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エヴァ ストーリー解題コミュのリツコ発言を検証?

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一方、本物のアダムの細胞(DNA)は2000年に葛城調査隊により採取されており、2004年のアダム計画によりクローン量産および成長促進が図られました。ここから作成されたクローンが、Sample-A01以降のサンプルです。

もちろん、アダム計画の事は、赤木親子は当然知っていますし、アダムのサンプルを輸送した加持も知っていたでしょう。

 

しかしながら、Sample-A01以降のベースとなったDNAを採取したのが、「地下の巨人とは別物の存在である、南極の光の巨人であった」ことを知っているものは誰もいないのです。

 

つまり、赤木親子も加持も、アダム計画のSample-Aシリーズの存在は当然しっていますし、もしかすると、それが南極で採取されたDNAに基づいていることも知っていたかもしれません。

 

しかし、彼らは南極の「光の巨人=地下の巨人」であると考えていたため、サンプルのベースが全く異なる2種類が存在することは知らなかったのです。

 

そのため、

・ナオコは、エヴァ零号機が地下の巨人から作成されたものであることを知っているにも関わらず、光の巨人をアダムと呼び、エヴァをそこから作成したと言いました。

・加持は、ベークライトアダムを見ているにも関わらず、地下の巨人を見て、「セカンドインパクトからその全ての要であり、始まりでもある。アダムだ。」と光の巨人と結びつけました。

これは、光の巨人アダムの残骸が運び込まれたのが地下の巨人であり、そこから採取したDNAから作ったのがベークライトアダムであるという加持の認識によるものです。

 

一方、リツコの発言は、前にもいいましたように、セカンドインパクト〜アダム計画〜E計画のことを意味しています。つまり、

真相は

<アダム計画以前>

リリス(アダムの残骸とナオコは考えていた)→DNA採取によりリリスのクローン・サンプル作成→エヴァ零号機および初号機を作成

<アダム計画以降>

光の巨人アダムの細胞(2000年南極にて採取)→アダム計画(アダムのクローン・サンプル作成。2004年)→エヴァ弐号機以降作成

 

というように、2004年のアダム計画を間に挟んで行われた2種類のエヴァ製造過程にが存在するわけですが、赤木親子や加持にとってはこの二つは同じ製造過程としか考えようがないのです(地下の巨人=光の巨人と考えているため)。

 

さて、ナオコとリツコの発言内容の違いですが、

ナオコ・・光の巨人=アダムであり、そこから造ったのがエヴァ。

リツコ・・光の巨人が消えてしまい、人が復活させたのがアダム。そこから造ったのがエヴァ。

 

これは、

ナオコ発言(2003年)・・エヴァ零号機(初号機)の製造過程を語っている。ただし、地下の巨人をアダムと考えている。また、特に触れていないが、地下の巨人からエヴァを2体作るさいに、ベースとなるクローン・サンプルを2体作ったと思われる。

 

2004年・・アダム計画始まる。

 

リツコ発言(2015年)・・エヴァ弐号機以降の製造過程を語っている。エヴァのベースとなるクローン・サンプル(アダム計画の成果)にも触れている。アダム計画以前のエヴァ(零号機、初号機)には触れていないのは、どのエヴァも同じと考えていたせいか(つまり、リリスの存在を認識せず、地下の巨人は光の巨人の残骸であると、母同様に考えていたため)。

 

両発言が矛盾しているわけではありませんし、それぞれ別の件を指しているわけです。ただし、この両発言に含まれる違いを、彼女達は意識していなかったと思われます。リリスの存在を知らず、地下の巨人を光の巨人の残骸と考えてしまえば、リリスから作ったクローン・サンプルも、アダム計画により作られたクローン・サンプルも、どちらも同じことですからね。





初版 2月9日

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