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舞台企画TAKI-ONコミュのミュージカル『蒼海遊戯』観劇

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パノラマ歓喜団から四半世紀 21世紀になって初めて 慶應の日吉キャンパスで
STEPS Musical Companyの『蒼海遊戯』を観た。

ま、いつも思う事だけれども ミュージカルやオペレッタは生活の苦しみに反比例した楽しみを世間に提供しなければいけないと日々 考えているので会場のエントランスからのコスチュームプレイや演出はなかなか導入としては好感が持てた。

曲もいいし、振付もいい、ただ物語の方向性が1分に一回はあるオヤジギャグに殺されて、本筋に戻るまでに5分程度使うのは効率的に悪いなとも感じた。あと 誰に移入するのが正解なのかが観客にまでギャンブルなので厳しいな、とか 役者の内圧(自分で場を支配する突破力)が欲しいなとか…。

いや 25年前、写真の慶應の並木道で観た あれは『風のオラトリオ』だったか?今でこそ AV界で奇才とまで呼ばれた 二村ヒトシさんの作品を観て 自分達でシュートの機会があれば 迷わずに物語に沿ったアドリブを入れる大学生を見て 感動したものだから、今回の学生の品の良さというか ミュージカルと言う足かせは感じ無くていいのにとか思った。

話は豪華客船モノで南太平洋やらエニーシングゴーズやらタイタニックやらのイメージも無いことも無くも無いのだけれども 日本の教育の賜物だろうと思うがレベルとか階級とか呼ばれる 外国に行くと不愉快に感じる、でも 明らかにある人間の分け方がないので 人間味のバリエーションがプロの作品でも出来ていないのだけれども 出ていないとも感じた。

いい例えかは正直迷うけれども アニメの様に綺麗にデフォルメはされているのだけれども、RENTとかウェストサイド物語に代表されるような 現実に対しての嗅覚や意見を内在しつつもエンターテイメントである方向に慶應の学生が自主的に向かっていけば ブロードウェイとかの舞台の空洞化してしまった部分を経験せずに成長できるのかな?などとね。

ま、師匠の広島先生に紹介された男の子は演技の前に一瞬 次の事を思い出した様な顔をすること以外は実に器用にやっていたのだけれども、一番センセーショナルだったのはキャストの女の子に若い時に精神的にボッコボコにされた人にそっくりな顔をした人と若くして亡くなった後輩に雰囲気の似た人が居たと言うことで 作品とは全く関係ないんだけれども、横浜ちゃみこにその事をお茶でもしながら話そうと思ったら 磁場なのか熱中症なのか 大迷子になってさっさと帰られてしまった…。

これがホントの大航海 なんつッ亭。

 

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