土師器や金箔などが出土したと府埋蔵文化財調査研究センターが８日、発表した。周辺には、職人町があったとみられ、鋳造や金細工などに携わった工房が存在したとみられるという。
調査が行われたのは旧府警七条署跡地などの再開発地区。平安京の七条町、八条院町跡の約１９００平方メートルで、大小約１８０基の土坑が確認された。穴の大きさは多くは１辺が１〜１・５メートルの方形で、深さは５〜４０センチだった。
このうち７０基以上の土坑では、土師器の皿がびっしり詰め込まれていたほか、焼けた骨片、鉄釘、貨幣などが出土。土坑がみつかった地層からは金箔や貝殻、小規模な建物の柱跡などもみつかった。
土坑からは、割れていない皿が積まれた状態で出土するなどしており、廃棄されたのではなく、何らかの儀礼に伴ってつくられた可能性もあるという。
宅地や工房の中に小規模の建物や墓がつくられている様子もうかがえることから、同センターでは、１３世紀中ごろから１４世紀前半に、金細工などの手工業生産に携わっていた職人生活の一端を知ることができる資料になるとみている。』
鎌倉時代後期から室町時代に掘られて土坑が１８０基以上が見つかったと聞いています。
現地説明会は明日１月１０日１０時から行われました。
仕事で行けなかったから写真もありませんが、産経新聞発表によると
『京都市下京区で、鎌倉時代後期から室町時代の土坑が多数みつかり、土師器や金箔などが出土したと府埋蔵文化財調査研究センターが８日、発表した。周辺には、職人町があったとみられ、鋳造や金細工などに携わった工房が存在したとみられるという。
調査が行われたのは旧府警七条署跡地などの再開発地区。平安京の七条町、八条院町跡の約１９００平方メートルで、大小約１８０基の土坑が確認された。穴の大きさは多くは１辺が１〜１・５メートルの方形で、深さは５〜４０センチだった。
このうち７０基以上の土坑では、土師器の皿がびっしり詰め込まれていたほか、焼けた骨片、鉄釘、貨幣などが出土。土坑がみつかった地層からは金箔や貝殻、小規模な建物の柱跡などもみつかった。
土坑からは、割れていない皿が積まれた状態で出土するなどしており、廃棄されたのではなく、何らかの儀礼に伴ってつくられた可能性もあるという。
宅地や工房の中に小規模の建物や墓がつくられている様子もうかがえることから、同センターでは、１３世紀中ごろから１４世紀前半に、金細工などの手工業生産に携わっていた職人生活の一端を知ることができる資料になるとみている。』
京都市埋蔵文化財研究所からのおしらせです。
皆さま
私ども、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、左京区岡崎の白河街区跡（円勝寺跡・成勝寺跡）・岡崎遺跡において、昨年10月より発掘調査をすすめてまいりました。
調査では、平安時代後期の溝や井戸、弥生時代から古墳時代にかけての溝や流路などが見つかっています。つきましては、発掘調査の成果発表を下記のとおり、現地で行いますのでご案内申し上げます。
記
日 時：2015年１月31日（土） 午前10時〜11時30分
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は
中止いたします）
集合場所：京都市左京区岡崎円勝寺町 京都市美術館北口
交通：地下鉄東西線「東山」駅より徒歩12分
市バス 5系統岩倉行き、32系統銀閣寺行き、
100系統銀閣寺行き「岡崎公園 動物園前」下車すぐ
46系統平安神宮行き「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩2分
問い合わせ：現場事務所 電話 090-2064-2199（当日のみ）
※現地には駐車場はありません。周辺に有料の駐車場施設がありますので、ご利用く
ださい。
以上。同じ内容を周辺の地図とともにホームページにも掲載しております。
ご確認ください。http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-info/1606.html?cat=14
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
今回は久々に仕事と重ならない。
私は参加いたします。
六勝寺の跡地ですから何か興味のある話が聞けそうです。
弥生時代から古墳時代にかけての溝や流路などにも興味が湧きますね。
皆さま
私ども、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、左京区岡崎の白河街区跡（円勝寺跡・成勝寺跡）・岡崎遺跡において、昨年10月より発掘調査をすすめてまいりました。
調査では、平安時代後期の溝や井戸、弥生時代から古墳時代にかけての溝や流路などが見つかっています。つきましては、発掘調査の成果発表を下記のとおり、現地で行いますのでご案内申し上げます。
記
日 時：2015年１月31日（土） 午前10時〜11時30分
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は
中止いたします）
集合場所：京都市左京区岡崎円勝寺町 京都市美術館北口
交通：地下鉄東西線「東山」駅より徒歩12分
市バス 5系統岩倉行き、32系統銀閣寺行き、
100系統銀閣寺行き「岡崎公園 動物園前」下車すぐ
46系統平安神宮行き「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩2分
問い合わせ：現場事務所 電話 090-2064-2199（当日のみ）
※現地には駐車場はありません。周辺に有料の駐車場施設がありますので、ご利用く
ださい。
以上。同じ内容を周辺の地図とともにホームページにも掲載しております。
ご確認ください。http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-info/1606.html?cat=14
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
今回は久々に仕事と重ならない。
私は参加いたします。
六勝寺の跡地ですから何か興味のある話が聞けそうです。
弥生時代から古墳時代にかけての溝や流路などにも興味が湧きますね。
>>84 円勝寺跡・成勝寺跡・岡崎遺跡 発掘現地説明会
所在地：左京区岡崎円勝寺町 京都市美術館北口
レポートに先立って六勝寺（ろくしょうじ、りくしょうじ）について、若干の説明です。
平安時代後期から室町時代にかけて、洛外白河街区（現岡崎地区）に位置した、寺号に「勝」の字をもつ六つの御願寺（法勝寺 尊勝寺 最勝寺 円勝寺 成勝寺 延勝寺）がありました。
この寺を総称して六勝寺と言うのです。
今回の発掘は左写真の円勝寺と成勝寺の間です。
位置は右写真で分かるでしょうか。平安神宮の大鳥居が見えていて、左の建物は京都市立美術館です。
円勝寺は鳥羽天皇中宮待賢門院藤原璋子造ったもので１１２８（大治３）年に落慶供養されています。
成勝寺は崇徳天皇の御願寺で１１３９（保延５）年に落慶供養されています。
この２つの寺の間には道路があったと推測されていましたが、中写真のように成勝寺の東の端には築地塀。
その横には溝があり、さらに円勝寺の掘っ立て柱の塀となっていました。
【続く】
所在地：左京区岡崎円勝寺町 京都市美術館北口
レポートに先立って六勝寺（ろくしょうじ、りくしょうじ）について、若干の説明です。
平安時代後期から室町時代にかけて、洛外白河街区（現岡崎地区）に位置した、寺号に「勝」の字をもつ六つの御願寺（法勝寺 尊勝寺 最勝寺 円勝寺 成勝寺 延勝寺）がありました。
この寺を総称して六勝寺と言うのです。
今回の発掘は左写真の円勝寺と成勝寺の間です。
位置は右写真で分かるでしょうか。平安神宮の大鳥居が見えていて、左の建物は京都市立美術館です。
円勝寺は鳥羽天皇中宮待賢門院藤原璋子造ったもので１１２８（大治３）年に落慶供養されています。
成勝寺は崇徳天皇の御願寺で１１３９（保延５）年に落慶供養されています。
この２つの寺の間には道路があったと推測されていましたが、中写真のように成勝寺の東の端には築地塀。
その横には溝があり、さらに円勝寺の掘っ立て柱の塀となっていました。
【続く】
>>85【続き】
左写真は旧二条通りに面した築地塀が写真の右側の黒くなった部分（#85の中写真の築地627）です。
この右側に二条通があり道幅は３０ｍ（１０丈）です。
洛中の二条大路は５４ｍ（１７丈）ですから白河街区では若干細くなっていたことが分かりますが、それでも広いですね。
#85の中写真の築地627の下に少し角度がずれて柱穴がありますが、これは江戸時代の加賀藩前田屋敷の遺構です。左写真で確認できるでしょうか。
中写真で溝３２７というのが見えるでしょうか？
これが、円勝寺と成勝寺の間の溝です（#85の中写真も参考にしてください）。
南北方向の溝で幅3.6ｍ・深さ0.8ｍ・内幅2ｍです。
この溝は石や瓦が敷き詰められていることで水の流れによって浸食されることを防いでいるのです。
溝を挟んで西側の成勝寺の敷地は３０ｃｍほど低く整地されていますから、東山から鴨川に向かっては階段状に整地されていたことが窺われます。
右写真は南から撮ったもので、円勝寺と成勝寺の間の溝の東側で円勝寺の掘っ建て塀のあったところです。
成勝寺の土の色が白っぽいのに比べて、盛り土なのか色が黒いです。
左写真は旧二条通りに面した築地塀が写真の右側の黒くなった部分（#85の中写真の築地627）です。
この右側に二条通があり道幅は３０ｍ（１０丈）です。
洛中の二条大路は５４ｍ（１７丈）ですから白河街区では若干細くなっていたことが分かりますが、それでも広いですね。
#85の中写真の築地627の下に少し角度がずれて柱穴がありますが、これは江戸時代の加賀藩前田屋敷の遺構です。左写真で確認できるでしょうか。
中写真で溝３２７というのが見えるでしょうか？
これが、円勝寺と成勝寺の間の溝です（#85の中写真も参考にしてください）。
南北方向の溝で幅3.6ｍ・深さ0.8ｍ・内幅2ｍです。
この溝は石や瓦が敷き詰められていることで水の流れによって浸食されることを防いでいるのです。
溝を挟んで西側の成勝寺の敷地は３０ｃｍほど低く整地されていますから、東山から鴨川に向かっては階段状に整地されていたことが窺われます。
右写真は南から撮ったもので、円勝寺と成勝寺の間の溝の東側で円勝寺の掘っ建て塀のあったところです。
成勝寺の土の色が白っぽいのに比べて、盛り土なのか色が黒いです。
府埋蔵文化財調査研究センターの調査によると平等院の東、宇治川左岸で川底に石を埋め込んだ土手のような遺構がみつかったと発表がありました。
遺構は、川底から約１ｍ掘り下げたところで、直径３０ｃｍぐらいの大きさの石が埋め込まれ、土が盛り上げられています。
南北５３ｍ、東西５ｍで、盛り土の高さは約５０ｃｍだそうです。
川岸に沿うように緩やかな円弧を描いており、石の間には固定用の丸太の杭くい約６０本が不規則に配されています。
杭の木が伐採された時期はいろんな時期のものが混ざっており、何度も繰り返し補修が行われてきたことがうかがえます。
また、遺構の北側からは、平等院を補修した際に捨てられたとみられる１１世紀から１２世紀ごろの瓦もみつかっており、平等院の修復の記録と合わせると面白いかもしれない。
現地説明会は橘橋の上流で２８日午前１１時から正午に行われます。
遺構は、川底から約１ｍ掘り下げたところで、直径３０ｃｍぐらいの大きさの石が埋め込まれ、土が盛り上げられています。
南北５３ｍ、東西５ｍで、盛り土の高さは約５０ｃｍだそうです。
川岸に沿うように緩やかな円弧を描いており、石の間には固定用の丸太の杭くい約６０本が不規則に配されています。
杭の木が伐採された時期はいろんな時期のものが混ざっており、何度も繰り返し補修が行われてきたことがうかがえます。
また、遺構の北側からは、平等院を補修した際に捨てられたとみられる１１世紀から１２世紀ごろの瓦もみつかっており、平等院の修復の記録と合わせると面白いかもしれない。
現地説明会は橘橋の上流で２８日午前１１時から正午に行われます。
京都市埋蔵文化財研究所からの案内です。
日ごろは、（公財）京都市埋蔵文化財研究所の事業について御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
当研究所では、寺町旧域において本年8月より発掘調査をすすめています。調査では、寺院に関連するとみられる建物跡や墓跡などが見つかり、墓石や五輪塔などが出土しています。
つきましては、発掘調査の成果発表を現地で行いますのでお知らせします。
日 時：2015年11月28日（土） 午前10時〜11時30分
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します）
集合場所：京都市上京区丸太町通河原町西入高島町（元京都市立春日小学校内）
問い合わせ：（公財）京都市埋蔵文化財研究所 075-415-0521
また、当研究所ホームページにも同じ内容を掲載しております。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-gensetsu/1846.html?cat=14
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
＊＊＊ ＊＊＊
〒602-8435 京都市上京区今出川大宮東入る元伊佐町265-1
電話 075(415)0521 fax 075(431)3307
info@kyoto-arc.or.jp
＊＊＊ ＊＊＊
日ごろは、（公財）京都市埋蔵文化財研究所の事業について御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
当研究所では、寺町旧域において本年8月より発掘調査をすすめています。調査では、寺院に関連するとみられる建物跡や墓跡などが見つかり、墓石や五輪塔などが出土しています。
つきましては、発掘調査の成果発表を現地で行いますのでお知らせします。
日 時：2015年11月28日（土） 午前10時〜11時30分
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します）
集合場所：京都市上京区丸太町通河原町西入高島町（元京都市立春日小学校内）
問い合わせ：（公財）京都市埋蔵文化財研究所 075-415-0521
また、当研究所ホームページにも同じ内容を掲載しております。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-gensetsu/1846.html?cat=14
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
＊＊＊ ＊＊＊
〒602-8435 京都市上京区今出川大宮東入る元伊佐町265-1
電話 075(415)0521 fax 075(431)3307
info@kyoto-arc.or.jp
＊＊＊ ＊＊＊
京都市埋蔵文化財研究所からの案内です。
日ごろは、（公財）京都市埋蔵文化財研究所の事業について御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
当研究所では、白河街区跡（円勝寺・成勝寺跡）および岡崎遺跡におきまして、本年10月より発掘調査をすすめています。
調査では、寺院に関連するとみられる溝・建物・井戸跡などが見つかっています。
つきましては、発掘調査の成果発表を現地で行いますのでお知らせします。
日 時：2015年12月26日（土） 午前10時〜11時30分
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します）
集合場所：京都市左京区岡崎円勝寺町 京都市美術館 北口
問い合わせ：（公財）京都市埋蔵文化財研究所 075-415-0521
添付資料に地図を掲載しています。
また、当研究所ホームページにも同じ内容を掲載しております。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-gensetsu/1874.html?cat=14
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
日ごろは、（公財）京都市埋蔵文化財研究所の事業について御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
当研究所では、白河街区跡（円勝寺・成勝寺跡）および岡崎遺跡におきまして、本年10月より発掘調査をすすめています。
調査では、寺院に関連するとみられる溝・建物・井戸跡などが見つかっています。
つきましては、発掘調査の成果発表を現地で行いますのでお知らせします。
日 時：2015年12月26日（土） 午前10時〜11時30分
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します）
集合場所：京都市左京区岡崎円勝寺町 京都市美術館 北口
問い合わせ：（公財）京都市埋蔵文化財研究所 075-415-0521
添付資料に地図を掲載しています。
また、当研究所ホームページにも同じ内容を掲載しております。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-gensetsu/1874.html?cat=14
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
京都市埋蔵文化財研究所からの案内です。
『ごろは、（公財）京都市埋蔵文化財研究所の事業について御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
当研究所では法住寺殿跡・六波羅政庁跡・方広寺跡において昨年12月より発掘調査をすすめています。調査では、方広寺跡に関連するとみられる溝・建物跡などが見つかっています。
つきましては、発掘調査の成果発表を現地で行いますのでお知らせします。
日 時：2016年1月23日（土） 午前10時〜11時30分（説明は10時から）
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します）
集合場所：京都市東山区茶屋町527 京都国立博物館 南口東側駐車場
※博物館南出入口東側駐車場に博物館入場とは別に出入口を設けます（無料）。ただし、博物館の展示をご覧になるには、別途入場券が必要です。なお、博物館の入場券で博物館へ入場されても、現地説明会にはご参加になれます。
問い合わせ：現場事務所 電話 090-8206-8172（当日のみ）
添付資料に地図を掲載しています。
また、当研究所ホームページにも同じ内容を掲載しております。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-gensetsu/1891.html?cat=14
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
『ごろは、（公財）京都市埋蔵文化財研究所の事業について御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
当研究所では法住寺殿跡・六波羅政庁跡・方広寺跡において昨年12月より発掘調査をすすめています。調査では、方広寺跡に関連するとみられる溝・建物跡などが見つかっています。
つきましては、発掘調査の成果発表を現地で行いますのでお知らせします。
日 時：2016年1月23日（土） 午前10時〜11時30分（説明は10時から）
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します）
集合場所：京都市東山区茶屋町527 京都国立博物館 南口東側駐車場
※博物館南出入口東側駐車場に博物館入場とは別に出入口を設けます（無料）。ただし、博物館の展示をご覧になるには、別途入場券が必要です。なお、博物館の入場券で博物館へ入場されても、現地説明会にはご参加になれます。
問い合わせ：現場事務所 電話 090-8206-8172（当日のみ）
添付資料に地図を掲載しています。
また、当研究所ホームページにも同じ内容を掲載しております。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-gensetsu/1891.html?cat=14
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
京都市埋蔵文化財研究所からの案内が届きました。
お知らせします。
『日ごろは、（公財）京都市埋蔵文化財研究所の事業について御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
当研究所では、寺町旧域において昨年９月より発掘調査をすすめています。
調査では、寺町旧域・妙満寺の本堂とみられる建物基壇跡などが見つかっています。
つきましては、発掘調査の成果発表を下記のとおり、現地で行いますのでお知らせします。
日 時：2016年2月27日（土） 午前10時〜11時30分（説明は10時から）
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します）
集合場所：京都市中京区押小路通河原町西入榎木町450番ほか 京都市役所北側
問い合わせ：現場事務所 電話 090-2064-2199（当日のみ）
添付資料に地図を掲載しています。
また、当研究所ホームページにも同じ内容を掲載しております。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-gensetsu/1891.html?cat=14 （←は前回と同じで間違ってます）
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所』
お知らせします。
『日ごろは、（公財）京都市埋蔵文化財研究所の事業について御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
当研究所では、寺町旧域において昨年９月より発掘調査をすすめています。
調査では、寺町旧域・妙満寺の本堂とみられる建物基壇跡などが見つかっています。
つきましては、発掘調査の成果発表を下記のとおり、現地で行いますのでお知らせします。
日 時：2016年2月27日（土） 午前10時〜11時30分（説明は10時から）
小雨決行（当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します）
集合場所：京都市中京区押小路通河原町西入榎木町450番ほか 京都市役所北側
問い合わせ：現場事務所 電話 090-2064-2199（当日のみ）
添付資料に地図を掲載しています。
また、当研究所ホームページにも同じ内容を掲載しております。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-res-gensetsu/1891.html?cat=14 （←は前回と同じで間違ってます）
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所』
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